2023/05/26(金)
健康な腸の為にはこの4大食品を摂れ!
カテゴリー:院長ブログ
今回のテーマは「健康な腸の為にはこの4大食品を摂れ!」です。
前回は「腸からのSOSサインはこれ!」で腸の状態が悪い時の症状について解説しました。
では、腸が悪い状態だった場合どうしたら腸が良い状態になるか?
それは「腸に良い食品を摂り入れる」という至極当たり前の事になります。
「腸に良い食品とは?」と思われたあなた!安心してください。
今回は健康な腸にするための4大食品をお伝えしていきます。
腸の状態が悪いあなたは、是非今日からこの4大食品を意識して摂取するようにすることで健康で快適な毎日を過ごすことができるようになりますよ!
「良い腸内環境ってどんな状態?」
こんな風に聞かれたらあなたは何と答えるでしょうか?
「善玉菌が沢山ある状態」
こんな風に答える方が多数だと思います。
もちろん、これは間違いではありません。
しかし、ただ善玉菌が悪玉菌よりも多いだけでは不十分なんです。
健康な腸の条件は腸内細菌のバリエーションが多いこと。
これが重要になります。
腸内細菌の種類が多い程、腸の粘膜のバリア機能が高まり、外から入る細菌やウイルスに対しての免疫力がアップします。
一方、似たような種類の腸内細菌ばかりでは腸粘膜のバリア機能が衰え免疫力が低下すると言われています。
ですから、健康な腸を目指すなら1日に摂る食品の数を増やすことが重要になります。
では、善玉菌が育ちやすく腸の強い味方となる食品4つを紹介していきます。
➀発酵食品
②水溶性食物繊維
③オリゴ糖
④EPA・DHA
これらの食品を摂取することで腸内細菌のエサとなる栄養素の種類が増え、さまざまな腸内細菌が活発に働くようになります。
順番にもう少し詳しく解説していきます。
➀発酵食品
発酵食品は善玉菌を刺激して、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活性化させます。納豆やヨーグルトなどには、善玉菌のエサになるだけでなく、腸内を弱酸性にして悪玉菌が増えるのを防ぐ効果も期待できます。
主な食品:ヨーグルト、味噌、納豆、キムチ、醤油、酢、塩麹、ピクルス、チーズ、鰹節など。
②水溶性食物繊維
食物繊維は加齢と共に乱れがちな腸内環境のバランスを整えます。善玉菌が水溶性食物繊維を分解した時に作りだされる短鎖脂肪酸の脂肪燃焼効果にも注目が集まっています。
主な食品:海藻、ごぼう、もち麦、ブロッコリー、オクラ、モロヘイヤ、かぼちゃ、アボガド、キウイなど。
③オリゴ糖
オリゴ糖には、ビフィズス菌などの乳酸菌のエサとなって善玉菌を増やす効果が期待できます。悪玉菌のエサにはならない為、効率よく善玉菌だけを増やすことができるのが特徴。
主な食品:バナナ、玉ねぎ、はちみつなど。
④EPA・DHA
EPAやDHAは体内で産生できないため食事から摂る必要性があります。腸の中の炎症を鎮め、善玉菌が増えやすい腸内環境に整えるだけでなく、潤滑油として便の通りをよくする効果も期待できます。
主な食品:青魚、鮭、アマニ油など。
以上が健康的な腸内環境に整える為に必要な4大食品となります。
中にはあなたが普段から摂っている食品もあったかもしれません。
でも、大事なのはこれら4大食品を継続して全ての食品を1日の中で摂取できているか?ここが重要です。
ときどき、海藻類食べています。バナナは毎朝食べています。EPA・DHAはサプリで摂っています・・・。
これ自体は悪くはありません。
しかし、それだけでは不十分なんです。
毎日、4大食品を1日の中で摂取する!
これが理想の状態であり、その位の意識で実践してみてください。
その生活を短くても2~3ヶ月続けてください。
そすれば、あなたの腸内環境は必ず良くなりますよ。
腸内環境は筋肉と同じです。
筋肉が衰えるのは早いですが、逆に筋肉を付けようと思うと少なくとも2~3ヶ月はかかりますよね?
健康の為に大事なことは「何を食べるか?」と「いかに継続するか?」
これが大事です。
明日の健康の為に、是非今日から4大食品摂ってみてください。
※4大食品を摂って不調になる場合は直ぐに中止してください。不調になる原因については次回解説します。
それでは、本日はこの辺りで失礼します。
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