腰痛でお困りなら整体院 三宝

”孤独”に注意!

今回のテーマは「”孤独”に注意!」です。

面倒な人間関係を断舎離して、1人で気ままに生きる選択をする人が増加している現代。

しかし、さまざまな研究から「孤独」は健康によくないことが分かっています。楽だからといって、すべての人間関係を断ち切ってしまうのは、健康面から見るとおすすめできません。

年齢を重ねれば重ねるほど孤独になる傾向は強くなります。

パートナーが亡くなる
家族が遠くに住んで滅多に合わない
外出が困難になって家に閉じ籠る

日本は平均寿命が世界と比べても高いです。
だから色々な要因で孤独になるのも仕方が無い部分もあります。

今回はそんな「孤独が健康に及ぼす影響」について解説していきます。

孤独が人間の健康に及ぼす影響

考え方や捉え方は人それぞれです。
1人だと寂しい・不安と感じる方もいれば、1人でいるとストレスがなく快適に生活できると感じる方もいます。

ただ、注意が必要なのが孤独によるストレスを感じると脳がダメージを受けて肥満や免疫力の低下につながる場合があるということです。

個人的な見解になりますが、年齢と共に筋力が低下したり、骨が変形することは誰にでも起こり得ることです。
でも、これらは筋トレや手術などで正常値に戻す事は十分可能です。

しかし、孤独によって一番問題となるのは「脳の変化」です。

脳は筋肉・内臓・食欲・睡眠などをコントロールしています。
その脳が「孤独」によってダメージを受けることでこれらが正常に働かなくなります。
その結果、

・抑うつの増加
・認知機能低下
・免疫機能低下
・心筋梗塞のリスク増加
・脳卒中のリスク増加
・慢性疲労状態
・自分の体を支えられず寝たきり状態

などのリスクが上昇します。
これらを回避する為には脳に常に刺激を入れることが重要になります。

普段はそんなに難しく感じていないかもしれませんが、実は人と「コミュニケーション」をとることは非常に高難度であり脳に刺激が沢山いく行為なのです。

人の話を聞き、理解し、何と返答するか考え、過去の記憶を呼び起こす・・・などを一瞬で行なっているのです。冷静に考えれば沢山の事を一瞬で行なっている脳って凄いなっ!て思いませんか?

ですから、毎日誰かと会話して社会的なつながりを持つということは、心と身体の健康を維持するために重要なことなのです。

日本人の平均寿命は戦後急速に高まり、世界1位になりました。
ハーバード大学公衆衛生大学院のイチロー・カワチ教授によると、世界一の長寿大国になったのは日本人特有の「社会的なつながりの文化」の影響が大きかったと述べています。

古くから「向こう三軒両隣」という言葉があるように、日本人は地域のつながりを大切にしてきました。今でも「おせっかい」といわれるような、関わり合いの文化が根付いています。ただそれも近年では薄れてきているように感じますが・・・。

お歳暮やお中元、年賀状など……面倒に思えるような日本の古い慣習が今なお残っています。
これらは、一見無駄な事に感じる方もいると思いますが、無駄なことではないのかもしれません。

親戚づきあいや町内会など、形式的に見えるようなイベントでも社会的なつながりを強くしてくれます。
社会的なつながりが「肥満予防」「免疫力アップ」に効果的と考えるなら、続けてみる価値はあるかもしれません。

人との付き合いを断舎離し、1人気ままな生き方を選択する人が増えています。
1人で生きるのは確かに楽ですが、健康のことを考えると社会的なつながりを持つことは重要です。

ただし、たくさんの人とつながればいいというわけではありません。よくない人間関係や風習、しきたりなどは適度に切り離しながら、心地よい人間関係を築いていけるとよいですね。

人付き合いは、ときに面倒なことも多々起こります。
しかし、日本人は古くから社会的なつながりを大切にすることで、心と身体の健康を保ってきました。

大切なのは人とのつながりを忘れないこと。
先祖がいたからこそ私たちが誕生し、私たちの行動が未来の世の中を作っていくのです。

インターネットによる便利でグローバルなつながりと、日本に古くから根付くご近所とのつながり。どちらも私たちを孤独から救い、健康と幸せを高める力があると考えられます。

さまざまな研究から、社会的な孤立は健康に悪影響があることが分かっています。
人とのつながりは肥満予防や免疫力の向上に役立ち、私たちの健康を向上させてくれる効果があります。


人付き合いが苦手な人は、心地よい人間関係だけでも保ってみてはいかがでしょうか。

ストレスになるような人間関係や、よくない慣習を無理に維持する必要はありません
少しでもいいので心地よいと感じる人間関係を持ち、人とのつながりを感じながら健やかな心と身体を保ってみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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ポリフェノールって体に良いの?

今回のテーマは「ポリフェノールって体に良いの?」です。

突然ですが、あなたはポリフェノールについて家族や友人に効果効能などを説明できますか?

恐らく2割程度の方しかできないと思います。

知人が健康に良いと言っていた・・・
TVで健康に良いと言っていた・・・
雑誌に健康に良いと書いてあった・・・

名前はよく聞くけど、ただ体に良いらしいよくらいの知識だけで、何が良いのか?などの詳細はそこまで知らない・・・。
そんな感じだと思います。

でも安心してください!

結論を先に言うと、ポリフェノールは体に良いんです!

では、何が良いのか?
種類や摂取目安、摂り方について解説していきますので、しっかり理解して家族や友人に教えてあげてください。

ポリフェノールって何?

ポリフェノールは植物が光合成によって生成する抗酸化物質のことです。紫外線や乾燥、害虫、塩分、周囲に生息する菌などのストレスから身を守るために生成されます。

ほとんど全ての植物に含まれていて、植物の色や苦味の元になっています。ポリフェノールのもつ抗酸化作用は人間にも有用で、人間の体内で生成される「活性酸素」を取り除いてくれます。

活性酸素は免疫機能の低下や老化を引き起こします。そのほか、動脈硬化の原因となったり、ガンなどの疾患を招いたりする可能性があることも報告されています。

また、皮膚の脂質を酸化させてシミやシワの原因を作ることもあり、いわば健康や美容の大敵といえる物質です。

ポリフェノールにはこれらの活性酸素の悪影響を防ぐことが期待できるので、ポリフェノールを豊富に含む食品や飲み物を摂ることは健康や美容に良いといえます。

人類全員が避けて通れない老化

シミ、シワ、白髪などはハッキリと表に出てくるので、「年を取った」と思い知らされて嫌になりますよね。

そんな老化現象に抗うため、化粧で覆ったり、黒染めしたり、化粧水をしたりと毎日一生懸命行なう。
このように対策を講じるのは良い事だと思います。

ただし、注意点があります。
主に体の外側からこういった対症療法を行っても体内にある活性酸素が増えると、シミ、シワ、白髪などは対策を講じても、講じても一瞬で元通り、あるいは更に悪化してしまいます。

ですから、活性酸素対策を行なって体の内側から変えていく必要性があるということですね。

その他効果が期待できるもの

・更年期症状の改善
・血圧や血糖値の正常化
・殺菌作用

ポリフェノールの種類

一言でポリフェノールと言っても、実はポリフェノールは約8000種類あると言われています。

今から8000種類全てをここで説明することはできませんので、代表的なポリフェノールを挙げていきます。

・お茶に含まれているカテキン
・大豆に含まれているイソフラボン
・ブルーベリーに含まれているアントシアニン
・チョコレートに含まれているカカオ
・蕎麦に含まれているルチン

この辺りは、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

意外と身近にポリフェノールがあると思いませんでした?もしかしたら「私は意図せずポリフェノール毎日摂れています!」なんて方もいるかも知れません。

ポリフェノールの摂取目安や摂り方のコツ

意外にも我々日本人の生活の中にポリフェノールがあることが判明しました。
ポリフェノールに関しては1日に推奨される目安摂取量はありません。

私は割とポリフェノールを1日の中で摂っていそうなので問題ないな!と、思ったあなた!!

だから、一度に大量摂取しても2~3時間後にはほとんど体内から消えてしまっている事になります。

だから、摂り方のコツとしては、毎日数回に分けてこまめに取り入れるようにする!これが何よりも重要です。

ポリフェノールを体内に効率よく取り入れる際に注意点があります。

それは、ポリフェノールを摂る際は牛乳と一緒に飲まないようにしてください。牛乳と一緒に摂取すると吸収が阻害されてしまいます。

せっかく、意識的にポリフェノールを摂取しているのに同時・もしくは直後に牛乳を飲むと、吸収が阻害されてしまうので、体内の活性酸素が増えることになります。

一方で、ビタミンCはポリフェノールの吸収を高めてくれる成分なので、一緒に摂取するのをお勧めします。

ポリフェノールは健康や美容の両方に良い効果をもたらします。以外にもポリフェノールは日本人の食卓の身近にあります。

沢山摂れば効果が倍増!という訳にはいきません。ポリフェノールを適切量摂っても、大量に摂っても効果は同じです。
逆に大量に摂った方が胃腸への負担がかかる可能性があります。

ですから、ポリフェノールは数回に分けて摂り、1日の中で満遍なく体内にポリフェノールがある状態を作ることで、活性酸素を少なくする事が可能になります。

その結果、動脈硬化やガン、関節痛、シミ、シワなどを防ぐことが可能になります。

もし、普段からポリフェノールを割と摂っているよ!という方は、1日で満遍なく摂る、数カ月~数十年と継続的に摂る事を意識して生活してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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○○っぱなしで死亡リスクUP

今回のテーマは「○○っぱなしで死亡リスクUP」です。

あなたはタイトルの 「○○っぱなしで死亡リスクUP」 って何のことか分かりましたか?

もし、分かったのであれば普段から健康意識が高く、感も鋭く、自身でも勉強されている素晴らしい方ですね!!

では、正解をお伝えします・・・

「座りっぱなしで死亡リスクUP」でした。

ここ3年は新型コロナウイルスの影響で自粛期間が長くありました。

そのため、働き方なども大きく変わり、出勤する必要性が無くなって、家から外出することなくお仕事をなさっている方もいると思います。

こんな環境の変化があった世の中で、増加してしまったある良くないことがあります。

それは、外出を自粛していた事により自宅で座っている時間が非常に長くなったという事です。
実は座りっぱなしは立っているよりも、座っている方が非常に大きなストレスを体に与えます。

今回はそんな座りっぱなしの死亡リスクについて解説していきます。

また、リモートワークで無くても、普段から仕事でやむを得ず座りっぱなしになってしまう。そんな方への簡単な対処法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

座りっぱなしは死亡リスクが上昇する

ある研究によると、座る時間が2時間長くなると死亡リスクが15%上昇すると発表されています。

この研究は日本人6万人を7.7年間観察した研究で日本人にとって参考になるデータといえます。

更にこの研究結果で個人的に非常に衝撃を受けた部分があります。

それは、死亡リスクの上昇は余暇の運動量を増やしても抑制されない

これ、本当に驚きでした。

これはどういうことか?
例えば平日は仕事で1日中座っているとします。普段座りっぱなしで体に負担掛けてるし、運動不足だし、週末の土日は健康のために運動をしよう!と考えて実行する。

一見、非常に良い事をしているように思えます。

しかし!!

運動自体は健康を維持する為に非常に重要ですし、何歳になってもぜひ実施するべき事なのですが、平日に長時間座っている人の体には大きなストレスが掛かっているため死亡リスクが上昇します。

それを解消しようとして、週末に運動をしても死亡リスクの上昇自体は解消できない!ということなのです。

座りっぱなしが良くない理由

座りっぱなしは何故駄目なのか?

それは、

・元々人間の体は長時間座るようには作られておらず、歩いたり走ったりするのに適した体の構造になっている
 だから、長時間座っていると関節や筋肉に非常に大きなストレスを与えてしまう

・長時間座ることで、お腹や鼡径部、太ももなどにある大きな血管が圧迫されて血流が悪くなる。
 更に筋肉を使うことが殆ど無いので更に血流が悪化する。

座りっぱなしが体に及ぼす影響

座りっぱなしによる体への影響を調べているのは日本だけではありません。
世界的にも以前から注目を浴びていました。
様々な機関が調査したデータを一部紹介します。

・1日9時間以上座りっぱなしの成人は7時間未満の人と比べて糖尿病リスクが2.5倍アップ(2018年・明治安田厚生事業団体力医学研究所の調査)

・1日11時間以上座る人は、4時間未満の人と比べて、死亡リスクが40%もアップ(2021年シドニー大学の研究)

・座り過ぎによる死亡が世界で200万人以上に登る死因になっている(2011年WHO)

デスクワークの座りっぱなし対処法

中には座りっぱなしは健康によくないと分かっていても、仕事の都合でやむを得ず座りっぱなしになってしまうという人もいると思います。
そんなデスクワークの人でも工夫すれば死亡リスクを下げられます。

そのたった一つの方法とは・・・・?

30分に1回は立つ

もうこれが全てです。
全然特別な事では無いですよね?

でも、この当たり前の事が仕事や趣味に集中すると出来ていないんです。それによって、死亡リスクが上がってしまうのに・・・

逆に言うと、これさえ気を付ければ腰痛になったり、死亡リスクを抑えることが可能なんです。

恐らく仕事中や趣味中の30分ってあっという間だと思います。

気がついたら、1~2時間経っていた・・。なんてこともザラだと思います。でも、これでは死亡リスクは抑えられません。

だから、お勧めの方法をお伝えします。

30分が経過したら強制的に気づかされるようにタイマーを近くに置いて下さい。

そして、どんなに切りが悪くても30分経ったら立ってください。

脳科学的には人間が最高に集中して作業できるのは15分が限界と言われています。
やや集中状態で作業できるのは30分が限界と言われています。

だから、脳科学的にも身体構造的にも30分で立つというのは理にかなっています。

職場の場合は難しいかもしれませんが、
自宅で仕事をされているのであれば、思い切って立って仕事が出来るスタンディングデスクに変えてしまうこともおすすめです。

既にデスクを購入してしまった人は、机の上に台を乗せる卓上スタンディングデスクを取り入れることもおすすめです。検討してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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新年のご挨拶

新年の挨拶・日の出

新年あけましておめでとうございます!


旧年中はご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。
2024年も皆様にとって当たり前のことが当たり前のように出来る身体作りのお手伝いを全力でさせて頂きます。

現状に満足せず日々学びを続け皆様に還元出来るよう努めて参りますので、
本年も整体院三宝をお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

当院は2024年1月5日(金)から通常通り営業致しております。
ご予約希望・ご質問などございましたら、LINE・お問い合わせフォーム・電話いずれかでご連絡ください。

半年以上の痛み・不調退治の専門家
整体院三宝 -SANPOU-
阪急塚口駅から徒歩3分

年末年始営業時間のお知らせ

休診日のお知らせ

年末年始営業時間のお知らせ

日頃より当院をご利用頂き誠にありがとうございます。
誠にかってながら、下記の年末年始期間を休診とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。

12月31(日)~1月4日(木)

2024年1月5日(金)から通常営業となります。

2024年も整体院三宝は皆さまが充実した毎日を過ごせるように全力でサポート致します。

整体院三宝

今のままでは脳が縮む?!

脳

今回のテーマは「今のままでは脳が縮む?!」です。

あなたは、健康や美容の為に定期的な運動を行なっていますか?

やらないといけないとは思っているけど、忙しい・運動苦手・キッカケがないなどの理由で実施していなかったり、運動量が不足している人が多いかも知れません。

運動は体の状態に応じて実施することで健康や体型を保つことが可能ですし、脳や認知機能を高める働きも期待できます。

アメリカの研究によると、運動習慣が無い人は脳が萎縮(縮む)しやすいということが分かっています。

もしあなたが、
「最近物忘れが酷くなってきた」
「新しい出来事を覚えるのが苦手になった」
「最近コミュニケーションをとるのがスムーズに出来ない」


などの症状があるのであれば、脳が萎縮してきている可能性がありますので要注意です。

今回はそんな脳の萎縮と運動との関連性について解説していきます。

脳萎縮と運動不足の関係

アメリカで20年間に及ぶ追跡調査によると、体力が無い人は脳萎縮が加速しやすいことが判明しました。

一般的には30歳代くらいから少しずつ脳の萎縮が始まり、65歳くらいになるとMRIなどの画像的にも明らかな萎縮があることが分かるようになります。

脳の重さは成人男性で1300~1400グラム、成人女性で1200~1300g程度です。
90歳になると60歳の脳よりも5~7%程度軽くなると言われていますので、その位萎縮しているという事になります。

萎縮の速さは程度や個人差によるところが大きく、脳の部位によっても差が見られます。

特に前頭葉や側頭葉は、加齢に伴う萎縮が目立つ部分であると言われています。
前頭葉や側頭葉が萎縮すると、物忘れが酷くなったり、直近の記憶が思い出せなくなったり、言葉が出てこないなどの症状が出やすくなります。

では、そんな脳萎縮と運動がどう関係するのか?

運動をして心拍数が上がると全身の血流が上がります。全身の血流が上がるという事は脳への血流も増えます。

更に記憶を司る「海馬」という部分に血流がしっかりと行くことで記憶力が上昇するというデータもあります。

運動することでBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が沢山分泌されます。

神経と神経はシナプスと言う物質で繋がっており、その間のやり取りは神経伝達物質が行います。
このシナプスが脆弱だと脳からの指令が体に上手く伝わりにくくなるので、記憶や運動などに問題が生じます。

そんな際に、BDNF(脳由来神経栄養因子)が沢山あると、BDNFがシナプスを大きくし、新しい枝を出してシナプスを増やす働きが期待できます。

BDNFは特に有酸素運動によって飛躍的に増加することが分かっています。
有酸素運動を中心とした運動を行なう事で、脳細胞のの働きをよくする物質がどんどん増えていくということです。

更に運動をすることで記憶力を高める「エンドカンナビノイド」という物質も増えます。
エンドカンナビノイドは脳内麻薬ともいわれる物質で、幸福度を上げる作用や海馬(記憶を一時的に保存しておく場所)に作用して記憶力を高める作用があります。

脳には血液脳関門という部位があり、脳に有害物質が入っていかないようなストッパーの働きが有ります。

そのため多くの細菌やタンパク質は脳を通過できません。しかし、エンドカンナビノイドは血液脳関門を通り抜けるため脳に入り込んで作用します。

そのため、運動することで脳萎縮を食い止めるだけでなく現在の記憶力向上にもつながるのです。

年齢を重ねるとすべての臓器が老化していきます。
脳が萎縮するのも当然と言えば当然です。
ですから、若い頃と同じように脳機能が働かないことを嘆き続けるのではなく、ある程度は受け入れる必要があります。

ただし、若いうちから運動習慣を取り入れることで脳萎縮のスピードをゆるめることは可能です。

現代は望もうが望まなかろうが、人生100年時代です。最期まで自分らしく生きるためには運動がとても有効です。

運動は脳萎縮を食い止めるだけでなく、今現在の身体機能や脳機能を高める働きがあります。

目の前の忙しさを言い訳にせず、少しずつでも今日から運動を取り入れてみてはどうでしょうか?

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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腰椎分離症・すべり症に関しての解説

施術風景

腰椎分離症・すべり症とは?

疑問

腰椎分離症は腰椎に圧力がかかり骨折することにより生じます。
背骨の一部である腰椎は第1から第5腰椎までの5つの椎骨によって構成されています。この椎骨の前方部分を椎体後方の部分を椎弓といいます。

椎弓の一部は衝撃に弱く、ジャンプや腰をねじるなどの激しい運動の繰り返しでひびが入り、さらに圧力が加わることで疲労骨折を起こすことがあります。これが腰椎分離症です。

好発年齢は10代のスポーツ選手に多いです。スポーツ選手の約30~40%が腰椎分離症であるともいわれています。

ただし、腰椎分離症であっても全ての人に痛みやしびれなどの症状が出る訳ではありません。その当時は無症状で40代50代など年齢を重ねてからその影響を受ける方もいます。

分離すべり症とは、腰椎分離症などの骨の分離が引き金となり腰椎が前方や後方にずれる病気です。これにより神経が圧迫され腰痛が引き起こされます。腰椎分離症は突然発症するという訳ではなく、腰椎分離症を発症し、それが進行して分離すべり症になるのが一般的です。

症状

チェックリスト

腰椎分離症・すべり症になると様々な症状を呈します。

  • 腰痛
  • お尻~ふとももにかけての痛みやしびれ
  • 腰を後に反らすと痛む
  • 筋力低下
  • 感覚異常
  • 排便、排尿障害

一般的な原因

チェック

一般的に腰椎分離症・すべり症の原因として言われているのが、

  • 加齢
  • 労働環境
  • 交通事故やコンタクトスポーツなどの強い衝撃
  • 若年期のスポーツ活動で体を捻る動作を頻繁に行う

これらが原因となり、腰痛やしびれ症状などが生じると考えられています。

検査法

腰椎分離症・すべり症であるかを判断する為の検査としてはレントゲン・MRI・CT・神経根ブロックが主となります。

一般的な治療・対処法

マッサージ


検査で腰椎分離症・すべり症と診断されて治療が必要となった場合、このような対応が一般的です。

  • 痛み止め
  • 神経ブロック注射
  • 湿布
  • 牽引治療
  • マッサージ
  • 電気治療
  • 温熱治療
  • 装具固定
  • 運動療法
  • 手術

腰椎分離症は基本的に保存療法で経過を見るのが一般的です。ただし、骨折の程度が酷い場合や腰椎(腰骨)が前方に滑る分離すべり症を併発している場合は保存療法だけで完全治癒に至る事はありません。こういっ場合は手術療法を検討します

手術は「脊椎固定術」「腰椎後方除圧術」の2種類があります。

脊椎固定術
椎骨(腰骨)を安定させるために脊椎(背骨)をプレート、スクリュー、ロッド、スペーサーといった医療器具を使って固定する方法

腰椎後方除圧術
神経を圧迫している椎弓(腰骨)の後方部分や靭帯や関節の突起の一部を取り除く手術

当院での治療の考え方

施術風景

当院での腰椎分離症・すべり症に対する治療の考え方をお伝えします。

簡単に言うと、腰椎分離症・すべり症の原因は「筋肉の問題」です。
筋肉が正常であれば痛みやしびれは生じませんが、筋肉の状態が悪くなることで痛みやしびれが生じます。
その筋肉の問題を神経整体(小波津式神経筋無痛療法)で施術することで改善させ、お悩みを改善へと導いていきます。

これが当院の治療の考え方ではありますが、これだけでは中々理解出来ないと思いますのでもう少し詳しく解説していきますね!

理想的な筋肉の状態とは?
・ガチガチに凝り固まっていない
・動かしても痛みが出ない
・しっかり力が入る
・筋肉を使っていない時はフワフワで柔らかい
・血流が沢山流れている
・いつまでも若々しく動ける

まるで赤ちゃんのような「もちもちで、ふわふわ」そんな柔らかい状態が理想です。
肩こり、頭痛、膝痛など、どのような症状であっても症状が出ている方は筋肉の状態が悪いです。

痛みやしびれがある方の筋肉を触ってみてください!
ほぼすべての方の筋肉がカッチカチに固くなっているはずです。
反対にフニャフニャで全く力が入っていない筋肉もあるはずです。

運動中や重い物を運んだりする動作中は筋肉が固くなるのは正常です。
しかし、座っているだけなのに、寝ているだけなのに、立っているだけなのに筋肉がカッチカチになっている。活動中、食事中、寝ている時など常に筋肉がカッチカチになっていませんか?これは自分では脱力が出来なくなってしまっている状態なのです。

反対に運動を定期的にしたり、重い物を運んだりする機会が頻繁にあって筋肉がしっかりと支えなければいけないのにも関わらず、筋肉に力が入らずフニャフニャの状態なので「力が入らない」「疲れやすい」などになっていませんか?

上記2つに共通するのは、脳から筋肉への神経伝達が正常に伝わっていない!ということです。だから、筋肉を緩めたり筋肉に力を入れることが状況に応じて出来なくなってしまっているのです。

このように必要な時に筋肉が力を発揮して体を支えたり、筋肉を緩めてリラックスさせたいのに出来ない状態が続く事で、一部の筋肉や関節に過剰に負担がかかります。
そうすると、血液やリンパの流れが悪くなるので痛みやしびれが生じているのです。
更に関節は血液やリンパの流れが悪いので栄養が来ず、関節が変形していく原因にもなってしまいます。

ではここで問題です!

なぜ、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになってしまうのか?

ここは非常に重要です。

これを知らない方が、筋肉がカッチカチになっているからマッサージをして緩めよう!と考えたり、筋肉が無いからだ!と筋トレを一生懸命頑張ろうと考えます。

これらを行なうのは決して悪い事ではありません。
久しぶりに運動して全身筋肉痛でカッチカチになってしまった!とか、運動中や仕事中にもっと力が付けばもっと良いパフォーマンスや効率が上がるのに!などの状況の方とは相性バッチリだと思います。

しかし!!!

腰椎分離症・すべり症による半年以上の痛み・しびれがある方は話が違ってきます。

このような症状がある方は根本原因である「脳の認識エラー」を変えなければいけないのです。

ここで先程の問題の答えに辿り着くのですが、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになるように命令を出しているのはどこだと思いますか?

実は・・・それは「脳」なのです。

過去の怪我や生活習慣により脳がカッチカチの状態やフニャフニャの状態が正常であると認識してしまっているのです。

ですから、湿布や飲み薬、温熱・電気治療、マッサージやストレッチなどでは根本改善には至らないのです。

今までにこんなことありませんでしたか?
整形外科や整体、接骨院などで治療をして貰ってその時は良くなった気がしたけど、直ぐに元に戻ってしまった・・・。これなんでだと思います?

脳の認識が間違っていることで症状が出ているので、本来は根本原因である「脳の認識エラー」を改善しないといけません。しかし、筋肉を一生懸命何度緩めても根本原因が変わることはありません。だから直ぐに戻ってしまうのです。

当院の神経整体は「脳の認識エラー」を神経を介して脳に刺激を送り、正しい認識に書き換えます!神経への刺激なので、非常にソフトな施術なので赤ちゃんやお年寄りの方でも安全に受けられますし、短時間で体の変化を感じることができるので、ビックリされる方が多いですね。

比較的症状が軽い状態であれば、筋肉を緩めるだけでも改善する可能性はあります。

もし、そのような治療は既に過去に行ってきたよ!だけど、どこに行っても中々改善せず、気づけば半年以上経過してしまった・・・。

もうそろそろ、体も心も限界かも?!
だから早く、何とか改善したい!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。

注意点

注意

症状の出かたによっては、保存治療や整体・鍼灸などでは改善が出来ないケースがあります。もし、下記の様な症状があるのであれば至急医師による診察を受けてください。

  • 運動麻痺や感覚麻痺(力が全く入らない。肌を触れても触れてる感覚が何もない)
  • 膀胱直腸障害(排尿困難、残尿感、排尿の勢い低下、頻尿、失禁、夜尿、突然の強い尿意、便意が無い、便失禁)
  • 歩行困難

このような症状が出る場合は早急に手術などの外科的治療が必要な可能性があります。


腰椎分離症・すべり症は症状が進行すると手術すらもできなくなる場合もあります。遅くなればなるほど、改善が難しくなりますので早めの行動をお勧めします。

ぎっくり腰に関しての解説

施術風景

ぎっくり腰とは?

疑問

ぎっくり腰とは急に起こる腰の激しい痛みの総称で、正式には「急性腰痛症」といいます。
耐えがたく鋭い痛みで突然身動きが取れなくなることから、別名で「魔女の一撃」とも呼ばれています。

症状

チェックリスト

ぎっくり腰になると様々な症状を呈します。

  • 腰周囲の突然の激しい痛み
  • 身動きが取れない
  • 呼吸をするのも辛い
  • 腰だけでなく首、背中、足などを動かしても痛みが生じる

一般的な原因

チェック

一般的にぎっくり腰の原因として言われているのが、

  • 筋肉、関節、靭帯などの炎症
  • 重たい物を持つなど腰に大きな負担を掛ける
  • 顔を洗う、中腰になる、背筋を伸ばそうとする時など些細な動作の動き始め
  • 長時間同じ姿勢を保つ(座る、立つ、しゃがむ)

これらが原因となり、動く事が困難であったり、呼吸することも辛いなどのぎっくり腰症状を呈していると考えられています。

検査法

検査

ぎっくり腰であるかを判断する為の検査法としては、レントゲン・MRIなどを行ない判断します。画像上、問題がなければ「急性腰痛症(ぎっくり腰)」と診断されます。

一般的な治療・対処法

マッサージ

検査でぎっくり腰と診断されて治療が必要となった場合にはこのような治療・対処が一般的です。

  • 痛み止め
  • 神経ブロック注射
  • 湿布
  • マッサージ
  • 電気治療
  • 温熱治療
  • 装具固定

軽度のぎっくり腰であれば、痛みはあるものの日常生活動作などはある程度可能です。
そして、動かしている間に症状が徐々に緩和していき、1週間程度で元の状態に戻るケースが多いです。

しかし、重度のぎっくり腰の場合はその場から動く事すら困難であり、日常生活や仕事にも大きな支障を及ぼします。また、非常に強い痛みなので痛みに対する恐怖心のため、体を動かさないように縮こまる傾向にあります。その結果、回復スピードが低下してしまい、元の状態に戻るのに1ヶ月程度かかります。

当院での治療の考え方

施術風景

当院でのぎっくり腰に対する治療の考え方をお伝えします。

簡単に言うと、ぎっくり腰の原因は「筋肉の問題」です。
筋肉が正常であれば痛みやしびれは生じませんが、筋肉の状態が悪くなることで痛みやしびれが生じます。
その筋肉の問題を神経整体(小波津式神経筋無痛療法)で施術することで改善させ、お悩みを改善へと導いていきます。

これが当院の治療の考え方ではありますが、これだけでは中々理解出来ないと思いますのでもう少し詳しく解説していきますね!

理想的な筋肉の状態とは?
・ガチガチに凝り固まっていない
・動かしても痛みが出ない
・しっかり力が入る
・筋肉を使っていない時はフワフワで柔らかい
・血流が沢山流れている
・いつまでも若々しく動ける

まるで赤ちゃんのような「もちもちで、ふわふわ」そんな柔らかい状態が理想です。
腰椎椎間板ヘルニアに限らず、肩こり、頭痛、膝痛などの症状が出ている方は筋肉の状態が悪いです。

痛みやしびれがある方の筋肉を触ってみてください!
ほぼすべての方の筋肉がカッチカチに固くなっているはずです。
反対にフニャフニャで全く力が入っていない筋肉もあるはずです。

運動中や重い物を運んだりする動作中は筋肉が固くなるのは正常です。
しかし、座っているだけなのに、寝ているだけなのに、立っているだけなのに筋肉がカッチカチになっている。活動中、食事中、寝ている時など常に筋肉がカッチカチになっていませんか?これは自分では脱力が出来なくなってしまっている状態なのです。

反対に運動を定期的にしたり、重い物を運んだりする機会が頻繁にあって筋肉がしっかりと支えなければいけないのにも関わらず、筋肉に力が入らずフニャフニャの状態なので「力が入らない」「疲れやすい」などになっていませんか?

上記2つに共通するのは、脳から筋肉への神経伝達が正常に伝わっていない!ということです。だから、筋肉を緩めたり筋肉に力を入れることが状況に応じて出来なくなってしまっているのです。

このように必要な時に筋肉が力を発揮して体を支えたり、筋肉を緩めてリラックスさせたいのに出来ない状態が続く事で、一部の筋肉や関節に過剰に負担がかかります。
そうすると、血液やリンパの流れが悪くなるので痛みやしびれが生じているのです。
更に関節は血液やリンパの流れが悪いので栄養が来ず、関節が変形していく原因にもなってしまいます。

ではここで問題です!

なぜ、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになってしまうのか?

ここは非常に重要です。

これを知らない方が、筋肉がカッチカチになっているからマッサージをして緩めよう!と考えたり、筋肉が無いからだ!と筋トレを一生懸命頑張ろうと考えます。

これらを行なうのは決して悪い事ではありません。
久しぶりに運動して全身筋肉痛でカッチカチになってしまった!とか、運動中や仕事中にもっと力が付けばもっと良いパフォーマンスや効率が上がるのに!などの状況の方とは相性バッチリだと思います。

しかし!!!

ぎっくり腰による痛みやぎっくり腰を何度も繰り返す方は話が違ってきます。

このような症状がある方は根本原因である「脳の認識エラー」を変えなければいけないのです。

ここで先程の問題の答えに辿り着くのですが、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになるように命令を出しているのはどこだと思いますか?

実は・・・それは「脳」なのです。

過去の怪我や生活習慣により脳がカッチカチの状態やフニャフニャの状態が正常であると認識してしまっているのです。

ですから、湿布や飲み薬、温熱・電気治療、マッサージやストレッチなどでは根本改善には至らないのです。

今までにこんなことありませんでしたか?
整形外科や整体、接骨院などで治療をして貰ってその時は良くなった気がしたけど、直ぐに元に戻ってしまった・・・。これなんでだと思います?

脳の認識が間違っていることで症状が出ているので、本来は根本原因である「脳の認識エラー」を改善しないといけません。しかし、筋肉を一生懸命何度緩めても根本原因が変わることはありません。だから直ぐに戻ってしまうのです。

当院の神経整体は「脳の認識エラー」を神経を介して脳に刺激を送り、正しい認識に書き換えます!神経への刺激なので、非常にソフトな施術なので赤ちゃんやお年寄りの方でも安全に受けられますし、短時間で体の変化を感じることができるので、ビックリされる方が多いですね。

比較的軽症なぎっくり腰であれば、筋肉を緩めるだけでも改善する可能性はあります。

もし、そのような治療は既に過去に行ってきたよ!だけど、どこに行っても中々ぎっくり腰癖が改善せず、気づけば半年以上経過してしまった・・・。

もうそろそろ、体も心も限界かも?!
だから早く、何とか改善したい!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。

注意点

注意

症状の出かたによっては、保存治療や整体・鍼灸などでは改善が出来ないケースがあります。もし、下記の様な症状があるのであれば至急医師による診察を受けてください。

  • 運動麻痺や感覚麻痺(力が全く入らない。肌を触れても触れてる感覚が何もない)
  • 膀胱直腸障害(排尿困難、残尿感、排尿の勢い低下、頻尿、失禁、夜尿、突然の強い尿意、便意が無い、便失禁)
  • 歩行困難

このような症状が出る場合はぎっくり腰では無く別の疾患の可能性が高く、早急に手術などの外科的治療が必要な場合があります。ぎっくり腰自体は時間と共に痛みは改善していきますが、ぎっくり腰が腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの別の疾患の原因になってしまいます。

遅くなればなるほど、改善が難しくなったり、複雑になりますので早めの対応をお勧めします。

産後の腰痛に関しての解説

施術風景

産後の腰痛とは?

疑問

産後の腰痛とは?
これは説明するまでもないですよね・・・。
産後に起こる腰痛です。

実は子育てのお母さんは69%に腰痛があると言われています。特に0歳児のお母さんでは75%にのぼります。
出産年齢に関係なく腰痛に悩んでいるお母さんが方が実は多いんです。

傾向としては1人目出産時に特に症状も無く身体のケアをされていなかった方や、症状はあったけども身体のケアに行く余裕が無く、我慢している内に症状が収まったという方が、2人目~3人目と出産時に腰痛が出現したり、前よりも酷い腰痛が生じる傾向にあります。

症状

チェックリスト

産後の腰痛になると様々な時に症状を呈します。

  • 授乳時の痛み
  • 抱っこ時の痛み
  • 朝起きた時の痛み
  • 寝返り時の痛み
  • オムツ替え時の痛み

一般的な原因

チェック
  • ホルモンの影響
  • 筋力低下
  • 疲労
  • 睡眠不足
  • 妊娠、出産による姿勢の変化

これらが原因となり、産後の腰痛症状が生じると考えられています。

検査法

検査

産後の腰痛で病院を受診した場合の検査法としては、レントゲン・CT・MRIなどを行ないます。
それらの検査を行なっても、画像上特に問題が検出されなければ、産後の腰痛だと診断されます。

一般的な治療・対処法

マッサージ
  • 骨盤矯正
  • 痛み止め
  • 湿布
  • 装具固定(骨盤ベルトや腰痛ベルト)
  • マッサージ
  • 電気治療
  • 温熱治療
  • 運動療法

産後の腰痛の殆どは、レントゲンやMRI、CTなどを撮影しても問題は検出されません。


多少問題があったとしても、殆どの場合「産後はこんなもんですから。そのうち楽になりますから経過観察しましょう」と言われる方が多いのが日本の現状です。

腰痛の程度がそんなに酷くない場合や、1人目出産時であれば上記に挙げたような保存療法を中心としたケアで改善が望めます。

しかし、症状が酷い場合や2人目以降出産時の腰痛の場合は保存療法だけでは改善が難しい傾向にあります。

当院での治療の考え方

施術風景

当院での産後の腰痛に対する治療の考え方をお伝えします。

簡単に言うと、産後の腰痛の原因は「筋肉の問題」です。
筋肉が正常であれば痛みやしびれは生じませんが、筋肉の状態が悪くなることで痛みやしびれが生じます。

その筋肉の問題を神経整体(小波津式神経筋無痛療法)で施術することで改善させ、お悩みを改善へと導いていきます。

これが当院の治療の考え方ではありますが、これだけでは中々理解出来ないと思いますのでもう少し詳しく解説していきますね!

理想的な筋肉の状態とは?
・ガチガチに凝り固まっていない
・動かしても痛みが出ない
・しっかり力が入る
・筋肉を使っていない時はフワフワで柔らかい
・血流が沢山流れている
・いつまでも若々しく動ける

まるで赤ちゃんのような「もちもちで、ふわふわ」そんな柔らかい状態が理想です。
肩こり、頭痛、膝痛など、どのような症状であっても症状が出ている方は筋肉の状態が悪いです。

痛みやしびれがある方の筋肉を触ってみてください!
ほぼすべての方の筋肉がカッチカチに固くなっているはずです。
反対にフニャフニャで全く力が入っていない筋肉もあるはずです。

運動中や重い物を運んだりする動作中は筋肉が固くなるのは正常です。
しかし、座っているだけなのに、寝ているだけなのに、立っているだけなのに筋肉がカッチカチになっている。活動中、食事中、寝ている時など常に筋肉がカッチカチになっていませんか?これは自分では脱力が出来なくなってしまっている状態なのです。

反対に運動を定期的にしたり、重い物を運んだりする機会が頻繁にあって筋肉がしっかりと支えなければいけないのにも関わらず、筋肉に力が入らずフニャフニャの状態なので「力が入らない」「疲れやすい」などになっていませんか?

上記2つに共通するのは、脳から筋肉への神経伝達が正常に伝わっていない!ということです。だから、筋肉を緩めたり筋肉に力を入れることが状況に応じて出来なくなってしまっているのです。

このように必要な時に筋肉が力を発揮して体を支えたり、筋肉を緩めてリラックスさせたいのに出来ない状態が続く事で、一部の筋肉や関節に過剰に負担がかかります。

そうすると、血液やリンパの流れが悪くなるので痛みやしびれが生じているのです。
更に関節は血液やリンパの流れが悪いので栄養が来ず、関節が変形していく原因にもなってしまいます。

ではここで問題です!

なぜ、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになってしまうのか?

ここは非常に重要です。

これを知らない方が、筋肉がカッチカチになっているからマッサージをして緩めよう!と考えたり、筋肉が無いからだ!と筋トレを一生懸命頑張ろうと考えます。

これらを行なうのは決して悪い事ではありません。
久しぶりに運動して全身筋肉痛でカッチカチになってしまった!とか、運動中や仕事中にもっと力が付けばもっと良いパフォーマンスや効率が上がるのに!などの状況の方とは相性バッチリだと思います。

しかし!!!

産後の腰痛による半年以上の痛み・しびれがある方は話が違ってきます。

このような症状がある方は根本原因である「脳の認識エラー」を変えなければいけないのです。

ここで先程の問題の答えに辿り着くのですが、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになるように命令を出しているのはどこだと思いますか?

実は・・・それは「脳」なのです。

過去の怪我や生活習慣により脳がカッチカチの状態やフニャフニャの状態が正常であると認識してしまっているのです。

ですから、骨盤矯正のみ、湿布や飲み薬、温熱・電気治療、マッサージやストレッチなどでは根本改善には至らないのです。

今までにこんなことありませんでしたか?
整形外科や整体、接骨院などで治療をして貰ってその時は良くなった気がしたけど、直ぐに元に戻ってしまった・・・。これなんでだと思います?

脳の認識が間違っていることで症状が出ているので、本来は根本原因である「脳の認識エラー」を改善しないといけません。しかし、筋肉を一生懸命何度緩めても根本原因が変わることはありません。だから直ぐに戻ってしまうのです。

当院の神経整体は「脳の認識エラー」を神経を介して脳に刺激を送り、正しい認識に書き換えます!神経への刺激なので、非常にソフトな施術なので赤ちゃんやお年寄りの方でも安全に受けられますし、短時間で体の変化を感じることができるので、ビックリされる方が多いですね。

比較的症状が軽い状態であれば、筋肉を緩めるだけでも改善する可能性はあります。

もし、そのような治療は既に過去に行ってきたよ!だけど、どこに行っても中々改善せず、気づけば半年以上経過してしまった・・・。

もうそろそろ、体も心も限界かも?!
だから早く、何とか改善したい!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。

注意点

注意

産後の腰痛の場合、通常の腰痛と違い色々な要素が原因で生じています。

  • 構造的な問題(筋力・神経伝達・姿勢)
  • 肉体疲労
  • 精神疲労

主にこの3つの要素が絡み合って産後の腰痛は生じています。

しかし、この3つの要素をあなた一人で解消することは可能ですか?恐らく、殆どの方が難しいのではないでしょうか?

・腰が痛くて辛いけど、頼る人がいないので鞭を打って家事、育児をする
・腰や骨盤がグラグラするけど夜泣きのため長時間抱っこする
・妊娠中も産後も尿漏れあって、一度体を診てもらいたいと思っているけど自分の時間が無くて行けない
・育児、家事のストレスで心が落ち込みやすい、、、、などなど

これらを自分1人で解消するのは難しいですよね?

私が何を言いたいか?
それは「自分1人で抱え込まずに他者に助けを求めましょう!」ということです。

特に1人目の育児は言葉で表せないくらいの重労働であり過酷です。
もしかしたら、一番近くにいるご主人さんも大変さを理解していないかも知れません。

でもそれは「理解していない訳でなく、理解できないだけ」なのです。
あなたが、しっかりと助けの声を出さないと周囲は理解できないので助けてくれません。

だから、1人で抱え込まずに「助けて!」と声を上げてください。
私はあなたが助けを求めるのであれば必ず助けます。
構造的な問題、肉体疲労の問題、精神疲労の問題などを出来る限りサポートします。

ただし、私が出来ることには限界があります。だから、ぜひ近くにいる家族にも助けを求めて下さい。そうすれば、あなたの腰痛は必ず良くなります!
遅くなればなるほど、改善が難しくなりますので早めの行動をお勧めしますね。

筋・筋膜性腰痛に関しての解説

問診

筋・筋膜性腰痛とは?

疑問

腰痛は国民病ともいわれるほど多くの人が悩まされています。その中でも、筋・筋膜性腰痛は比較的頻度の高い腰痛です。

腰周囲には多数の筋肉が存在します。
また、筋膜と言うウェットスーツのような膜で全身の筋肉を覆っています。筋筋膜性腰痛とは、この筋肉や筋膜が固まったり伸びてしまったままの状態により生じる腰痛であると考えられています。

症状

チェックリスト

筋筋膜性腰痛になると様々な症状を呈します。

  • 腰痛
  • 腰の重だるさ
  • 腰より少し上、背中あたりの痛みやだるさ
  • 動作時痛(特定の動作をした時に痛む)
  • 圧痛(特定の部位を押した時に痛む)

一般的な原因

チェック
  • 重たい物を頻繁に運ぶ
  • 立つ、座るなど長時間同じ姿勢を取る
  • 中腰など腰に負担が掛かる姿勢を取る
  • スポーツなどで身体を捻る動作を頻繁に行う

これらが原因となり、筋筋膜性腰痛に関連した症状が生じると考えられています。

検査法

検査

筋筋膜性腰痛であるかを判断する為の検査法としては、レントゲン・CT・MRIなどを行ない判断します。

それらの検査を行なっても、画像上何も問題が検出されなければ、筋筋膜性腰痛だと診断されます。

一般的な治療・対処法

マッサージ
  • 痛み止め
  • 湿布
  • 牽引治療
  • マッサージ
  • 電気治療
  • 温熱治療
  • 運動療法

筋筋膜性腰痛は骨の変形や神経の圧迫などがある訳では無いため手術の選択肢はありません。基本的には保存療法を中心としたリハビリを行い、経過観察するのが一般的です。

当院での治療の考え方

施術風景

当院での筋筋膜性腰痛に対する治療の考え方をお伝えします。

簡単に言うと、筋筋膜性腰痛の原因は「筋肉の問題」です。
筋肉が正常であれば痛みやしびれは生じませんが、筋肉の状態が悪くなることで痛みやしびれが生じます。

その筋肉の問題を神経整体(小波津式神経筋無痛療法)で施術することで改善させ、お悩みを改善へと導いていきます。

これが当院の治療の考え方ではありますが、これだけでは中々理解出来ないと思いますのでもう少し詳しく解説していきますね!

理想的な筋肉の状態とは?
・ガチガチに凝り固まっていない
・動かしても痛みが出ない
・しっかり力が入る
・筋肉を使っていない時はフワフワで柔らかい
・血流が沢山流れている
・いつまでも若々しく動ける

まるで赤ちゃんのような「もちもちで、ふわふわ」そんな柔らかい状態が理想です。
肩こり、頭痛、膝痛など、どのような症状であっても症状が出ている方は筋肉の状態が悪いです。

痛みやしびれがある方の筋肉を触ってみてください!
ほぼすべての方の筋肉がカッチカチに固くなっているはずです。
反対にフニャフニャで全く力が入っていない筋肉もあるはずです。

運動中や重い物を運んだりする動作中は筋肉が固くなるのは正常です。
しかし、座っているだけなのに、寝ているだけなのに、立っているだけなのに筋肉がカッチカチになっている。活動中、食事中、寝ている時など常に筋肉がカッチカチになっていませんか?これは自分では脱力が出来なくなってしまっている状態なのです。

反対に運動を定期的にしたり、重い物を運んだりする機会が頻繁にあって筋肉がしっかりと支えなければいけないのにも関わらず、筋肉に力が入らずフニャフニャの状態なので「力が入らない」「疲れやすい」などになっていませんか?

上記2つに共通するのは、脳から筋肉への神経伝達が正常に伝わっていない!ということです。だから、筋肉を緩めたり筋肉に力を入れることが状況に応じて出来なくなってしまっているのです。

このように必要な時に筋肉が力を発揮して体を支えたり、筋肉を緩めてリラックスさせたいのに出来ない状態が続く事で、一部の筋肉や関節に過剰に負担がかかります。

そうすると、血液やリンパの流れが悪くなるので痛みやしびれが生じているのです。
更に関節は血液やリンパの流れが悪いので栄養が来ず、関節が変形していく原因にもなってしまいます。

ではここで問題です!

なぜ、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになってしまうのか?

ここは非常に重要です。

これを知らない方が、筋肉がカッチカチになっているからマッサージをして緩めよう!と考えたり、筋肉が無いからだ!と筋トレを一生懸命頑張ろうと考えます。

これらを行なうのは決して悪い事ではありません。
久しぶりに運動して全身筋肉痛でカッチカチになってしまった!とか、運動中や仕事中にもっと力が付けばもっと良いパフォーマンスや効率が上がるのに!などの状況の方とは相性バッチリだと思います。

しかし!!!

筋筋膜性腰痛による半年以上の痛み・しびれがある方は話が違ってきます。

このような症状がある方は根本原因である「脳の認識エラー」を変えなければいけないのです。

ここで先程の問題の答えに辿り着くのですが、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになるように命令を出しているのはどこだと思いますか?

実は・・・それは「脳」なのです。

過去の怪我や生活習慣により脳がカッチカチの状態やフニャフニャの状態が正常であると認識してしまっているのです。

ですから、湿布や飲み薬、温熱・電気治療、マッサージやストレッチなどでは根本改善には至らないのです。

今までにこんなことありませんでしたか?
整形外科や整体、接骨院などで治療をして貰ってその時は良くなった気がしたけど、直ぐに元に戻ってしまった・・・。これなんでだと思います?

脳の認識が間違っていることで症状が出ているので、本来は根本原因である「脳の認識エラー」を改善しないといけません。しかし、筋肉を一生懸命何度緩めても根本原因が変わることはありません。だから直ぐに戻ってしまうのです。

当院の神経整体は「脳の認識エラー」を神経を介して脳に刺激を送り、正しい認識に書き換えます!神経への刺激なので、非常にソフトな施術なので赤ちゃんやお年寄りの方でも安全に受けられますし、短時間で体の変化を感じることができるので、ビックリされる方が多いですね。

比較的症状が軽い状態であれば、筋肉を緩めるだけでも改善する可能性はあります。

もし、そのような治療は既に過去に行ってきたよ!だけど、どこに行っても中々改善せず、気づけば半年以上経過してしまった・・・。

もうそろそろ、体も心も限界かも?!
だから早く、何とか改善したい!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。

注意点

注意

症状の出かたによっては、保存治療や整体・鍼灸などでは改善が出来ないケースがあります。もし、下記の様な症状があるのであれば至急医師による診察を受けてください。

  • 運動麻痺や感覚麻痺
    (力が全く入らない。肌を触れても触れてる感覚が何もない)
  • 膀胱直腸障害
    (排尿困難、残尿感、排尿の勢い低下、頻尿、失禁、夜尿、突然の強い尿意、便意が無い、便失禁)
  • 歩行困難

このような症状が出る場合は筋筋膜性腰痛ではなく、他の重大な疾患が隠れている可能性が有り、手術などの外科的治療が必要な可能性もあります。


筋筋膜性腰痛が進行すると、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどと悪化していきます。遅くなればなるほど、改善が難しくなりますので早めの行動をお勧めします。

変形性腰椎症に関しての解説

施術風景

変形性腰椎症とは?

疑問

変形性腰椎症とは加齢に伴って変形した腰の骨の影響によって腰痛が生じる病気です。


腰の骨は5つの骨(腰椎)が重なって形をなしており、腰椎の間には椎間板というクッションの役割を果たすものがあります。この椎間板がすり減ると神経を刺激して腰痛を起こしたり、加齢により骨同士がぶつかって骨の変形が起こることで周りの神経や組織が刺激されるため痛みが生じます。

症状

チェックリスト

変形性腰椎症になると様々な症状を呈します。

  • 腰痛
  • 腰の重だるさ
  • おしりの痛み
  • 足のしびれ、冷え
  • 筋力低下
  • 感覚が鈍くなる
  • 背骨が曲がる(側湾症、後湾症)

一般的な原因

チェック

一般的に変形性腰椎症の原因として言われているのが、

  • 加齢
  • 労働環境
  • 交通事故やコンタクトスポーツなどの強い衝撃

これらが原因となり、腰痛や重だるさ、しびれ症状などが生じると考えられています。

検査法

検査

変形性腰椎症であるかを判断する為の検査法としては、レントゲン・CT・MRIなどを行ない判断します。

一般的な治療・対処法

マッサージ


検査で変形性腰椎症と診断されて治療が必要となった場合、このような対応が一般的です。

  • 痛み止め
  • 神経ブロック注射
  • 湿布
  • 牽引治療
  • マッサージ
  • 電気治療
  • 温熱治療
  • 装具固定
  • 運動療法
  • 手術

軽度の変形性腰椎症で症状があまりないのであれば変形があったとしても特に治療をする必要性はありません。

症状がある場合でも、基本は保存療法で経過を見るのが一般的です。ただし、変形性腰椎症は老化現象の一つでもあるので、保存療法で完全治癒に至る事はありません。保存療法で骨の変形を元通りにする事は出来ませんので、対処療法を行い痛みの軽減を期待するという考え方です。

日常生活に大きく支障を及ぼすような状態なのであれば手術を選択します。
手術は「骨棘切除術」「除圧固定術」の2種類があります。

骨棘(こつきょく)切除術
骨同士がぶつかることで出来た棘(とげ)を取り除く手術

除圧固定術
骨の変形により神経の通り道が狭くなっている部分を拡大して神経への圧迫を取り除く手術

ただし、既にお伝えしているように変形があったとしても、症状が無いのであれば無理に手術などの治療を行う必要性はありません。

当院での治療の考え方

施術風景

当院での変形性腰椎症に対する治療の考え方をお伝えします。

簡単に言うと、変形性腰椎症の原因は「筋肉の問題」です。
筋肉が正常であれば痛みやしびれは生じませんが、筋肉の状態が悪くなることで痛みやしびれが生じます。
その筋肉の問題を神経整体(小波津式神経筋無痛療法)で施術することで改善させ、お悩みを改善へと導いていきます。

これが当院の治療の考え方ではありますが、これだけでは中々理解出来ないと思いますのでもう少し詳しく解説していきますね!

理想的な筋肉の状態とは?
・ガチガチに凝り固まっていない
・動かしても痛みが出ない
・しっかり力が入る
・筋肉を使っていない時はフワフワで柔らかい
・血流が沢山流れている
・いつまでも若々しく動ける

まるで赤ちゃんのような「もちもちで、ふわふわ」そんな柔らかい状態が理想です。
肩こり、頭痛、膝痛など、どのような症状であっても症状が出ている方は筋肉の状態が悪いです。

痛みやしびれがある方の筋肉を触ってみてください!
ほぼすべての方の筋肉がカッチカチに固くなっているはずです。
反対にフニャフニャで全く力が入っていない筋肉もあるはずです。

運動中や重い物を運んだりする動作中は筋肉が固くなるのは正常です。
しかし、座っているだけなのに、寝ているだけなのに、立っているだけなのに筋肉がカッチカチになっている。活動中、食事中、寝ている時など常に筋肉がカッチカチになっていませんか?これは自分では脱力が出来なくなってしまっている状態なのです。

反対に運動を定期的にしたり、重い物を運んだりする機会が頻繁にあって筋肉がしっかりと支えなければいけないのにも関わらず、筋肉に力が入らずフニャフニャの状態なので「力が入らない」「疲れやすい」などになっていませんか?

上記2つに共通するのは、脳から筋肉への神経伝達が正常に伝わっていない!ということです。だから、筋肉を緩めたり筋肉に力を入れることが状況に応じて出来なくなってしまっているのです。

このように必要な時に筋肉が力を発揮して体を支えたり、筋肉を緩めてリラックスさせたいのに出来ない状態が続く事で、一部の筋肉や関節に過剰に負担がかかります。
そうすると、血液やリンパの流れが悪くなるので痛みやしびれが生じているのです。
更に関節は血液やリンパの流れが悪いので栄養が来ず、関節が変形していく原因にもなってしまいます。

ではここで問題です!

なぜ、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになってしまうのか?

ここは非常に重要です。

これを知らない方が、筋肉がカッチカチになっているからマッサージをして緩めよう!と考えたり、筋肉が無いからだ!と筋トレを一生懸命頑張ろうと考えます。

これらを行なうのは決して悪い事ではありません。
久しぶりに運動して全身筋肉痛でカッチカチになってしまった!とか、運動中や仕事中にもっと力が付けばもっと良いパフォーマンスや効率が上がるのに!などの状況の方とは相性バッチリだと思います。

しかし!!!

変形性腰椎症による半年以上の痛み・しびれがある方は話が違ってきます。

このような症状がある方は根本原因である「脳の認識エラー」を変えなければいけないのです。

ここで先程の問題の答えに辿り着くのですが、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになるように命令を出しているのはどこだと思いますか?

実は・・・それは「脳」なのです。

過去の怪我や生活習慣により脳がカッチカチの状態やフニャフニャの状態が正常であると認識してしまっているのです。

ですから、湿布や飲み薬、温熱・電気治療、マッサージやストレッチなどでは根本改善には至らないのです。

今までにこんなことありませんでしたか?
整形外科や整体、接骨院などで治療をして貰ってその時は良くなった気がしたけど、直ぐに元に戻ってしまった・・・。これなんでだと思います?

脳の認識が間違っていることで症状が出ているので、本来は根本原因である「脳の認識エラー」を改善しないといけません。しかし、筋肉を一生懸命何度緩めても根本原因が変わることはありません。だから直ぐに戻ってしまうのです。

当院の神経整体は「脳の認識エラー」を神経を介して脳に刺激を送り、正しい認識に書き換えます!神経への刺激なので、非常にソフトな施術なので赤ちゃんやお年寄りの方でも安全に受けられますし、短時間で体の変化を感じることができるので、ビックリされる方が多いですね。

比較的症状が軽い状態であれば、筋肉を緩めるだけでも改善する可能性はあります。

もし、そのような治療は既に過去に行ってきたよ!だけど、どこに行っても中々改善せず、気づけば半年以上経過してしまった・・・。

もうそろそろ、体も心も限界かも?!
だから早く、何とか改善したい!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。

注意点

注意

症状の出かたによっては、保存治療や整体・鍼灸などでは改善が出来ないケースがあります。もし、下記の様な症状があるのであれば至急医師による診察を受けてください。

  • 運動麻痺や感覚麻痺(力が全く入らない。肌を触れても触れてる感覚が何もない)
  • 膀胱直腸障害(排尿困難、残尿感、排尿の勢い低下、頻尿、失禁、夜尿、突然の強い尿意、便意が無い、便失禁)
  • 歩行困難

このような症状が出る場合は早急に手術などの外科的治療が必要な可能性があります。


変形性腰椎症は症状が進行すると、脊柱管狭窄症や側弯症などと悪化していきます。遅くなればなるほど、改善が難しくなりますので早めの行動をお勧めします。

腰椎椎間板ヘルニアに関しての解説

施術風景

腰椎椎間板ヘルニアとは?

疑問

首から腰に掛けてある背骨は複数の骨が重なり合って構成されており「脊椎」と呼ばれています。脊椎は頚椎7個・胸椎12個・腰椎5個・仙椎と尾骨が重なり合って脊椎となります。

腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎と腰椎の間にある椎間板というクッションの役割を果たす組織が、何らかの原因によりひびが入り、椎間板の内部にある髄核というゼリー状の組織が一部飛び出して、背骨の中を通る神経を圧迫するのが腰椎椎間板ヘルニアです。

症状

チェックリスト

腰椎椎間板ヘルニアになると様々な症状を呈します。

  • 腰痛
  • お尻~太もも、ふくらはぎ・すねの辺りの痛みやしびれ
  • ピリピリ、チクチクといった言い表しにくい症状
  • 筋力低下
  • 感覚が鈍くなる

痛みやしびれが生じるのが片側だけの場合もあれば両側に症状が出る場合もあります。ただし、基本的には片側性に起こるのが殆どです。

一般的な原因

チェック

一般的に脊柱管狭窄症の原因として言われているのが、

  • 加齢
  • 長時間の座り仕事
  • 重たい物の持ち運び動作の繰り返し
  • 交通事故やコンタクトスポーツなどでの強い衝撃
  • 喫煙

これらが原因となり、骨の変形が進行したり、椎間板にある髄核というゼリー状の組織が潰れて神経を圧迫することで症状を呈していると考えられています。

検査法

検査

腰椎椎間板ヘルニアであるかを判断する為の検査法としては、レントゲン・MRI・筋力検査などを行ない判断します。

一般的な治療・対処法

マッサージ


検査で腰椎椎間板ヘルニアと診断されて治療が必要となった場合にはこのような対応が一般的です。

  • 痛み止め
  • 神経ブロック注射
  • 湿布
  • 牽引治療
  • マッサージ
  • 電気治療
  • 温熱治療
  • 装具固定
  • 運動療法
  • 手術

軽度の腰椎椎間板ヘルニアであれば、上記の治療を行なう事で3週~4週程度で改善へと向かいます。ですから、基本的には初期は保存療法で経過を見ていき、これ以上の期間をかけても改善の傾向が無いと判断された場合は手術適応となるのが一般的です。

当院での治療の考え方

施術風景

当院での腰椎椎間板ヘルニアに対する治療の考え方をお伝えします。

簡単に言うと、腰椎椎間板ヘルニアの原因は「筋肉の問題」です。
筋肉が正常であれば痛みやしびれは生じませんが、筋肉の状態が悪くなることで痛みやしびれが生じます。
その筋肉の問題を神経整体(小波津式神経筋無痛療法)で施術することで改善させ、お悩みを改善へと導いていきます。

これが当院の治療の考え方ではありますが、これだけでは中々理解出来ないと思いますのでもう少し詳しく解説していきますね!

理想的な筋肉の状態とは?
・ガチガチに凝り固まっていない
・動かしても痛みが出ない
・しっかり力が入る
・筋肉を使っていない時はフワフワで柔らかい
・血流が沢山流れている
・いつまでも若々しく動ける

まるで赤ちゃんのような「もちもちで、ふわふわ」そんな柔らかい状態が理想です。
腰椎椎間板ヘルニアに限らず、肩こり、頭痛、膝痛などの症状が出ている方は筋肉の状態が悪いです。

痛みやしびれがある方の筋肉を触ってみてください!
ほぼすべての方の筋肉がカッチカチに固くなっているはずです。
反対にフニャフニャで全く力が入っていない筋肉もあるはずです。

運動中や重い物を運んだりする動作中は筋肉が固くなるのは正常です。
しかし、座っているだけなのに、寝ているだけなのに、立っているだけなのに筋肉がカッチカチになっている。活動中、食事中、寝ている時など常に筋肉がカッチカチになっていませんか?これは自分では脱力が出来なくなってしまっている状態なのです。

反対に運動を定期的にしたり、重い物を運んだりする機会が頻繁にあって筋肉がしっかりと支えなければいけないのにも関わらず、筋肉に力が入らずフニャフニャの状態なので「力が入らない」「疲れやすい」などになっていませんか?

上記2つに共通するのは、脳から筋肉への神経伝達が正常に伝わっていない!ということです。だから、筋肉を緩めたり筋肉に力を入れることが状況に応じて出来なくなってしまっているのです。

このように必要な時に筋肉が力を発揮して体を支えたり、筋肉を緩めてリラックスさせたいのに出来ない状態が続く事で、一部の筋肉や関節に過剰に負担がかかります。
そうすると、血液やリンパの流れが悪くなるので痛みやしびれが生じているのです。
更に関節は血液やリンパの流れが悪いので栄養が来ず、関節が変形していく原因にもなってしまいます。

ではここで問題です!

なぜ、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになってしまうのか?

ここは非常に重要です。

これを知らない方が、筋肉がカッチカチになっているからマッサージをして緩めよう!と考えたり、筋肉が無いからだ!と筋トレを一生懸命頑張ろうと考えます。

これらを行なうのは決して悪い事ではありません。
久しぶりに運動して全身筋肉痛でカッチカチになってしまった!とか、運動中や仕事中にもっと力が付けばもっと良いパフォーマンスや効率が上がるのに!などの状況の方とは相性バッチリだと思います。

しかし!!!

腰椎椎間板ヘルニアによる半年以上の痛み・しびれがある方は話が違ってきます。

このような症状がある方は根本原因である「脳の認識エラー」を変えなければいけないのです。

ここで先程の問題の答えに辿り着くのですが、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになるように命令を出しているのはどこだと思いますか?

実は・・・それは「脳」なのです。

過去の怪我や生活習慣により脳がカッチカチの状態やフニャフニャの状態が正常であると認識してしまっているのです。

ですから、湿布や飲み薬、温熱・電気治療、マッサージやストレッチなどでは根本改善には至らないのです。

今までにこんなことありませんでしたか?
整形外科や整体、接骨院などで治療をして貰ってその時は良くなった気がしたけど、直ぐに元に戻ってしまった・・・。これなんでだと思います?

脳の認識が間違っていることで症状が出ているので、本来は根本原因である「脳の認識エラー」を改善しないといけません。しかし、筋肉を一生懸命何度緩めても根本原因が変わることはありません。だから直ぐに戻ってしまうのです。

当院の神経整体は「脳の認識エラー」を神経を介して脳に刺激を送り、正しい認識に書き換えます!神経への刺激なので、非常にソフトな施術なので赤ちゃんやお年寄りの方でも安全に受けられますし、短時間で体の変化を感じることができるので、ビックリされる方が多いですね。

比較的軽症な腰椎椎間板ヘルニアであれば、筋肉を緩めるだけでも改善する可能性はあります。

もし、そのような治療は既に過去に行ってきたよ!だけど、どこに行っても中々改善せず、気づけば半年以上経過してしまった・・・。

もうそろそろ、体も心も限界かも?!
だから早く、何とか改善したい!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。

注意点

注意

症状の出かたによっては、保存治療や整体・鍼灸などでは改善が出来ないケースがあります。もし、下記の様な症状があるのであれば至急医師による診察を受けてください。

  • 運動麻痺や感覚麻痺(力が全く入らない。肌を触れても触れてる感覚が何もない)
  • 膀胱直腸障害(排尿困難、残尿感、排尿の勢い低下、頻尿、失禁、夜尿、突然の強い尿意、便意が無い、便失禁)
  • 歩行困難

このような症状が出る場合は早急に手術などの外科的治療が必要な可能性があります。
腰椎椎間板ヘルニアは遅くなればなるほど、改善が難しくなりますので早めの行動をお勧めします。

脊柱管狭窄症に関しての解説

施術

脊柱管狭窄症とは?

疑問

脊柱管狭窄とは、背骨の脊柱管という背骨の中央にある空間が狭くなり、その中を通る神経が圧迫されて、腰痛だけでなく下半身のしびれや痛みなどが起こる病気です。

症状

チェックリスト

脊柱管狭窄症になると様々な症状を呈します。

  • 腰痛
  • 太もも~ふくらはぎ、すねにかけての痛みやしびれ
  • 間欠性跛行(しばらく歩くと痛みや痺れが生じるが、少し休むとまた歩ける)
  • 足の感覚異常
  • 体を後に反らせない
  • 尿失禁、尿閉、頻尿などの排尿障害

痛みやしびれが生じるのが片側だけの場合もあれば両側に症状が出る場合もあります。

一般的な原因

チェック

一般的に脊柱管狭窄症の原因として言われているのが、

  • 加齢
  • 椎間板ヘルニア
  • 変形性腰椎症
  • 腰椎分離症、すべり症
  • 側弯症
  • 交通事故やコンタクトスポーツなどでの強い衝撃

これらが原因となり、骨の変形が進行し脊柱管が狭くなり、症状が生じていると考えられています。

検査法

検査

脊柱管狭窄症であるかを判断する為の検査法としては、レントゲン・MRI・脊髄造影検査などを行ない判断するのが一般的です。

一般的な治療・対処法

マッサージ


検査で脊柱管狭窄症と診断されて治療が必要となった場合にはこのような対応が一般的となります。

  • 痛み止め
  • 血管拡張薬
  • ビタミンB12処方(神経の回復を促す
  • 神経ブロック注射
  • 湿布
  • 牽引治療
  • マッサージ
  • 電気治療
  • 温熱治療
  • 装具固定
  • 運動療法
  • 手術

脊柱管狭窄症は悪化した場合は基本的に自然治癒が難しいと考えられています。変に先延ばしにして時間や年齢を重ねると、病気が進行してしまいます。進行した場合は手術療法しか選択肢が無くなってしまうので、早めの対策が重要になります。

手術をする場合は主に2つ方法があります。
1つ目は除圧術、2つ目は固定術と言う方法です。

除圧術とは?
全身麻酔のもと狭窄の原因となっている骨や靱帯を一部取り除きます。
そうすることで、神経の圧迫を軽減することができ症状の改善が見込めます。

固定術とは?
椎間板(椎骨と椎骨の間でクッションの役割をする軟骨)や黄色靱帯という靭帯が衰えて、背骨がグラグラになって不安定な場合があります。こうした患者さんの場合、手術で除圧を行ない神経への圧迫を取り除いたのち金属のボルトなどを使って椎骨(背骨)を固定する固定術が行われます。

当院での治療の考え方

施術風景

当院での脊柱管狭窄症に対する治療の考え方をお伝えします。

簡単に言うと、脊柱管狭窄症の原因は「筋肉の問題」です。
筋肉が正常であれば痛みやしびれは生じませんが、筋肉の状態が悪くなることで痛みやしびれが生じます。
その筋肉の問題を神経整体(小波津式神経筋無痛療法)で施術することで改善させ、お悩みを改善へと導いていきます。

これが当院の治療の考え方ではありますが、これだけでは中々理解出来ないと思いますのでもう少し詳しく解説していきますね!

理想的な筋肉の状態とは?
・ガチガチに凝り固まっていない
・動かしても痛みが出ない
・しっかり力が入る
・筋肉を使っていない時はフワフワで柔らかい
・血流が沢山流れている
・いつまでも若々しく動ける

まるで赤ちゃんのような「もちもちで、ふわふわ」そんな柔らかい状態が理想です。
脊柱管狭窄症に限らず、肩こり、頭痛、膝痛などの症状が出ている方は筋肉の状態が悪いです。

痛みやしびれがある方の筋肉を触ってみてください!
ほぼすべての方の筋肉がカッチカチに固くなっているはずです。
反対にフニャフニャで全く力が入っていない筋肉もあるはずです。

運動中や重い物を運んだりする動作中は筋肉が固くなるのは正常です。
しかし、座っているだけなのに、寝ているだけなのに、立っているだけなのに筋肉がカッチカチになっている。活動中、食事中、寝ている時など常に筋肉がカッチカチになっていませんか?これは自分では脱力が出来なくなってしまっている状態なのです。

反対に運動を定期的にしたり、重い物を運んだりする機会が頻繁にあって筋肉がしっかりと支えなければいけないのにも関わらず、筋肉に力が入らずフニャフニャの状態なので「力が入らない」「疲れやすい」などになっていませんか?

上記2つに共通するのは、脳から筋肉への神経伝達が正常に伝わっていない!ということです。だから、筋肉を緩めたり筋肉に力を入れることが状況に応じて出来なくなってしまっているのです。

このように必要な時に筋肉が力を発揮して体を支えたり、筋肉を緩めてリラックスさせたいのに出来ない状態が続く事で、一部の筋肉や関節に過剰に負担がかかります。
そうすると、血液やリンパの流れが悪くなるので痛みやしびれが生じているのです。
更に関節は血液やリンパの流れが悪いので栄養が来ず、関節が変形していく原因にもなってしまいます。

ではここで問題です!

なぜ、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになってしまうのか?

ここは非常に重要です。

これを知らない方が、筋肉がカッチカチになっているからマッサージをして緩めよう!と考えたり、筋肉が無いからだ!と筋トレを一生懸命頑張ろうと考えます。

これらを行なうのは決して悪い事ではありません。
久しぶりに運動して全身筋肉痛でカッチカチになってしまった!とか、運動中や仕事中にもっと力が付けばもっと良いパフォーマンスや効率が上がるのに!などの状況の方とは相性バッチリだと思います。

しかし!!!

脊柱管狭窄症による半年以上の痛み・しびれがある方は話が違ってきます。

このような症状がある方は根本原因である「脳の認識エラー」を変えなければいけないのです。

ここで先程の問題の答えに辿り着くのですが、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになるように命令を出しているのはどこだと思いますか?

実は・・・それは「脳」なのです。

過去の怪我や生活習慣により脳がカッチカチの状態やフニャフニャの状態が正常であると認識してしまっているのです。

ですから、湿布や飲み薬、温熱・電気治療、マッサージやストレッチなどでは根本改善には至らないのです。

今までにこんなことありませんでしたか?
整形外科や整体、接骨院などで治療をして貰ってその時は良くなった気がしたけど、直ぐに元に戻ってしまった・・・。これなんでだと思います?

脳の認識が間違っていることで症状が出ているので、本来は根本原因である「脳の認識エラー」を改善しないといけません。しかし、筋肉を一生懸命何度緩めても根本原因が変わることはありません。だから直ぐに戻ってしまうのです。

当院の神経整体は「脳の認識エラー」を神経を介して脳に刺激を送り、正しい認識に書き換えます!神経への刺激なので、非常にソフトな施術なので赤ちゃんやお年寄りの方でも安全に受けられますし、短時間で体の変化を感じることができるので、ビックリされる方が多いですね。

比較的軽症な脊柱管狭窄症であれば、筋肉を緩めるだけでも改善する可能性はあります。

もし、そのような治療は既に過去に行ってきたよ!だけど、どこに行っても中々改善せず、気づけば半年以上経過してしまった・・・。

もうそろそろ、体も心も限界かも?!
だから早く、何とか改善したい!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。

注意点

注意

症状の出かたによっては、保存治療や整体・鍼灸などでは改善が出来ないケースがあります。もし、下記の様な症状があるのであれば至急医師による診察を受けてください。

  • 運動・感覚麻痺(力が全く入らない。肌を触れても何も感じない)
  • 膀胱直腸障害(排尿困難、残尿感、排尿の勢い低下、頻尿、失禁、夜尿、突然の強い尿意、便意が無い、便失禁)
  • 一切の歩行困難

このような症状が出る場合は早急に手術などの外科的治療が必要な可能性があります。
脊柱管狭窄症は遅くなればなるほど、改善が難しくなりますので早めの行動をお勧めします。

お正月太りしやすい理由

肥満

今回のテーマは「お正月太りしやすい理由」です。

お正月は家族や友達で集まって食事をする機会が増えますよね。

おせち料理やお餅、甘いお汁粉やお酒など……お正月ならではのご馳走が多くて楽しいイベントです。

しかし、お正月が終わると「お正月太り」に悩まされる人が多いのではないでしょうか?

お正月で一気に太ると体重が戻りにくく、肥満による生活習慣病のリスク増加につながります。

今回はそんな、お正月太りしやすい理由について解説していきます。

お正月太りしやすい理由➀

運動量が減る

普段、通勤や立ち仕事、重労働の作業など仕事のために身体を動かしている人は、お正月休みで消費カロリーが減ってしまいます。

消費カロリーが減るので、いつも通りの量しか食べなくても太ってしまいます。

せっかくのお休みなのでゆっくり休むことも大切ですが、外でも自宅でも構いませんし、5分~10分でも構いませんので体を動かす時間を作るのが大切です。

お正月太りしやすい理由

座っている時間が長い

お正月休みはテレビを見ながら長時間座っていることが増えると思います。

こたつに入りながらミカンを食べたり、お菓子を食べたり、お酒を飲んだり・・・
こんな風景はどの家庭でもあると思います。

目の前に食べ物や飲み物が置いてあると、お腹が空いていなくても、つい手が伸びてしまうのが人間の性です。

座り続けることで、カロリー消費量が低下して太りやすくなりまし、下半身への長時間の圧迫による血行不良、座りっぱなしによる胃腸の動きの低下も太りやすさの原因となります。

お正月太りしやすい理由

用意された食事を食べすぎる

親戚が集まるときのご馳走は多めの量が用意されている傾向があります。

おもてなしを受ける側は、せっかく作ってくれた料理を残すのは失礼だと感じます。レストランなどでは、自分で注文したものなら残すのはもったいないと感じるでしょう。

「残したらいけない」
「申し訳ない」
「もったいない」

という気持ちからお腹いっぱいなのに食べすぎてしまう傾向があります。

本当にお腹が空いているのであれば食べても問題ありませんが、結構お腹膨れてきたな~と思っているのにも関わらず食べるのは避けてください。

体が限界サインを送ってくれているのにそれを無視して食べてしまうことで、太ったり不健康になってしまうのです。

お正月太りしやすい理由

運動習慣が中断する

日常的にウォーキングやジョギングなどの運動を続けていた人も、お正月をきっかけにやめてしまう場合があります。

いつもと違う生活パターンになると、人は習慣を一旦中断してしまいます。
それをきっかけにこれまで体型を維持するために行っていた運動習慣が途切れがちになります。

1日~2日位大丈夫!と考えてお休みしているうちに、運動習慣が頭に浮かぶこともなくなってしまうかもしれません。

こうならない為にも、事前に「この日は休んで、この日から再開する!」などと決めて起きましょう。

お正月太りしやすい理由

お酒を飲む機会が増える

アルコールは脂肪を肝臓に蓄積させます。
肝臓に脂肪が蓄積すると、代謝が低下してさまざまな臓器の障害をきたしてしまいます。

最近の事で注意が必要なのが糖質オフビールです。
糖質オフのお酒なら太らないと思っている人がいますが、糖質オフでもアルコール自体が中性脂肪や内臓脂肪を増やす原因になりますので飲み過ぎればもちろん肥満の原因になります。

寝る前の飲酒も要注意です。
寝る直前にお酒を飲むと睡眠の質が低下します。睡眠の質が低下することで、代謝が低下して太りやすくなります。

お正月太りしやすい理由

お正月料理は太りやすい

おせち料理は日持ちさせるために塩や砂糖を多く使っています。
塩分は水分を血管に引き込む性質があるため、食べすぎると身体がむくみやすくなります。

糖分をとりすぎると血糖値を安定させるためにインスリンが多く分泌され、中性脂肪の蓄積に繋がってしまうのです。

さらに、インスリンは塩分を体内に取り込みやすくする性質があります。おせち料理の塩辛いもの・甘いものを交互に食べていると、むくみと脂肪蓄積が起こりやすくなってしまいます。

これら6つがお正月に太りやすい理由です。

人間の体は年齢と共に必ず変化していきます。

昔はこれしたら痩せたのに・・・
昔は同じ位食べても太らなかったのに・・・
昔は、、、

みたいな事って多々ありますよね?
どんな健康な人でも、年齢と共に身体は老化していきます。

過去にできたことが、現在ではできなくなるような事は誰でもあります。

ですから、現在の自分を否定せずにしっかりと認めた上で、今の自分の体に合う食生活や運動習慣を日々探してみてください。
そうすることで、あなたの理想とする体型を維持できるようになりますよ。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

過去の記事はこちら

坐骨神経痛に関しての解説

施術

坐骨神経痛とは?

疑問

「坐骨神経痛」とは、何らかの原因で腰から足に向かって伸びる「坐骨神経」という神経が圧迫されて、腰やお尻、ふともも裏~ふくはらぎ~足裏にかけて痛みやしびれが生じる状態を言います。

注意が必要なのは「坐骨神経痛」は病名では無いということです。
坐骨神経痛とは腰から足にかけての痛みやしびれ症状がある事を総称して述べたものです。

症状

チェックリスト

坐骨神経痛になると様々な症状を生じます

  • おしりから脚にかけて痛みがある
  • 長い時間立っている事が辛い
  • 腰を反らすと脚に痛みやしびれを感じる事がある
  • おしりの痛みが強く、座り続ける事が困難
  • 歩くと下肢に痛みが出るため歩けなくなるが、休むと歩く事が出来る
  • 体をかがめると痛みが強くなる

痛むパターンは人それぞれで、動いた時だけ痛い・じっとしてると痛い・何をしていても痛いなど色々なパターンがあります。また、坐骨神経痛は状態によって痛みが移動したり拡大することもよくあります。

軽度~中程度であれば上記の様な症状だけで済みますが坐骨神経痛が悪化した場合はこのような症状を呈します。

  • 感覚麻痺(足を触っても感覚が無い)
  • 運動麻痺(力を入れようとしても入らない)
  • 知覚異常(服が少し触れただけなのに鋭い痛みを感じる)
  • つま先立ちができない
  • 踵立ちができない
  • 足の指が思うように曲げ伸ばしできない
  • 尿失禁
  • 便失禁
  • 排尿障害

一般的な原因

チェック

一般的に坐骨神経痛の原因として言われているのが、

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症
  • 梨状筋症候群
  • 内臓疾患
  • 帯状疱疹
  • 過度な運動による負担
  • 長時間の座り姿勢
  • 運動不足

これらが単体もしくは併発して症状が出ると考えられています。

検査法

検査

病院での検査をする場合は画像検査や血液検査が中心となります。
画像検査はレントゲン・CT・MRI撮影を行ない、坐骨神経が圧迫されていないかを検査します。一方、血液検査は内臓の問題や腫瘍などが無いかを検査します。

一般的な治療・対処法

マッサージ


検査で坐骨神経痛と診断されて治療が必要となった場合はこのような対応が一般的となります。

  • 飲み薬
  • 神経ブロック注射
  • 湿布
  • 牽引治療
  • マッサージ
  • 電気治療
  • 温熱治療
  • 装具固定
  • 運動療法
  • 手術

大まかに言えば、保存療法か手術療法かのどちらかとなります。
あまりにも状態が悪い場合は別ですが、基本的には最初は保存療法から行ないます。
軽度の坐骨神経痛であれば、2~3ヶ月程度で改善へと向かう方が多いです。
しかし、保存療法をある程度の期間実施しても症状に変化が無い場合は手術療法を選択するのが一般的になります。

当院での治療の考え方

施術風景

当院の坐骨神経痛改善の為の治療の考え方をお伝えします。

簡単に言うと、坐骨神経痛の原因は「筋肉の問題」です。
筋肉が正常であれば痛みやしびれは生じませんが、筋肉の状態が悪くなることで痛みやしびれが生じます。
その筋肉の問題を神経整体(小波津式神経筋無痛療法)で施術することで改善させ、お悩みを改善へと導いていきます。

これが当院の治療の考え方ではありますが、これだけでは中々理解出来ないと思いますのでもう少し詳しく解説していきますね!

理想的な筋肉の状態とは?
・ガチガチに凝り固まっていない
・動かしても痛みが出ない
・しっかり力が入る
・筋肉を使っていない時はフワフワで柔らかい
・血流が沢山流れている
・いつまでも若々しく動ける

まるで赤ちゃんのような「もちもちで、ふわふわ」そんな柔らかい状態が理想です。
坐骨神経痛に限らず、肩こり、頭痛、膝痛などの症状が出ている方は筋肉の状態が悪いです。

痛みやしびれがある方の筋肉を触ってみてください!
ほぼすべての方の筋肉がカッチカチに固くなっているはずです。
反対にフニャフニャで全く力が入っていない筋肉もあるはずです。

運動中や重い物を運んだりする動作中は筋肉が固くなるのは正常です。
しかし、座っているだけなのに、寝ているだけなのに、立っているだけなのに筋肉がカッチカチになっている。活動中、食事中、寝ている時など常に筋肉がカッチカチになっていませんか?これは自分では脱力が出来なくなってしまっている状態なのです。

反対に運動を定期的にしたり、重い物を運んだりする機会が頻繁にあって筋肉がしっかりと支えなければいけないのにも関わらず、筋肉に力が入らずフニャフニャの状態なので「力が入らない」「疲れやすい」などになっていませんか?

上記2つに共通するのは、脳から筋肉への神経伝達が正常に伝わっていない!ということです。だから、筋肉を緩めたり筋肉に力を入れることが状況に応じて出来なくなってしまっているのです。

このように必要な時に筋肉が力を発揮して体を支えたり、筋肉を緩めてリラックスさせたいのに出来ない状態が続く事で、一部の筋肉や関節に過剰に負担がかかります。
そうすると、血液やリンパの流れが悪くなるので痛みやしびれが生じているのです。
更に関節は血液やリンパの流れが悪いので栄養が来ず、関節が変形していく原因にもなってしまいます。

ではここで問題です!

なぜ、筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになってしまうのか?

ここは非常に重要です。

これを知らない方が、筋肉がカッチカチになっているからマッサージをして緩めよう!と考えたり、筋肉が無いからだ!と筋トレを一生懸命頑張ろうと考えます。

これらを行なうのは決して悪い事ではありません。
久しぶりに運動して全身筋肉痛でカッチカチになってしまった!とか、
運動中や仕事中にもっと力が付けばもっと良いパフォーマンスや効率が上がるのに!などの状況の方とは相性バッチリだと思います。

しかし!!!

坐骨神経痛による半年以上の痛み・しびれがある方は話が違ってきます。

このような症状がある方は根本原因である「脳の認識エラー」を変えなければいけないのです。

ここで先程の問題の答えに辿り着くのですが、
筋肉がカッチカチになったり、フニャフニャになるように命令を出しているのはどこだと思いますか?

実は・・・それは「脳」なのです。

過去の怪我や生活習慣により脳がカッチカチの状態やフニャフニャの状態が正常であると認識してしまっているのです。

ですから、湿布や飲み薬、温熱・電気治療、マッサージやストレッチなどでは根本改善には至らないのです。

今までにこんなことありませんでしたか?
整形外科や整体、接骨院などで治療をして貰ってその時は良くなった気がしたけど、直ぐに元に戻ってしまった・・・。これなんでだと思います?

脳の認識が間違っていることで症状が出ているので、本来は根本原因である「脳の認識エラー」を改善しないといけません。しかし、筋肉を一生懸命何度緩めても根本原因が変わることはありません。だから直ぐに戻ってしまうのです。

当院の神経整体は「脳の認識エラー」を神経を介して脳に刺激を送って正しい認識に書き換えます!神経への刺激なので、非常にソフトな施術なので赤ちゃんやお年寄りの方でも安全に受けられますし、短時間で体の変化を感じることができるので、ビックリされる方が多いですね。

比較的軽症な坐骨神経痛であれば、筋肉を緩めるだけでも改善する可能性はあります。
もし、そのような治療は既に過去に行ってきたよ!
だけど、どこに行っても中々改善せず、気づけば半年以上経過してしまった・・・。

もうそろそろ、体も心も限界かも?!
だから早く、何とか改善したい!とお考えの方は一度ご相談頂ければと思います。

注意点

注意

症状の出かたによっては、保存治療や整体・鍼灸などでは改善が出来ないケースがあります。もし、下記の様な症状があるのであれば至急医師による診察を受けてください。

  • 運動・感覚麻痺(力が全く入らない。肌を触れても何も感じない)
  • 膀胱直腸障害(排尿困難、残尿感、排尿の勢い低下、頻尿、失禁、夜尿、突然の強い尿意、便意が無い、便失禁)

このような症状が出る場合は脊椎損傷や脳の損傷などの可能性があります。
もし、そういった問題があるのであれば、至急手術などの対応が必要になりますので注意して下さい。

運動は〇〇分するのが効果的

骨盤操作

今回のテーマは「運動は〇〇分するのが効果的」です。

健康のために運動をしよう!そうお考えの方は沢山いると思います。

ただ、運動経験があまり無い方は

「どの位の時間すれば良いの?」
「20分以上しないと意味がないと聞いたことがあるけどそんなにできない」

という所で躓くと思います。

自分で色々調べてみるけど、結局何が正しいのか分からなくなる。

その結果、当初の「やるぞ!」というやる気が失せてきて結局いつものダラダラ生活になってしまう。

こういった事って、運動に限らずよくありますよね。

忙しい毎日の中で、長時間の運動は中々続けられないもの。ダイエットや健康に良いと分かっていても、時間がかかる運動やハードな運動は抵抗がありますよね。

そんな方に朗報です!

短時間でも代謝への効果が期待できるという論文が発表されました。

運動といっても沢山種類がありますが、
今回は道具も要らず誰にでもできるウォーキングが短時間での体に及ぼす運動効果について解説していきたいと思います。

運動時間は何分が理想?

運動と聞くと、1時間とか2時間とか長時間行わないと効果がないと思っていませんか?

実は違うんです!!

12分程度の運動でも代謝アップ効果が期待できる

ということが研究結果で判明しました。

どうでしょうか?

1時間と言われると中々ハードルが高いですが、12分程度だったら頑張れそうな気がしませんか?

12分間でどんな効果があるの?

1日12分程度の軽い運動で、健康に関係のある代謝物80%に変化が現われることが判明しました。

2020年に米国心臓学会が発表した研究結果によると、

12分の運動で変化が見られた代謝物
・インスリン抵抗性
・酸化ストレス
・血管反応性
・炎症
・長寿にかかわる代謝物

つまり、糖尿病や心臓病などの発症リスクを低下させたり、体の老化現象を抑制して健康寿命が上昇させたり、炎症反応が起こりにくくなるので、怪我や病気の発症を抑制・回復スピードを短縮することが可能になるということが判明しましたということです。

12分の運動を継続する為に必要な事

運動は1日12分で体に良い結果を生むと解れば頑張れそう!

そう思って、早速運動を開始した!

しかし・・・

1ヶ月も続かなくて止めてしまった・・・

そうなる方が6~7割位いると思います。

そうなるのは仕方ないと思います。

なぜなら、

健康に良いよと聞いて何となく運動を開始しているから

それの何が駄目なの?と思われるかもしれません。

大事なのは、

なぜ健康になりたいのか?何を目標にするのか?

ここを明確にしなければいけません。

時間や距離を伝えず、
「私がストップというまで歩き続けてください」と言われるのと、
「今から1時間歩き続けてください」と言われるのでは、
どちらが頑張れそうですか?

1時間と言われた方が気持ち的に頑張れそうですよね?

人間誰しもゴールがないと頑張れません。

ですから、運動を始める前になぜ健康になりたいのか?何を目標にするのか?

ここをしっかりと決めてから運動を開始してください。

そうすれば、目標に向かって継続して運動を続けられるようになります。

また、目標を設定する際は達成しやすいものにしてください。

ダイエットであれば、

「1ヶ月で10㎏痩せる」となると中々ハードルが高いです。

「1ヶ月で3㎏痩せる」であれば少し頑張れば達成できそうですよね?

12分間の運動に慣れてきた場合

目標設定をしっかり行って12分間の運動が習慣化してきたら、
体の変化も出ているはずだし、もっとこうしたいなという欲も出てくると思います。

その場合、目標と運動強度の再設定を行ってください。

例えば、1日8000歩を20分間早歩きのように変えてみてください。

そうすることで、うつ病・寝たきり予防・動脈硬化・骨粗鬆症・糖尿病・生活習慣病の予防などに効果的です。

もちろん、無理なく続けられるレベルで構いませんので微調整はして下さい。

大事なのは小さな積み重ねを毎日続ける事です。その積み重ねが将来の不安解消に繋がります。

最近、体の衰えを感じていて運動をしないと駄目かな?と思われている方は是非、明日から先ずは5分でも構いませんので外に出て体を動かしてみてください。

5分が1週間続けられたのであれば、次は12分間を目標にしてみてください。
それも、1~2カ月続けられたのであれば更に時間と強度を上げて・・・
みたいな感じで行なってみてください。

運動は年齢を問わず実践すれば、体にとって多くの良い反応をもたらしますので、
無理の無い範囲内でやってみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

過去の記事はこちら

サルコペニアって知ってる?

今回のテーマは「サルコペニアって知ってる?」です。

あなたは「サルコペニア」という言葉を聞いたことがありますか?

恐らくほとんどの方が「何それ?」「病気?」と思われたかも知れません。

サルコペニアは簡単にいうと40代以降に起こる「老化現象」です。

誰にでも発症する可能性があり、放置していると寝た切り生活になってしまいます。

今回はそんな「サルコペニア」の原因や症状、予防法について解説していきます。

サルコペニアとは?

サルコペニアとは、主に加齢によって起こる全身の筋肉量減少とそれに伴う筋力低下、身体機能の低下のことを指します。診断、治療を行うべき1つの病気として国際的にも認識されており、医学界の中でも注目を集めています。

サルコペニアが進行すると、寝たきり、嚥下障害などに陥るため、生活の質が大幅に低下する可能性があります。

重症化して要介護状態になると、改善が容易では無くなるので早期での予防・治療が重要になってきます。

2016年に国際疾病分類に登録された疾患で、比較的最近の話なのでまだ世間一般的には周知されていないのだと考えられます。

サルコペニアの症状

サルコペニアでは筋肉量の減少によってさまざまな身体機能の低下がみられます。
具体的には日常生活で下記のような症状を自覚することが多いです。

  • 歩くのが遅くなる
  • ふらつく、転びやすい
  • 階段の上り下りが遅い
  • 握力が落ちる
  • 痩せる
  • 姿勢を保てない
  • 食事が飲み込みにくい・むせる
  • 重たい荷物を持ち上げにくい

など多岐に渡ります。
これらは年齢を重ねると誰にでも起こりうる症状ですが、早めに気づいて予防をすることで、できるだけ長く身体機能を維持することができます。

65歳以上の高齢者の約15%程度がサルコペニアに該当すると言われています。
筋肉は40代から萎縮スピードが上昇するため、老化現象が速い方だと40代後半~50代前半から自覚する方もいます。

コロナウイルスによる自粛期間が3年間ありました。
その影響もあり活動量が大幅に低下した人も多いと思います。

今は制限解除となっていますが、出るのが億劫になり現在も活動量が低下したままという方が多いのではないでしょうか?

その影響もあって、現在病院でサルコペニアと診断される人数が大幅に増えているそうです。

サルコペニアの原因

原因は下記のように分類されます。
これらの原因が重なることでサルコペニアが進行していくと考えられています。

  • 加齢
  • 低活動
  • 低栄養
  • 基礎疾患

サルコペニアか判断する方法

一番確かなのは、かかりつけのお医者さんの診断を受けてください。

でも、何か症状がある訳では無いし病院に行くまでは無いなとお考えの方は自身で出来る簡単な検査法がありますので、これで検査してみてください。

  • 握力計測
  • ふくらはぎの太さ計測
  • 椅子立ち座りテスト
  • 歩行速度テスト

これらはご自宅で簡単に自分で検査できるので非常に有効です。
それぞれ、方法について解説していきます。

握力計測

握力は上半身の筋力評価としても、全身の筋力評価としてもなるので使われています。

基準:男性28kg未満、女性18kg未満
上記に該当する場合、筋力低下が著しいと判断され、サルコペニアの可能性があります。

ふくらはぎの太さ計測

ふくらはぎは第2の心臓と言われるくらい重要で、下半身の筋力評価として使われています。
計測部位は、ふくらはぎの一番太い部分を計測するようにしてください。

基準:男性は34cm未満、女性は33cm未満
上記に該当する場合、 筋力低下が著しいと判断され、サルコペニアの可能性があります。

椅子立ち座りテスト

このテストは、椅子から立ったり座ったりする動作を5回行ない、その掛かった時間を元に筋力低下の有無を調べます。

基準:12秒以上
上記に該当する場合、 筋力低下が著しいと判断され、サルコペニアの可能性があります。

歩行速度テスト

このテストは、6メートル歩くのにどの位時間が掛かるかを測ることで筋力低下の有無を調べるテストになります。

基準:秒速1メートル以下
上記に該当する場合、 筋力低下が著しいと判断され、サルコペニアの可能性があります。

もし、1秒あたりに0.8メートルを下回る場合は信号を1回で渡り切れない可能性が高いです。

サルコペニアを防ぐには?

サルコペニアを防ぐには、30代から食事や運動習慣を見直すことが非常に重要になってきます。

もし現在、既にサルコペニアの可能性があるのであれば今すぐ下記の項目を実践していくことで生活の質向上が望めます。

運動
階段上り、かかと上げ、スクワットなどの特に下半身を使った運動がお勧め

食事
筋肉は約8割がたんぱく質からできています。ですから、筋肉量を増やす肉や魚、卵、大豆製品などを中心にたんぱく質が多く含まれている食品を意識的に摂取しながら、運動習慣を持つことがお勧め

以上が「サルコペニア」についてです。

加齢と共に筋力が低下するのはある程度は仕方が無い事です。

だからと言って「年だから、もうどうしようもない」と言って放置していると寝た切りや嚥下障害など生活の質が大幅に低下します。

そうならない為にも、運動や食事バランスを見直してみてはどうでしょうか?

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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「人工甘味料は体に悪い」は本当か?

添加物

今回のテーマは「人工甘味料は体に悪いは本当か?」です。

人工甘味料という言葉は聞いたことがあると思います。
でも、それがどんなものなのか?までは分からないという方が多いと思います。

「人工」っていう文字が付いてるし、何となく体に悪そうだな?というイメージありませんか?

正直、私は非常に体に悪いものだと思っていました。

砂糖やオリゴ糖など日常的に使用している甘味料とは違い、人工甘味料は加工品やダイエットを目的とされる方に使用される傾向が強い甘味料です。

今回はそんな人工甘味料について解説していきます。

人口甘味料とはどんなもの?

人口甘味料とは自然界には存在しない物質であり、文字通り科学的に合成された物質です。

人工甘味料が使われているのは、清涼飲料水やカロリーオフの商品で砂糖の代替として使用されていることが多いです。

人工甘味料は、ダイエットや体重増加から起こる生活習慣病の予防や改善に役立ちます。

私と同じように「人工」と言葉が入っているので自然のものでは無いし、体に害がある物という風に考えてしまう方が多いと思います。

しかし、使い方や使用頻度などを調整することで甘い物を食べたいけど、体重が気になるというような方にはストレスコントロールの一助にもなります。

人口甘味料のデメリット

人工甘味料と聞くと、発がん性があるのではないか?と考える方もいると思います。

これは、1960年代に人工甘味料のサッカリンが動物実験の結果、発がん性リスクが高まるという研究から来ています。

しかしその後、サッカリン自体には発がん性は無いという事が解っています。

人工甘味料は習慣的に摂取することで、このインスリンの働きが鈍くなり血糖値をコントロールする力が弱まると考えられています。その為、糖尿病発症のリスクがあります。

人工甘味料を摂取すると、甘いものを食べているのに血糖値が上がらないため脳が異常に反応してしまい、より甘いものを欲して食べ過ぎてしまい太りやすくなるとも言われています。

また、人工甘味料は砂糖よりも非常に微量で甘さを感じられるため、日常的に使用し続けると甘味に対する感覚が鈍ってきてしまう可能性があります。

人工甘味料のメリット

メリットとしては、カロリーが低いことです。

砂糖を沢山使用することなく、微量で砂糖と同じ甘さになるのが大きなメリットです。

また、血糖の上昇が起こらないため糖尿病の患者さんなどで血糖値の上昇を抑えたい方などには効果的な物となっています。

また、人工甘味料は虫歯の予防にも適しています。

どの人の口の中には、ミュータンス菌という虫歯の原因となる菌が潜んでいます。

食べ物を食べると、砂糖などの糖が歯にくっつき、この糖をミュータンス菌が分解し、歯の表面に菌の住み家である歯垢を作ります。

歯垢は1mg中に1億個以上の菌が存在しており、歯垢の中では菌が糖を分解して酸を作っています。この酸によって歯の表面のエナメル質が溶かされてしまい、虫歯ができます。

しかし、人工甘味料にはミュータンス菌が分解できない成分が含まれており、虫歯の原因となる酸が生成されません。そのため、人工甘味料は虫歯予防に効果があると考えられています。

注意点

スーパーやコンビニなどでもよく見かける「ノンカロリー」「カロリーゼロ」表示のある食品や飲料。

人気商品にもなると、砂糖を使用したオリジナル製品とカロリーゼロバージョンの同商品とが並べて販売されていることも珍しくありません。

この場合「カロリーゼロの方が太らないだろう」と、カロリーゼロ製品に手が伸びる人も少なくないでしょう。

しかし、考えてみてください。甘い飲み物なのにカロリーゼロ。砂糖を使っていたら、カロリーはゼロにはならないはずです。

一体、何を使ってあれだけの甘味をつけているのか?そうです!今回説明した人工甘味料です。

ですから、 「ノンカロリー」「カロリーゼロ」表示 だからと言って過剰に摂取していると、糖尿病・肥満・味覚異常になる可能性がありますので、十分気をつけて下さいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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足がつるのは辛い!その原因と対策は?

こむら返り

今回のテーマは「足がつるのは辛い!その原因と対策は?」です。

あなたは過去にこんなことありませんでしたか?

・日常生活中、突然ふくらはぎに強い痛みが生じて足が動かせなくなった

・運動中や運動後にふともも裏やふくらはぎがピーンと筋が張って動けなくなった

・夜寝ている時、突然足の痛みで飛び起きた

これらは「こむら返り」と言われ、成人以降に発症しやすいと考えられています。

スポーツなどで足を酷使した場合に生じる一時的なこむら返りであれば心配はありません。

しかし、毎晩頻繁に足がつったり、普通に歩いているだけでも足がつるようであればそれは要注意です。

今回は、そんなこむら返りの原因と対策について解説していきます。

こむら返りとは?

こむら返り(足がつる)というのは簡単に言うと「筋肉がギューっと縮んでいる状態から伸びなくなった状態」のことを言います。

こむら返りの原因は?

頻繁に生じる場合は隠れた病気が潜んでいる可能性がありますが、それ以外に生じるこむら返りの原因は主に3つです。

・筋肉の問題

・神経の問題

・循環の問題

大まかに分けると、この3つになります。
順番に一つ一つ解説していきますね。

筋肉が問題の場合
スポーツや山登りなどで筋肉を酷使した場合は筋肉疲労が起こります。

そうすると、筋肉の柔軟性が大きく低下し、伸びにくくなります。酷使した筋肉は縮んでいる場合が多いです。そして、酷使した後にケアをしていなければ時間と共に更に筋肉が固くなり、自然と縮んでいく傾向にあります。

神経が問題の場合
神経は全身の筋肉に指令を送り、筋肉を伸ばしたり縮めたりという作業を24時間行っています。

しかし、何らかの理由によりその神経伝達が上手くいかなくなり、筋肉が縮んだ状態から「伸ばせ!」という指令が行かなくなってしまうため、こむら返りが生じると考えられます。

循環の問題
血流低下や栄養バランスの乱れにより循環不良に陥ると、神経や筋肉が機能低下を起こし
ます。

血流低下は冷えや運動不足などで生じやすくなっています。冷えに関しては特に食事管理が重要になってきます。

栄養素の中でもミネラルが不足すると、循環不良・脳・筋肉の機能低下が顕著になります。

ミネラルの中でも「カリウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「カルシウム」が重要になってくるのでこれらを意識的に摂取する必要性があります。

こむら返りを防ぐ為の対策
こむら返りを防ぐ為の重要なポイントは3つです。

「ミネラルを意識した食事」
「定期的な運動」
「神経伝達の活性化」

これを意識してください。

「ミネラルを意識した食事」「定期的な運動」に関しては特に説明は必要ないと思いますので、
「神経伝達の活性化」についてだけ解説します。

人間は習慣で生きています。
1つ1つの動作・判断などをその都度考えて行動していません。

車の運転で例えると教習所で運転の仕方を教えて貰った時は、
・ブレーキを踏んだ状態でエンジンをかける
・セレクトレバーをドライブモードにする
・ハンドブレーキを解除する

みたいな感じで教えて貰って、始めは1つ1つ思い出しながら運転したり、仮免や卒業試験受けてませんでしたか?

でも、今ではそんなことは考えなくても無意識でやってますよね?これが習慣化です。

習慣化は良い部分もありますが、悪い部分もあります。それは同じ神経回路しか使わないということです。
そうすると、習慣で毎日生活をし続けると神経伝達ができていない箇所が必ず生じます。
そこを起点として、不調や痛みがなどが生じるのです。

ですから、神経伝達の活性化が非常に重要になるのです。
その為に時には考えながら集中しないとできないような動作をして下さい。

例えば、
・利き手と反対側でお箸を扱う
・利き手と反対側でボールを投げる
・利き手と反対側で歯磨きをする

などなど、やる事としてはこの程度で構いません。習慣化されていない動作・判断を意識的にしてください。

注意が必要なこむら返り

殆どのこむら返りは一時的なものなので、大きな心配は必要ありません。
しかし、中には注意が必要なこむら返りもあります。それはどのような場合なのか?をお伝えします。

・「月に数回」ではなく、「週に数回」こむら返りが発症する
・足だけでなく、全身がこむら返りみたいになる

こういった場合は隠れた疾患がある可能性があります。

・熱中症
・甲状腺の異常
・抹消動脈疾患
・脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア

こういった問題が隠れている場合があります。
ですので、あまりにも頻繁に発症していたり足だけでなく全身がつるようであれば早急にお医者さんに診てもらって下さい。

こむら返りは多くの方が1度は経験する様な症状ではあります。こむら返りを起こすと強い痛みが生じて、身動きが取れなくなります。

夜間に頻繁に生じるようになると、睡眠の質が大幅に低下して2次健康被害が生じます。ですから、こむら返りを起こさないような生活習慣をするように心がけることが重要ですので、是非実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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食べたい衝動を抑えるには?

今回のテーマは「食べたい衝動を抑えるには?」です。

あなたはこんな事でお悩みでは無いですか?

・イライラした時にについ甘い物を食べてしまう

・口が寂しいのでついお菓子を食べてしまう

・気づけば常に口に食べ物が入っている

こんな経験がある方!

これは「エモーショナルイーティング」と言われる状態であり、至急改善が必要です。

エモーショナルイーティングとは「衝動食い」「やけ食い」などの、食べたい衝動の事を言います。

今回はエモーショナルイーティングとは何か?
なぜ起こるのか?避ける為にはどうすべきなのか?を解説していきます。

エモーショナルイーティングは感情に任せて食事をすること、あるいは感情を満たす為に食事をする事を指します。

例えば、
・気分が落ち込んだから甘い物を食べた
・暇だからおやつを食べる
・テレビを見ていたらいつの間にかスナック菓子が空になっていた

これらがエモーショナルイーティングです。

つまり、暇だから・寂しいから・食事の時間が来たからなど、空腹を満たしてエネルギー補充をするという本来のタイミング以外での食事がエモーショナルイーティングとなります。

エモーショナルイーティングが起こる4つの理由

エモーショナルイーティングが起こる理由は、
・空腹
(お腹が空き過ぎていて、食べるスピードが早くなって食べ過ぎに繋がる)

・暇
(暇で手持無沙汰な時に、テレビを見ながら何気なくスナック菓子に手を伸ばす)

・寂しさ
(寂しさを紛らわすために、食べて自分を癒す)

・怒り
(怒りでむしゃくしゃして、そのストレス発散の為に食べてしまう)

人間の脳は美味しい物を食べると快楽中枢が働くようにできています
これによって、人間は食べるという行動を忘れないようにする元々人間に備わっている仕組みです。

ところが、怒りや寂しさなどのストレスを感じた時にも、何かを食べれば幸せを感じてストレスが和らぐということを脳が覚えてしまい、チョットしたストレスでも、何か食べるようになります。

そのうち、空腹やストレスが無くてもおいしそうな物を見ただけで、食べて快楽中枢を刺激しようという行動を繰り替えすようになります。

自分の感情をコントロールできる人は、気分が落ち込んだ時に運動したり、自分を癒す方法を見つけて気分転換をします。

しかし、気分の落ち込みを解消する正しい方法を客観的に考えられないと、お腹が空いていないのに食事を摂って誤魔化そうとしてしまうのです。

エモーショナルイーティングを避けるには?

エモーショナルイーティングを避けるには、あなたが感じている食欲の「食べたい理由は何?」を考える事です。

食欲は2つに分けられます。

・体の細胞がエネルギー不足に陥っており、そのエネルギー不足を解消するためにエネルギー補給を求めている

・体の細胞が求めている訳では無く、感情的な理由により「食べたい」という欲求がでている。

ですから、食べたいという強い衝動が生まれた際に「エネルギー補給の為の食事」なのか「感情の為の食事」なのか、どちらなのかを自分でしっかりと観察する必要性があります。

殆どの方はそんな事を考える前に、食べたいという衝動が湧いたら即食べてしまいます。

そんな事をしていると、自分がエモーショナルイーティングを行なっている事にすら気づけなくなってしまいます。

今後は食べる前に一旦手を止めて、自分自身と一度向き合ってください。

例えば、「今なぜ食べようとしているのか?」と自分に問いかけてください。「今は本当にお腹が空いている訳では無く、悲しい思いをしているのを食事で誤魔化そうとしているな」と気づいたら、お腹を満たすより別の方法で自分を癒すことができないか?と考えてみてください。

考えた上で「食べる」と決めたのなら、ゆっくりと一口ずつ味わいながら食べてください。そうすることで、衝動的に食べてしまうよりも量が抑えられるだけでなく、気持ちもだんだん落ち着いてくるはずです。

エモーショナルイーティングになりやすい人

エモーショナルイーティングになりやすい人には類似点があると言われています。

それは「自分への優しさ・思いやり」を向けられていない人です。
こういった人は、一度エモーショナルイーティングに陥ると中々抜け出せない傾向にあります。

つまり、自分自身の心と体の状態に気づけていないので、エモーショナルイーティングを繰り返してしまう。
エモーショナルイーティングから抜け出すには、自分を大切にして自分に優しさを向けること。
自分と向き合い、自分を俯瞰できるようになると、感情に任せて食べてしまう事も減っていきます。

エモーショナルイーティングに陥ると、胃に負担がかかったり、脂肪が蓄積したり、罪悪感に陥ったりします。悪い事ずくめです。


人間の欲求は良くも悪くも強い力を持っています。その強い欲求を跳ね返すためには、非常に大きなエネルギーを必要とします。


中にはその欲求を跳ね返す為に強い決意をもって抗える人もいますが、殆どの方は難しいと思います。
ですから、欲求を跳ね返す為の工夫をしたり、思考を変えなければいけません。

習慣が人を作ります。
始めは自分自身と向か合うのは、面倒だし時間もかかるかも知れまん。
でも、未来の健康の事を考えれば非常に重要な事なんです。

だから、ぜひ今日から実践してみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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イライラや落ち込みの原因はこれ!

今回のテーマは「イライラや落ち込みの原因はこれ!」です。

あなたはこんなお悩みありませんか?

「最近、気分の落ち込みが激しい」

「最近、何かとイライラしてしまう」

もし、このような症状があるのであれば「ナイアシン」が不足している可能性があります!

不健康な食生活や運動不足、睡眠不足など、生活習慣の乱れはメンタルの不調に影響します。

中でも特に注目されているのは「ナイアシン」という栄養の不足による気分の落ち込みです。

今回はそんな「ナイアシン」について解説していきます。

ナイアシンとは?
ナイアシンとは、ビタミンB3と呼ばれているビタミンB群の一種です。
ナイアシンは糖質・たんぱく質・脂質の代謝に関わっています。

糖質・たんぱく質・脂質を代謝するためには「酵素」が必要ですが、全酵素の約20%は「ナイアシン」がないと働くことができません。

つまり、どんなに糖質を減らして高たんぱく・低脂質などと三大栄養素のバランス調整だけをしても、それらをスムーズに体内に消化・吸収させる働きがある「ナイアシン」が無いと意味を成しません。

ナイアシンが不足するとどうなる?
では、ナイアシンが不足すると体にどういった問題が起きるのか?


一番の問題は「セロトニン」が不足するということです。

セロトニンとは脳内の神経伝達物質のひとつで、ドーパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをします。

他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。

セロトニンが低下すると、これら2つのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック症などの精神症状を引き起こすといわれています。

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の合成には、アミノ酸の一種である「トリプトファン」が必要です。

ところが「ナイアシン」が不足すると、体は「トリプトファン」を使って「ナイアシン」を合成します。

「トリプトファン」は「セロトニン」の合成に必要なのに「ナイアシン」の合成を優先的に行ってしまうのです。

「セロトニン」の合成が後回しになると、心が不安定になってしまいます。
セロトニン」は睡眠にも関わるホルモンなので、睡眠の質が悪くなることで余計にメンタルが落ち込んでしまうこともあります。

ナイアシン不足で起こりえる症状
ナイアシンが不足することで様々な不調が生じます。

・集中力の低下
・幻覚
・片頭痛
・冷え性
・めまい
・血糖の上昇
・皮膚炎
・舌炎
・口臭
・日光過敏症
・アルコール代謝の阻害
・肥満

などが一例として挙げられます。

ナイアシンが豊富に含まれる食品は?
では、様々な不調が起こり得る「ナイアシン不足」を解消する為に、普段から意識して摂取する為に何を摂れば良いのか?

・たらこ
・カツオ
・マグロ
・ブリ
・サバ
・鶏胸肉
・牛レバー
・豚レバー
・豚ロース
・まいたけ
・しめじ

これらは、あくまでも豊富に含まれている食品の一例です。

他にもナイアシンが含まれる食品はありますので、自身が継続して摂取できそうな食品を探してみて下さい。

ナイアシンをしっかりと摂取する為には普段の食生活で魚を積極的に食べる!という簡単なイメージを持っておいてください。

魚には「ビタミンD」も多く含まれており、強い骨を維持したり、免疫力を高めたりする効果があります。
更に筋肉に必要な「タンパク質」や血液に必要な「鉄分」中性脂肪を減らして老化を防ぐ「オメガ3脂肪酸」も摂取できる優秀な食材です。

注意点
ナイアシンは非常に重要なので積極的に摂取して欲しいのですが、1点だけ注意点があります。

それは、大量摂取しない!

ナイアシンを錠剤のようなもので大量摂取すると、顔が赤くなったり、皮膚が痒くなったり、下痢になったりすることがあります。
食材で「ナイアシン」を摂取する範囲ではそのようなことは起こりません。

ですから、ナイアシンを摂取する場合は基本的にはサプリではなく、食事から摂取するようにしてください。

どうしても、食事から摂取することが全くできない!と言う場合は、サプリメントを適量を守って摂取するようにしてください。

イライラや落ち込みなどは、年齢的なものや環境的なものだと思われがちですが、食事の影響も大きく関係してきます。

もし「最近、イライラや気分のこち込みが激しいなー」と感じるのであれば、先ずは自身の食事バランスをチェックしてみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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「ウォーキング」と「ランニング」どっちが健康に良い?

運動

今回のテーマは「「ウォーキング」と「ランニング」どっちが健康に良い?」です。

あなたはこんなお悩みありませんか?

「健康の為にとりあえずウォーキングを始めたんだけ大丈夫?」

「健康の為にランニングをし始めたが膝を痛めてしまった。もうランニングはしない方が良いの?」

「運動しなさいと医者に言われた。とりあえず運動するには何をしたらいいの?」

もし、このようなことでお悩みなのであれば、今回の記事は参考になると思います。

・医者に言われたから
・ダイエットしようと思ったから
・健康の為に、、、

など運動を始めるキッカケは様々だと思います。

日本人の場合、運動習慣が全く無かった方が運動を始める場合に選ぶ種目として、

「ウォーキング」と「ランニング」この2つが大きな割合を占めるそうです。
恐らくこれらを選ぶ理由として、

・道具が何も要らない

・テニス、ヨガ、サッカー、水泳などと違って技術が必要ない

・歩く、走るという動作は人生で絶対に1度以上は経験しているから始めやすい

これらが大きな理由だと考えられます。

ウォーキングとランニングを選択される方の中では、ウォーキングとランニングだとどっちの方が良いのか?と迷ったり、迷われた方も多いと思います。

そこで、今回はウォーキングとランニングはどちらの方が良いのか?をお伝えします。

ウォーキングとランニングは共に有酸素運動と言われる運動になります。

有酸素運動はマラソンなどの、比較的低負荷の運動を長時間行なう運動の事を言います。それによって、心筋梗塞や糖尿病、高血圧や高脂血症などの発症リスクを減少させる効果が期待できます。

有酸素運動と対となる運動は無酸素運動と言います。

無酸素運動は短距離を走ったり、筋トレなどの短時間に高い負荷をかける運動の事を言います。それによって、筋肉を強く頑丈にすることが期待できます。

無酸素運動はどうしても負荷が高めの運動になりますし、機械を使用する場合は知識や技術が必要になります。

そういった事を含めると、運動習慣が全く無い方が始める運動としては有酸素運動がお勧めです。

では、タイトルにもあった内容になりますが「ウォーキング」と「ランニング」どちらの方が健康に良いのか?に対する私の見解をお伝えします。

私はランニングをお勧めします!

これが私の答えです。

誤解の内容にお伝えしておきますが、ウォーキングが駄目だ!という訳ではありません。

生活習慣病に対する2つの運動の予防効果を比較したデータによると、ウォーキングとランニングの運動効果に大きな有意差は無いとのデータが出ています。

つまり、「どっちをしてもそんなに変わりませんよ」と言う事になります。

では、なぜ私がランニングをお勧めするか?

それは、強度やバリエーションを簡単に変えれるからです。

どういうことか、説明していきますね。

ウォーキングはご存知の通り「歩く運動」です。ウォーキングはランニングに比べると元々運動強度は低いです。始めはしんどく感じても必ず慣れてきます。健康の為には運動強度が低すぎるとあまり効果が期待できません

その場合、運動強度を上げなければいけないのですが、ウォーキングの場合は「早歩き」これ位しか運動強度を上げる方法がありません。

一方、ランニングは「走る運動」です。
ウォーキングに比べれば運動強度は高めです。ただし、スピードを落としてジョギングにすれば運動強度を落とすことが簡単にできます。

逆に物足りない場合は全力ダッシュなどのようにして強度を簡単に上げることができます。


そして、ランニングの場合はバリエーションを色々組めるのも特徴です。

ジョギングしてランニングしてからダッシュするとか、ダッシュしてからジョギングしてダッシュの繰り返えしにする、などと色々なバリエーションを組むことができます。

人それぞれ、健康度や体力、精神力が違いますが、その人に合ったメニューを作りやすいのも特徴です。

また精神的にも肉体的にも飽きにくくすることも可能です。

これが、私が健康の為にランニングをお勧めする理由です。

運動習慣が全く無い方が運動を始めた場合、ウォーキングであろうと、ランニングであろうと始めは凄くしんどく感じると思います。

でも、安心してください!

継続することで、人間は必ず成長します。初めはあんなにしんどかった運動が同じ強度の運動では物足りなくなってきます。

子供であろうと、高齢者であろうと必ず体は成長します。年齢は関係ありません!

最後に注意点をお伝えします。
全く運動習慣の無い方で、膝や股関節等の関節や心臓などに持病がある方は必ず医師に相談してから開始するようにしてください。

許可が出た場合、できれば運動強度をお体の状態にあったものを作成してくれる専門の方に依頼してください。そうすることで、安全に短い期間で効果を得ることができます。

みなさんそうですが、意外と自分の身体の事を分かっているようで分かっていません。

何となくのイメージで運動強度の高い運動を急に始めると体を壊してしまったり、運動を継続しているけど運動強度が低すぎて体に変化が起こらず止めてしまうパターンがあります。

そうならないように注意して下さいね!

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その「健康ドリンク」本当に健康?

飲み物

今回のテーマは「その健康ドリンク、本当に健康?」です。

あなたはこんな事でお悩みでは無いですか?

「そこまで食べて無いはずなのに痩せない」
「食事には気を使っているはずなのに体調を崩したり、健康診断の結果がよくない」

こういったお悩みを持っている方の中で、30代以降の方に多いのが、健康の為にと「野菜ジュース」を定期的に飲まれてる方が多いということです。

これは、当院にお越しの方にお話を今まで聞いてきた私の個人的な印象になります。

実はこの「野菜ジュース」が上記に挙げたようなお悩みに影響している可能性が高いんです。

今回はそんな「野菜ジュース」について解説していきます。

一般的に「健康ドリンク」と言われている飲み物にはほとんどの商品に糖が多く含まれています。

飲み物の糖は食べ物より直ぐに吸収されてしまうので注意が必要です。飲み物で糖を大量摂取するのは、パンやご飯を液体にして胃に流し込んでいるようなものです。

例えば、伊藤園の野菜ジュース200mlには、10.8gの糖質が含まれています。1個3gの角砂糖に換算すると、3.6個分の糖質量です。

野菜ジュースを飲まれる方に飲んでいる理由を聞くと多くの方がこう答えます。

「普段野菜を摂れてないから野菜ジュースで補おうと思って・・・」

確かに野菜は非常に重要です。野菜をしっかりと摂ることによって腸内環境を整えるには最適です。

しかしながら、野菜ジュースには野菜も含まれていますが、それを帳消しにしてしまう程の糖質量が含まれているのです。

他には、ヤクルト1000の乳酸菌飲料100mlには、14.1gの糖質が含まれています。1個3gの角砂糖に換算すると、4.7個分の糖質量です。

最近、ヤクルトを飲むことで睡眠の質が改善する!という噂で話題になり、購入困難にもなりました。

これには注意が必要で睡眠前に多量の糖質を摂ると中途覚醒が起こりやすくなる可能性があります。ですから、1本飲むことで睡眠の質が向上するのであればOKですが、2~3本など大量に飲むのは注意が必要です

最後に、サントリーのボス贅沢微糖185mlには、4.9gの糖質が含まれています。1個3gの角砂糖に換算すると、1.6個分の糖質量です。

今回はサントリーの缶コーヒーを挙げましたが、基本的にどのメーカーでも同じような糖質含有量です。ですから、健康の為を思うなら缶コーヒーは避けた方がいいと考えておいてください。

では、「糖質は悪だ!、糖質を摂るな!」かと言うとそうではありません
糖質は身体を動かすエネルギー源になりますので、決して悪者ではありません。過剰摂取が問題なのです。

糖質の過剰摂取によるデメリット
・肥満
・高脂血症
・慢性疲労

・肌荒れ
・頭痛
・睡眠障害

糖質を過剰摂取することで、このような症状が起こり得る可能性があります。

ですから「健康ドリンク」を飲む時は、

「普段から糖質管理をしていて、多少多めに糖質を摂取しても大丈夫。それ以上に野菜不足が顕著だからそっちを優先しよう!」

などと目的を明確にしたり、状況を把握した上で「野菜ジュースなどの健康ドリンク」を飲むようにしてください。

普段から意識する必要性あること

野菜やフルーツなどは、加工していない状態が一番栄養素が高いです。

野菜ジュースではなく、生の野菜をそのまま食べる。フルーツをミキサーにかけてミックスジュースにするのではなく、単品をそのまま食べる。などと、加古していないそのままの状態で体に入れるのが一番理想です。

みなさんは「いつまでも健康でいたいと」と心の底では思っていると思います。勿論、私も常にそう考えています。

辛い、痛いなどの差し迫った症状が出ている方は直ぐ行動します。

しかし、差し迫ったものが無いと、どうしても「楽して健康になれたらいいな」という思考になります。

私もそういった考えがあります。
でも、ハッキリと言わせて頂きます。

楽して健康にはなれません!

じゃあ、どうするか?

それは、

「コツコツと継続する」

これしかありません。

猛勉強したら賢くなります、運動を必死にやったら痩せます。でも、これらは決して楽にこなせる事ではありません。苦しいけども続ける事で結果がでます。

健康も同じです。

これを飲むだけで!とか、これを食べるだけで!に飛びつきがちですが、これでは健康は作れません。

手間はかかるし、簡単ではないけど「コツコツと継続して」これが重要になります。

野菜ジュースではなく、お水をしっかりと摂って野菜を食べる。

是非、今日から始めてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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スマホ依存で人生が狂う?!

スマートフォン

今回のテーマは「スマホ依存で人生が狂う?!」です。

あなたはこんな状況になっていませんか?

「スマホがないと不安」

「スマホが常に気になる」

もしこういった状態になっているのであれば、あなたは「スマホ依存症」だと思ってください。

自覚がある方もいると思いますが、意外と多いのが自覚が無いパターンです。

自分ではそんなにスマホを触っている感覚がないけども調べてみたら・・・みたいなパターンが意外と多いです。

スマホ依存症になることで様々なデメリットがあります。年齢を問わず、スマホ依存症に陥ることで人生が狂ってきてしまいます。

今回はそんな「スマホ依存」について解説していきます。

先ずはスマホ依存症どうかチェック!

先程もお伝えしたように自分でスマホ依存だと認識している方もいますが、自分では依存していると認識していない方も多いと思います。

ここでは、これに当てはまったら「スマホ依存」ですよ!という項目を挙げていきます。

もし、下記の項目に1つでも当てはまるものがあるのであれば依存症の可能性が高いと考え、早急に対策を講じてください。

・スマホをお風呂でも使用する
・トイレや信号待ちなど隙間時間は必ずスマホを見る
・起きたらまずスマホをチェックする

・スマホを使いながら寝落ちしている
・睡眠時間を削ってでもスマホを見てしまう
・家族や友人と会話しながらスマホを使用する
・通知がきたら何よりも優先してチェックする
・歩きスマホをしている
・手元にスマホがないとイライラや不安になる
・スマホを近くに置いておくと嫌な気持ちが消える
・毎月通信速度制限まで使用する

いかがでしょうか?
あなたは、1つでも当てはまるものがあったでしょうか?

ごく稀に該当するかな?くらいであれば問題ありませんが、頻繁に上記の項目に該当する行動を行なっているのであれば、あなたは間違いなく「スマホ依存症」ですよ!

平均スマホ利用時間

スマホを1日でどの位の時間利用しているのか?これは、個人差や年齢によっても大きく変わってきます。あるデータによると、

20代の1日のスマホ利用時間 → 4時間前後
30代の1日のスマホ利用時間 → 3時間前後
50代以降の1日のスマホ利用時間 → 2時間前後

このように年齢と共にスマホ利用時間は減少傾向にあります。
ただし、20代や30代はスマホは利用するがTVはあまり観なくなってきています。一方、50代以降などは年齢を重ねるにつれてTVの視聴時間が増加する傾向にあります。ですから、総合計すると20代や30代よりも映像を観ている時間は長くなる傾向にあります。

スマホで何をするのか?
これは年齢によって多少差はありますがこの3つが大きく締めていると考えられます。

➀LINE・インスタ・FB・ツイッターなどのSNS
②YouTube・Netflixなどの動画視聴
➂ゲーム

あなたもこの3つのどれかに当てはまりませんでしたか?

私の場合はYouTubeをついつい観てしまいます。これ良さそうだなーって観ているとおすすめが出てきて、それをピッと押して観てしまう、そしたらまたおすすめが出てきてピッと押して・・・これの繰り返しで気づけば数時間経過していた・・・なんてことも珍しくありません。
YouTubeの策略にまんまと乗っかってしまっています・・・(笑)

スマホ依存症によるデメリット

では、スマホ依存症になることでどんな悪影響があるのか?

・対人関係悪化
あなたが家族や友人・恋人と食事中に、相手がスマホをずっと触っていたり、話をしてもスマホ触りながら空返事をされていて良い気持ちになりますか?

相手が聞いていようが聞いてなかろうが関係なく言いたい事を言えたらそれでいいという方は別ですが、殆どの方が良い気持ちにはなりませんよね?

こんなことを続けていれば対人関係、家族・友人・恋人などとの関係性が希薄になるのは当たり前ですよね?

・集中力の低下
人間の脳はスマホの様に次々と切り替えて色々なタスクをこなすことはできません。
人間は集中した状態から何らかの理由で集中を解かれると、再び集中した状態に瞬時に切り替えることはできません

テスト勉強や資格試験対策で集中時にスマホに通知が来るごとにチェックしていては、注意力散漫になり集中力が低下して、時間の割には記憶が定着しないので効率が悪いのは明らかです。

・肥満や睡眠障害になりやすい
スマホの画面からはブルーライトが出ています。このブルーライトは空腹ホルモンを増加させ、満腹ホルモンを減少させるため暴飲暴食に陥りやすく、肥満になりやすくなります。

また、ブルーライトは睡眠ホルモンを減少させることも判明しています。睡眠ホルモンが減少することで寝つきが悪くなったり、たびたび目が覚めたりと睡眠の質が悪くなります。

睡眠障害は食欲異常を起こしやすいので相乗効果で肥満へとまっしぐらになってしまいます。

・体に様々な不調が生じる
スマホを操作をしている際の姿勢は間違いなく悪いと思います。

それが原因で、ストレートネックと言って首の骨が真っ直ぐになったり、肩こりや首こりが生じたり、猫背や巻き肩になったり、眼精疲労やドライアイになったりと様々な部位に様々な症状が生じる可能性が高いです。

スマートフォンの利用率は2010年には4.4%しかなかったが、2011年には21.1%と一気に拡大しました。その後も利用者は増え続け、2015年に51.1%と半数を超え、2022年は94%とのデータが出ています。
驚くべきスピードで性能やサービスが年々進化しています。

ですから、使い方によっては生活の質を向上させることが可能です。
しかしその反面、使い方によっては生活の質を低下させてしまい学業や仕事、家庭などに影響を及ぼし人生設計が狂ってしまう可能性が大きくなります

アルコール、ギャンブル、ゲーム、薬物など様々な依存症が世の中にはあります。これらの依存症同様に一度スマホ依存症に陥ってしまうと中々依存から抜け出せなくなります。

深い依存症に陥る前の早めの対策が重要になります。

自分でルールを決めてスマホに触れる時間を制限したり、周囲の助けを借りて依存から脱出する工夫をするなど、早めの対策を講じてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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間食止めたらこんな効果が?!

喜び

今回のテーマは「間食止めたらこんな効果が?!」です。

あなたはこんな事でお悩みでは無いですか?

「間食をどうにも止められない」

「ここ数年で体重が3㎏~4㎏増えた」

「最近肌トラブルが多い」

このようなお悩みはあなただけでなく、多くの方が悩んでいます。

人間の体は食べたり、飲んだりした物を栄養素として体を作っています。

飲食物を少なく摂っていれば痩せていきますし、飲食物を多く摂っていれば太っていきます。多く摂っていても、体を動かす習慣があれば消費されるので問題無いです。

しかし、3食の食事もしっかりと摂るし、間食も摂っている。だけど、運動習慣は無い・・・のではないでしょうか?

これは、あなただけでなく上記の様なお悩みがある方に共通しています。

特に気が付けば間食をしているような状態の方は今回の記事を読んで、間食を控えるキッカケにしてもらえればと思います。

今回は「間食を止める」ことでどんなメリットがあるのか?そして、間食を止める方法について解説していきたいと思います。

間食を止める事で起こる体の変化

・味覚が鋭くなる
・体重減少
・肌トラブルの回避
・お金の節約

以上が間食を止める事で起こるメリットです。もう少し詳しく一つ一つ見ていきましょう!

・味覚が鋭くなる
チョコレートやケーキ、アイス、カステラなどを間食として常食していると味覚の低下が起こります。

なぜなら、栄養バランスが乱れてしまうからです。特に味覚に大きな影響を及ぼすのが亜鉛不足と言われています。この亜鉛は上記に挙げたような間食には含まれておらず、糖質や脂質が多くなり味覚の低下に繋がるのです。

ですから、これらの間食を止める事で本来の味覚が戻ってくるので、3食の食事がより一層美味しく感じられるようになります。

・体重減少
間食として常食している食べ物は、基本的に糖質、脂質、カロリーなどが非常に高いです。しかも、中毒性が強く1つ食べると気が付けば何個も食べてしまっている・・・なんてこともよくあると思います。

そんな事をしている上に運動習慣が無いとなると、そりゃー当然太りますよね。
ですから、間食を止めて3食だけをしっかりと食べる習慣にすれば自然と体重は落ちていきます。

但し5㎏以上落とそうと考えているのであれば他にも工夫は必要になりますよ。

・肌トラブル減少
間食として甘い物を常食していると肌トラブルを生じやすくなります。

なぜなら、甘い物には糖質、脂質が多く含まれており、ビタミンなどの肌の新陳代謝を促す栄養素が少ないからです。そうなると、腸内環境も悪くなるのでニキビなどの肌荒れが起こりやすくなるのです。

肌トラブルを減少させるには間食を止めることや睡眠、運動などの生活習慣を整える必要性がありますが、手っ取り早いのは間食を止めることではないでしょうか?

・お金の節約
間食を食べるという事は、それを購入する必要性があるということです。お店で購入するのは勿論ですし自分で作るにしても材料を買う必要性があるのでお金が必要になります。

間食を摂ることでお腹は満たされますが、それ以外で体にプラスになるようなことはありません。財布からお金が無くなっていくというデメリットの方が大きいです。間食を止める事で体は健康へと向かいますし、余計な出費をすることも無くなるので良い事しかないのではないでしょうか?

間食を防ぐためにはどうしたらいい?

間食を止める事でのメリットは解った。

でも、そうは言っても無性に食べたくなることもあるよね?そんな時はどうやって防いだら良いの?という方に対して対策法をお伝えしていきます。

・バナナ、ゼリー、ヨーグルト、ナッツ類など低カロリーで栄養素がバランスよく含まれている物を摂取する

水や炭酸水等を飲む
飲み過ぎは厳禁ですが口が寂しくなった場合に摂取することで食欲を抑えられる。

・没頭できることを行なう。
一番の理想はヨガやピラティス、ウォーキング、スイミングなどの運動です。それが難しい場合は読書、音楽を聞くなど何かに没頭できるものを探して行ってください。

・目の前に間食を置かない。
目の前にケーキがあったら普通は食べたくなりますよね。ですから、目の前に置かない工夫が必要になります。

例えば、間食を取り出すのに手間がかかるような場所に置くことで目の前にあるよりは面倒くさくなって間食を防ぐ効果が期待できます。

・間食を買うコーナーに行かない。
食べ物でも、服でも、バックでも何でもそうですが、お買い物に行った際に予定では買うつもりは無かったけど、何となく買ってしまった!なんて経験は皆さんあるのではないでしょうか?

人間目に入るとその気が無くても欲しくなってしまう動物なんです。ですから、スーパーなどに行って間食コーナーの前を通らない!これを徹底してください。初めて行くお店であれば難しいかも知れませんが、行き慣れたお店であればどこに何があるかはだいたい把握してますよね?

継続のヒントは無理せず行なう事

間食を止めることでのメリットをお伝えしてきましたが、あなたはできそうですか?

頭では解ってるけど中々できそうにない・・・と思っていませんか?

そんなあなたに朗報です!

間食を一切摂るな!という訳ではありません。

いきなり間食を一切断つというやり方で始めた場合、9割の方がストレスで途中で挫折してしまいます。

大事なのはコツコツと継続することです。

そのコツを最後にお伝えします。

毎日間食を摂っているのであれば、間食を1週間に1回か2回だけにする。そして、慣れてくれば徐々に頻度を減らしていくという計画的に行なうと継続しやすい。

可能な方はそのまま間食を無くす方向性にしていけばいいですし、間食を完全に断つのが難しいのであれば1週間に1回だけ甘い物などの間食OKな日を作るという形でも大丈夫です。

今回の間食に関しては、間食が駄目という訳では無く間食で栄養バランスが悪い甘い物などが良くないという話です。ですから、間食を摂るけども栄養バランスの良い物を摂るという形であれば全く問題ありません。

こういった形で、継続して実施して行く為には「無理はしない」ことが重要になります。

ぜひ、できそうな事から少しずつ実施してみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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むくみの原因は?その解消法や予防法は?

今回のテーマは「むくみの原因は?その解消法や予防法は?」です。

あなたはこんな事でお悩みでは無いですか?

「朝起きたら、顔がパンパンになってる」

「夕方になると足がパンパンになってる」

「指がパンパンで指輪が抜けない・入らない」

このような症状でお悩みの方は非常に多いと思います。

そこで今回は、

「むくみはどうして起こるのか?」・「むくみの解消法や予防法はあるのか?」

について解説していきたいと思います。

むくみとは?
 人間の体は60%が水分でできているということは聞いたことがあると思います。
その内40%は細胞内液と言い、20%は細胞外液と言います。しかし、このバランスが何らかの原因により崩れて細胞外液が増えた状態が「むくみ」です。

注意が必要なむくみ
 むくみの多くは一過性のものです。ですから、時間と共に解消されるはずなので寝て覚めたら改善している程度であれば心配は不要です。

しかし、むくみが何日も続いて日に日に悪化していく、むくみのケアをしているが全く改善が見られない。などの場合は心臓・腎臓・肝臓などに重大な疾患が隠れている可能性がありますので、早急に医療機関を受診してください。

今回は重大な疾患ではない事を前提にお話をしていきますのでご注意ください。

むくみの原因
 むくみの原因を一言で言うのであれば「日常生活の乱れ」です。具体的に言うと下記となります。

・塩分の摂りすぎ
・運動不足
・長時間同じ姿勢
・アルコール
・体の冷え
・ホルモンバランスの乱れ
・妊娠、出産
・薬の副作用

これらを行なった結果、一過性のむくみが生じてきます。一つ一つ簡単に解説していきます。

・塩分の摂りすぎ
 人間の体は塩分濃度を常に一定に保とうと働いています。そこに、塩分の高い食品を沢山摂ることで体内の塩分濃度が高くなります。そうすると、体はこのままでは危険だと判断して塩分を薄める為に体に水分を沢山溜め込もうとします

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」では、 1日当たりの塩分摂取量を食塩相当量として男女ともに6g未満にすることを推奨しています

参考までに食品の塩分含有量の一例を挙げます。
・ラーメン:6~8g
・カップそば:6g
・牛丼:5g
・寿司:4g

これでも、日本は塩分に対する基準は低い方です。世界保健機関(WHO)では全ての成人に対して摂取量を食塩相当量で1日当たり5.0g未満にすることを強く推奨しています

これだけ見ると、結構塩分抑えるのって難しいと思いませんか?

・運動不足
 足のむくみでお悩みの方が多いと思いますが、運動不足により脚の筋力が低下した時にもむくみが現れやすくなります。

脚の筋肉、特にふくらはぎの筋肉は心臓に血液を送り返すポンプの役割を果たしているため、筋力が低下すると血液がうまく戻らず、血液中の水分が停滞して脚のむくみが起こるのです。

・長時間の同じ姿勢
 長時間同じ姿勢でいると、むくみが起こりやすくなります。デスクワークで座りっ放しの場合や、長時間立ち仕事をしている場合などが該当します。

これは血液の循環が悪くなることで、血管から水分が多く流出してしまうためです。流れ出した水分は重力の影響によって下半身に溜めるので脚がむくんでしまうのです。

・アルコール
 飲み過ぎた翌朝、顔がパンパンにむくんだという経験のある方がいると思います。

アルコールを摂取し過ぎると、血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張します。それによって静脈やリンパ管などでの水分の処理が間に合わなくなり、血管から染み出す水分の量が増えてむくみが起こってしまうのです。

・体の冷え
 体が冷えると血行が悪くなって血管から水分が染み出し、むくみが起こりやすくなるのです。

また、体が冷えると筋肉が硬くなり、血液の循環を助ける働きが弱くなります。そのため、体が冷えてしまってむくみやすくなってしまうのです。

・ホルモンバランスの乱れ
 女性の場合は生理周期に伴う女性ホルモンの変動によって、むくみが起こることがあります

排卵期の後、プロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる女性ホルモンの分泌量が増加します。プロゲステロンは体内に水分を蓄える作用があるので、その作用によって、生理前の時期はむくみやすくなってしまうのです。

・妊娠、出産
 妊娠や出産を原因としてむくみが起こることもあります。妊娠でお腹が大きくなると、下半身の血液を集める「下大静脈」という静脈を圧迫するため、血行が悪くなって足がむくみやすくなります

また、出産すると羊水が一気になくなり、母乳をつくるために水分が必要なことから母体は水分不足の状態になりやすくなります。その際に体が水分を蓄えようとするため、むくみが起こってしまうこともあります。

・薬の副作用
 病気の治療のために服用している薬の副作用でむくみが起こることがあります

むくみの原因となる薬としては、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、血圧を下げる薬、細菌を壊したり増殖を抑えたりする抗生剤、抗がん剤などが知られています。

以上が、特にむくみの原因となる一例になります。

むくみの解消法
 むくみが発生した場合にむくみを解消する方法をお伝えしていきます。

・マッサージ
・ストレッチ
・入浴
・足を心臓より高く上げる

むくみは心臓や腎臓、肝臓、甲状腺などの基礎疾患がない場合以外は「血流不足」により生じています。ですから、血流を改善させるようなことを実践すれば良い訳なのです。

ですから、上記に挙げたようなことを実践して血流促進を促して下さい。

むくみの予防法
 そもそも、むくみ自体を予防する方法をお伝えしていきます。
ですが、実は既に予防方法については述べているんです・・・・


むくみの原因については既にお伝えしましたよね?

・塩分の摂りすぎ
・運動不足
・長時間の同じ姿勢
・アルコール
・体の冷え
・ホルモンバランスの乱れ
・妊娠、出産
・薬の副作用


上記のことと逆の事を行ない、「日常生活の乱れを正した状態にする」ことが重要になります。

・塩分を控える
・1日15分~でも良いので運動を定期的に行う
・長時間同じ姿勢にならないようにこまめに姿勢を変える
・アルコールはビールは1日1本までのように決めて飲み過ぎないようにする
・体が冷えないように運動や入浴を行なう
・ホルモンバランスが崩れないように食事や運動管理を行う
・妊娠中や産後は循環不良に陥らないように定期的に体のケアをしておく
・薬の副作用があるのであれば、医師と相談して薬を変えてもらう

こういった事を意識して行なう事で、むくみを予防することが可能です。

始めにもお伝えしたように、これらを実践したけど駄目、すでに実践していたけども解消へと向かわない場合は、心臓や肝臓、腎臓、甲状腺などに問題がある可能性がありますので、医療機関を受診してくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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秋にオススメの食品

秋

今回のテーマは「秋にオススメの食品」です。

あなたは秋といえば何をイメージしますか?

「食欲の秋」・「スポーツの秋」・「読書の秋」・「睡眠の秋」

などイメージするのは様々だと思います。因みに私は秋といえば「食欲の秋」です!

秋は美味しい食べ物が豊富です。

「さんま」「さつまいも」「松茸」「栗」など、特に秋は食べる楽しみを堪能できる季節ではないでしょうか?

今年の暑い夏から一転、一雨ごとに急激に気温が下がったり、空気の乾燥などで風邪を引いたり肌荒れを起こす方が非常に多い季節とも言えます。

そこで!!

今回は夏バテ気味のあなたが、風邪などのトラブルを避ける為にオススメの秋の食品をお伝えしていきます!

免疫力アップの為の秋の食品

1.さつまいも
 秋の代表的な食べ物の一つ「さつまいも」。さつまいもには、ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2・カリウムなどが豊富に含まれています。特に風邪の予防に効果があるビタミンCを効率的に摂取することができます。

また、食物繊維も豊富なので腸の動きを活性化させて便通を良くしたり、腸内環境の整える一助となります。免疫力を上げるには腸内環境が非常に重要になりますので、そういった意味ではさつまいもは非常に効果的です。

2.キノコ類
 秋には「しいたけ・松茸・しめじ」などの美味しいキノコ類が旬を迎えます。キノコ類は抗酸化作用が高い食べ物です。体内で細胞を酸化させる活性酵素が増えると、免疫力が低下して体に様々なトラブルを起こす原因となります。そこで、抗酸化作用が高いキノコ類を摂取することで活性酵素を減らして免疫力の向上へと繋がります。
キノコ類もさつまいも同様、食物繊維を豊富に含んでいるので、腸内環境の向上に役立ちます。

3.かぼちゃ
 ハロウィンで主役となる「かぼちゃ」。かぼちゃには、βカロチン・ビタミンC・ビタミンE・カリウムなどが豊富に含まれています。特にβカロチンは粘膜を強化して風邪やウイルスに負けない体を作ってくれます。
また、かぼちゃは体温上昇効果も期待できます。体温が1℃下がると免疫力が30%低下するとも言われています。ですから、かぼちゃを摂取して体温上昇を目指しましょう!

4.れんこん
 れんこんは昔から生薬として用いられてきた食材です。れんこんには、ビタミンC・タンニンなどが豊富に含まれています。これらの栄養素は咳・淡・鼻づまりなどの風の初期症状や喘息、アレルギーの症状を抑える効果が期待できます。

5.里芋
 里芋のネバネバとした成分には胃壁や腸壁を守り、善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。先程から度々お伝えしているように、免疫力を高めるには腸内環境を整えるのが非常に重要です。秋に腸内環境を整える食品として是非メニューに組み込んでほしいですね。

乾燥から肌を守る秋の食品

1.栗
 秋になると栗のスイーツがケーキ屋さんに沢山並んでいますね。栗にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは肌を若々しく保つのに欠かせないコラーゲンの生成に不可欠です。シミ予防にも効果があると言われていますので、透明感があり弾力ある肌の為に栗を意識して摂ってみては?

2.柿
 柿は栄養価が高い食べ物と言われています。柿には、ビタミンC・βカロチン・タンニンが含まれています。これらの栄養素は美肌作りに欠かせません。シミ、ソバカスの予防、ニキビなどの肌荒れ予防に効果的です。コラーゲンの生成を促し、若々しい肌を保ってくれますよ。

以上が夏バテ気味のあなたが、風邪や乾燥などのトラブルを避ける為にオススメの秋の食品となります。

過去・現在・未来に何を飲み食いしてきたか?今後何を飲み食いするか?で体の状態が決まります。
あなたの決断や行動に全てはかかっています

でも、明日から完璧にしようと思っても人間なので、何年も毎日完璧を求めるのは非常に難しいと思います。だから、たまには手抜きになっても構いません。先ずは自分が継続できそうなペースで秋の食品を摂ってみてください。そして、気づいたら当たり前のように継続していた!?となっていると理想的ですね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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体内〇〇が狂うと不調へまっしぐら?!

時計

今回のテーマは「体内〇〇が狂うと不調へまっしぐら?!」です。

あなたは最近こんなことでお悩みではありませんか?

・朝起きれない
・寝付きが悪い
・疲労が取れにくい
・集中力の低下
・食欲低下

これらは、体内〇〇が狂っているために起こっている可能性が高いです。

では、「体内〇〇」とは何なのか?

結論を言うと「体内時計」です。

体内時計が狂うことで上記に上げたような症状が発生するのです。

ということで、今回は「体内時計」について解説していきますね!

体内時計とは?
 体内時計とは人の体に生まれつき備わっている生体リズムのことです。
脳の視床下部という部分に存在し24時間周期でリズムを刻んでいます。

人間は意識しなくても日中は活動して、夜には自然と眠たくなるというリズムが保たれていますが、これは体内時計が働いているからおこる現象なのです。

体温調節やホルモン分泌など、人間の基本的な機能はほぼ24時間リズムで変化しています。

体内時計は2つある?
 実は体内時計と呼ばれるものは2つあります。

1つは先程述べた、脳の視床下部という部分にある「親時計」
もう1つは臓器や抹消組織などに多数ある「子時計」です。

この「親時計」と「子時計」の2つは役割に応じて体内時計制御を行っています。

つまり、体の中では「親時計」と「子時計」がそれぞれ24時間働くことで体内時計が正常に機能しているのです。

体内時計が狂うとどうなる?
 体内時計が狂うことで様々な症状が発生します。

・体内時計が狂うと起こる不調として広く知られている「時差ボケ」
・寝付きが悪くなったり、朝起きれなくなったりする「睡眠障害」
・睡眠障害を起こすことで、日中に強い眠気が起こることで引き起こす可能性が高い「集中力の低下」
・体内時計が狂うことでホルモン分泌が異常になり、食欲ホルモン過剰分泌・不足、血糖値上昇が起こる「肥満や糖尿病などの生活習慣病リスク上昇」

体内時計が狂う原因
 体内時計が狂う原因となるものは何か?それは複数あります。

・寝る直前までスマホなどのブルーライトを浴びている
・食事バランスの乱れ
・不規則な食事時間
・朝食を食べない

本来、光は朝方に浴びるものです。光を浴びることで脳は活動時間なんだ!と認識します。
しかし、ブルーライトのような特に脳の興奮性を高めるものを寝る前に浴びると、寝たくても寝れなくなってしまったり、寝れたとしても睡眠の質が低下してスッキリ感を得られなくなります。

食事バランスでは特に気をつけたいのは糖質過剰です。糖質過剰になると、インスリンというホルモンの影響で血糖値の上昇が起こることで、体内時計が狂いやすくななります。

食事時間も大事です。
あなたは食事の時間はだいたい同じ時間に摂っていますか?

脳はそろそろご飯の時間だな〜とか、この食事はそろそろ寝る時間だな〜と認識しています。

ところが、その食事時間がバラバラだと脳はパニックを起こし体内時計の乱れへと繋がるのです。特に朝食は1日のスタートを告げる大事な時間です。朝食を少しでも良いので体に入れることで体内時計をしっかりと調節してくれます。

体内時計を整えるには?
 では、体内時計を整えるにはどうしたら良いか?その答えは簡単です。
体内時計が狂う原因の反対のことをすれば良いだけです!

・寝る90分前にはブルーライトのような脳を興奮させるようなことはしない
・起床後直ぐに太陽の光を浴びる(曇や雨でもOK。外で自然の光を浴びる)
・5大栄養素を意識してバランスの良い食事を摂る
・食事の時間はなるべく毎日同じ時間にする
・朝食は少なくても良いので食べる

体内時計を整える際の注意点があります。
体内時計はキッチリ24時間ではありません。その為、1日の中で若干ズレが生じます。そのズレをリセットさせるのが上記に上げた方法です。

既に述べたように体内時計には「親時計」と「子時計」の2種類ありますが、リセットされる条件はそれぞれ違います。

「親時計」は「光」によってリセットされます。
「子時計」は「食事」によってリセットされます。

ですから、
・ブルーライト浴びない、起床後に太陽を浴びる → 「親時計」をリセットするのに必要
・朝食を食べる、バランスの良い食事、食事時間は一定 → 「子時計」をリセットするのに必要

となりますので、体内時計を整える為にはどちらかだけ整えるのではなく全て意識して実践することが必要なのです。

体内時計が狂うのには時間はそう必要ではありません。1週間もあれば体内時計は狂ってきます。

逆に体内時計を整えようと思っても、そう簡単には元に戻りません。2~3週間は少なくともかります。夏休みに朝起きる時間をゆっくりにしていると、9月は体が慣れるまで暫く辛くなりませんでした?

一度、狂ってしまったものを元に戻そうとすると必ず時間が必要になります。

勉強、筋トレ、健康は全て同じだと考えてください。1日頑張ったからといって、何かを成し得られる訳ではありません
普段からの小さな積み重ねが未来の成功を生み出します。

ですから、明日の健康の為に今日から体内時計リセット法実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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「涙」出てますか?

今回のテーマは「【涙】出てますか?」についてです。

あなたは最近こんなことでお悩みではありませんか?

・目の乾き、かすみ
・目の痛み
・目がゴロゴロする
・目ヤニが沢山でる
・目が疲れやすい

これらの症状は「涙が少なくなって出ていない」ことで生じている可能性があります。

これは「ドライアイ」と呼ばれる症状の一種です。

涙のイメージとしては、悲しい時、嬉しい時、感動した時などだけに出るイメージがあると思います。
しかし、実は涙は基本的に24時間流れ続けているんです。その涙が24時間流れていない状態が「ドライアイ」なのです。

今回はそんな「ドライアイ」の原因や予防法について解説していきます。

近年はスマートフォンやパソコンなどを長時間使用する機会が多い事により、目に大きな負担がかかっています。これが「ドライアイ」が増加している大きな要因と考えられています。

現在、日本ではドライアイの患者数が2200万人程度だと言われています。

ドライアイとは目を守る為の大切な「涙」が十分に役割を果たせていない状態です。涙の量が足りなくなったり、涙の成分が変化したりする状態のことを指します。

どんな人がドライアイになりやすい?
1.コンタクトレンズを使用している
2.緊張状態やストレスに晒される機会が多い
3.スマートフォンやパソコンを長時間使う
4.エアコンを長時間利用する
5.睡眠不足
6.加齢
7.乾燥した場所に長時間いる

ドライアイを予防するには?
1.スマホやパソコンは1時間に1回5分~15分程度目を休ませる
2.自分の視力に合った、メガネやコンタクトを使用する
3.意識的にまばたきをする

4.乾燥に注意し、加湿を心がける
5.睡眠をしっかりと取る
6.点眼薬を使う
7.目を温める

どうでしょう?
原因を見ていくと普段よくやってる、あるある習慣だと思います。
予防を見ていくと、1つ1つはそんなに難しいことではないチョットしたことだと思いませんか?

普段ついついやってしまっている悪い習慣を避けつつ、予防の為に小さな良い習慣を実施する。これらを毎日心がけることで・・・

・目の乾き、かすみ
・目の痛み

・目がゴロゴロする
・目ヤニが沢山でる
・目が疲れやすい

こういった症状が改善へと向かうのであれば良いと思いませんか?

ドライアイになると、初期は目の疲労感や異物感がある程度で済みます。このレベルであれば、生活習慣を見直したり、目薬などで対処が可能です。

しかし、目薬はするけども生活習慣は見直さずに放っておくと症状が悪化するケースがあります。

ドライアイが悪化すると、角膜や結膜に傷がついてしまったり、頭痛・肩こり・首こりなどの全身症状を引き起こすことにもなります。

目に傷がついてしまったり、全身症状などを引き起こすなどの重症レベルになってしまうと、自身での改善は難しくなります。

ドライアイだと軽く考えずに、早めに眼科などの専門機関で検査をしてもらって下さいね。

今日から原因を避け予防対策を行ない、目が常に潤っていて、涙で溢れるくらいの状態になるようにしてみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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移転のお知らせ

問診

こんにちは。
整体院三宝の三谷です。

当院マンションが取り壊し予定のため、8月24日(木)を持って移転する運びとなりました。
開院してからの2年間ご愛顧頂き、ありがとうございました。

移転先の詳細は下記となります。
兵庫県尼崎市塚口町1丁目13−7 レジオン塚口506号室
https://goo.gl/maps/Wf4y8aTbWQ79x9jM6
阪急神戸線塚口駅から徒歩3分程度

移転先のオープンは9月1日(金)予定となっております。

運動強度はどれが正解?

運動

今回のテーマは「運動強度はどれが正解?」についてです。

あなたは過去に、こんなことありませんでしたか?

運動が健康の為には良いのは分かっているけど、どの程度の運動をしたらいいのか?、どんな運動をしたらいいのか?

それらを自分で調べたり、人に聞いたりして色々考えようとしたが、情報が溢れていて迷ってしまった・・・。

何だかんだと迷っている間に、結局面倒くさくなって運動をすることなく現在に至る・・・・。

実はこんな風になってしまっている方は、あなただけではありません。世の中には他にも沢山います。

運動しようと思うキッカケは皆さん色々です。
・医者から適度な運動をしなさいと言われた。
・体重が増え続けているのでダイエットしたい。
・若い頃に比べて体型がどんどん崩れてきているので恥ずかしい。
・膝や股関節など体重が増えた事で負担が掛かっているから。

このように様々です。

しかし、問題なのは上記の様なキッカケで思い立ちながら、実際に運動習慣が身に付く方が非常に少ないということです。
全体の2~3割いたら良い方ではないでしょうか?

運動習慣が身に付かない方の原因も様々ですが、当院へ来院されるお客様にお話を聞いていく上で原因として多いのは、

「どんな運動をどの程度したらいいのか解らない」

これが圧倒的に多いです。

ですから、今回はどんな運動をどの位の運動強度ですれば良いのか?そこをお伝えしていきたい思います。

先ず結論を先にお伝えします。

・どんな運動をすればいいか?
これは正直、どんな運動でも構いません。
ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリング、ヨガ、ピラティスなどなど

あなたが継続して出来そうな運動であれば何でもいいです。
ただ、数秒で終わるような無酸素運動ではなく、10分以上は継続できるような有酸素運動の方がお勧めです。

・どの程度運動をすればいいか?
これに関しては「主観」・「脈拍」この2つのどちらかを指標にして運動強度を決めてください。

では「主観」・「脈拍」について、もう少し詳しく解説していきます。

「主観」とは字のごとくで、運動時の自身が感じる疲労度によって主観的に運動強度を決めるという形です。
下記にあるボルグスケール(自覚的運動強度)という物を利用します。

6
7非常に楽である
8
9かなり楽である
10
11楽である
12
13ややきつい
14
15きつい
16
17かなりきつい
18
19非常にきつい
20
自覚的運動強度

この表の赤い所を目標にします。
文字の部分は運動時に感じる疲労感です。
数字の部分は運動時のおおよその脈拍になります。(数字×10倍)
そうすると、楽すぎず・きつすぎずの体に丁度いい強度になります。

他人から見てどうだとか、他人と比べてどうだとかでは無く、自分の感覚を基準に運動強度を調節してください。

結果、脈拍がおおよそ110~130/拍くらいになると考えてください。これ以下だと運動強度が低いという事になりますし、これ以上だと運動強度が高すぎるという事になります。

次に「脈拍」に関してですが、これはあなたの年齢と脈拍をベースにした上で運動強度を決める方法になり、カルボーネン法と呼ばれています。

{(220ー年齢)ー安静時心拍数}×0.4~0.6(%)+安静時心拍数

上記の数式を利用して、目標とする心拍数を計算します。
例)50歳、安静時心拍数が60 の場合 → {(220ー50)ー60 }×0.4+60=104/拍

最近では、腕時計に脈拍を測る機能が搭載されていますので、随時脈拍をチェックしながら簡単に運動強度の調整をすることが可能になっています。

参考に年代別での目標運動時間を掲載しておきます。
1週間トータルでこのくらいの時間を確保できるのが理想です。

年代別の推奨運動時間

  • 20代・・・180分/週
  • 30代・・・170分/週
  • 40代・・・160分/週
  • 50代・・・150分/週
  • 60代・・・140分/週

以上が運動強度を決める為の方法となります。

運動自体は何をしてもらっても構いません。あなたが継続して出来そうならなんでもOKです。

どの位の強度で行なうかに関しては、「主観」・「脈拍」を使った方法で決めてくださいね。

最後に、注意点をお伝えします。

これらは、あくまでも数字上の理想値になります。今まで全く運動をしていなかった方がこの数値に近づけようと、急に無理な運動をすると体を痛めてしまいますので気をつけてください。

運動頻度も始めは週に2~3回程度を目標にして始め、慣れてきたら週に4~6回などと回数を増やしていってください。

心臓などに持病がある方は必ず医師に確認をしてから運動を開始するようにしてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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”暑くない”は危険なサイン?!

注意

今回のテーマは「”暑くない”は危険なサイン?!」についてです。

以前、熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!において、熱中症について解説しました。

熱中症は対策をしっかりと行なえば、確実に防げる病気です。

ただ、人間は加齢と共に自分の体の異常に気付きにくくなってきます。

お年寄りについて、こんな話を聞いたことはありませんか?

「家は全然暑くないから、クーラーは使っていない!」

「汗もかかないし、トイレに頻繁に行くのが嫌だから家では水分は殆ど摂っていない!」

こういった話は、直接だったりニュース等で間接的であったりで聞いたことは1度はあると思います。

消防庁の2018年のデータによると、56.5%の方が自宅で熱中症に罹り死亡に至ったというデータがでています。

ではなぜ、暑い状況下で暑くないと感じたり、喉が乾かないのか?この理由を簡単に解説していきます。

暑さを感じない・喉が乾かない状態になってしまうのか?の原因を一言で言うと、

「加齢」

これが結論です。

人間の体は、暑ければ熱を体に溜め込まないように体外に放出して体温を下げようとしますし、寒ければ熱を外に逃がさないように体内に溜め込もうとします。このような体温調節を必ず行っていま。

体温調節の方法は主に2つあります。

➀行動性体温調節
②自律性体温調節

行動性体温調節とは、寒ければ上着を着たりと厚着をしますし、暑ければ薄着になったりエアコンをつけたりします。これは、自らの意思で体温調節をしようと試みます。

自律性体温調節とは、無意識下で体温調節をしようとする反応です。
例えば、寒い時に体が震えることによって熱を生産させようとしたり、暑い時は汗をかいて熱を下げようと試みます。

この体温調節に重要な2つの内、
➀の自律性体温調節機能が加齢と共に低下してしまうことで、暑さを感じにくくなくなったり、喉が渇きにくくなるのです。

自律性体温調節機能の低下により、

・汗をかく機能が低下する
・血流調整機能が低下する
・皮膚の温度センサーが低下する

汗をかく機能が低下するので熱が体に蓄熱されて高体温状態になったり、

血流調整機能が低下するので熱が体に蓄熱された場合、血流を増やして熱を外に放出することができなくなったり、

皮膚の温度センサーが低下するので暑いのを暑いと感じにくくなってしまいます。

こういうった体の機能低下は、例外なく皆さんに起こります。
特にこういった機能低下が顕著なのが、65歳以上だというデータがでています。

ただし、あくまでも平均値なので個人差が非常に多いと考えてください。

20~30代で機能低下が起こる場合もありますし、70代になってから機能低下が顕著になる場合もあります。
20~30代の場合は自律神経の乱れなどで、一過性で起こるケースが多いです。

汗をかく機能が低下する
・血流調整機能が低下する
・皮膚の温度センサーが低下する

こういった機能低下は自身で気づくのは意外と難しい部分があります。
ですから、家族がいかに変化に早期に気づいてあげるか?ここが重要になってきます。

自身でできることとしては運動を習慣化させて、汗をかいたり、血流増加を強制的に促すようにしたり、

体温計や湿度計を設置して、数値と自分の感覚にズレがないか?を普段からチェックすることをお勧めします。

こういった対策をする事で、熱中症は勿論ですが様々な不調を防ぐことができます。

原因が何なのか?それをしっかりと理解していれば、しっかりとした対策が打てます。

ぜひ、あなた自身や家族の状態をチェックしてみてください!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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毎日、ちゃんと測ってますか?

今回のテーマは「毎日、ちゃんと測ってますか?」についてです。

突然そんな事を聞かれたら「何のこと?」となりますよね。

では、何のことかと言うと「水分」に関してです。

水分摂取の重要性に関しては、以前にも何度かお伝えしています。

昔に比べれば、皆さんの水分摂取の重要性は随分と認識されてきています。

水分は1日にどの位摂取するのが良いのか?に対しては色々な意見はありますが、私の見解としては「1日1.5リットル」を推奨しています。

詳しくは”水分は沢山摂れば良い”は間違い?をご覧になってください。

しかしながら、理解はしているが”実践できていない”という方が非常に多いのが現実です。

私は当院に初めてお越しのお客様には必ず「水分1日どの位摂っていますか?」と質問をします。

すると、「水分摂取は大事って聞くんで、多分1~1.5リットルくらいは飲んでると思います」

という回答が殆どの方から返ってきます。意識としては非常に素晴らしいことですね。

そこで、私はあるお客様にこんなお願いをしてみました。

「では、ペットボトルや専用ボトルなどに入れて、確実にどの位飲んだかチェックしてみてください。」とお願いをしてみました。

その結果は・・・・・・1リットルにも及ばなかった!!

こんなケース、実は1人だけでなく結構いらっしゃいます。

私も含めてですが、人間の感覚はあまりあてになりません

体調や環境によって、感覚は簡単にズレてしまいます

いつもの感覚で、そこそこ飲んでるから1リットル以上は飲んでるでしょ!みたいな、何となくで判断してしまうのです。

ですから私は、客観的に目で見て1.5リットル飲んだ!と確実に判断できるように水分をペットボトルや専用ボトルに入れて測るようにお伝えしています。

特に今の時期などの暑い時期は水分摂取は非常に重要になります。

確実に1.5リットルは水分摂取できるようにしてみてください!

目標は1日に1.5リットルなのですが注意点があります。

それは、飲み物によっては飲んでも体に水分が蓄積されず、直ぐに体の外に排出されてしまうものがあります

ですから、最後に水分摂取に向いていない飲み物をお伝えして終わろうと思います。

1.アルコール
2.コーヒー
3.緑茶やウーロン茶

この3つは注意が必要です。

もちろん、普段これらを飲むな!と言っている訳ではありません。

「リラックスタイムにコーヒーは無くてはならない!」とか、「寝る前のビールが至福の時間」などの意見もあると思います。

そういう時間があっても、それはそれで良いと思います。

ただし、水分摂取という観点から見れば相性が良くありません。

上記の3つは”利尿作用”のため、飲んだのは良いけども尿として直ぐに排出される傾向があります。

ですから、水分接種が大事だと聞いたから沢山コーヒーを飲もう!などとなると、飲んでも飲んでも体は水分不足に陥りがちですので注意が必要です。

3.の緑茶やウーロン茶は意外かもしれませんが、一般的には利尿作用があります。

ただし、商品によっては利尿作用の元となる「カフェイン」が含まれていないものもあります。

商品裏面の食品表示を確認して飲むようにしてみてください。

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熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!

今回のテーマは「熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!」についてです。

毎年、梅雨時期~夏にかけて熱中症になる方が後を絶ちません。

散々、熱中症の危険性をメディアで報じてはいますが、現状減少傾向には至っていません。

原因としては、気温自体が年々上昇傾向にあること、体の順応能力低下、対策不足が原因であると考えられます。

熱中症は最悪の場合、死に至る恐い病気です。

今回は、そんな恐い病気である「熱中症を防ぐ方法」を中心に解説していきます。

私は大丈夫!と油断せずに、熱中症に関しての正確な知識を得た上で対策を行ない、今年の暑い夏も乗り越えれるようにしてくださいね!

熱中症とは?
 体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして体温の上昇や、めまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことを言います。

重症度によって次の3つの段階に分けられます。

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症
 立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる)、筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り)・大量の発汗

Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症
 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症
 意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)

厚生労働省による人口動態統計月報[概数]によると、平成30年~令和4年過去5年間の6月~9月の熱中症による死亡者数が公表されており、

平成30年:1531人
令和元年:1144人
令和2年:1466人
令和3年:707人
令和4年:1387人

令和3年のみ半減していますが、これはこの年の平均気温が例年に比べて低かったことが要因であろうと言われています。

ですので、国民の熱中症対策がここ5年で向上したという訳ではありません。

熱中症は生命にかかわる病気ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます

日常生活における予防は、脱水と体温の上昇を抑えることが基本です。
体温の上昇を抑えるには、薄着になる、日陰に移動する、水浴びをする、冷房を使う等、暑さから逃れる行動性の体温調節と、皮膚血管拡張と発汗により熱を体の外に逃がす、自律性の体温調節があります。

しかし、皮膚表面温の上昇には限り(せいぜい35℃まで)があるため、高温環境では汗による体温調節に対する依存率が高くなり、汗の元となる体の水分量を維持することが重要になります。(周囲の温度が35℃以上になると、逆に熱が体に入ってきます)

日常生活では、からだ(体調、暑さへの慣れ等)への配慮と行動の工夫(暑さを避ける、活動の強さ、活動の時期と
持続時間)、および住まいと衣服の工夫が必要です。日常生活での注意事項を、6項目にまとめてみました。

  1. 暑さを避ける
    残念ながら、外気温が高いのを下げることは出来ません。ですから、外気温が高い場合はその暑さをいかに避けるか?が重要になってきます。
    その為、暑さを避ける工夫が大切になります。そんな工夫のアイデアを下記に纏めてみました。

 ①暑い日は無理な外出を控える。
 ②天気予報を参考にし、暑い日や時間を避けて外出や行事の日時を検討する。
 ③屋外では日向を避け日陰を選んで歩く。
 ④日向では積極的に日傘を使用する。
 ⑤涼しい場所に避難する。
 ⑥適宜休憩する、頑張らない、無理をしない。
 ⑦携帯型扇風機や保冷材などのグッズを活用する。

 室内で涼しく過ごす為の工夫
 ①風通しを利用する:屋根裏の換気口を開ける、玄関に網戸、向き合う窓を開ける
 ②窓から射し込む日光を遮る:ブラインドやすだれを垂らす、緑のカーテン、日射遮断フィルム
 ③空調設備を利用する:我慢せずに冷房を入れる、扇風機も併用する
 ④気化熱を利用する:夕方に打ち水をする
 ⑤外部の熱を断熱する:自宅の断熱性能を確認・改善する

 衣服の工夫
  衣服で日射の侵入を防ぎ、ゆったりした服装で、衣服の中や体の表面に風をとおし、体から出る熱と汗をできる  だけ早く逃がしましょう。
 ①ゆったりした衣服にする
 ②襟元をゆるめて通気性を良くする
 ③吸汗・速乾素材や軽・涼スーツ等を活用する
 ④炎天下では輻射(ふくしゃ)熱を吸収する黒色系の素材を避ける
 ⑤日傘や帽子を使う

2.こまめに水分補給をする
 体温を下げるためには、汗が皮膚表面で蒸発して身体から気化熱を奪うことができるように、しっかりと汗をかくことがとても重要です。

汗は血液中の水分や塩分ですから、体温調節のためには、汗で失った水分や塩分を適切に補給する必要があります。

暑い日には知らず知らずにじわじわと汗をかいていますので、身体の活動強度にかかわらずこまめに水分を補給しましょう。

特に湿度が高い日や風が弱くて皮膚表面に気流が届かない条件の下で、汗をかいても蒸発しにくくなり、汗の量も多くなります。その分、十分な水分と塩分を補給しましょう。

また、人間は軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じません。そこで、のどが渇く前、あるいは暑い場所に行く前から水分を補給しておくことが大切です。

なお、どのような種類の酒であっても、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、汗で失われた水分をビール等で補給しようとする考え方は誤りです。

一旦吸収した水分も、それ以上の水分とともに、後に尿で失われてしまいます。

入浴時、睡眠時も発汗していますので、起床時や入浴前後は水分を摂取する必要があります。

運動時や作業時に大量の発汗がある場合には、体重減少量(発汗量)の7 ~ 8割程度の補給が目安です。

日頃から体重を計り、汗の量の目安を確かめておくのは客観的に水分損失量を測る方法として非常に効果的です。

3.急に暑くなる日や継続する暑さに注意する
 熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。人間が上手に発汗できるようになるには、暑さへの慣れが必要です。

暑い環境での運動や作業を始めてから3 ~4日経つと、汗がより早くから出るようになって、体温上昇を防ぐのが上手になってきます。

さらに、3 ~ 4週間経つと、汗に無駄な塩分をださないようになり、熱けいれんや塩分欠乏によるその他の症状が生じるのを防ぎます。

このようなことから、急に暑くなった日に屋外で過ごした人や、久しぶりに暑い環境で活動した人、涼しい地域から暑い地域へ旅行した人は、暑さに慣れていないため熱中症になりやすいのです。暑いときには無理をせず、徐々に暑さに慣れるように工夫しましょう。

また、厳しい暑さが続くときは、不要な外出や屋外での作業は控え、積極的に冷房(室温が28℃を超えないよう)を使いましょう。

自宅に冷房装置がない場合は、空調の効いた公共施設や商業施設に避難しましょう。たとえ数時間でも涼しいところで体を休めることは有効です。

水シャワーや水浴びも体温を下げるのに有効です。夜間に気温があまり下がらない日には冷房をつけて寝ることも必要です。

4.暑さに備えた体作りをする
 暑い日が続くと、体がしだいに暑さに慣れて、暑さに強くなります(暑熱順化)。暑熱順化すると、暑熱環境での体温上昇や心拍数増加などの生理的ストレスを軽減できます。また循環血液量が増加し、汗のかき始めも早くなります。

そのため同一体温に対する汗の量も増え、より効果的な体温調節ができるようになり、熱中症の危険性も少なくなります。

暑熱順化は「やや暑い環境」において「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動(ウォーキング等)を継続することで獲得できます。

実験的には暑熱順化は運動開始数日後から起こり、2週間程度で完成するといわれています。そのため、日頃からウォーキング等で汗をかく習慣を身につけて暑熱順化していれば、夏の暑さにも対抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。

じっとしていれば、汗をかかないような季節からでも、少し早足でウォーキングし、汗をかく機会を増やしていれば、夏の暑さに負けない体をより早く準備できることになります。また生活習慣病の予防効果も期待できます。

5.各人の体力や体調を考慮する
 熱中症の発生には、その日の体調が影響します。暑さに対して最も重要な働きをする汗は、血液中の水分と塩分から作られます。脱水状態や食事抜きといった万全ではない体調のまま暑い環境に行くことは、絶対に避けなければなりません。

風邪等で発熱したり、下痢になったりしている場合は脱水状態と言えます。また深酒をして二日酔いの人も脱水状態であり、非常に危険です。体調が回復して、食事や水分摂取が十分にできるまでは、暑いところでの活動は控えなければなりません。

また、活動の後には体温を効果的に下げるように工夫します。そのためには、十分な水分補給(大量に汗をかいた場合は塩分も補給)とよい睡眠を取り、涼しい環境でなるべく安静に過ごすことが大切です。

肥満の人、小児や高齢の人、心肺機能や腎機能が低下している人、自律神経や循環機能に影響を与える薬物を飲んでいる人も、熱中症に陥りやすいので活動強度に注意しましょう。

6.集団活動の場ではお互いに注意する
 熱中症の予防には、個人ごとの努力とともに集団生活におけるお互いの配慮や注意も必要です。

まず、暑さが避けられない場所での運動や作業は、なるべく短時間で済ませるようにします。

責任者は集団活動のスケジュールを工夫したり、暑さや身体活動強度に合わせてこまめに休憩を入れたり、選手や作業者を交代させて
一人あたりの活動時間を短くしたりします。

暑い場所での集団活動で忘れてはならないものは、個人の体力や体調に合わせたペースを守らせ、無理をさせないことです。そして、水分と塩分(ナトリウム等)をいつでも補給できるように飲料を準備します。

のどの渇きの感覚に頼っているといずれも不足してしまいますから、活動を始める前から補給するよう指導するのがポイントです。

また、水分だけを補給していると血液中の塩分濃度が低下して、塩分欠乏によって筋けいれんなどの症状が生じることがあります。

特に沢山汗をかくような状況では塩分も補給するよう注意します。活動のスケジュールには、水分補給のための休憩を計画します。

以上が熱中症対策の為の6つのポイントになります。

熱中症は発症すると、命の危険性もある危険な病気です。しかし、対策をしっかりとすれば防げるものです。

私が解説してきた内容の中には、既に知っている部分も多くあったと思います。でも、知ってはいるけども実践はしていない。そんな部分も沢山あったと思います。

ぜひ、この機会に実践へと移して頂き、自身も家族も熱中症にならずに快適な夏を過ごせるようにしてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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冷たい水は駄目!は間違い?!

今回のテーマは「冷たい水は駄目!は間違い?!」についてです。

今年も暑い日が多くなってきていますね。

夏になると私の記憶違いでなければ、ニュースとかで「この時期としては過去最高気温!」みたいなフレーズを毎年聞いている気がします。

つまり、年々暑くなっているってことですよね?

「今年は涼しい夏になるでしょう!」みたいなニュースを聞いた覚えがありませんし、「今年の夏は割と涼しかったね~」という会話も聞いた覚えがありません。

しかし、私の記憶だけに頼るのは駄目だと思い、気象庁の過去データで調べてみました。

その結果、日本の平均気温はここ100年で1.3℃上昇しているそうです。

更に、東京などの大都市はヒートアイランド現象による気温上昇により平均気温がこの100 年あたりで3.2℃上昇しています。

確かに、最近は35℃以上の猛暑日は頻繁にありますし、地域によっては40℃以上の酷暑日という場所もあります。

そりゃー、毎年暑い訳です・・・。

昨年(2022年)の日本の平均気温の基準値(1991~2020年の30年平均値)からの偏差は+0.60℃で、1898年の統計開始以降、4番目に高い値だったそうです。

因みに、 1898年の統計開始以降のベスト5は下記となります。
・1位:2020年(+0.65℃)
・2位:2019年(+0.62℃)
・3位:2021年(+0.61℃)
・4位:2022年(+0.60℃)
・5位:2016年(+0.58℃)

全部最近じゃないですか?!

この気温上昇傾向はほぼ間違いなく今後も続きます。なぜなら、世界中で日々地球温暖化が進んでいるからです。

これを防ぐ為には、世界中の国が協力して対策を講じないと駄目なのですが、現状は足並みが揃わないので難しそうです。

さて、前置きが長くなりましたが今回の本題に入ります。

気温が高くなると尚更重要になるのが「水分補給」です。

昔は、水分は摂るな!といった風潮がありましたが現在は違います。

世代を問わず水分補給の重要性は理解されていると思います。

そんな中、水分補給に関してチラホラとお客様からこんな話を聞くことがあります。

「冷たい水は体に悪いと聞いたことがあるので、本当は暑いから冷たい物を飲みたいけど、常温の水を飲むようにしています」

こんな感じの内容です。

確かに常温の水にはメリットがあり、冷たい水にはデメリットがあります。
しかし、冷たい水にもメリットがあります。

ですから、「冷たい水は駄目と決めつけるのは間違い」です。

冷たい水=駄目という考えは一回忘れて、状況に応じて常温・冷水・温水などを飲み分けることで、体を良い状態に保つ事ができます!

では、今回はそんな状況に応じた飲み方について解説していきます。

まず、冷水・常温・温水それぞれの特性を記します。

冷水(5〜15℃)
運動した直後に飲むと吸収が早くなるので効果的。熱くなった身体を冷やすのに効果的。また、冷水が胃壁を刺激して便通が良くなったり、交感神経への切り替えを促して目覚めが良くなったりという効果も期待できます。但し、頻繁に冷水を飲むと胃腸の働きが低下しやすくなる。

◆常温の水(20〜35℃)
ぬるめで、蛇口から出てくる程度の水の温度です。この温度は胃腸への負担が少ないことが一番のメリット。冷水に比べると吸収の速さは劣りますが、胃腸への負担度と吸収スピードが丁度良いため、日常的に飲む水として好適だと言えます。健康のために毎日飲む水の量は1〜1.5リットルと言われますが冷水や温水でこれだけの水を毎日飲むのはかなり大変ですよね。

◆温水(60〜80℃)
胃腸への負担がもっとも少ない半面、吸収速度も遅くなります。しかし身体を温めることができるため、冷え性が気になる方や就寝前の1杯に最適です。

人間の免疫機能は体温が1℃下がっただけでも大きくダウンします。冷たい飲み物を飲んで身体が冷えると免疫機能も低下します。その結果、ウイルスや細菌、老化を促進する物質を排除する能力が落ち、身体がダメージを受けやすくなります。免疫力をキープするためにも、常温の水を普段から取り入れるのが良いと言われる所以がここにあります。

これらの特徴から状況別に摂るべき水分を判断すると、

冷水を飲むのがお勧めの状況
炎天下の中での運動で大量に水分を失っている場合や、体温が上昇している場合

常温を飲むのがお勧めの状況
食事で飲む際や、喉が乾いた際など合間で水分補給する場合

温水を飲むのがお勧めの状況
常温と同じく食事の際や合間で飲むもよし、睡眠前に飲むのもよし。

以上が、状況別「水分の温度別飲み方」となります。

ですから、一般的によく言われる「冷たい飲み物は駄目!」これは間違いであり、スポーツなどで体温が上昇している場合は早急に体温を下げる必要性があるので、冷たい飲み物が効果的になります。

一方、体温が特別上がっていない状況であれば、常温や温かい飲み物を飲むのがお勧めです。

状況に応じて水分を飲み分けることで、今年のこの暑い夏も乗り越えることができ、夏バテが秋まで続いてしまう・・・、そんな最悪の事態も避けることができるようになりますよ

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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水飲んだだけでも太る?!の真実

水を飲む

今回のテーマは「水飲んだだけでも太る?!の真実」についてです。

特に女性に多い意見で、「私は水分を摂っただけでも太っちゃうんです。だから、水分は控えるようにしています」こういった事を言われる方がいます。

本当に水分を摂っただけで人間の体は太ってしまうのか?

結論を言います!

「一時的に体重が増えることはありますが、水を飲んだだけでは太りません!」

これが結論です。

では、今回はその理由について解説していきます。

自身でダイエットを決意した方、医者から痩せなさいと言われた方などが、ダイエットを頑張っているつもりなのに中々体重が減らないと不安になりますよね。

しかも、水を飲んだ後に体重計に乗ると体重が増えていので、私は水を飲んだだけでも太ってしまう!と考えるのは解らなくもありません。

では、本当に水を飲むことで太ってしまうのか?それは間違いです。

水を飲むと体重が増える理由

お水の質量は1ℓで1㎏です。
つまり、お水を1ℓ飲めば1㎏体重が増えることになりますが、これは「太った」ということになるのでしょうか? お水を飲んで一時的に体重が増えたとしても、体脂肪がつくという意味では太ったことにはなりません。

お水にはカロリーがありませんので、たとえ1度に大量のお水を飲んだとしても、健康であれば、お水はやがて汗や尿となって体外に排出されます。

もちろん、お水を飲んだ直後に増えていた体重も、排出によって元通りになります。直前に飲んだお水の質量が関係していることは確かですが、それが「太った」という状態であるとは言えません。

時間が経っても増えた体重が減らない理由

そもそも水太りとは肥満ではなく、水分をうまく排出できない体質を指します。
むくみが慢性化している状態の延長線とも言えます。新陳代謝が低下してしまっているケースが多いです。

本来水を飲んだ場合の体の働き

身体に入ってきた水分は動脈を通り、不要な分は静脈とリンパ管から排出されます。通常、メインで水分を排出しているのは静脈です。

けれども、静脈が水分を排出する処理力には限界があるため処理しきれなかった分はリンパ管から排出されることになります。

リンパ管は通常あまり働いていませんが、皮下組織に水分が増えてくると働き始めるという性質を持っています。

そのリンパ管の働きが鈍い場合には、皮下組織に溜まった水分を処理しきれなくなるため、結果として「むくみ」が生じ、さらに慢性化してしまうと「水太り」となるのです。

水太りの裏に潜む重い病気の可能性も

水太りの原因には、体質的なものに加えて身体の代謝機能に原因があるケースも見られます。

ひどいむくみがある場合には、稀に腎臓病や心不全など重い病気が隠れているケースもあります。

数日間で急激に体重が増えた場合(5㎏など)や、尿の出が急に悪くなった場合などには注意が必要です。そういった場合は医師に相談してください。

むくみの原因

では、水太りを助長させてしまう根本的な問題である「むくみ」の原因は何なのか?
それは、下記が原因となります。

・食生活の乱れ
・血流の低下
・運動不足
・ホルモンバランス

各項目をもう少し詳しく解説すると、

・食生活の乱れ
バランスの取れた食事をしていれば、不要な水分は正常に汗や尿として正常に排出されます。

しかし、糖分や塩分の多い食事が中心になっているとむくみが生じやすくなります。なぜなら、塩分や糖分は体内で水分を多く溜め込もうとする性質があるのでむくみにつながりやすいのです。

・血流の低下
長時間座っていることが多い方、普段から冷えを自覚している方は血流が低下しているので、むくみが生じやすいです。

血流が十分であれば血液と一緒に余分な水分は排出されますが、血流が不十分だと余分な水分が排出されず体内に溜め込んでしまうのです。

運動不足
余分な水分は主にリンパから排出されます。リンパ自体は自分で老廃物を排出する働きはなく、筋肉の動きに相まって排出するようになっています。

ですから、普段運動習慣がない方は、
筋肉が動かない → リンパが働かない → 余分な水分が排出されない → むくむという流れになってしまいます。

・ホルモンバランス
女性の場合は生理周期によりホルモンバランスが変わるので、むくみやすい時期やむくみにくい時期があります。

プロゲステロンの分泌が徐々に増える生理前2週間(黄体期)は、むくみやすくなります。このため、生理前に体重が増加し、生理が終わると体重が元に戻るという方もいます。

以上がむくみの原因となります。

今回のテーマを纏めると、「水飲んだだけでも太る?」に関しては「太りません!」これを覚えておいてください。

一時的に体重が増えることはありますが、正常であれば尿や汗となって体重は元に戻ります。

それが、戻らないというのは水が悪いのではなく「むくみ体質」である身体に問題があります。

ですから、根本的な問題である「むくみ」の改善が必要になります。

むくみ改善の為には、
・食事コントロール
・運動習慣
この2点が非常に重要になってきます。

人間の体は60%以上が水分でできています。ですから、水分摂取は非常に重要になります。体重が増えるから水分を控えようとお考えなのであれば、それは止めてください。

水分摂取は健康にも美容にも好影響を与えます。

水を飲んだだけでは太りませんので、安心してこまめに水分摂取する習慣を付けてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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温湿布と冷湿布どっちが良いの?

今回のテーマは「温湿布と冷湿布どっちが良いの?」についてです。

整形外科や接骨院等で長方形型の湿布を貰う事がよくあると思います。

そんな時、こんな疑問を持ったことありませんか?

「温湿布と冷湿布ってどっちを使ったらいいんだろう?」

恐らく、一度はこのような疑問を持ったことがあると思います。

かくいう私も昔疑問に思ったことがありました。

今回のような疑問は、多くの方が持たれているようで、当院にお越しの方にもよく質問されます。

ですから、今回はそんな疑問に対して回答をしていきたいと思います。

では、結論を先にお伝えします。

「結論、どちらを使っても良い」です。

何だそれ?!と突っ込みを入れられそうですが、これが真実なのです。

「どちらを使っても良い!」だけで終わってしまうとこの記事は意味をなさないので、その理由を解説していきます。

湿布の役割
現在市販されている湿布や病院などで処方されている湿布は、正式に言うと経皮吸収型鎮痛消炎剤を成分として配合した貼り薬のことを意味します。

患部に湿布を貼ることによって、鎮痛消炎成分が皮膚から患部へと吸収され、腫れや痛みを抑える作用が期待されています。

つまり、簡単に言うと「炎症を抑える」「痛みを緩和する」この2つが湿布の役割となります。

湿布の種類
湿布には色々な種類があります。
大まかな種類分けとしては、「見た目の色の違い」「粘着力の違い」「貼った時の感覚の違い」となります。

今回のテーマはこの中にある「貼った時の感覚の違い」である、温湿布と冷湿布について掘り下げています。

温湿布と冷湿布の違い
温湿布も冷湿布も正式には「経皮吸収型鎮痛・抗炎症剤」と言われる薬剤です。
中に含まれている成分は、トプロフェン、ロキソプロフェン、インドメタシンなどといった、内服の消炎鎮痛剤と同じ成分の薬剤が両方ともに含まれています。

では、貼った時に温かく感じたり、冷たく感じる理由は何なのか?
それは「温湿布」にはトウガラシ成分のカプサイシンが配合されており、ヒリヒリやポカポカと感じる
一方、「冷湿布」には、メントール、サリチル酸メチル、ハッカ油が配合されており、スース―やヒヤヒヤと感じる。

こういった理由により貼った時の感覚に違いが有りますが、これらの成分が配合されているからと言って効能が大きく変わることはありません。ですから、痛みなどがある時にはご自身が心地よいと感じる方を使って頂いて大丈夫です。

温湿布と冷湿布の使い分け
基本的には先ほども述べたように、どちらを使っても効能は同じです。

敢えて使い分け方を述べるとすれば、冬に身体に冷たいものが触れるとビクッとなって嫌ですよね?逆に夏で暑いのに温かい物が身体に触れるのも嫌ですよね?

そういった場合に、冬は温湿布を使い、夏は冷湿布を使う。みたいな感じで使い分けてもらうといいと思います。もちろん、夏でも温湿布の方が心地良いと感じるのであれば温湿布を使ってください。

後、湿布を貼ろうとする部位が非常に熱感が強い場合は冷湿布の方がおすすめです。

以上が「温湿布と冷湿布どっちが良いの?」に対する回答となります。

病院やドラッグストアなどで湿布を購入した場合は自身で心地いい方を使うようにしてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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理解してる?栄養の基本的な事

今回のテーマは「理解してる?栄養の基本的な事」についてです。

突然ですが、あなたは「5大栄養素」って知っていますか?

恐らく、全員の方が人生で1度は聞いたり、学んだことはあるはずなので知っていると思います。

では、知っているはずのあなたに問題です!

「5大栄養素」それぞれの働きは何ですか?例え話を使って説明してください!

さて、あなたはこの問題を上手に説明することができましたか?

恐らく、殆どの方が説明できなかったと思います。

こういった質問をすると「別にそんな事説明できなくても、今まで生きてこれてるから良いんじゃない?」

そう言われる方もいらっしゃいます。

確かにただ、今を生きていくだけであれば問題無いかも知れません。

しかし、

・何歳になってもしたい事を全力でしたい!
・何歳になっても健康でいたい!
・周囲から若いねと言われたい!

こういった希望がある方には大いに関係あります。

人間の体は食事から成り立っています。

皮膚・筋肉・骨・内臓・神経など全ての細胞は食事を元に生成されています。

その食事をおざなりにしていれば、上記の希望は叶いません。

では、上記の希望を叶えられるようにする為には何が必要か?

私は「栄養の基本的な事を理解する事」これが重要だと考えています。

これさえ理解していれば、

・健康であり続ける為には何を食べたらいいのか?
・筋肉を付ける為には何を食べたらいいのか?
・ダイエットの為には何を食べたらいいのか?

こういった状況に陥った時に迷う事は無くなります。

では、前置きが長くなりましたが今回は栄養素の基礎について解説していきたいと思います。

5大栄養素とは?

5大栄養素とは「糖質」「脂質」「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」これら5つの事を言います。

これら5大栄養素は、エネルギー源になるものとエネルギー源にならないものに分かれます。

エネルギー源になるもの:糖質・脂質・たんぱく質
エネルギー源にならないもの:ビタミン・ミネラル

エネルギー源になるものはカロリー計算できるものであり、エネルギー源にならないものはカロリー計算できないものになります。

栄養素の3つの働き

栄養素には3つの働きがあります。

➀体を動かすエネルギー源になるもの
②体の材料になるもの
③体調を整えるもの

この3つの働きを5大栄養素を振り分けるとこうなります。

➀体を動かすエネルギー源になるもの → 糖質・脂質・たんぱく質
②体の材料になるもの → たんぱく質・ミネラル
③体調を整えるもの → ミネラル・ビタミン

このように栄養素は種類によって働きが違ってきます。

現代人が食べる頻度が高い➀ばかり摂って②や③をおざなりにしているのは問題だし、➀や②だけ摂って③をおざなりにしているのも問題です。

➀・②・③全てが揃ってこそ、人間は健康体を築けるのです。

3つの働きを車で例えると?

では、この3つの働きを分かりやすくイメージできるように車を使って説明します。

この例えは、普段私が説明する時に使っている表現ですが、この例えの方が分かりやすくイメージが付きやすいと好評?!を頂いております。

➀の体を動かすエネルギー源になるものである、糖質・脂質・たんぱく質車で例えるのであれば「ガソリン」です。人間が頭を使って考えたり、体を動かしたりする為のエネルギー源は、糖質・脂質・たんぱく質の3つです。

②の体の材料になるものである、たんぱく質・ミネラル車で例えるのであれば「車体本体」です。人間の筋肉や骨や皮膚はたんぱく質やミネラルによって作られています。これが少ないと、骨や筋肉や皮膚が薄く脆くなってしまいます。

③の体調を整えるものである、ミネラル・ビタミン車で例えるのであれば「エンジンオイル」です。自動車はガソリンだけでは走りません。人間の身体も同様で免疫力向上や内臓、脳を整えるために重要になります。

このように、車は「ガソリン」「車体本体」「エンジンオイル」全てが揃って運転することが可能になります。どれか一つでも欠けてしまっては車は動きません。万が一、動いたとしても直ぐに故障してしまいます。

人間も同じです。➀②③全てが揃って健康体になれます。

あなたが、
・健康であり続ける為には何を食べたらいいのか?
・筋肉を付ける為には何を食べたらいいのか?
・ダイエットの為には何を食べたらいいのか?

それに関連する栄養素を摂取すればいいだけです。

私見にはなりますが目的に合った栄養素が含まれているのであれば、正直何を摂っても良いと思います。

徹底的に行なっていくのであれば、たんぱく質は糖質が低めでたんぱく質量が多いこの食品を摂取して・・・・

みたいな感じで取捨選択していく必要性がありますが、始めは知識や手間がかかるので少しハードルが高いです。

その結果、効果が出る前に止めてしまう・・・それでは意味がありません。

それならば、始めは大まかな形で始めて構いません。”継続”する事が何よりも重要になるからです。

ぜひ、この栄養の基本的な事を覚えて普段から意識して自身に必要な栄養素を摂取するようにしてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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自分にはどの位たんぱく質必要?

今回のテーマは「自分にはどの位たんぱく質必要?」についてです。

以前、「免疫力を高める食事とは?!」の記事で免疫力を高める為の食事について解説しました。

その際、私が2万人以上のお客様の食事を聞いていった結果、たんぱく質不足の方が非常に多い印象があるとお話をしました。

殆どの方が、

「たんぱく質が含まれる、肉や魚とかは摂ってますよ」

「毎食は肉や魚は食べれません」

などと言われます。

そこで、今回はたんぱく質がどの位摂取する必要があるのか?また、肉や魚だけに限らずどんな食品にたんぱく質が含まれるのか?その2点を中心に解説していきます。

この記事を読むことで、意外とたんぱく質が不足しているという事実に気づいたり、こんな食品だったら取り入れやすいという発見をすることができます。

たんぱく質の摂取量が増えることで健康や美容にも好影響を及ぼし快適な毎日を送れるようになりますよ。

1日にどの位たんぱく質が必要?

厚生労働省の2020年の「日本人の食事摂取基準」によれば、推奨量は男性なら1日65g、女性なら50gとなっています。

とはいえ、この数値はあくまで平均値。体格や活動量によって当然、必要量は変わってくるので、一般的には体重当たりで必要なたんぱく質量を割り出すのが妥当です。

デスクワークや座っていることが多くて特別な運動はしないという人の場合 → 体重1㎏当たり1gのたんぱく質が必要。
 例えば、体重60㎏なら1日60gのたんぱく質が必要となり、1回の食事で20g摂る必要性がある。

重りを使った筋トレをしたり、普段から運動習慣がある人の場合 → 体重1㎏当たり1.6gのたんぱく質が必要。
 体重60㎏なら1日96gのたんぱく質が必要となり、1回の食事で32g摂る必要性がある。

大よそのイメージになりますが、掌全体に乗る大きさの肉や魚で20gのたんぱく質が含まれていると考えてください

ですから、運動習慣がある方に関しては掌に乗るくらいの肉や魚にプラスで卵や大豆製品を摂ってください。

では、あなたはこれを聞いた上で自分の食習慣思い返してみてください。自分に必要なたんぱく質量を摂れていますか?

恐らく、殆どの方が不足しているのではないでしょうか?

あなたの食事は普段こんな感じになっていませんか?
朝は食パン、昼はラーメン、夜はステーキ。

これで、たんぱく質が足りると思いますか?
とんでもない!!たんぱく質は全く足りていません。

ですから、あなたはたんぱく質をもっと意識して摂取しなければいけないのです。

たんぱく質はどんな食品にどの位含まれている?

たんぱく質不足が判明した所で「じゃあ朝から肉や魚を食べよう!」と決めて実行できる方は殆どいないと思います。

朝から肉は食べれない・・・。
朝から準備する余裕が無い・・・。
この様な事情で食べれない方が多いのではないでしょうか?

ですから、ここでは肉や魚以外でたんぱく質が含まれている食品と、その商品にどれだけたんぱく質が含まれているのか表記していきます。

・ごはん(200g) → 5g
・牛乳(コップ1杯) → 7g
・トースト → 5.6g
・卵 → 6g
・バナナ → 1g
・グラノーラ → 14.9g
・ヨーグルト → 7.6g
・納豆 → 8.3g
・ロースハム → 3.3g
・スライスチーズ(1枚) → 4.4g
・サラダチキン → 27.4g
・ビーフジャーキー → 16.4g
・カニ缶 → 17.9g
・ツナ缶 → 14.2g

これ以外にも多数ありますが、挙げたらきりがないのでこの程度にしておきます。

意外と少ないと思うものから、意外と多いなと思うものまで色々だと思います。

これらを参考にして、たんぱく質が不足しがちな朝食や昼食にプラスアルファしてみてください。

肉や魚はたんぱく質が多く含まれますが、だからと言って肉や魚を毎食食べるのは難しいです。

でも、上記の食品を組み合わせることで一見難しそうに感じた、

主にデスクワークで特別な運動はしないという人の場合 → 体重1㎏当たり1gのたんぱく質が必要。

重りを使った筋トレをしたり、普段から運動習慣がある人の場合 → 体重1㎏当たり1.6gのたんぱく質が必要。

これらも比較的楽に達成することが可能になります。

もし、私は胃袋が小さくて今以上は食べれない、という方はプロテインなどの飲み物を使う事をお勧めします。

たんぱく質は筋肉・皮膚・髪・爪・内臓・神経伝達など重要な部分の栄養素です。

ですが、現代の食習慣ではたんぱく質が不足しがちです。しっかりとたんぱく質を意識して摂取することが非常に大切になります。

最後にお伝えしたいことがあります。

今回の記事を読んで、早速たんぱく質を摂ろう!となるのは非常に良い事です。

但し、摂取したからと言って直ぐに何らかの効果が現われる訳ではありません

少なくとも、3ヶ月は継続して摂取しないと効果は生じません。

何事も「継続は力なり」です。

ぜひ、今日から継続して自分に必要なたんぱく質量を計算して毎日摂るようにしてみてください!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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免疫力が低下する9つの原因とは?!

DOWN

今回のテーマは「免疫力が低下する9つの原因とは?!」についてです。

前回、「免疫力を高める食事とは?!」の記事で免疫力を高める為の食事について解説しました。

免疫力が低下することで、

・疲れやすい、疲れが取れにくい
・口内炎がよくできる
・病気や怪我が治るのが遅くなった
・薬の効きが悪くなった
・肌荒れが目立つ

などの症状が生じます。
こういった症状を改善したい!とお考えの方は 「免疫力を高める食事とは?!」の 記事を読んでください。

今回は、そもそも免疫力がなぜ低下してしまうのか?この点について解説していきます。

原因を知っておかないと、免疫力を高める食事を行なっても十分な効果を得られません。
免疫力が下がる原因を知り、原因になりうるものを避けつつ免疫力を高める食事を摂る!これが理想の状態です。

では早速、免疫力が低下する原因は何なのか?を見ていきましょう!

免疫力が低下する9つの原因

  1. 加齢
    これは誰もが避けて通ることが出来ない現象です。
    加齢によって体全体の機能が衰えると免疫機能を作り出す働きや、皮膚などのバリア機能が低下します。
    免疫力のピークは10代~20歳前後と言われています。
    40代になると、ピーク時に比べて免疫力が50%低下するとも言われています。
  2. ストレス
    ストレスは免疫力を下げる大きな原因の1つになります。
    特に心理的ストレスは免疫力低下の大きな原因となります。
    精神的なストレスを受けると内臓などの働きを調節する働きがある自律神経が乱れます。
    すると、粘膜の表面でウイルスや病原体とくっついて無毒化し体内への侵入を防ぐ「IgA抗体」の分泌が下がってしまうため免疫力も弱まります。
  3. 睡眠不足
    免疫細胞は夜寝ているときに作られるため、睡眠不足は免疫力低下に直結します。
  4. 食生活の乱れ
    食生活が乱れると腸内環境が悪くなります。その結果、ウイルスや細菌と闘う菌を作れなくなるので免疫力が低下します。
  5. 運動不足
    自動車や電動自転車、インターネットの普及により、体を動かす機会が年々低下しています。運動をする事で血液循環が良くなりますが、運動不足になると血流が低下するので免疫系の働きが低下します。
    運動不足は駄目ですが、過剰な運動も要注意です。過剰なストレスにより免疫力が低下します。何事も適度が重要ですね!
  6. 身体の冷え
    身体が冷えると、血管が収縮するため血流が悪くなり、免疫細胞や栄養が身体の隅々まで運ばれにくくなるため、免疫力が下がってしまいます。代謝も悪くなり体温も上がりにくくなります。
  7. 過剰な飲酒
    大量飲酒の習慣は免疫力を低下させます。
    個々のアルコールの解毒作用によって違いますが、1日に日本酒2合以上を飲む方は健康を害しやすいと言われています。
  8. 喫煙
    タバコを吸うとニコチンによる血流の悪化、免疫を促進するリンパ球の減少、気管の粘膜を覆う線毛(異物を外へ吐き出す作用がある)の働きの低下、免疫力を高める働きがあるビタミンCの消費など、さまざまなデメリットがあり、結果的に免疫力を低下させてしまいます。免疫力を上げるためには禁煙は必須です。
  9. 生活習慣
    夜勤などによる、昼夜逆転の生活による睡眠リズムの乱れは体の不調を引き起こします。
    人間を含む生物は地球の自転による約24時間周期のリズムが存在し、それをサーカディアンリズムと呼びます。
    サーカディアンリズムによる睡眠・覚醒リズムは自律神経、ホルモンの分泌、免疫や代謝などにも影響を与えるので、生活リズムが悪いと免疫力が低下しやすくなります。

以上が免疫力が低下する9つの原因でした。

いかがでしたでしょうか?あなたは思い当たる部分ありましたか?

私は・・・・・・、

該当する部分ありました!!

偉そうに言っておきながら!と言われるかもしれませんね・・・。

ただ、言い訳をする訳ではありませんがもあなたにも覚えておいて欲しい大切なことがあります。

それは、

「完璧じゃなくても良い」

これ凄く重要です。

人間なんで、たまには夜更かししたり、偏食したり、一日中ゴロゴロしたり、お酒をグイッと飲みたくなることもあると思います。

私はそんな日もあって良いと思っています。

最初から完璧を目指すと途中で嫌になって辞めちゃいます。

途中で辞めちゃうくらいなら、多少ずぼらしてても1年間続けてる方がよっぽど良いです。(ずぼらのしすぎは駄目ですよ♪)

健康の為には「継続」が何よりも大切です。

そして、もう1つ。

「いつかやろう!では無く、今からやる」

これも大切です。

良い話聞いたな~、良い事知ったな~で終わってしまっては駄目です。

ぜひ、何か1つでも良いので体に良いこと今日から、今から始める!

この考え方も大切です。

ぜひ、この2つの事を頭に入れて日々生活してみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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免疫力を高める食事とは?!

今回のテーマは「免疫力を高める食事とは?!」についてです。

あなたは、最近こんなことでお悩みでは無いですか?

・ウイルスや細菌などに感染しやすくなった
・疲れやすい、疲れが取れにくい
・口内炎がよくできる
・病気や怪我が治るのが遅くなった
・薬の効きが悪くなった
・肌荒れが目立つ

もし、このような症状でお悩みなのであれば、あなたの「免疫力」低下している可能性大です!

免疫力が低下すると、インフルエンザや季節性の感染症に罹りやすくなったり、ガンの発症リスクも上昇します。

そういった事にならないように、今の内に免疫力を高めておきたいという方は先を読み進んでください。

免疫力とは? 

免疫とはウイルスや細菌、微生物などから身体を守る仕組みのことです。
人間の身体は数多くの細胞から成り立っており、健康で過ごすためにはこれらの細胞を傷つけるウイルスなどを取り除く必要があります。外部から入り込んできたウイルスなどの異物を攻撃し、自分自身を守るのが免疫の役割です。

実は私たちは日常的に口や鼻からさまざまな異物を取り込んでいます。しかし、自分の体内に異物が侵入していると意識することはほとんどないですよね。それは免疫機能が働いて自分の細胞と外部から侵入した異物を見分け、異物だけを攻撃し取り除いているからなのです。

免疫力を高める為に大切な事

では、免疫力を高める為に大切な事とは何なのか?それはたった1つです。

「1日3食バランスの良い食事を摂る」これに尽きます。

免疫の機能がきちんと働いて、健康な体を維持・増進するためには、1日3食バランスよく食べることが基本であり重要なことです。

不規則な食生活や偏食や欠食は避けて、なるべく様々な食品から、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく、腹八分目で食べるように心がける。

そして、1日3食バランスの良い食事を摂ることが何に好影響を与えるのか?というと・・・、
最近の記事で頻繁にお伝えしている事なので「また~?」となるかもしれませんが、 

「腸内環境が整う」

やはり、ここに行き着きます。

腸は口から食べた食べ物を消化・吸収する場所ですが、外界から体内に入ってきた食品と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所でもあります。

そのため、腸の壁の内側には免疫をつかさどっている免疫細胞が集中しており、体全体の免疫細胞の約7割が腸に集まっているのです。

さらに、小腸の壁に存在するパイエル板では、免疫細胞に体に有害な異物を学習させて訓練していることも明らかになっています。

訓練された免疫細胞は腸での免疫に関与するだけでなく、血液の流れに乗って体中に運ばれて、病原菌やウイルスを攻撃します。

そのため、免疫力を高めるためには腸の状態を良くすることが重要なポイントになります。

では、具体的にどんな食品が免疫力を高めてくれるのか?を見ていきましょう!

・きのこ類
 しいたけ、しめじ、えのき、舞茸、エリンギ、キクラゲなどのきのこ類は、低カロリーで食物繊維が豊富な食品です。中でもβ–グルカンといわれるタイプの食物繊維は、免疫力を高める作用が知られています。
 また、免疫機能を調節するビタミンDも多く含みます。特に天日干ししたものは、紫外線の作用でビタミンDが豊富です。スープや炒めもの、炊き込みご飯など、さまざまな料理に使えるので、冷蔵庫にストックしておきたい食品です。

・発酵食品
 納豆やヨーグルト、甘酒などの発酵食品は、腸内環境を整え免疫機能を調節する乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含みます。これらの菌は腸にたどり着いた後、長期間すみ着くことはないので、毎日続けて摂り続けるのがおすすめです。

・肉や魚類
 これらは、たんぱく質の摂取源になる食品です。たんぱく質は体を構成している細胞だけでなく、体を菌やウイルスなどから守る免疫物質のもとになります。
 肉なら、鶏のむね肉やささみ肉、魚なら、アジやサケなどにたんぱく質が多く含まれています。また、魚にはたんぱく質に加え、免疫機能を調整するEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった脂肪酸が豊富に含まれます。

・野菜や果物類
 野菜や果物は、ビタミンやミネラルの摂取源になる食品です。ビタミンやミネラルの中には、免疫が正常に機能するために欠かせないものがあるため、不足しないように注意が必要です。
 また、野菜や果物は大豆や、きのこ類と同様に食物繊維が豊富です。食物繊維は消化されずに大腸に届き、免疫機能を高める働きがある善玉菌を増やします。

・卵や乳製品、大豆製品
 卵や牛乳・ヨーグルトは、良質なたんぱく質を手軽に摂れる食品です。加えて、ヨーグルトの場合は乳酸菌やビフィズス菌も摂ることができます。
 また、大豆は植物性食品に由来するたんぱく質(植物性たんぱく質)を摂取できる食品です。肉や魚などに由来するたんぱく質(動物性たんぱく質)と植物性たんぱく質はバランス良く摂る必要があり、植物性たんぱく質を意識して摂りたいときなどにおすすめです。

以上が免疫力を高める為に必要な食品となります。

いかがでしょうか?あなたはこれらの食品をバランスよく摂れていましたか?

私は当院にお越しの患者さんに食事についてお話を聞いていくようにしています。

それを聞いた上での私の個人的な印象になりますが、「肉や魚」「卵や乳製品や大豆製品」が不足している人が多いなと感じています

皆さん食べていない訳ではありません。
しかし、1日に必要な量を満たしていないという感じです。

免疫力を高める上で、肉や魚、卵、大豆製品などに含まれるたんぱく質が非常に重要になります。しかし、このたんぱく質の量が不足しているが故に免疫力が低下してしまっている印象です。

ウイルスや細菌などを攻撃する「抗体」はたんぱく質から出来ています。それなのにたんぱく質が不足していれば、ウイルスや細菌と闘ってくれる抗体ができません。

但し、たんぱく質だけを大量に摂れば良いという訳ではありません。始めにもお伝えした通りバランスが重要です。

上記の5項目を見て、自分で不足しているなと思った食品をしっかりと摂るようにしてみてください。

そうすることで、免疫力が高まって病気・疲れ知らずで何歳になってもしたい事を全力でできる身体へと変貌を遂げることができるようになりますよ!

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”快腸”に必要な2つの習慣

今回のテーマは「”快腸”に必要な2つの習慣」についてです。

これまで、何回かに渡って腸内環境について解説してきました。

腸内環境が良く無ければ、ウォーキングや水泳などの運動をしようが、ストレッチをしようが、体操をしようが健康にはなれません。

ですから、いかに腸内環境を整えて快適な状態”快腸”にできるか?
これが最重要事項
になってきます。
過去の記事では腸内環境を整えるには食事が重要ですよ!ともお伝えしてきました。

今回は食事以外で重要な”生活習慣”について解説していきたいと思います。

人間は基本的に毎日”習慣”で生きています。
毎回毎回、その都度選択して行動するのは体も脳も疲れてしまいます。

例えば・・・、
・ご飯食べる時にお箸をどうやって持つか?
・お箸を持つ力加減は何割で持つか?
・食べ物を掴んで口に運ぶ際どの位のスピードにするか?
・口に運ぶ際にどの関節を動かすか?
・どこの筋肉を使うか?

などと、こんなことを毎回考えながらしていたら大変ですし、疲れますよね?

だから、人間は一度経験したことは次回から考えたり悩まなくても良いように習慣化して、体や脳に疲労が蓄積しないようにしているのです。

習慣化のメリットは毎回選択しなくていいので疲れないことですが、デメリットとしては延々と無意識に繰り返してしまうことです。
ですから、身体に負担が掛かっていたとしても延々と繰り返してしまうので、遅かれ早かれ身体に問題が生じてしまいます。

これって怖くないですか?
自分では身体を悪くしようとは全く考えていなくても、あなたの習慣化された行動が体に問題を生じさせてしまうんです。

そんな訳で今回は”快腸”に必要な正しい2つの習慣について解説していきます。

➀トイレ習慣

 特に現代の女性に多い傾向にありますが、あなたは下痢や便秘でお悩みではありませんか?もしそうなのであれば、あなたの腸は状態が悪い証拠です。

そんな状態から卒業して、毎日スッキリとした快便をもたらすトイレ習慣を実践してみてください。

毎日朝食を食べる
 起床したら食事を必ず摂るようにしてください。朝食で腸に食べ物が入ってくると、反射作用により腸を動かすスイッチが入り、S状結腸に溜まっていた便が肛門へと動き出す。

とりあえず5分間トイレに座る
 便が出なくても毎日5分間は必ずトイレに入るのをお勧めします。
座ることで排便リズムを習慣化させることができます。踵を上げて前屈みの姿勢にすると直腸から肛門までが真っ直ぐになり、便が出やすくなるのでお勧めです。

冷たい水をかける
 トイレに座っても便が出ない場合は、一度手や顔に水をかけてみましょう。冷たさを感じることで自律神経が反応し、腸の神経に作用して便意を催すことが期待できます。

たくさん水を飲む
 便秘気味の人の便は絞りかすのように水分が不足した状態です。
常温の水を飲むことで腸の血液量を増やすだけでなく、便を柔らかくして出しやすくする効果が期待できます。
理想としては一日2L程度の水分を摂ることを目標にしてみてください。

②お風呂習慣

 あなたのお腹に手を当ててみてください。冷たくありませんか?
腸が冷えると、血流が悪くなり、腸の蠕動運動(便を肛門に押し出す力)が低下します。
ですから、腸を温めて働きを活発にすることが可能な”入浴”がおすすめです。

温度設定
 入浴の際の温度設定は非常に重要です。
40℃以上の熱いお湯に浸かると交感神経が優位になります。そうすると、血管が収縮して血液量が減少し、腸の働きが悪くなってしまいます。ですから、入浴の際の理想の温度は38℃~40℃を目安にすることで副交感神経を優位にさせてください。

入浴時間
 入浴時間も非常に重要です。
お風呂でユーチューブや映画を見る方など長風呂の方は例外となりますが、基本的には10分~15分が理想です。
この時間を38℃~40℃のお湯に浸かることで全身の血流が大幅に増加して腸の働きが活性化されます。
最近はシャワーだけで済ませてしまう方が多いですが、シャワーの方は入浴による全身の血流増加の恩恵を受けれません。

どの程度お湯に浸かるか?
 入浴の際にどこまで浸かるかも非常に重要です。
胸の辺りまで浸かる方が多いと思いますが、肩がお湯の中に隠れるくらいまで浸かってください。
更に効果的なのは首も隠れるくらい浸かる方法です。肩や首が隠れるくらい浸かることで、血流が大幅に増加して腸の働きが活性化されます。

注意点として、この方法で15分以上浸かる方や息苦しさを感じる方は中止してください。この場合、のぼせてしまったり、息苦しさで交感神経が優位になってしまう可能性があります。

以上が”快腸”に必要な正しい2つの習慣になります。

1つ1つを見れば大したことではありません。

しかし、これらを毎日継続して実施して習慣化できれば、あなたの腸は”快腸”になり健康体へと変貌できます。

その上で運動・ストレッチ・体操などをすれば相乗効果で効果抜群です。

何歳になっても、自分がしたいことを全力で出来る身体になりたい方は絶対実践するべきです!

違和感・痛み・歪みなどは1日で急には形成されません。
例え、症状が突然出てきたとしてもそれは数日間や数週間、数年などの悪い習慣により形成されています。

その悪い習慣を変える為には”良い習慣の継続”です。

ローマは1日にして成らず

こんな有名な言葉がありましたよね?

ぜひ、あなたも今日から良い習慣作ってみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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腸に良いはずの4大食品の落とし穴

今回のテーマは「腸に良いはずの4大食品の落とし穴」です。

前回は「健康な腸の為にはこの4大食品を摂れ!」で健康な腸の為に必要な事について解説しました。

健康な腸になるためには腸内細菌のバリエーションが多いことが重要。

その為には善玉菌が育ちやすく腸の強い味方となる4大食品

➀発酵食品
②水溶性食物繊維
③オリゴ糖
④EPA・DHA

これらを意識的に摂取することが重要であるとお伝えしました。

しかし!!

なかには発行食品や食物繊維を摂るとかえってお腹が張ってしまい、便秘や下痢を引き起こし、調子が悪くなる人がいます。

前回、健康な腸になる為に必要な4大食品を摂っているけど逆に調子が悪くなった!という方は今回の記事を必ず読んでください。

では早速、健康な腸になる為に4大食品を摂っているけども、逆に調子が悪くなる理由を解説していきます。

その理由は、SIBO(小腸内細菌増殖症)だと考えられます。

SIBOと言われても全く解らないと思いますので簡単に説明します。

SIBOは、加齢による機能低下や小腸の出口であるバウヒン弁(回盲口)が緩むことで起こります。

本来、大腸にいるべき細菌が小腸内に流入してしまい大増殖してしまう状態です。

すると、小腸内でガスが充満してしまいます。小腸は本来、ガスに耐えるような構造をしていません。その為、炎症を起こしたり、腸粘膜が壊されるなどが起きる病気です。

その結果、便秘・下痢・お腹の張りなどが症状として発生すると考えられています。

小腸の中で細菌が増えすぎると、代謝産物が過剰に産生されます。そこに、4大食品に含まれる発酵食品や食物繊維を細菌に与えると火に油状態。小腸の中で細菌が増殖し大量のガスが発生して、更なる不調を招くことに繋がります。

過剰に菌が増えた小腸の中では、4大食品は味方では無く敵になりうるのです。

SIBOや過敏性腸症候群などに該当する方は、食物繊維や発酵食品を避けるようにしてください。
一方、そういった病気が無い場合は積極的に摂り入れることをお勧めします。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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健康な腸の為にはこの4大食品を摂れ!

今回のテーマは「健康な腸の為にはこの4大食品を摂れ!」です。

前回は「腸からのSOSサインはこれ!」で腸の状態が悪い時の症状について解説しました。

では、腸が悪い状態だった場合どうしたら腸が良い状態になるか?

それは「腸に良い食品を摂り入れる」という至極当たり前の事になります。

「腸に良い食品とは?」と思われたあなた!安心してください。

今回は健康な腸にするための4大食品をお伝えしていきます。

腸の状態が悪いあなたは、是非今日からこの4大食品を意識して摂取するようにすることで健康で快適な毎日を過ごすことができるようになりますよ!

「良い腸内環境ってどんな状態?」

こんな風に聞かれたらあなたは何と答えるでしょうか?

「善玉菌が沢山ある状態」

こんな風に答える方が多数だと思います。

もちろん、これは間違いではありません。

しかし、ただ善玉菌が悪玉菌よりも多いだけでは不十分なんです。

健康な腸の条件は腸内細菌のバリエーションが多いこと。

これが重要になります。

腸内細菌の種類が多い程、腸の粘膜のバリア機能が高まり、外から入る細菌やウイルスに対しての免疫力がアップします。

一方、似たような種類の腸内細菌ばかりでは腸粘膜のバリア機能が衰え免疫力が低下すると言われています。

ですから、健康な腸を目指すなら1日に摂る食品の数を増やすことが重要になります

では、善玉菌が育ちやすく腸の強い味方となる食品4つを紹介していきます。

➀発酵食品
②水溶性食物繊維
③オリゴ糖
④EPA・DHA

これらの食品を摂取することで腸内細菌のエサとなる栄養素の種類が増え、さまざまな腸内細菌が活発に働くようになります。

順番にもう少し詳しく解説していきます。

➀発酵食品
 発酵食品は善玉菌を刺激して、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活性化させます。納豆やヨーグルトなどには、善玉菌のエサになるだけでなく、腸内を弱酸性にして悪玉菌が増えるのを防ぐ効果も期待できます。

 主な食品:ヨーグルト、味噌、納豆、キムチ、醤油、酢、塩麹、ピクルス、チーズ、鰹節など。

②水溶性食物繊維
 食物繊維は加齢と共に乱れがちな腸内環境のバランスを整えます。善玉菌が水溶性食物繊維を分解した時に作りだされる短鎖脂肪酸の脂肪燃焼効果にも注目が集まっています。
 
 主な食品:海藻、ごぼう、もち麦、ブロッコリー、オクラ、モロヘイヤ、かぼちゃ、アボガド、キウイなど。

③オリゴ糖
 オリゴ糖には、ビフィズス菌などの乳酸菌のエサとなって善玉菌を増やす効果が期待できます。悪玉菌のエサにはならない為、効率よく善玉菌だけを増やすことができるのが特徴。

 主な食品:バナナ、玉ねぎ、はちみつなど。

④EPA・DHA
 EPAやDHAは体内で産生できないため食事から摂る必要性があります。腸の中の炎症を鎮め、善玉菌が増えやすい腸内環境に整えるだけでなく、潤滑油として便の通りをよくする効果も期待できます。
 
 主な食品:青魚、鮭、アマニ油など。

以上が健康的な腸内環境に整える為に必要な4大食品となります。

中にはあなたが普段から摂っている食品もあったかもしれません。

でも、大事なのはこれら4大食品を継続して全ての食品を1日の中で摂取できているか?ここが重要です。

ときどき、海藻類食べています。バナナは毎朝食べています。EPA・DHAはサプリで摂っています・・・。

これ自体は悪くはありません。
しかし、それだけでは不十分なんです。

毎日、4大食品を1日の中で摂取する!

これが理想の状態であり、その位の意識で実践してみてください。

その生活を短くても2~3ヶ月続けてください。

そすれば、あなたの腸内環境は必ず良くなりますよ。

腸内環境は筋肉と同じです。

筋肉が衰えるのは早いですが、逆に筋肉を付けようと思うと少なくとも2~3ヶ月はかかりますよね?

健康の為に大事なことは「何を食べるか?」と「いかに継続するか?」

これが大事です。

明日の健康の為に、是非今日から4大食品摂ってみてください。

※4大食品を摂って不調になる場合は直ぐに中止してください。不調になる原因については次回解説します。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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腸からのSOSサインはこれ!

今回のテーマは「腸からのSOSサインはこれ!」です。

前回、腸内環境(腸内細菌)が大事だよというお話をしました。

未だ見て無い方は先に「腸内環境を左右するものとは?」をご覧ください。

明らかにお腹の調子が悪いと自覚している場合は話は別です。

しかし、自分は腸内環境が良いのか?悪いのか?が分からない・・・。

そんな方も多いと思います。

そこで、今回はそんな自分では判断が難しいよ!

という方が自分で判別出来るよう「腸からのSOSサイン」について解説していきます。

これを知ることで、普段なら気づかないような不調に今後気づけることができるようになります。

腸からのSOSサイン9つ

順番に解説していきます。

➀便秘・下痢
 これは最も代表的なものであり自覚しやすい症状ですね。腸内細菌のバランスの乱れ、食生活や生活習慣の乱れ、精神的なストレス、感染症やアレルギーなど、心と体のあらゆる問題への反応として、下痢や便秘という症状が現われます。

②おならの増加
 腸内の悪玉菌が増えると、ガスの量が増えて匂いも臭くなる。便秘や過敏性腸症候群のほか、大腸癌やSIBO(小腸内細菌増殖症)などの病気に起因する場合もある。

③お腹の張り
 おならの増加と同様に、悪玉菌の増加によるガスの過剰発生が原因。便秘と併発することが多く、食欲不振などを招く。

④腹痛
 便秘や下痢と併発することが多いが、痛みの感じ方や位置などで原因も変わってくる。激しい痛みや長引く場合は医師の診断を受けてください。

⑤お腹がゴロゴロ
 腸の動きが激しい時に鳴る音。空腹時に鳴るのは問題無いが、食事直後にも音が激しいようなら注意が必要。

➅体重の急な増減
 腸内フローラのバランスが崩れ、消化・吸収の機能が上手く働いていない状態。体重増加は吸収し過ぎ、体重減少は吸収せずに流してしまっている。

⑦肌つやの低下
 腸内フローラのバランスが崩れ、悪玉菌による代謝物が肌に悪影響を与えている。栄養吸収の機能が低下したり、病気に起因することも。

⑧ゲップ・胸やけ
 お腹の張りやおならの増加と併発することが多い。ガスの過剰発生で胃腸の内圧が上がり、胃液などが食道へ逆流してしまうことで起こる。

⑨便の状態
 便の色や形によって、腸内環境の状態を量るパロメーターになる。

以上が腸からのSOSサイン9つになります。

どうだったでしょうか?結構思い当たる部分があったのではないでしょうか?

便秘やお腹の張りがある方は当院にも多数いらっしゃいます。

そういった方は症状があるのが当たり前。いつも通りだから特に対策はせずそのまま放置、もしくは自分はこういうタイプだからと諦めています。

あなたの体の当たり前は、一般的には当たり前では無く、そのまま放置していると危険な結果を招くことが多いです。

上記に挙げた9つのSOSサインの中でも、便の色や形をチェックするのは、普通見ることの出来ない腸内の状態をチェックすることが出来るので非常に有効的です。

私は排便後、毎回便をチェックします。

しかし、排便後は便を見ずに紙で拭いて水を流す。という方もいると思います。

先程も述べたように、便は普通見ることの出来ない腸内の状態をチェックできます。

ですから、自覚症状が無かろうとも是非、今日から便をチェックして欲しいです。

理想的な便
 表面が滑らかでバナナのような形をしている。やや黄色っぽい茶色の便。

便秘時になりやすい便
 ・ウサギのフンのようにコロコロと固い便
 ・お団子のようにコロコロ便が合体した便
 ・やや硬めで表面にヒビが入った便

下痢時になりやすい便
 ・細切れの断片のような柔らかい便
 ・形を留めず、ドロリとした便
 ・ほぼ液状の便

注意が必要な便
 ・灰白色(かいはくしょく)便:十二指腸や膵臓、胆管のガンが胆汁の出口を塞ぎ、胆汁が流れない状態で出る白い便
 ・赤色マーベル便:赤い血が便内部まで混ざった便で、大腸の出血が原因。表面だけが赤ければ痔のこともある。
 ・黒色タール便:黒いタールのような便で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの出血が原因。

このように便の状態をチェックする事で、体の健康状態を色々と推測することができます

食生活や生活習慣が一時的に乱れて、一時的に便秘や下痢になるのであればまだOKです。

しかし、便秘や下痢が1ヶ月以上と慢性的に続いており、便の状態が悪いのであれば早急に対策を講じる必要性があります。

そのまま放置していると、遅かれ早かれ辛い症状が現われます。

もし、上記に挙げた注意が必要な便に該当したという方は非常に緊急性を要します。今すぐ、近くの病院を受診してください。

どこに行ったらいいか分からないという方は、消化器内科、胃腸科、肛門科、一般内科などを早急に受診してください

健康を維持する為には、これらに注意を向ける「傾腸」の習慣を持つことが大切です。

今日から身体からのSOSサインにしっかりと耳を傾けてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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腸内環境を左右するものとは?

今回のテーマは「腸内環境を左右するものとは?」です。

私達の腸内の環境を左右するもの。
それは約100兆個も存在すると言われる「腸内細菌」です。

近年は「腸内細菌」という言葉を知っている方は非常に多くなってきました。
健康に意識を向けるという事は非常に重要なので喜ばしいことですね。

しかし、

「腸内細菌という言葉は知ってるよ!詳しくは知らないけどお腹の環境を整えるのに関係するやつでしょ?」

その位の認識で終わってしまっている方が多いのではないでしょうか?

これで終わってしまわないでください。

「いま便秘も無いし、別にお腹の状態悪くないし別に良いんじゃない?」と思われるかもしれません。

でも、腸内環境は今日大丈夫でも1週間後には悪くなり得る場所なんです。

ですから、しっかりと腸内環境について理解して将来の健康に備えてください。

腸内細菌は宿主である人と共生関係にあり、食物から得る栄養素をエサに発酵する事で増殖していきます。

また、さまざまな代謝物を生成することで、人体の機能に大きな影響を与えています。

腸壁の粘膜にびっしり生息しているため、まるでお花畑(フローラ)のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれ、総重量は約1.5kgにもなります。

腸内細菌は大きく3つに分けられます。

  • 善玉菌
  • 日和見菌
  • 悪玉菌

この3つには理想的なバランスがあります。

  • 善玉菌:2割
  • 日和見菌:7割
  • 悪玉菌:1割

腸内環境が上記のように善玉菌が優勢であれば健康を保てます。

一方、

  • 善玉菌:1割
  • 日和見菌:7割
  • 悪玉菌:2割

などのように悪玉菌が優勢になると不調を生じやすくなります。

それぞれの細菌の働きについて簡単に説明すると、

  • 善玉菌:代謝物が消化・吸収機能に役立ち、人体に良い影響を与える細菌
  • 日和見菌日和見菌は腸内において数的に優位な方に加勢をする細菌
  • 悪玉菌便秘や下痢を招いたり、代謝によって有害な毒素を作ったりする人体に悪影響を及ぼす細菌

上記の事からも、いかにして善玉菌が悪玉菌よりも優勢な状態に常日頃からしておくのか?が重要になってきます。

腸内細菌は遺伝との関連性も言われていますが確実ではありません。

どちらかと言うと、
・生まれてから接触する周囲の人の影響
・日常生活動作
・何を食べ、何を飲んでいるか?などの食習慣

ここの影響が大きいと考えられています。

特に幼児期に上記の環境が悪いと腸内細菌のバランスは崩れます。

そして、幼児期に形成された腸内環境(細菌バランス)はその後の人生に影響を与えます

腸内洗浄や便移植でもしない限り、腸内細菌の割合が良い方向に大きく変更することはありません

但し、日常生活動作や食生活を変える事によってある程度、腸内細菌の割合を変える事が出来ると考えられています。

良い方向に大きく変更することはありませんが、悪い方向に大きく変更するタイミングがあります。

今は腸内環境が悪い認識は無いし大丈夫!と油断しているあなた!しっかり覚えておいてください!!

その悪くなるタイミングとは・・・、

「加齢」です。

60歳を過ぎた頃から腸内細菌の組成に大きな変化が訪れます

善玉菌が徐々に減り始め、悪玉菌が増え始めるのです。

人間は食べた物を材料にして体を作っています。

その際に消化・吸収の為に中心になって働くのが腸です。

その腸内環境が悪いと、上手く消化・吸収が出来なくなります。

健康の為に一生懸命歩いたりと運動をしても健康に近づいていない気がする

それは、腸内環境が悪いからかもしれません。

腸内環境は幼児期に形成されます。

ですから、自分が苦しむだけでなく子供にも苦しみを与える可能性があります。ひいては孫にまで影響を与える可能性もあります。

自分の為、家族の為にも今日から「腸内環境」意識してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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こんな油を摂っているあなたはヤバイ!

今回のテーマは「こんな油を摂っているあなたはヤバイ!」です。

突然ですがクイズです!

「油は体に良いものですか?それとも悪いものですか?」

考えてみてください

正解は「油は体に良いものにもなるし、悪いものにもなる」です。
(ずるい回答ですみません・・)

恐らくあなたは、「油は体に悪い物」と考えたのではないでしょうか?

「油=肥満」

そんな連想をされる方も多いと思います。
だから、体には悪い物というイメージがついちゃうのだと思います。

しかし、油は適量摂らなければ体の様々な機能に悪影響を及ぼします。

今回はそんな「油」について解説していきますが、油の中でも特にこの油はヤバイ!というものがあります。

でも、このヤバイ油は皆さんが気づいていないだけで、日本では至る所に存在しています。

ですから、ヤバイ油についてしっかりと理解して自分でヤバイ油を避ける習慣を付けるようにしてください。

その結果、動脈硬化や心疾患などの重大な将来の病気を防ぐことが可能になります。

油(脂質)の役割は多岐に渡ります。
・細胞膜の形成
・脳や神経の機能を保つ
・ホルモンの材料になる
・胆汁を作る材料になる
・皮膚や髪に潤いを与える

などが主な役割となります。

ただし、一口に「油」といっても種類は様々で、体にどの様な影響を及ぼすかは種類によって異なります。

ですから、積極的に摂りたい油もあれば、できるだけ控えたい油もあります。

油の種類は主成分である脂肪酸の構造で決まります。

先ず脂肪酸は大きく「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分かれます。

それぞれの脂肪酸についてもう少しだけ説明を追加すると、

飽和脂肪酸
飽和脂肪酸は常温では固体である事が多く、酸化しにくいという特徴があります。
肉類、バター、乳製品、パーム油などに含まれる脂肪酸です。
現代人はこの油を摂りすぎる傾向にあると言われています。

不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は常温では液体であることが多く、空気や熱で酸化しやすい性質があります。
不飽和脂肪酸は構造上の違いから、「多価不飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」の2つに大きく分けられます。

多価不飽和脂肪酸
・オメガ3系脂肪酸:青魚、えごま油、アマニ油、などに含まれる。
・オメガ6系脂肪酸:コーン油、綿実油、ゴマ油などに含まれる。

一価不飽和脂肪酸
・オメガ9系脂肪酸:オリーブオイル、キャノーラ油などに含まれる。

オメガ3とオメガ6は別名必須脂肪酸とも呼ばれ、体内で作る事ができません(オメガ9は体内で作ることが可能)。ですから、意識的に必須脂肪酸を摂取する必要性があります。ただし、バランスが重要になります。

現代人はオメガ6を多く摂取する傾向にあります。オメガ6とオメガ3の割合が5(オメガ6):1(オメガ3)になっていると言われています。

これではバランスが非常に悪い為、2(オメガ6):1(オメガ3)の割合が健康の為には理想的だと考えられています。

お待たせしました。

では、本日のタイトルにもあったこんな油はヤバイ!は何なのか?

それは・・・

「トランス脂肪酸」です。

これを知っている!という方は栄養に関しての勉強されたことがある方ですね!

でも、殆どの方が初めて聞いたかもしれません。

トランス脂肪酸は本来体内に不要な脂肪酸であり、長期間の過剰摂取により心臓血管系に重大な問題を起こすと言われています。

WHO(世界保健機関)が「心臓血管系の健康増進のため、食事からトランス脂肪酸の摂取を極めて低く抑えるべきだ」と勧告しています。

トランス脂肪酸の大きな問題は細胞の機能を阻害することです。細胞一つひとつが健康であるかどうかのカギは細胞膜にかかっています。

それは、細胞膜が酸素や栄養素の受け渡しをする、情報伝達の信号を送る、老廃物を排泄するなどの重要な役割を担っているからです。

トランス脂肪酸はこの細胞の機能を阻害し、上記の様な働きが弱体化するので可能な限り避けるべきだと言われています。

では、どんな物にトランス脂肪酸が含まれているか?

それは、マーガリンやショートニングに多く含まれています。

アメリカでは2018年からトランス脂肪酸の食品への添加禁止が決まりました。
また諸外国では規制が広がる一方で、日本では何も規制がありません。

ですから、店舗に並ぶ様々の物にトランス脂肪酸が含まれています。

菓子、パン、ケーキ、揚げ物、クリーム、バター・・・。

このように、枚挙にいとまがないです。

日本ではトランス脂肪酸を含んだ食品は多数あります。

ですから、一切口にしないというのは難しいかも知れません。

しかも、トランス脂肪酸を多く含んでいる食品に限ってフワサクで美味しくて病みつきになってしまいがち・・・。

だから、出来る限り摂取を控える!という認識で良いと思います。

意外とこの食品に入っているんだ!という食品も沢山あります。

ですから、普段から商品の裏面にある原材料が示された食品表示を必ずチェックする習慣を付けてください。

食事は精神的な安定の為に重要ですし、体を作る栄養素ともなります。

1日2日体に悪いものを食べた位であれば大きな問題は生じません。

しかし、毎日、毎月、何年も悪い食事を続けていると、気づいた時には体はボロボロになっています。

一度ボロボロになってしんどくて辛い状態になってしまうと、回復するには時間が掛かるので辛い期間が長くなります。急には無くならないのです。

普段からの意識や行動が未来の自分に跳ね返ってきます。

ぜひ、未来の健康の為に今日から「油」に注目してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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しつこい疲れはここを疑え!

寝相

今回のテーマは「しつこい疲れはここを疑え!」です。

あなたはこんな症状でお悩みではありませんか?

「疲れやすい」

「疲れが取れない」

「病気や怪我が治りにくい」

「塩辛い物を異常に食べたくなる」

このような症状がある方は、

「副腎疲労」

の可能性があります!

疲労を取るために色々と試しているけど中々改善しないという方は、是非参考にしてください。

副腎疲労とは主にストレスと栄養失調、体内の炎症がキッカケでうつ病のような症状をもたらす病気です。

副腎は腎臓の上に位置する約2~3cmの小さな三角形の臓器で左右1対ずつあります。1つは約4~5g程度の小さな臓器ですが、人が生きるために必要なホルモンを分泌するとても大切な臓器です。

副腎は人が生きていく上で重要なホルモンを放出していますが、その中でも一番重要なのが、心身を元気にしたり、ストレスを打ち消したりする働きを持つ「コルチゾール」です。

コルチゾールの分泌量は一日の中で大きく変動します。

朝には多く分泌され、昼過ぎには減り始め、夜には殆ど出なくなります。

ところが、絶え間なくストレスが掛かったり、体のどこかに炎症が起きたりすると、副腎は体を守る為に一日中コルチゾールを出します。

このコルチゾールが絶え間なく出ている状態が長く続くと、徐々にコルチゾールの分泌が低下し、最終的には出すことが出来なくなってしまいます。この状態こそが「副腎疲労」なのです。

簡単にまとめると、
➀強いストレスや不規則な生活、慢性の炎症が脳に刺激を与える
②コルチゾールを出し過ぎて、副腎が疲れてくる
③副腎が疲れて、コルチゾールを出すことができなくなり、不調が発症する

一般的には副腎疲労かどうかを検査する場合は、唾液検査を行ないます。
唾液を採取して、主に唾液中のコルチゾールの分泌量と分泌パターンから判断するというものです。

しかし、自分は絶対副腎疲労だという確信が無い限り、検査を受けるのには少しハードルが高いと思います。

なので、私は唾液検査以上より簡便な主観的な症状から判断されることをお勧めしています。

下記の症状に当てはまるものがあれば、副腎疲労の疑いがあると考えてください。

  • 朝起きれない。起きるのが辛い
  • 一日中疲れが取れない
  • 塩辛いものを異常に食べたくなる
  • コーヒーや濃いお茶などカフェイン入りの飲み物が欲しくなる
  • 日常のことを何とかするので精一杯
  • 性欲の低下
  • 怪我や病気が治りにくい
  • 立ちくらみ
  • うつ症状。何をしても楽しくない
  • キレやすい
  • 記憶障害

いかがでしょう?当てはまるものはありましたか?

では、上記の項目に該当するものがあったイコール副腎に絶対問題があるか?と言うとそうとは限りません。

副腎だけの問題では無く、全身の異常から来ている可能性もあります。

副腎はネットワーク臓器とも言われ、様々な臓器と繋がっています。

その為、副腎が機能低下すると、繋がっている他の臓器も機能低下してしまいます。

その為、上記に挙げた症状以外の症状が出ることもあります。

逆に副腎を整えてあげると他の臓器も機能向上してお悩み改善へと向かいます。

本日のまとめです。

「疲れやすい」「疲れが取れない」「病気が治りにくい」「塩辛い物を異常に食べたくなる」

これらの症状でお悩みの方は「副腎疲労」の可能性があります。

副腎疲労が起こる過程は、
➀強いストレスや不規則な生活、慢性の炎症が脳に刺激を与える
②コルチゾールを出し過ぎて、副腎が疲れてくる
③副腎が疲れて、コルチゾールを出すことができなくなり、不調が発症する

副腎疲労が起こる原因の一番はストレスです。

ストレスとは精神的なストレスだけでなく、大気汚染、食品添加物、気温の変化、不規則な食生活、バランスの悪い食生活、持病や感染症など体内で炎症を起こす恐れのあるものすべてがストレスとなります。

今あるあなたの症状は急に出てきたものではありません。

長年の悪い生活習慣により、徐々に悪いものが蓄積されて発症したものです。

ですから、お悩みを解消する為には、この「悪い生活習慣」を変えていかなければいけません。

そうでないと、一時的に症状が落ち着いて治ったと思ったらまた症状が出てきた!

このような一進一退の戦いを何年も続けるのは辛いですよね?

先ずはこの機会にご自身の生活を見返してみてください。

過度にストレスを掛けているような行動をしていないかな?と探してみてください。

もし、ストレスをかけているような行動があるのであれば、今の自分にできるストレス解消法は何か?を考え、実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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ゴールデンウィーク期間のご案内

オープン

ゴールデンウィーク期間中の5月3日(水)・4日(木)・5日(金)は祝日となりますが、当院は通常通り営業しております。

もし、あなたが現在お身体の不調を抱えているのであれば1日でも早く改善へと向かうようにお手伝いをいたします。

当院ホームページをご覧になっていただき、「良さそうだなー」と思えればご連絡ください。

ご予約・ご相談などはLINE・メール・電話で受けつけております。

営業日のご案内

オープン

4月29日(土)昭和の日は祝日となりますが、当院は通常通り営業しております。

もし、あなたが現在お身体の不調を抱えているのであれば1日でも早く改善へと向かうようにお手伝いをいたします。

当院ホームページをご覧になっていただき、「良さそうだなー」と思えればご連絡ください。

ご予約・ご相談などはLINE・メール・電話で受けつけております。

 

 

 

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