2023/09/08(金)
「涙」出てますか?
カテゴリー:院長ブログ
今回のテーマは「【涙】出てますか?」についてです。
あなたは最近こんなことでお悩みではありませんか?
・目の乾き、かすみ
・目の痛み
・目がゴロゴロする
・目ヤニが沢山でる
・目が疲れやすい
これらの症状は「涙が少なくなって出ていない」ことで生じている可能性があります。
これは「ドライアイ」と呼ばれる症状の一種です。
涙のイメージとしては、悲しい時、嬉しい時、感動した時などだけに出るイメージがあると思います。
しかし、実は涙は基本的に24時間流れ続けているんです。その涙が24時間流れていない状態が「ドライアイ」なのです。
今回はそんな「ドライアイ」の原因や予防法について解説していきます。
近年はスマートフォンやパソコンなどを長時間使用する機会が多い事により、目に大きな負担がかかっています。これが「ドライアイ」が増加している大きな要因と考えられています。
現在、日本ではドライアイの患者数が2200万人程度だと言われています。
ドライアイとは目を守る為の大切な「涙」が十分に役割を果たせていない状態です。涙の量が足りなくなったり、涙の成分が変化したりする状態のことを指します。
どんな人がドライアイになりやすい?
1.コンタクトレンズを使用している
2.緊張状態やストレスに晒される機会が多い
3.スマートフォンやパソコンを長時間使う
4.エアコンを長時間利用する
5.睡眠不足
6.加齢
7.乾燥した場所に長時間いる
ドライアイを予防するには?
1.スマホやパソコンは1時間に1回5分~15分程度目を休ませる
2.自分の視力に合った、メガネやコンタクトを使用する
3.意識的にまばたきをする
4.乾燥に注意し、加湿を心がける
5.睡眠をしっかりと取る
6.点眼薬を使う
7.目を温める
どうでしょう?
原因を見ていくと普段よくやってる、あるある習慣だと思います。
予防を見ていくと、1つ1つはそんなに難しいことではないチョットしたことだと思いませんか?
普段ついついやってしまっている悪い習慣を避けつつ、予防の為に小さな良い習慣を実施する。これらを毎日心がけることで・・・
・目の乾き、かすみ
・目の痛み
・目がゴロゴロする
・目ヤニが沢山でる
・目が疲れやすい
こういった症状が改善へと向かうのであれば良いと思いませんか?
ドライアイになると、初期は目の疲労感や異物感がある程度で済みます。このレベルであれば、生活習慣を見直したり、目薬などで対処が可能です。
しかし、目薬はするけども生活習慣は見直さずに放っておくと症状が悪化するケースがあります。
ドライアイが悪化すると、角膜や結膜に傷がついてしまったり、頭痛・肩こり・首こりなどの全身症状を引き起こすことにもなります。
目に傷がついてしまったり、全身症状などを引き起こすなどの重症レベルになってしまうと、自身での改善は難しくなります。
ドライアイだと軽く考えずに、早めに眼科などの専門機関で検査をしてもらって下さいね。
今日から原因を避け予防対策を行ない、目が常に潤っていて、涙で溢れるくらいの状態になるようにしてみてくださいね!
それでは、本日はこの辺りで失礼します。
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