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糖質の摂りすぎはなぜ危険なのか?

質問

今回のテーマは「糖質の摂りすぎはなぜ危険なのか?」です。

最近は糖質の危険性については色々な所で言われているので年齢を問わず多くの方が糖質の摂りすぎは良くないと知っていると思います。

糖質は効率よく細胞のエネルギーを生み出す貴重な栄養素です。

しかし、現代社会はあまりにも利便性が高まり、いつでもどこでも簡単に糖質を食べることができるようになりました。

その結果、ほとんどの現代人が糖質摂取過剰の状態に陥っています。

朝にパン、昼にパスタ、午後にお菓子を楽しむ・・・。

健康の為にと野菜ジュースを飲んで、夜はビールを飲んだり会食でワインをを飲みながらフルコース・・・。

こんな高糖質な食生活も珍しくはないことでしょう。

あなたはこんな風に思ったことはありませんか?

「糖質の摂りすぎが良く無いことは頭では理解できる。でも、美味しい食べ物や飲み物に限って糖質が沢山入っているから止めたくても止められないんだよね~」

その気持ち・・・、良く解ります。

「やめられない♪、とまらない♪、○○えびせん♪」

昔こんなCM流行りましたね・・・

それはさて置き、今回はそんな止められない方に知っておいて欲しい糖質過剰摂取の危険性についてお伝えしていきます。

多くの方は、なぜ危険なのか?それをしっかりと理解できていないからどこか他人事になってしまっています

だから、こんな危険性があるという事を理解できていれば多少なりとも抑止力になると考えています。

糖質の摂りすぎは良くないと分かっているけど止められない

そんな方は、是非続きを読んでみてください。

糖質過剰摂取によるリスクは主に2つあります。

リスク➀
 糖質過剰摂取による高血糖状態が長く続くと、糖質とタンパク質が化合して生じる「糖化タンパク質」が増えてしまう。
 これは様々な細胞障害を引き起こすことが知られており、体に炎症を促進させてシミ・しわ・くすみなどを発生させたり、動脈硬化を引き起こしたり、骨が脆くなるなどと最強の老化促進物質とも言われています。

リスク②
 精製された穀類や砂糖類などの摂りすぎによって、血糖値の乱高下を引き起こし体調不良の原因となる。
 血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げる為に大量のインスリンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げる働きがありますが、大量に出たインスリンの影響で血糖値が必要以上に下がってしまい低血糖状態になります。
 その結果、集中力や思考力の低下、だるさなど様々な症状を伴うと考えられています。

では、高血糖や低血糖になることで体にどんな悪影響を与えるのか?をお伝えしていきます。

➀糖尿病
 現代人の20~30%が罹患すると言われています。糖尿病はそれ自体は直接命に関わるような病気ではありません
しかし、糖尿病の恐い所はその合併症にあります。
 血糖値が高い状態が持続することで、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、末梢神経障害といった深刻な合併症を生じます。
最悪の場合、失明・人工透析・足の壊疽による切断などの可能性があります。
 近年の研究で糖尿病はアルツハイマー型認知症の発症率が高くなるということも明らかにされ、脳の機能にも悪影響を及ぼすことが判明しています。

②動脈硬化
 高血糖の状態が続くと、血中インスリン濃度が常に高い状態が生まれます。
高血糖、高インスリン血症が持続すると動脈の変性が起こりやすくなるので、心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなります。

③肥満
 高血糖が持続すると、インスリンは糖を脂肪細胞に送り込み血糖値を下げようとします。その結果、脂肪細胞の中でも特に内臓脂肪が増える結果となります。内臓脂肪が増えると、高血圧や更なる肥満の原因になると考えられています。

④脳機能への影響
 低血糖状態に陥ると、眠気に襲われたり体がだるくなったり、落ち着かずに集中が途切れて仕事が手に付かないだけでなく、イライラしてしまったりするなど精神症状を呈することがあります。
 運転中に突然の強い睡魔に襲われ・・・、仕事や家事中に急に体がだるくなって何も手に付かず・・・、いつもならそんなこと無いのにチョットしたことでイライラして人や物にあたったり・・・。

このように血糖値の変動は様々な悪影響を及ぼします。これらの事をしっかりと頭に置いておいてください。

もし、

「今日既に糖分高めの物を結構食べたり、飲んだりしてるけど、これ今から食べよう(飲もう)かなー?」

みたいな状況になった場合は今回の事を思い出してください。

少しくらい大丈夫でしょ!というその選択が、未来の自分に悪影響として跳ね返ってくるということを・・・。

こんな感じでお伝えすると、「じゃあ、糖質は全く摂らない方が良いんだ!」と考える方がいます。

これは間違いなので止めてください!

極端な糖質制限をしてしまうと、それはそれで悪影響を及ぼしますので、ほどほどにしてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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カロリーと肥満は関係ない

今回のテーマは「カロリーと肥満は関係ない」です。

今回は肥満と診断されて痩せようと決意し今から行動をしようと考えている方に是非読んでほしいです。

肥満で悩んでいる方が思いつく方法として、先ず「カロリー制限」をしようとしていませんか?

カロリーが高いと肥満になりやすい。

カロリーが低いから沢山食べても大丈夫

そんな考えになることがあると思います。

そうすると、肥満の方は一生懸命カロリー制限をして痩せようと頑張ります。

しかし、これを守っていても空腹に苦しむだけで効果は期待できません

カロリーが肥満の原因説だと訴える方は、

「消費カロリーよりも摂取カロリーを減らせば痩せる」

と言われますが、体はそんな単純なものではありません。

もしそれが本当なら酒飲みは漏れなく全員肥満になっているはずです。

何てったって、アルコールはどれも高カロリーですから・・・。

毎日お酒を飲んでいるのに痩せている人はあなたの周囲にもいると思います。

なぜ、高カロリーな物を毎日飲んでいるのに肥満にならないのか?

これには理由があります。

ここであなたに一つ質問です。

想像してみてください。

今日はお出かけして沢山歩きました。

夜の良い時間帯になった事もあり、あなたのお腹はペコペコです。

今日の晩御飯は何を食べよう?

お店を探し歩いていました。

その中から何とか2つに絞りました。

食べ放題のステーキランチと1枚のざるそば

さあ、あなたであればどちらを選びますか?

お腹いっぱい食べたいけど医者から痩せなさいと言われているし、自分でも痩せたいなと思っているから今日は我慢!

その結果、1枚のざるそばを選びます。

実はこれが間違いなのです。

我慢してざるそば1枚にしても体重は減りません

一方、ステーキランチを選択し、肉とサラダをお腹いっぱいになるまで食べた方は・・・、

お腹いっぱいに食べているけど、実は太りません。

何となくお気づきだと思いますが、

肥満(太る)原因は「糖質(炭水化物)」なんです。

食事で糖質を摂ると血糖値が上がり、膵臓から血糖値を下げる為にインスリンというホルモンが分泌されます。

実はこのインスリンには血中の糖分を脂肪に変えて体に溜め込む働きがあります。

血糖値が緩やかに上昇するのであれば問題ありませんが急激に上昇するとインスリンは過剰に分泌され、体に脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。

更に血糖値の急激な変動は、眠たくなったり、気持ちがイライラしたりするなど、精神を不安定にすることもあります。

イライラすれば脳は更に糖分を欲するという心身の悪循環を招いてしまい、頭では駄目だと分かってはいるけども止められない「ドカ食い」に走ってしまうのです。

痩せる為に運動などを頑張っているけど、なかなか結果に繋がらないという方は自身の食事を一度チェックしてみてください。

自身が口に入れている成分は何なのか?

糖質?脂肪?タンパク質?ビタミン?ミネラル?

意外と偏った食事バランスになってる!!

と驚き、新たな気づきが得られるかもしれません。

普段から習慣として、食べ物を購入する際に裏面にある栄養成分表を必ず見る癖をつけてください。

肥満は外見の問題だけでなく、

糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞・痛風・肝炎などの健康被害を生じます。

何歳になっても、全力でしたいことができる体である為には日々の意識付けが重要です!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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健康に何を食べるかは重要でない?

注意

今回のテーマは「健康に何を食べるかは重要でない?」です。

現在では栄養に関する情報は山のようにあります。

TVや書籍等で頻繁に取り上げられるので自然と目に入ると思います。

そうなると、「健康にはあの食べ物が良いらしいよ!」「あの食べ物食べたら痩せるらしいよ!」などの情報にどうしても直ぐ目が行ってしまいます。

あなたはこんな驚きの現象を聞いたり、見たりした事がありませんか?

ある日、TVの健康番組で「バナナはダイエットに良い」「豆腐は健康に良い」「豆乳は自律神経に良い」と放送されます。

すると翌日、スーパーの棚からバナナ・豆腐・豆乳などが消えてしまう・・・。

こんなことって現代では珍しく無いと思いませんか?

個人的には体に良い物を摂ろうとする事は悪い事だとは全く思いません。

しかし、体に良い物を摂るのと同じ位大切な事を忘れてませんか?

それは、「何を避ける(食べない)か?」

これが凄く大切だと考えています。

どんなに体に良い物を食べていたとしても、
体に悪いものを日常的に食べていたら
台無しになるか、健康どころか不健康になってしまいます。

ですから、「避けるべきもの」は何か?という知識を得た上で「摂るべき食べ物」を摂りる事が重要になります。

そういう訳で本日は、
「避けるべきものは何か?」について解説していきます。

避けるべきものは何か?をお伝えしていこうと考えていたら、どんどん出てきちゃいました。

その数なんと11項目!

挙げだしたら11項目以上出てきますが、今回は11項目に抑えています。

細かく説明していると長文になってしまうので、各項目を簡単に説明していきますね。

1.甘い飲料は飲まない

甘い飲料は短時間で大量の糖質を体に取り込むことになるため、血糖値への悪影響は大きいです。

甘い飲料には大量に砂糖が含まれています。砂糖は煙草やアルコールと同じく、中毒性の強い食品です。

手元にあるとついつい飲んでしまい、気がついたらこんなにも・・・となってしまいます。

こんなことにならないよう、甘い飲料は「買わない」「家に置かない」「口にしない」これを心がけてください。

2.糖度の高い果物や野菜は避ける

現代の店頭で販売されている果物は、昔と比べると品種改良でどんどん糖度が高くなり甘くなっています。

甘い果物ほど人気が出て売れる為、どんどん甘くなっているのです。
当たり前ですが甘ければ甘い程、糖質は多くなります。

糖質が多すぎると細胞障害を引き起こすため注意が必要です。
糖度の高い食品は少量を楽しむ程度にしておいてください。

3.白い主食に別れを告げる

白米ごはんや食パン、うどんなど白い炭水化物は精製の過程で本来あるはずのビタミン、ミネラル、食物繊維を失い、ほぼ糖質だけになっています。

ビタミンやミネラル、食物繊維ががないと栄養失調状態になります。
すると、脳がもっと栄養を取れと指令を出すので食欲が増します。
白いご飯やパン、麺類が食べ過ぎになるのはこの為です。

4.食べる時間に注意する

深夜に食べると太りやすいというのは皆さんもご存知のことだと思います。

胃腸などの消化器の働きは時間によって変わってくることが解っています。

午前中は排泄などのリセットをする時間。
午後は消化力が高まってエネルギー消費がスムーズになる時間。
夜間は栄養素を吸収し、溜め込みやすい時間帯。

朝食はあっさり系、午後は栄養たっぷり系、夜間は軽め系
このくらいの簡単なイメージを持っておいてください。

5.トランス脂肪酸

トランス脂肪酸とは「食べるプラスチック」とも呼ばれています。
自然界には微量しか存在しない特殊な脂肪酸です。

マーガリン、ショートニング、植物性油脂と表記されている時は高濃度のトランス脂肪酸が含まれていると考えてください。

トランス脂肪酸は細胞膜の変形の原因となり、善玉コレステロールを減少させ、悪玉コレステロールを増加させると言われています。

6.揚げ物など高温調理された食べ物

高温で調理された揚げ物や焼き物には「AGEs(終末糖化産物)」という物質が含まれており、体内の炎症の原因になります。

アンチエイジングの世界では最強の老化促進物質とも言われています。

唐揚げやコロッケ、パンケーキなどのキツネ色系のものは 「AGEs(終末糖化産物)」 という糖化の産物を発生させています。

7.食品添加物

日本は添加物王国などども言われています。
諸外国では使用を禁止されているのに、日本では認可を得ている事がとても多いです。
果糖やトランス脂肪酸などは、その典型です。

8.有害金属をなるべく避ける

現代人は知らず知らずの内に体何に有害金属を取り込み、じわじわと蓄積をしています。

有害金属には「ヒソ、水銀、カドミウム、鉛、アルミニウム、ニッケル」などが挙げられます。

これらは少量ずつだとしても、毎日摂取することで健康被害を生じる可能性があります。

9.過度な飲酒を卒業する

アルコールは大量摂取による発がんが注目されているという報告があります。

飲酒による発がんの原因は「アセトアルデヒド」という有害物質にあります。

このアセトアルデヒドは遺伝子に直接作用して発がん性を促進する働きがあり、活性酸素の生産量を増やして炎症反応を起こしやすくするとも考えられています。

10.煙草を卒業する

食べ物ではありませんが、口に入れる物と言う事で挙げています。

煙草は例え一本でも健康被害が高まることが分かっています。

更に喫煙は骨格筋を損傷することも研究で明らかにされました。
米国の軍人を対象に行った研究によると、
非喫煙者に比べて身体トレーニング中の骨格筋損傷のリスクが男女ともに20~30%上昇することも分かっています。

喫煙の本数や頻度が高い人ほどそのリスクも増える傾向にあります。

11.ファスティングを習慣化する

ファスティングとは一定の期間食べ物を断つ行為です。
多くは、固形の食べ物を半日~数日間摂取しないことを指します。

食べていない時間を意識的に取ることで、胃腸や肝臓などの消化器系統の修復時間も長くなり、調子が整いやすいと考えられています。

ファスティングは永遠に続けなければいけないという訳では無く、
一定期間ファスティングを行なうだけでも排泄機能を高めたり、老廃物を出しきることができます。

以上が「健康の為に避けるべきもの11選」でした。

中には中々実践するのを難しく感じてしまうものもあったかもしれません。

しかし、初めにも述べたように、いくら体に良いとされるものを摂っていても、上記のようなものを摂っていると健康体は作れません。

最悪の場合、健康どころか不健康になってしまいます。

筋肉、骨、内臓、髪の毛、皮膚などは食べ物や飲み物から成り立っています。

健康の為に何を摂るのか?も大切です。

しかし、それと同等くらいに「何を避けるか?」が大切になります。

いきなり11個全てを実践する事は出来ないと思いますが、1個だけでも構いませんので、是非今日から実践してみてください!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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こんな飲み物は疲労回復を邪魔する!

今回のテーマは「こんな飲み物は疲労回復を邪魔する!」です。

疲労回復には生活習慣や食べ物も重要ですが、それ以上に気をつけなければいけないのが「飲み物」です。

飲み物は食べ物と違い調理する必要性がないので気軽に手に取ることができ、どこでも直ぐに飲めるというメリットがあります。

しかし、その一方で食べ物と違い消化の必要性が殆どないので、腸にダイレクトに流れていきます。

その為、飲み物によっては飲んだ直後に体に悪影響を及ぼすことがあります。

その結果、疲労取りたくても飲み物の影響で回復できない身体へとなってしまいますので注意が必要です。

今回は、そんな体に悪影響を及ぼす「飲み物3つ」について解説していきます。

では、疲労を取りたい方が真っ先に止めて欲しい飲み物ナンバー1

「清涼炭酸飲料」

これを普段から頻繁に飲まれている方は直ぐに中止してほしいですね。

清涼炭酸飲料の問題は糖分です。

・ペットボトル1本にティースプーン山盛り10杯分の砂糖が入っている
・1日に取っていい砂糖の量を1本で超えてしまう

などと言われています。

メーカーによって多少量は違ってきますが、清涼炭酸飲料は胃を早く通り抜けて一気に吸収されるので、血糖値が急激に上昇しやすくなります。

喉がカラカラの時や暑い時期などは、ついつい甘い清涼炭酸飲料が欲しくなりますよね?

でも、「甘い清涼炭酸飲料は疲れと肥満を招く危険なドリンク」だという事を理解して欲しいです。

次に注意して欲しい飲み物2つ目

「お酒」

仕事帰りに一杯、寝る前に一杯、息抜きに一杯など、色々な機会で飲むことがあると思います。

お酒に関しては気分転換・ストレス発散などで飲む場合は良いですが、

疲労回復という観点から考えれば全く適していません

では、お酒は飲んではいけない!という事かと言うとそうではありません。

節度を保った量であれば構いません

1つのアイデアとしてはお酒と一緒に「水」を飲んでください

そうすることで、アルコール濃度を下げて身体への負担を減らすことが可能です。

また、水を一緒に飲むことで自然と飲酒量も減らすことが可能になります。

最後に注意して欲しい飲み物3つ目

「エナジードリンク」

近年、疲労回復には「エナジードリンク!」と言うようなCMが沢山流れて人気を呼んでいます。

その一方で、エナジードリンクの多量摂取によりさまざまな健康被害が生じています。
中には死に至った事例も見受けられます。

エナジードリンクとは、主にカフェイン、タウリン、グルクロノラクトン、ガラナ、ビタミンなどを添加した飲料を指します。

市場にはエナジードリンクとよばれる製品が数多く出回っており、含まれている成分の内容や量は多種多様です。

なかには、短時間のうちに多量に摂取すると体調に悪影響を及ぼす成分が高濃度で含まれているものもあります。

また、エナジードリンクには砂糖などの糖類も多く添加されている場合があるため摂取量には注意が必要です。

エナジードリンクを多量に摂取すると、主な含有成分であるカフェインによって健康を害することがあります。

カフェインを過剰摂取した場合の症状としては、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、血圧上昇、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等があげられます 。

欧州食品安全機関によると
望ましい1日あたりのカフェイン摂取量
1日400ミリグラムまで。
また1回の接種で200ミリグラムを超えないのが望ましい
とされています。

眠気覚ましや疲労回復にカフェインを取る際は含有量などをチェックしてから飲むようにしてください。

そもそも疲労は、1日中遊んでいた、1日中仕事していた結果に生じた疲労がその後も毎日続くというものではありません。

不摂生や不規則な生活を1週間、1ヶ月、1年と繰り返した結果に「慢性疲労」として出現します。

それを、1本や2本の飲み物だけで回復しよう!と考えるのは無理があります。

普段からの生活習慣を気にする事で、
疲労を蓄積させない・疲労を除去していく事が重要
になります。

これは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは大変だと思います。

でも、未来の健康の為には必ず避けては通れない道です。

是非、頑張ってみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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疲労溜まってる?セルフチェック法

チェックリスト

今回のテーマは「疲労溜まってる?セルフチェック法」です。

突然ですが、あなたは「疲労」溜まってますか?

「全然、感じてません」という方もいれば、「疲労困憊です」という方もいると思います。

しかし、疲労って骨折や切り傷などと違って見た目には見えません。

あくまでも自分の感覚的なことになってきます。

もちろん、「疲れた」という自身の感覚は大切にして欲しいですが自分で気づかないうちに疲労が蓄積している場合もありますし、意外と心が疲れているだけで体は元気な場合もあります。

そういった、自分の今の体を客観的にチェックする方法があれば疲労解消や予防的な観点からも非常に有効になります。

ですから、今回は「疲労が溜まっているか?」を客観的に判断する基準をお伝えしていきたいと思います。

今から述べる項目に一つでも当てはまったら「疲労が溜まっている可能性が高い」と思ってください。

➀脈がいつもと違う
 脈拍チェックは道具を使わず簡単に疲労度合いをチェックできる非常に有効な方法です。
 成人の正常脈拍数は60~90回/分になります。  
 それに比べて少ないのか?多いのか?を確認してください。
 
 運動中や運動直後は脈拍は高くなりますが、時間が経っても中々脈拍が落ち着かない。
 安静時に脈拍が高かったり、脈拍が50回/分以下
で以上に低い場合も要注意です。
 どちらの場合であっても、「疲労蓄積状態」「疲れやすい状態」になっている可能性が高いです。
 
 このように脈拍によって疲労度を簡単にチェックできます。
 普段の脈拍が解らないという方は普段から定期的に脈拍を測って平均値を把握するようにしてください。

②睡眠に問題を抱えている
 目が覚めてしまって睡眠時間が短い、睡眠時間が長い、朝起きてもスッキリしない、朝起きれない
 このような睡眠に問題を生じている方は、体からの疲労のサインだと思ってください。
 
 人間の体は一日の疲労を睡眠によって解消します。寝てる間に成長ホルモンが出たり、記憶の整理をしたり、免疫ホルモンが出たり、体の歪みをリセットしたり・・・。
 それが、上手く機能していない結果が上記の症状です。
 更に寝る時間や起きる時間が不規則になると自律神経のバランスが崩れ、更に睡眠の質は低下し「疲労」は蓄積していきます。

③腰周囲に痛みがある
 腰は体の中心部分に位置しており体の要となる部分です。
 腰、股関節、お尻などに痛みを生じるという事は腰周囲に過剰に負担がかかっているということです。


 本来であれば腰周囲はそこまで大きなストレスはかかりませんし、一時的に腰周囲に負担がかかったとしても寝て起きたら解消されているはずです。
 しかし、それが何らかの原因によって解消されないことで腰周囲が疲労困憊の状態になって痛みを生じているのです。

 つまり、腰周囲に痛みが生じている状態というのは体に大きなストレスがかかり、体が疲労困憊状態になってますよ!という体からのサインだということです。

④呼吸が浅い
 あなたは呼吸はどの部分でしていますか?
 呼吸は胸でするものじゃないの?という方は要注意です。

 呼吸の目的は酸素を体内に取り入れることです。それによって筋肉や内臓など全身に栄養を送り不要な物質を回収しています。
 本来、呼吸は胸呼吸と腹式呼吸両方で行なうものです。
 
 しかし、現代人は猫背や反り腰等の姿勢や環境の変化により胸呼吸が中心になってしまっています。
 その結果、呼吸自体が浅くなってしまっています。
 呼吸が浅いという事は、酸素が全身に行き渡りにくいので「脳・筋肉・内臓」などの器官が100%の状態で働けなくなっています。そうすると疲労がどんどん蓄積されてしまいます。

 一方、腹式呼吸が中心になれば酸素が全身に行き渡り「脳・筋肉・内臓」などの器官が良い状態で働けるようになります。
 また、腹式呼吸によって体幹部分も安定しやすくなるので姿勢が安定化して疲れにくい体を得ることができます。

以上が疲労が溜まっているか?を簡単に判断する為の基準となります。

これらに一つでも該当するのであれば、自覚が無くても体に疲労が蓄積している可能性が高いです。

疲労は感覚的な部分で目に見えません。

なので、自身でも見逃してしまったり他人からも気づかれにくい部分です。

気づいた時には疲労困憊になっており、回復までに多くの時間とお金を要することになります。

最悪の場合、仕事も趣味もできなくなって寝た切り生活になってしまう可能性があります。

そうならないように、普段から疲労が溜まっていないか?を定期的にチェックしてみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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しっかり寝たいなら”これ”は要注意!

注意

今回のテーマは「しっかり寝たいなら”これ”は要注意!」です。

時間は個人差がありますが、あなたが毎日行っている行為”睡眠”

睡眠の役割としては、

「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の増加」「記憶の固定」「感情整理」など多くの重要な役割があります。

たまに寝ている時間が勿体無いと言って、睡眠をなおざりにしてる方がいます。

そんな方は、上記の 「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の増加」「記憶の固定」「感情整理」 を放棄している事になります。

個人的には非常に勿体無いなーと感じています・・・。

しかし、今回は寝る・寝ないがテーマではありません。

・寝たいのに寝つきが悪い
・睡眠の質が悪い

そんな方に向けての内容となっています。

今回、お伝えしたいのは

午後にカフェインは摂ると寝れなくなる!

これがお伝えしたいことです。

ですので、寝つきや睡眠の質にお悩みなのであれば是非この先を読んでみてくださいね。

人間は朝起きた瞬間から寝る為の準備をしています。

眠気の物質が朝起きた瞬間から夜にかけて徐々に蓄積されていきます。

眠気の物質が限界に近づいてくると眠たくなってきます

この状態を睡眠圧の上昇と言います。

睡眠圧が上昇するから眠たくなって寝たいという欲求を感じます。

逆に睡眠圧が上昇していない場合や、睡眠圧の感覚が麻痺している場合は寝れません

そして、この睡眠圧を上昇させるのが「アデノシン」という科学物質です。

賢い人間は、じゃあこのアデノシンという物質が睡眠圧を上昇させるホルモンであるということは、この物質を抑えれば眠気を抑えることができる!と考えました。

そして、色々と探した結果に見つかったのが普段からよく皆さんが摂取されているであろう

”カフェイン”

という物質だと判明しました。

カフェインはアデノシンの働きを低下させ、眠気を感じにくくする事が可能です。

カフェインは摂取したからといって直ぐに効果を発揮する訳ではありません。
摂取してから30分後位にピークを迎えます。

カフェインのメリットとしては

  • 眠気を覚ます覚醒作用
  • 疲労感をとる興奮作用
  • 身体の血液の流れを促進する血管拡張作用
  • 尿として老廃物を排出する利尿作用

こういったものが挙げられます。

ですので、ひとえにカフェインが駄目という訳ではありません。

ただし、カフェインは一度体内に入り分解して完全に無くなるまでに時間を要します

約5時間~7時間程度必要だというデータが出ています。

カフェインを分解するのは肝臓にある酵素が中心になって行ないます。

酵素の量は個人によって違ってくるので、分解までの時間に個人差が生じたり、加齢により更に時間が掛かる事が解っています。

この事を知らずに寝る直前にカフェインを摂取すると、寝つきが悪くなったり、寝れたとしても睡眠の質が低下するのでスッキリ感が得られません。

ですから、カフェインを摂取する際は分解に必要な時間を把握した上で自分が寝る時間から逆算してください。

午後10時に寝るのであれば、午後3時がカフェインを最後に摂る時間。

午前0時に寝るのであれば、午後5時がカフェインを最後に摂る時間。

という様に、寝る時間から逆算して時間に気をつけてください。

カフェインと言われて一番イメージしやすいのがコーヒーだと思いますが、他にもカフェインが含まれるものは沢山あります。

その他の代表的な食品の一例を挙げておきます。

カフェインが多く含まれる食品
・コーヒー
・エナジードリンク
・紅茶
・緑茶
・玉露
・チョコレート
・アイスクリーム

これらは、コップ1杯の量であっても、1個であっても睡眠の質を低下させます。
ですので、これらの食品を摂る際は時間には十分気をつけてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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寝だめって効果あるの?

今回のテーマは「寝だめって効果あるの?」です。

私が10代の頃、学業と部活でヘトヘトだけど朝練とかもあるし長時間は寝れない。

その分、たまにある休日は昼過ぎまで寝る。

親に「生きてたんか!起きてこうへんから死んでるんかと思った」とよく言われたものです。

あなたはこんな事ありませんか?

睡眠が大事なのは何となく分かっているけど、気づいたら寝る時間が遅くなってしまって睡眠時間が短くなる。

朝は眠たいのを気合で乗り越えて家事や仕事をこなす。

よく寝たな~というスッキリ感は無く、家事・仕事中に強い睡魔に襲われることがある。

日々、眠たいので週末などの寝れる日には睡眠不足を補おうと考えて寝だめして、昼前まで寝ている・・・。

こんな習慣になっていませんか?

実はこんな習慣になっている人、あなただけでは無いんです。

今回はそんな寝だめをしている方にお伝えしたい内容となっています。

寝だめって睡眠不足解消に効果あるか?

        ・

        ・

        ・

結論、1回や2回の寝だめごときで睡眠不足は解消できません!!

では、その理由を今から解説していきます。

どれだけ寝れば睡眠不足は解消されるのか?を調査したデータがあります。

健康な10人を14時間無理やりベッドに入れて10人には1日中、好きなだけ寝てもらうということを行ないました。

実験前の10人の平均睡眠時間は7.5時間でした。

実験開始数日こそ、13時間近く寝ていましたが徐々に長時間は寝れなくなりました。

3週間後には平均睡眠時間は8.2時間になり、その後もこの時間に固定されました。

つまり、この8.2時間こそがこの10人に必要な本来の睡眠時間だと考えられます。

そうなると、本来は睡眠時間が8.2時間必要なのに7.5時間しか普段は寝ていませんでした。

ということは、毎日40分の睡眠不足が生じていた事になります。

それが正常な8.2時間に回復するまでに3週間かかったという事になります。

つまり、40分の睡眠不足を解消するには毎日14時間寝る生活を3週間続けなければいけないという事になります。

ですから、睡眠不足を週末の1~2日で解消しようとするのは無理なんです。

勿論、寝だめが意味無いと言っている訳ではありません。

長時間寝たいと感じるという事は、「寝不足だよ!このままだと倒れちゃうから寝てね!」という体からのSOS信号なのです。

だから、しっかり寝る事は良い事なんです。

でも勘違いして欲しくないのは、その1日だけしっかり寝たからと言って普段の寝不足は解消できないよ!ということなんです。

だから、普段から本来必要な睡眠時間を確保する為に生活習慣を見直す

睡眠時間を確保するのは今の生活習慣上できないのであれば、睡眠不足を時間で解消しようとするのではなく、

「睡眠の質」を高める生活習慣に変えていく必要性があります。

最近「私はショートスリーパーだから短時間睡眠でも大丈夫です」と言われる方が多い印象です。

本当にショートスリーパーなのかどうかは検査をしてみないと分かりません。

しかし、ショートスリーパーは先天的な遺伝性のものだと考えられており、その割合は人口の0.5%と言われています。割合的には非常に少ないのです。

なので、自分ではショートスリーパーだと思っているけど実際は違うというパターンが多いと思われます。

睡眠不足だとは感じていないけど、健康上に問題がある方、健康には問題は感じていないけど、最近仕事中・趣味時などの集中力が無いと感じている方は睡眠不足になっている可能性があります。

そんな方は睡眠不足を解消する為の取り組みをする事で改善する可能性がありますので、是非試してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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疲れが取れない人にお勧めの”あれ”とは?

今回のテーマは「疲れが取れない人にお勧めの”あれ”とは?」です。

・いつも何となく体がだるい

・睡眠時間をしっかり確保しても、疲れが取れない

あなたはこんな症状でお悩みではないでしょうか?

現代人は年齢に関係なく、毎日色々と忙しくしています。

ですから、疲労という物が付きまとうのはある程度仕方が無いことだと思います。

そんな疲労を解消する為に皆さんは色々と試されていると思います。

そんな中、私が今回お勧めする1番の解消法をお伝えします。

それは・・・

「入浴」です!

「なんだ?!入浴かー」「毎日お風呂にはちゃんと入ってますけど?」

などの声が聞えて来そうですね。

でも、そう言われる方の中でどの位の人が正しい入浴のポイントを実践できているでしょうか?

たかが入浴、されど入浴

入浴が正しくできていないと、睡眠の質が低下します。

なので、疲労を取るどころか疲労が蓄積してしまいます。

ですから、今回は「疲れを取るための入浴のポイント」をお伝えしていきます。

しっかりと覚えて、今日から実践するようにしてみてください。

疲れを取るための入浴のポイント5選

1.温度は40℃
2.全身浴でしっかり肩まで浸かる
3.浸かる時間は10分~15分
4.お気に入りの入浴剤でリラックス
5.お風呂から出た後は、体を冷まさないように注意

以上が「疲れを取るための入浴のポイント」です。

では、もう少し詳しく1つ1つ説明していきます。

1.温度は40℃
 入浴の際の温度は40℃がお勧めです。人によっては少し温くぬるく感じるかも知れません。
 しかし、のぼせ・ヒートショックなどの体調不良を起こしにくいという安全面の他、15分位の入浴時間でも十分に体が温まるので血液の流れも良くなり、疲労回復やリフレッシュ、体の痛み改善に繋がります。

2.全身浴で肩まで浸かる
 半身浴より、全身浴の方が健康効果が高いといデータが出ています。しっかりと肩まで浸かることが大切です。
 静水圧と浮力の作用により、体の隅々にまで血液を送ることができますし、温熱効果もアップします。

3.浸かる時間は10分~15分
 入浴は長ければ長い程良い訳ではありません。目安として10分~15分で大丈夫です。
 ただし、毎日継続して続ける事が重要です。

4.お気に入りの入浴剤でリラックス
 現在は様々な入浴剤があります。
 自分の合うお気に入りの物を探してください。
 お気に入りの香りを胸いっぱいに吸い込むことで、リラックス効果を高めることができ、更に入浴効果が高まります。

5.お風呂から出た後は、体を冷まさないように注意
 お風呂から出た後は、早めにタオルで水分を拭き取り、衣服や毛布や布団などでしっかりと保温しましょう。
 冬場はあまり無いかもしれませんが、お風呂上りに薄着でウロウロしたり
 扇風機やクーラーなどに当たっているとせっかく温めた体がどんどん冷えていき血流が急速に低下していきます。

以上が「疲れを取るための入浴のポイント5選」です。

どうでしょうか?

一つ一つ見ていくと、大したことは全く言っていません。

どれも、「あ~なるほど、確かにね~。」ということです。

でも、この大したこと無いことを毎日ちゃんと実践していると自信を持って言える方、

これ、何人いるでしょうか?

恐らく、2~3割だと思います。

前回もお話しましたが、入浴は健康の為に低コストで毎日続けられる簡単な方法です。

入浴をキッチリするか?しないか?

それによって、明日もい続けられるか?が変わってきます。

当たり前の話ですが、

「人間の体はある日突然悪くなるものでは無い」

これ、忘れがちですが当たり前のことであり大事な事ですよね。

体調が悪くなってから、良くするためにどうしたら良いの?と焦るのではなく、

健康である為に今日何をするべきか?

これが何事もそうだと思いますが、重要になってきます。

ですから、是非その辺りを意識して毎日の生活を過ごしてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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知ってました?こんな入浴の効果

入浴

今回のテーマは「知ってました?こんな入浴の効果」です。

まだまだ寒さも厳しい日々が続きますが、あなたは寒さ対策に入浴を活用していますか?

日本は世界的に見ても珍しい国で、健康増進に効果的なお風呂が基本的に各家庭にある国です。

しかし、そんな健康増進に効果的なお風呂を有効活用できていない方が非常に多いのです。

シャワーだけ・・・5分だけ浸かる・・・。
これらは非常に勿体無いんです!

今回、先ず入浴の健康効果について知ってもらおうと思います。

そして、「入浴にそんな効果があるんだったら今日からちゃんと浸かってみようかな~」となって頂きたいです。

手軽に安価で毎日継続できる入浴で、あなたの健康を作りませんか?

現代医学で明らかになっている「入浴の健康効果」は様々ありますが、
今回はその中でも代表的な7つの効果についてお伝えしていきます。

  1. 温熱作用
    入浴効果の代表的な部分、それが温熱作用(温め効果)です。
    温熱作用によって体が温まれば、血管が拡がり心臓の動きも強くなります。
    そうすると、沢山の血液が体中を巡るようになり、脳・内臓・筋肉・関節などが24時間元気にスムーズに動かすことができるようになります。
    血液には酸素や栄養分、ホルモン、免疫物質んど、私達の体にとって大事な物を運んでいます。更に老廃物質などの要らないものを回収する働きも期待できます。
  2. 静水圧作用
    お湯の水圧によってマッサージされたような状態になり血流に影響を与えます。これを「静水圧作用」と呼びます。
    水圧で締め付けることによって、血液の流れが良くなり血流がUPします。多くの女性が悩まれる浮腫み解消にも効果的です。
  3. 浮力作用
    浴槽に入ると、体重が軽く感じると思います。これが「浮力作用」です。
    水中では体重が1/10程度になります。
    人間は地球にいる限り常に重力が掛かっていますが、水中にいる時だけが重力から解放されるのです。その為、関節や筋肉への負担が減り、リラックス状態になります。
  4. 清浄作用
    皮膚の表面を洗い流すことで、体に有害な物質や微生物、皮脂などを除去します。温かいお湯に浸かることで毛穴が開き、汚れや皮脂を流れださせる効果もあります。
  5. 蒸気・香り作用
    鼻や喉の粘膜は乾燥すると免疫力の低下を招きやすいため、蒸気で湿り気を与える事が大切です。
    浴室内で長い深呼吸をする事で乾燥を防ぐことが可能です。また、アロマや入浴剤を利用することで自律神経を整える事も可能です。
  6. 粘性・抵抗性作用
    水中で体を動かすことで、陸上の約3~4倍の負荷が掛かります。ゆっくりとした運動やストレッチなどによって筋肉に刺激を与えることができるので、手軽な運動療法効果を得ることが出来ます。
  7. 解放・密室作用
    浴室は衣服を身に着けない非日常的な空間です。1人でお風呂に浸かる時間は、心と体が開放的になる究極のリラックス空間になります。強いストレスに晒されやすい現代に置いて、リフレッシュ出来る究極の空間であります。

以上が入浴の7つの効果となります。

どうでしょうか?

入浴だけでこれだけの効果があるのに、有効活用しない手は無いのではないでしょうか?

「のぼせるから浸からない」
「面倒なのでシャワーだけで済ませる」

などの理由でシャワーだけを利用した場合

4.清浄作用

5.蒸気・香り作用

7.解放・密室作用

この3つしか効果を得られません。

毎日同じようにお風呂に入っているのに、お湯に浸かるか人と、シャワーだけの人でこんなに違いが生じます。

これを1ヶ月・半年・1年と続けて行けば、この差はもっと大きくなっていきます。

これはあくまでも、私の今までの2万件以上の施術経験を元にした印象になりますが、


体の不調を訴える方で、回復スピードが遅い方や、再発を繰り返す方はシャワーだけで済ませるパターンか、浸かっても5分位という方が多いです。

逆に15分位しっかりとお湯に浸かるという方は、回復スピードが早かったり、痛みなどの悩みが少ない傾向にあります。

初めにもお伝えしましたが、あなたが何歳になっても健康であり続けたいとお考えなのであれば、

手軽に安価で毎日継続できる入浴で、あなたの健康を作りませんか?

本当にそれだけで変わるの?と思われるかもしれません。

それは、試した人にしか分かりません。

過去にこれを試したことで、体の不調を感じにくくなった方は沢山います。そんな方たちは、試して見たからこそ変わったのです。

あなたも是非、今夜試してみてはいかがでしょうか?

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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余分な水分を排出する食物とは?

今回のテーマは「余分な水分を排出する食物とは?」です。

以前、「水分摂り過ぎ?チェック法」で今のあなたの体は水分過多になっていないか?のチェック法をお伝えしました。

そして、「こんな体を温める食品摂ってますか?」で水分摂り過ぎなどで、体が冷えている場合はこういった体を温める食品を摂ってくださいとお伝えしました。

今回は体を温める食品を摂るのも重要ですが、同時進行で冷えの元となっている余分な水分を排出する食物についてお伝えしていきたいと思います。

夏はじっとしていても嫌でも汗をかくので余分な水分が排出されやすいですが、冬になると汗って殆どかかなくないですか?

もちろん、汗を全くかいていないという訳ではありませんし、水分が全く排出されていない訳でもありません。

尿や大便、寝ている間や何もしていない時も体からは水分が常に蒸発しています。自分では感じることなく皮膚や粘膜、呼気からも水分を排出はしています。

但し、夏に比べると排出量は大幅に少ないのは間違いありません。

更に冬は寒いからと家に籠って、こたつや暖房、ヒーター、ストーブ、服を何重にも重ね着にしてヌクヌクの快適環境で体を動かさない・・・。

こんな事をしていては、勿論汗もかきにくくなりますよね。

そうすると、余分な水分が体内に蓄積して冷えからくる、痛みや体調不良などに繋がります。

ですから、今からお伝えする余分な水分を排出する食品を意識的に摂ってみてくださいね。

余分な水分を排出する発汗・利尿作用の強い食物

・生姜
生姜は冷えた体には沢山の効果が期待出来ます。
 ➀温熱効果
 ②利尿作用
 ③発汗作用
 ④消化力促進
 ⑤血圧降下
など、他にも沢山の効果が期待出来ます。

生姜を摂る私の一番のお勧めは「生姜紅茶」です。すりおろした生姜を紅茶に入れるも良し、生姜紅茶として販売されている物を飲むのも良し、気軽に直ぐに摂れるのでお勧めです。

・ニラ、ニンニク、ネギ、玉ねぎ、ラッキョウなどの野菜
これらの野菜は血管を拡張して全身の血流を良くして体を温め、強力な発汗、利尿効果が期待出来ます。
食べ方としては、玉ねぎ、ダイコン、ワカメなどでサラダを作り、ドレッシングをかけて食べたり、
ニラの葉を味噌汁に入れて食べたり、ネギや玉ねぎを鍋に入れたり、丼ぶりに混ぜて食べたり。どんな方法でも構いません。

・山椒
山椒は胃腸を温め、整腸作用を発揮する他、発汗作用も期待できます。

・七味唐辛子
唐辛子に含まれるカプサイシンは、血行を良くし、体を温め、強力な発汗作用が期待できます。
うどん、そばにふりかけて食べてください。
カプサイシン繋がりでは、タバスコも同様の効果が期待出来ます。
ピザ、パスタなどにふりかけて食べてみてください。

以上が、余分な水分を排出するお勧めの食物になります。

「冷えは万病の元」ということわざがありますが、冷えは柄便秘や肩こり、不眠などの様々な不調の原因となるだけでなく、免疫力を低下させる大きな原因の1つであると考えられています。

風邪やインフルエンザなどの感染症を退ける為にも余分な水分をしっかりと排出して良い状態を維持するようにしてください。

最後に一言、

今回、余分な水分を排出する食品についてお伝えしました。お伝えした食物を意識して摂取することで冷えを避け、健康へと近づきますが、更に健康へ近づくためには「体を動かす」ことが重要です。

寒いから外に出たくない・・・。

そんな気持ちになるのもよく解ります。

だから、家でもスクワットしたり、その場足踏みしたり、ラジオ体操したり、ダンスしたりと家の中で体は動かしてみませんか?

食物で余分な水分を排出して運動で汗をかく。

この2つの対策を同時にできると冷え対策としてバッチリです!

その理想に向けて、今日から行動してみてください。

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こんな体を温める食品摂ってますか?

今回のテーマは「こんな体を温める食品摂ってますか?」です。

体を温めると、体内のあらゆる臓器の血行がよくなり働きが活性化します。

内臓の働きが良くなると、腎臓や大腸の働きが促進されて便通や排尿などで余分な水分や老廃物を外へ排出することが可能になります。

しかし、現代の食習慣においては知らず知らずの間に体を冷やす食品を意外と多く摂っている方が多いです。

その結果、余分な水分が排出されず「冷え症」「便秘」「慢性痛」などの症状を作り出してしまいます。

ですので、何が体を温めるのか?何が体を冷やすのか?その辺りをしっかりと理解した上で状況に応じて食べ分けて欲しいのです。

今回は体を温める・冷やす食品や見分けるポイントを紹介していきたいと思います。

温める食品か冷やす食品かを見分けるポイント

・色

食品の色が「赤・黒・黄・オレンジ」などの暖色系の食品は体を温める作用があります。
逆に体を冷やす作用があるのは「白・青・緑・紫」などの寒色系になります。
ただし、暖色系でも、トマトや柿などは例外として体を冷やす作用がありますので注意して下さい。

・旬の時期

冬に旬な食品は体を温める作用があります。
逆に夏に旬な食品は体を冷やす作用があります。
判断が難しい場合は、原産国や収穫地を参考にしてください。

・育つ環境

寒い地方で育った食品は体を温める作用があります。
逆に南国などの温かい地方で育った食品は体を冷やす作用があります。

・発酵食品

発酵食品に入っている酵素は体の新陳代謝を促して体を温めてくれます。
大豆そのものは温める効果も冷やす効果もありませんが、発酵させて納豆や味噌、醤油などになると温める食べ物へと変わりますし、牛乳もチーズ変換させることで温める効果が期待できます。

体を温めたり、冷やしたりする食品一覧

温める食品
そば、りんご、ブドウ、さくらんぼ、プルーン
ごぼう、ニンジン、レンコン、ネギ、玉ねぎ、山芋、生姜
塩、醤油、味噌、ゴマ油、黒ごま、黒砂糖、唐辛子、漬物、明太子
ハチミツ、カボチャ、小豆、黒豆、納豆、いちじく、海藻類、チーズ
玄米、ゴマ、クルミ
赤みの肉、卵、エビ、カニ、イカ、タコ、貝、牡蠣
紅茶、ハーブティ、赤ワイン、日本酒

冷やす食品
バナナ、パイナップル、レモン、ミカン、メロン、スイカ、マンゴー、カレー、コーヒー、うどん
レタス、白菜、きゅうり、トマト、なす、ゴーヤ、ピーマン、水菜
マヨネーズ、白砂糖、洋菓子、豆乳、小麦、枝豆
バター、キノコ類、豆腐、白身の肉
牛乳、水、緑茶、清涼飲料水、白ワイン、ビール

※体を冷やす食品でも「熱・塩・発酵・圧力」等を加えることで温める食品に変わります。
・牛乳 → チーズ
・大根 → たくあんや切り干し大根
・緑茶 → 紅茶
・白米 → おにぎり、チャーハン

以上が体を温める食品、冷やす食品の一例となります。

いかがでしょうか?

あなたは傾向として普段どちらの食品を多く摂っていましたか?

多くの方が傾向としては冷やす食品を多く摂っていたのではないでしょうか?

そうすると、体が内側からどんどん冷えてきます。

そんな状態では、いくら外側からカイロや服などで温めようとしても意味がありません

先ずは内側からしっかりと温めた上で、外側からも温めてあげると良いですね♪

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水分摂り過ぎ?チェック法

チェックリスト(笑顔)

今回のテーマは「水分摂り過ぎ?チェック法」です。

前回、”水分は沢山摂れば良い”は間違い?の記事で水分摂取についてお伝えしました。

水分摂取は大事だけども、全員がとにかく2Lや3Lなど沢山飲めば良い訳では無い!とお伝えしました。

では今回、水分の取り過ぎで体の中に水分が溜まってしまっているのか?を確認する方法をお伝えしていきます。

水分摂取が過剰かどうか?それは下記の症状があるかどうか?で判断してください。

下記の症状が1つでも該当するのであれば「水分摂り過ぎ」の可能性がありますので注意が必要です。

水分を過剰摂取した場合に出る症状は全部で9項目

  1. くしゃみや鼻水が良く出る。唾液が過剰に出る・・・体内の過剰な水分を強制的に排出しようとする
  2. 下痢になる事が多い・・・但し、水分で腸が冷えすぎて動きが悪くなり便秘になる事もある
  3. 頻尿・・・1日7~8回の排尿が正常だが、それ以上は頻尿
  4. 寝汗を過剰にかく。運動や入浴以外でも直ぐに汗をかく・・・体に溜まっている水分を過剰に排出しようとする
  5. まぶたや足がよく浮腫む・・・水分は重力により下方に移動します。普段は下半身の方に移動する水分が寝る事によって頭と体が水平になりまぶたが浮腫みやすくなる。
  6. 二重顎、下腹ぽっこり、下半身だけ太い・・・脂肪の蓄積ではなく、水分過剰で太くなっている可能性がある
  7. 舌の形がボテッとしている・・・下の辺縁がギザギザしている。舌が浮腫んで大きくなると、舌を歯が内側から圧迫して歯形が付く
  8. 振水音・・・動くと胃の辺りでポチャポチャとよく音が鳴る
  9. お腹を触ると冷たい・・・胃や腸に水分が溜まっている事でお腹が冷たくなる。

※浮腫みなどが起こる原因として、心臓や腎臓が原因の場合もあります。急に症状が出現した場合や以前からあった症状が更に悪化した場合などは、一度、医師に相談するようにしてください。

これらが、水分を過剰摂取した場合に出る症状です。

こうやって見ていくと、該当する方って、結構沢山いると思います。友達同士や知人どうしでもこういう話ってよく出ていませんか?

該当する方全員が水分過剰だとは限りませんが、水分過剰な方の割合は非常に高いと思います。

前回お伝えした、一日の水分の出入りなどもチェックして、この機会に一度自分の生活を見返してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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休診日のお知らせ

休診日のお知らせ

1月22日(日)は勉強会出席のため休診とさせていただきます。

ご予約・ご相談などご用件がある方は、LINE・メール・留守番電話などでメッセージを残してください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。

ご迷惑をお掛けしますがご理解の程宜しくお願い致します。

”水分は沢山摂れば良い”は間違い?

今回のテーマは「”水分は沢山摂れば良い”は間違い?」です。

昭和50年代位までは「水を摂るな!気合が足りないから欲しくなるんだ!!」が当たり前でした。

今では考えられませんが、当時は辛くてもそれが当り前だと考えられていました。

人間の体内の水分量は成人であれば60%程度、老人だと50%程度、新生児だと75%程度が理想と考えられています。

昔と比べて水分を積極的に摂ろう!とする事は良い事です。

しかし、TVや雑誌等で芸能人やモデルさんなどが「水分は1日に2L~3L摂ってます。それが私の健康の秘訣・美の秘訣です!」等と発信していることをよく目にするようになりました。

そんな情報を見たり聞いて「じゃあ、私も実践しよう!」となる方も多いと思います。

でもこれって、注意が必要なんです。

雨は適度に降れば農作物が豊かに育ったり、水源の確保、音によるリラックス効果が期待出来ます。

しかし、雨も降りすぎると・・・

洪水が起こったり、木々も枯れてしまったり、土砂崩れを起こしたりしますよね?

私達の体も同じで、適切な量であれば体は健康体を維持出来ますが、適切な量を超えて摂りすぎると浮腫み・痛み・アレルギー・耳鳴り・冷えを生じてしまいます。

私達の体内では毎日水分が出入りしています。この水分の出入りのバランスが崩れることで上記の不調が生じます。なので、大切なのは自分の体はだいたいどの位水分が出入りしているか?を先ずは知ることが大事です。

その上で、
・足りていないのであれば水分を多めに摂る
・足りてるのであれば現状維持
・摂り過ぎなのであれば減らす工夫をする

このように考えてください。

では、早速1日の水分の出入りについて見ていきましょう!

1日で体内に取り入れられる水分量

1日に体内に入ってくる水分量は合計で約2600 CC だと言われています。

・口からの水分(水・お茶・コーヒーなど)・・約1500 CC
・固形の食物中に含まれる水分・・約800 CC
・食物中の糖や脂肪、タンパク質が体内の細胞で利用された後にできる代謝水・・約300 CC

1日で排泄される水分量

1日で体外に排出される水分量は合計で約2600 CC だと言われています。

・尿・・約1500 CC
・皮膚からの蒸発・・約600 CC
・吐く息から・・約400CC
・大便・・約100 CC

以上が水分の出入り量の平均値となります。

取り入れられる量=排泄される量・・・○

これが理想です。

取り入れられる量≦排泄される量・・・✖(水分不足)
取り入れられる量≧排泄される量・・・✖(水分過多)

これは理想的ではありません。

文頭に挙げた芸能人やモデルさんで1日に2L~3L飲んでます!という方は闇雲に飲んでいる訳ではありません。

必ず汗をかく習慣を取り入れています

汗をかく習慣としては運動であったり、入浴であったり、サウナであったり。

運動やサウナや入浴をすることで汗をかきますし、呼吸数も上がりますよね?

それによって、汚れた不要な水分を排出しています。

そして、失った水分を新鮮な細胞を活性化させる水分を取り入れている。

その結果、健康であったり美用に好影響を及ぼすということなのです。

本日のまとめです。

水分をとにかく沢山摂れば良い!というのは間違いです。

水分は排泄量と取り入れる量のバランスが重要です。

意識としては勿論、水分は少ないよりは多めに摂る方が健康には良いです。

体重によって変わってきますが、成人であれば約1.5L程度を目標に1日で飲むようにしてみてください。

ただし、あなたが汗をかく習慣があるかどうか?によって、もっと多く摂取した方が良い方もいれば、控えた方が良い方もいますのでそこは注意が必要です。

先ずは自分の水分の出入りはだいたいどの位なのか?を知ることが大切です。
早速今日からチェックしてみてください。

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睡眠の質は夫婦別々の布団で寝るとUP?!

今回のテーマは「睡眠の質は夫婦別々の布団で寝るとUP?!」です。

夫婦や家族で寝る場合にベッドのサイズで悩む事ってありませんか?

ダブルサイズ?クイーンサイズ?キングサイズ?などなど

どのサイズが良いんだろう?と悩みますよね。

家族や夫婦って長年連れ添っていると似てきます。

特に食事の好みや量などは似てきますよね。

中には夫婦で風貌まで年齢を重ねると似てくることもあります。

そんな中、睡眠パターンだけは長年連れ添っても似ない事が調査で分かっています。

睡眠パターンがあまりにも違う場合は、別のベッドで寝る方が睡眠の質低下を防げます。

因みに同じベッドで寝る夫婦の男性側の7割は不満が無いのに対して、女性は逆に7割が不満を持っているそうです。

男性の私からすると非常にショックな数値ですよね・・・。

原因としては主に男性のいびきや寝相がストレスになるそうです。

また仕事で男性の方が布団に入る時間も遅くなりがちですが、先に女性が寝ている布団に対して出たり入ったりする事で温度が変動して睡眠の質が低下します。

部屋数に余裕があれば、別の部屋で寝るのが良いと思います。

しかし、部屋数の余裕が無い・流石に寂しいなどの理由で同じ部屋で寝る場合にはこれがお勧めです。

ダブル・クイーン・キングサイズなどの1つのベッドでは無くシングルサイズを2つ使う

こうすることで、睡眠満足度を向上させることができるんです。

因みに日本では同じベッドで寝る場合、セミダブルかダブルサイズを使用している人が8割以上だそうです。

大きい方が良いのは何となくイメージがつくけども、では何故クイーンサイズやキングサイズでは無いのか?

それには理由があります。

シングルサイズは横幅100㎝に対してセミダブルは120㎝、ダブルサイズは横幅140㎝、クイーンサイズは160㎝、キングサイズは180㎝しかありません。

ですから、お互いの体が当りやすく寝返りの際の振動も伝わりやすいため、睡眠の質低下は避けられないのです。

それをシングルサイズのベッド2台並べて200㎝にすることで広々スぺ―スになるので睡眠の質を大きく改善できるのです。

ベッドを引っ付けずに隙間を空けて同じ部屋で寝るのでもOKです。

シングルベッドを使用するメリットとして、

夫婦2人で寝る場合や子供と3人で寝る場合にベッドを2台並べて使っている場合、将来的に別々の部屋で寝る事になった場合でも移動が簡単にできるというメリットがあります。

ですから、現在の睡眠の質向上の為にも将来の為にもシングルベッド2台利用をお勧めします。

特に女性は男性に比べて色々な準備等があり、起床時間が早く睡眠時間が短くなる傾向にあります。

ですので、短時間でもしっかりと疲労除去できるように睡眠の質を高める必要性がより重要です。

その事を女性自身は勿論ですが、男性も知っておいてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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新年のご挨拶

新年の挨拶・日の出

新年あけましておめでとうございます!


旧年中はご愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。
2023年も皆様にとって当たり前のことが当たり前のように出来る身体作りのお手伝いを全力でさせて頂きます。

現状に満足せず日々学びを続け皆様に還元出来るよう努めて参りますので、
本年も整体院三宝をお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

当院は2023年1月5日(木)から通常通り営業致しております。
ご予約希望・ご質問などございましたら、LINE・お問い合わせフォーム・電話いずれかでご連絡ください。

慢性症状専門整体院 三宝 -SANPOU-
院長 三谷

年末年始営業時間のお知らせ

休診日のお知らせ

年末年始営業時間のお知らせ

日頃より当院をご利用頂き誠にありがとうございます。
誠にかってながら、下記の年末年始期間を休診とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。

12月31(土)~1月4日(水)

2023年1月5日(木)から通常営業となります。

2023年も整体院三宝は皆さまが充実した毎日を過ごせるように全力でサポート致します。

整体院三宝

寝室温度問題の解決策とは?

今回のテーマは「寝室温度問題の解決策とは?」です。

一人暮らしの時は全く悩まなかったけど、夫婦・家族で同じ寝室で寝る場合に悩む事。

その中の1つとして思い浮かぶこととして、寝室の温度問題ありませんか?

あなたはこんな事を感じた事ありませんか?

・夫がクーラーの温度を低く設定するので私は寒くて寝れない
・妻が寒いと言ってクーラーの温度を高めに設定するので暑くて寝れない
・子供が暑がりなのでクーラーの温度を低めに設定しているので寒い
・子供は掛け布団を掛けずに寝るから温度を高めに設定しているので暑い

このような事はありませんか?

恐らく、殆どの家庭で全員が快適に感じる温度で寝れている方は少ないのではないでしょうか?

その位、寝室の温度設定で多くの方の悩み事になっています。

ある調査によると、寝る時に最適だと思える室温は男女において平均3℃の差があるそうです。

基本的には男性が女性よりも低い温度を最適に感じる傾向にあります。

あなたは3℃差と聞いてどう感じますか?

私は非常に大きな差だなーと感じました。

27℃と30℃、17℃と20℃

文字で見ても過去の実体験としてもこの差は大きいなと感じました。

しかもこれが、外出時とか活動時であれば未だしも、寝ている時なので余計に温度差を感じやすくなると考えられます。

室温が自分にあってないと、暑く感じる場合も寒く感じる場合も両方ともに睡眠の質は低下します。

睡眠時間は確保してるのに温度が原因で睡眠の質が低下。なんて非常に勿体無いです!

では、この問題に対する解決策を先にお伝えします。

・夫婦、家族で話し合って快適な温度を探す
・寝具や寝間着で調整する
・冷暖房機を使用する
・別部屋で寝る

以上が私がお勧めする解決策となります。

では、もう少し詳しく1つ1つ解説していきますね。

夫婦、家族間で話し合って快適な温度を探す
 家族と言えど感覚は千差万別です。どこまでが許容範囲内かを色々試して見て話し合って決めてみてください。

寝具や寝間着で調整する
 特に寒く感じる場合の対応になります。
夏であろうと自分だけ冬用の掛け布団を利用したり、冬に自分だけ夏用の掛け布団を利用したりと掛け布団で暑い、寒いを調整する。
 寝間着も同様に夏に冬服、冬に夏服のように寝間着で温度調整してみてください。

冷暖房機を使用する
 夏に男性が暑く感じる場合、クーラーは女性の快適温度に設定して扇風機を男性側だけに当たるように設定する。
 冬に女性が寒く感じる場合、エアコンは男性の快適温度に設定してヒーターを女性側だけに当たるように設定する。
 このようにエアコンだけで室温を設定しようとせず、扇風機やヒーターなどの機器を補助で使用することでそれぞれの快適温度に近づけることが可能です。

別部屋で寝る
 上記のように対策を講じたが、どうしてもお互いが感じる温度差に開きがある場合は別部屋で寝るようにしてください。別部屋で寝るのは寂しいですが、睡眠の質確保が最優先です。
 既に上記で掛け布団調整に関して述べましたが、一般的に快適温度の差が3℃までなら掛け布団で調整できます。しかし、3℃以上開きがある場合は掛け布団だけでは調整が難しくなります。その場合は別々に寝る事を検討してください。夫婦、家族間でよく相談して判断してください。

以上が寝室温度問題の解決法となります。

睡眠の質は非常に大切です。

成長ホルモンの放出、記憶の整理、疲労回復、免疫力向上、自律神経の安定

これらが活発になるのが睡眠中です。

睡眠の質を高める事で、
・子供がすくすくと成長
・運動能力のアップ
・学習効率アップ
・毎日仕事をバリバリこなせる
・何歳になっても行きたい所に自分の足で行ける

こういった事が可能になります。

多くの家庭で、寒く感じている女性側が我慢している傾向があります。

家族の為に自分は我慢!

その気持ちは立派ですが、そんなことを続けていては睡眠の質低下でいつか限界が来て倒れてしまいます。

そうなる前に早速、今日家族としっかりと相談して寝室温度問題解決に取り組んでみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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季節や年齢で睡眠パターン変えてますか?

睡眠

今回のテーマは「季節や年齢で睡眠パターン変えてますか?」です。

あなたは、睡眠パターンを意識的に変えてますか?

季節によって長く寝てしまったり早く起きてしまったりと、たまたまなることはありますが意識的に睡眠パターンを変えている方は少ないと思います。

一般的には、10代~20代前半位までは多くの睡眠時間が必要です。

休日に12時間くらい寝てしまった!なんて事はこの年代ではよくある事です。

そこから社会人になって働くようになると睡眠時間は短くなる傾向にあります。

それには仕事の関係やストレスなどが影響しています。

50代~60代以降になると睡眠時間がより短くなり、早朝に目が覚めるようになります。

「昔ほど寝れなくなってしまった!」とよく不安がられる方がいらっしゃいますが、年齢共に睡眠時間が短くなるのは異常では無く正常な反応です。

寝るのにも体力が要るんです。でも、我々は日々老化しています。

ですから、老化によって寝る体力が低下し睡眠時間がどんどん短くなっているのです。

睡眠時間が短くなるのは老化が大きく関わっていますが、活動量の低下も関係します。

子供の頃の様に走り回ったり、跳んだりとかしませんよね?

ですから、肉体的にはそこまで大きな負担は掛かっていないので睡眠時間は短くても対応できるのです。

今回、私が伝えたい大切な事は何か?

それは、「睡眠パターンは年齢や季節によって変わるんですよ。だから、何時間寝ないと駄目!と固執しなくて大丈夫ですよ!」ということです。

年齢で見た場合、10年サイクルで睡眠パターンが変わると言われています。

例えばですが、

10代の頃、私は8時間は寝ないと駄目だと感じていた。

20代の頃、今は7時間でもスッキリと起きられると感じていた。

30代、6時間でもスッキリ起きられると感じていた。

60代の現在、5時間でもスッキリ起きられると感じている。

上記の様に10年サイクルで自分に必要な睡眠パターンが変わるので、その都度チェックするのが理想です。

若い頃の固定観念で私は8時間寝ないと駄目なんだ!と思っていると、以前の様に寝れない事が不安になったりストレスとなることで睡眠の質が低下してしまいます。

そうではなくて、年齢と共に睡眠パターンは変わるんだよと理解した上で柔軟に対応してください。

睡眠パターンは季節によっても変わります。

あなたはこんな経験ありませんか?

夏はいつもより早く起きてしまう。でも、春は油断するといつもより起きるのが遅くなって朝からドタバタになる。

これは、季節の影響で起きる現象なんです。

夏は朝方になると暑くなってくるので交感神経が優位になりやすく、いつもより早く勝手に目が覚めてしまいます。

一方、春はポカポカと丁度いい温かさなので、副交感神経が優位になるので二度寝してしまったり、スッと起きれなくなるのです。

このように季節によって睡眠パターンが自動で変わってきます。

これを無理に変えようとすると逆に睡眠の質が低下してしまう可能性があるんです。

だから、こういった自然現象が季節によっては出るんだよと知っていれば、固執しなくて済むので不安やストレスを生じにくくなります。

そうは言っても、もっと寝たいんだよ!とか、仕事があるからスッと起きたいんだよ!という方もいると思いますが、それはまた別の話になってくるので別の機会にお伝えできればと思います。

日本人は睡眠を軽視しがち!と言われています。

私の学生の頃あるあるですが、

「昨日、2時間しか寝てないねん。凄くない?」「俺、昨日徹夜やし!」

みたいな、友達と寝ていない自慢の応酬的なことがありました。

今ではバカなことしてたな~と反省しています。

本来、発育発達が盛んな10代は睡眠中に成長ホルモンがバンバン放出されていますので最も睡眠を取らなければいけない年代です。

成長ホルモンだけでなく、記憶の整理も睡眠中にされていますので、睡眠を疎かにすると体も成長もしないし頭も成長しない可能性が高くなります。

仕事がメインの20代~50代の働き盛りの年代に関しては睡眠の目的が変わってきて「疲労回復」がメインになります。

この年代の方が睡眠を軽視すると、仕事のパフォーマンス低下、疲れが取れない、お肌の劣化、髪質の劣化などに繋がります。

上記の様に睡眠はどの年代に置いても非常に重要なことです。

私はこの時間寝ないと駄目なんだ!という様な固定観念は一旦横に置いて、

睡眠パターンは年齢・季節によって変わるんだよ、という事を理解してその年代や季節に合ったパターンにしてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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快眠は胃をからっぽに!

今回のテーマは「快眠は胃をからっぽに!」です。

あなたは睡眠の質を向上させて仕事やプライベートで疲れていても「朝起きたらスッキリ!」にしたくないですか?

子供の頃はそんなことって考えなくてもできていましたよね?

しかし、いつからでしょうか?

「どうやったら朝のスッキリ感を得られるんだろう?」

と考えてしまうようになってしまったのは・・・。

睡眠の質を向上させ快眠を得るためには「夕食をいつ食べるか?何を食べるか?」が重要になります。
今回はそのポイントについて簡単に解説しています。

「寝ている間に胃の中に食べ物が残っていない状態」

この状態が1番理想です。

胃の中に食べ物がある時、胃の中では

胃液を出して食べ物を消化する・食べ物を混ぜる・腸に送る

などと忙しく働いています。
内容物が多い場合や消化しにくい食べ物の場合はより頑張って胃は働かなくてはいけません。

筋トレをガンガン頑張ってやっているようなイメージですね。

寝てる間に体の中で筋トレをしている訳なので、睡眠の質にも影響を与えそうな気がしませんか?

一流のスポーツ選手・チームにおいては就寝の3時間前までには夕食を必ず終わらせておくというような厳格なルールを設けているところが多いです。

そうしないと、日々体に大きなストレスをかけているスポーツ選手の睡眠の質が大きく低下し、パフォーマンス低下に繋がるからです。

快眠を得るためには夕食の時間を少し早めたり、寝るまでの時間が短い場合は消化しやすい物を食べる必要性が有ります。

普段自分が食べている物がどのくらい消化に時間がかかるか分からない。という方は下記を参考にしてみてください。

○食べ物が胃に留まる時間の目安
30分:餅・生卵・白米・牛乳・鯛の塩焼き・果物
2時間:食パン・半熟卵
3時間:うどん
4時間:ステーキ・天ぷら

これらを参考にして「寝る際は胃がからっぽ」になるように時間を逆算して夕食を食べるようにしてみてください。

もし、仕事の関係でどうしても帰りが遅くなってしまうよ。という方は、消化に時間の掛かるものは帰宅前に食べておき、帰宅してから直ぐに消化する食べ物を摂るというような「分食」がおすすめです。

最後に注意点を1点。

夕食に何を食べるか?いつ食べるか?を今回お伝えしました。これは重要な部分ではありますが、あまり神経質になり過ぎないように注意して下さい。

食事は幸福感と深く結びついています。「遅くなってしまった!!」「できなかった!!」「この食べ物は駄目だ!!」などとなってしまうと元も子もありません。

そうなると精神的に疲れてしまって更に睡眠の質が低下して長続きしなくなります。

「食事を楽しみながらも、何時もより早めに夕食を済ませてみよ~」などど楽しみながら徐々に取り組んで頂ければと思います。

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早寝早起きはできない?!

目覚め

今回のテーマは「早寝早起きはできない?!」です。

突然ですが、あなたに質問です。

いつもの寝ている時間より2~3時間早く寝る事って簡単にできますか?

私は正直できません。

明日、いつもより1時間早く起きないと駄目だから1時間前に寝よう!と思っても中々寝れなくないですか?子供であれば可能かもしれませんが・・・。

実はこれって出来ないのが当たり前だったんです。

寝る2~3時間前は人間は目が覚めるようにプログラムされているのです。

だから、人間は早寝することは基本的にはできません

でも、早起きすることは早寝するよりも比較的簡単に出来ませんか?眠たいのは眠たいですが頑張れば出来ると思います。

今回、私が言いたいのは早く寝て、早く起きたいのであれば事前に体内時計を調整しましょう!ということです。

急に無理な早寝早起きをしようとすると睡眠の質が低下し、強い睡魔が襲ってきたり、疲労感、倦怠感などが強くなってしまいます。

なので、早寝早起きでは無く

「早起き早寝」をしてください。

早起きは2時間までであれば、成功率7割を超えます。しかし、2時間以上は急激に成功率は低下します。

早起きのコツは「30分ずつずらす」です。

体内時計をずらすには1~2週間かかると言われています。

ですので、30分早く起きる習慣を1~2週間続けてから更に30分ずらす・・・。のように徐々にずらしていってください。

そうすると、睡眠の質を落とさず体に負担を掛けずに体内時計を調整する事が可能となります。

ダイエットや筋トレもそうですが、急激にやろうとすると反動でダウンして失敗してしまいます。

睡眠も同じで、突然早寝早起きをしようと無理をすると体調不良や事故などを起こす原因となります。

ですので、少しずつ慣らしながら行うようにしてください。

今後、早寝早起きという言葉は使わないようにしてください。

今日からは「早起き早寝」この言葉を使うようにしてみてくださいね。

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1週間元気に過ごす睡眠のポイントとは?

今回のテーマは「1週間元気に過ごす睡眠のポイントとは?」です。

当院には腰痛・肩こり・頭痛・膝痛など痛みでご来院される方が多いです。

しかしながら、痛い訳では無いけども「朝のスッキリ感が無くてしんどい」「週の始めは元気だけど中頃から疲労が強い」というお悩みでご来院される方も多数いらっしゃいます。

これは、子供も大人も関係ない傾向にあります。

休み最終日の夕方頃から憂うつな気持ちになったり、月曜日の朝に「また今日から仕事か」「仕事だるいな」「学校行きたくないな」と思いながらも無理やり出勤・登校している方もいます。

こうした休み明けの憂うつな気持ちのことを「ブルーマンデー症候群」とも呼ぶそうです。

今回はそんなスッキリ感を得られていない方、週の途中から疲労感が強い方、休み明けが憂うつな方にお勧めの内容となっています。

今回、月曜日~金曜日が出勤・登校で土日が休みの方をベースにお話しています。しかし、この考え方はご自身で応用は簡単に出来ますので安心してください。

ほとんどの方の睡眠は「平日パターン」と「休日パターン」の2通りになっている人が多いと思います。

平日であれば、○時に寝て○時に起きる。
休日であれば、平日より夜更かしして起きるのも昼前・・などとパターン化していると思います。

集計データによると、休日は平日に比べて平均1時間24分長いという結果が出ています。学生であればもっと差があるかもしれませんね。

しかし、この2つの睡眠パターンだけでは、スッキリ感や疲労感や憂うつ感を取り除くには不十分であり「曜日によって調整する」ことが大切になってきます。

考え方として最も大切なのが「月曜日の朝はスッキリ目覚めること」です。

これをしくじると、疲労感・だるい・やる気が出ない等のパフォーマンス低下は1週間続く事になります。

疲労感が強いからといって、昼寝を沢山したとしてもパフォーマンスを復活させるのは難しいです。

私は最近でこそ睡眠の重要性を理解したのでしていませんが、学生の頃や20代前半の頃は睡眠の質を自ら下げることをしていました。

あなたもこんな事してませんか?

・土日の休日はついつい夜更かしをして寝るのが遅くなる。
・深夜までスマホやタブレット、PC等で遊んでいる。
・翌日が休みだったら、お昼12時頃迄寝ている。
・最近寝不足気味でも、週末に寝溜めしたら大丈夫だと思っている。

私はこのような事をしょっちゅうしていました。

こんな事をしていると、睡眠の質が低下するのでスッキリ感が得られにくくなったり、週の中盤~後半にかけて疲労感が強く出たり、ふとした時に猛烈な睡魔が襲ってきたりとなるのは当然の結果です。

中にはここまでの事はしていないよ!睡眠時間は7~8時間は確保しているし土日もそこまで長時間寝ていない。

または、仕事の帰りが遅いのでどうしても毎日の睡眠時間を確保できない。

そんな方もいらっしゃると思います。

では、そのような方が睡眠の質を向上させる為に必要な事は何なのか?

それは、「月曜日の朝をスッキリ目覚められる週間設計を立てる事!」です。

基本的に1週間で最も疲労が蓄積するのは「木曜日」です。

もし、その疲労を無視していつも通りの睡眠を続けていると木・金曜日は疲労困憊の状態になりパフォーマンスも悪いので、集中力が持続せず仕事もはかどらないです。

そして、そんなボロボロの状態で休日を迎えます。

休日だから、夜更かししたり昼前まで寝たりと大きくリズムを変えがちです。

そうすると、月曜日は最悪のコンディションになります。

となると、その1週間は全滅ですよね?

そうならない為に「水曜日の夜~木曜日の朝の睡眠をしっかりと取る」事が大切になります。

水曜日の睡眠をしっかり取ることで1週間を元気に過ごすことが可能になりますし、休日の土曜日に夜更かしをすることも大きな問題にはならなくなってきます。

水曜日の夜はどんなに忙しくても、早めに就寝したり、飲み会には参加しない、宅飲みも控えるなどの工夫をしてください。

たったそれだけの工夫で1週間を元気に過ごせるんです。

今まで、平日パターンと休日パターンの2通りの睡眠パターンで過ごしてこられた方は 「月曜日の朝をスッキリ目覚められる週間設計を立てる事!」 これを意識してみてください。

仕事や体力によって疲れのピークが違っては来ますが、基本は木曜日が一番疲労が蓄積します。その為、水曜日にしっかりと睡眠を取る事をお勧めします。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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休診日のお知らせ

休診日のお知らせ

11月20日(日)は勉強会出席のため休診とさせていただきます。

ご予約・ご相談などご用件がある方は、LINE・メール・留守番電話などでメッセージを残してください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。

ご迷惑をお掛けしますがご理解の程宜しくお願い致します。

男女が揉める原因は脳の仕組み?!

今回のテーマは「男女が揉める原因は脳の仕組み?!」です。

脳の仕組みを解明する為に昔から何十年にも渡って世界中で研究が続けられています。

しかしながら、未だ全容解明には至っていません。その位、脳の仕組みは複雑であると考えられます。

全容解明には大分近づいているそうですが未だ解っていないことがあるのも確かなようなので、今後驚きの発見があるかもしれません。ですから、可能性に満ち溢れた臓器なので今後が楽しみですね。

先日、「男女の脳の仕組みの違い」に関して勉強をしていて面白いなーっと思い、皆さんにもお伝えしたくなったので書く事にしました。

今回は健康情報とは少しズレるかもしれまんせが興味のある方は読んでみてください。

読むことで「男は女は何であんな行動・態度をするのか?」などの理由が理解できます。

そうすることで、相手の言動や行動にイライラせずに済みますよ。

先ず、結論を言ってしまうと男女では脳の仕組みが違うので行動・態度などの価値観がズレるのは仕方が無いということです。

人間は700万年前にアフリカで生まれた先祖が徐々に進化を遂げてきたと考えられています。

人間は原始時代から、男性と女性における仕事の役割分担がなされてきました。

男性は狩りに行って食糧を調達する役目を。女性は近くの人たちとの調和をはかりながら、木の実を採ったり、子供を育てるという役割を担っていたのです。

その時の名残が脳に残っていると考えられています。

例えば、こんなことってありませんか?

・男は探し物が苦手
冷蔵庫からバターを探せない。タンスから靴下やハンカチなど探せない。目の前にあるのに・・となるパターンが多い。

男性はビールを好んで飲む。女性は甘いもに目が無い
男性はビールを好んで飲む傾向が強い。女性は甘い物に目が無く常に食べてるのではないかと思わされる程。

・女はながらでも話かける、男は人の話を聞けない
女はテレビを観ながらなど、ながらでも話しかけれる。男は話しかけても人の話を聞いておらず、喋っても「うん」「そう」「あー」等の空返事の単語が多く、「そんな事言ってたっけ?」となる。

こういった事で、イライラしたり喧嘩になったってことないですか?

私は勿論・・・ありますね(笑)

実はこれって、性格の問題では無く脳の仕組みが関係しているんです。

では、それぞれ理由を解説していきますね。

男は探し物が苦手な理由
女性は周辺視野が広く、男性はトンネル視が得意です。
狩猟者である男は遠くにいる獲物を追跡するため、注意が反れないようもっぱら前方が見えるように進化しました。
女性は忍び寄る外敵(捕食動物)をいち早く察知・発見する為に周辺視野が広くなるように進化しました。
ですので、女性は全体を俯瞰して見ることが得意ですが、男性は一点集中が得意なので沢山の中から一つを探すのが苦手なのです。

男性はビールを好んで飲む。女性は甘いもに目が無い理由
男性はしょっぱさと苦さを区別するのが得意です。その為、ビールを好んで飲むと考えられています。
一方、女性は甘さや砂糖の味を区別するのが得意です。その為、チョコレート中毒など甘いもの好きが女性に多いのです。
洞窟に住んでいたころは、採ってきた果物が熟れて甘くなっているか確かめないと安心して子供に食べさせられなかった。
だから、甘さへの感受性が高くなった。子供の命を守る為に進化した名残だとも言えます。

・女性はながらでも話かける、男は人の話を聞けない理由
脳は左脳と右脳と左右に分かれており、その左右を脳梁という組織が繋げています。
この脳梁が女性の方が太く、左右の脳の連絡が1.3倍良いと言われています。
その結果、脳の様々な部分を同時に働かせることができるので、テレビ観ながら・料理しながら・本を読みながらでも話をすることができます。
一方、男性は連絡がそこまで良くありません。一点集中が得意なのでテレビを観ながら話を聞く事はできません。どちらか一方しかできないのです。
ですから、正確には「男は人の話を聞けない」のではなく、「他に集中していることがあれば話を聞けない」のです。

このように、男女で脳の仕組みが違う事でこのような違いが生まれているのです。

他にも違いを挙げるとまだまだ沢山あるのですが、長くなってしまうので今回はこの程度にしておきます。

私が男性ということもあり、男性を擁護するような感じ?になってしまいすみません。

女性の方に知って頂きたいのは男性は脳の仕組み上、探し物が苦手・ビール好き・ながらでは話が聞けないのです。

ですから、脳の仕組み上そんな動物なんだなーと理解してあげてください。

また、話をしたり何かお願いする場合は「何もしてない状況で話しかけたり、一度に一つだけ」お願いするようにしてあげてください。

そうすれば、お互いストレスを感じず生活を過ごすことができます。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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「病は気から」はホントだった?

今回のテーマは「”病は気から”はホントだった?」です。

ある日、お隣のあの人と同じような年齢で同じような病気や痛みを生じました。

その人と同じ薬を飲んだり、整体などで身体を整えているのに私の体は全然良くならない・・・。何で同じことをしているのに私は改善しないの?

このように感じた事がいままで1度位はありませんか?

これは病気や痛みだけでなく、勉強・スポーツなどにも当てはまると思います。

”病は気から”は古くから語り伝えられてきた言葉です。

意味は「病気は気持ちしだいで、良くもなれば悪くもなる」というものです。

お腹が痛かったけど、友達と遊んでいたら忘れた。明日のテストが嫌で学校を休みたいと思っていたら本当に熱が出た。などの経験がある方もいらっしゃると思います。

ケンタッキー大学のデボラ・ダナー教授が言葉が寿命に及ぼす影響についての研究データがあります。

それによると、楽しい・嬉しいなどポジティブな言葉を使う人と、寂しい・悲しいなどネガティブな言葉を使う人の60年後の生存率を調べると、ポジティブな言葉を使う人の生存率は約90%、ネガティブな言葉を使う人は約34%でした。

考え方の違いで寿命に約56%もの差が生じたそうです。

これって凄くないですか?!
気持ちの持ち方や発する言葉だけで56%も差が生じるんです!

人間は年齢を重ねていく中で、様々な経験を積んでいきます。

上手くいった良い経験も、思い出したくないような上手くいかなかった悪い経験も両方積んでいきます。

良い経験の場合、その経験を元に再度同じような状況に陥った場合に適切な判断を下せる可能性が高いと思われます。

一方、悪い経験の場合は注意が必要です。

ある判断を数回した結果が悪いと、「判断=失敗」と考えてしまいます。

そうすると、「これは駄目!」という思い込みが生じます

この思い込みって奴が厄介なんです。

例えばですが、

▢世界の国々と比べ、日本人の睡眠時間は短い
▢健康のためには8時間以上の睡眠が必要
▢疲れがとれていないために朝起きるのがつらい
▢昼食後は消化により胃に血液が集中するため眠い
▢睡眠時間は気力や体力でコントロールできる

上記の項目で正しい内容は何個あるでしょうか?

考えてみてください・・・。

実はこれって全て正しく無いんです!

現代は情報が溢れています。その為、間違った情報も沢山出回っています。そのせいで間違った思い込みが生じてしまっている可能性があります。

更に1~2年前まで正しいと言われていた事が、実は今では正しくないんです!と覆されることも多々あります。

こういったことによる「思い込み」が問題になります。

本来はそんなに気にしなくて良い事を気にし過ぎてしまったり、気にしないといけない事をなおざりにしてしまったりすることで、体に悪影響を及ぼすのです。

今回、私が何を言いたいかと言うと思い込みは捨てて、素直に受け入れてみて!ということです。

過去の経験から、

・この薬は私には効かない
・このストレッチは効かない
・私の体はもう改善しない
・接骨院や鍼灸・整体では改善しない
・この筋トレは意味がない

そういう風に思われる気持ちも十分解ります。

ただし、それらを指導したプロの先生が必要であると判断したのであれば「これは駄目」と初めから拒否せずに実践してみたり、私はこれを実践していくことで改善していくんだ!と日頃からポジティブな言葉を発してください。

何の治療計画も説明されずに、ただこれをしてみてください。と言われた場合は改善していくんだ!と思う事も難しいと思いますので必要ありません。

でも、しっかりと治療計画を説明した上で、これをしてみてください。と言われているのであれば改善していくんだ!と素直に毎日を過ごしてみてください。

もし、不安な気持ちがあるのであれば先生にその思いを伝えてください。
そして、納得出来るまで話し合って下さい。

気持ちの持ちようが大切でポジティブな思考や行動をすることで、改善が難しいと思われていた症状が劇的に良くなる症例は全国でも後を絶ちません。

何をするか?も大切ですが、どう捉えるか?今後どうしたいのか?の方が大切なんです。

自分を信じ、相手を信じる。
それがあなたの明日の健康を作ります。
是非、今から素直に行動してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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正しい呼吸エクササイズの実践

今回のテーマは「正しい呼吸エクササイズの実践」です。

前々回が「正しい呼吸できていますか?」、前回が「自分の呼吸をチェックしてみましょう」というテーマで呼吸に関してお伝えしてきました。

そして、今回は呼吸のエクササイズを実践して「倦怠感」「肥満」「睡眠障害」「喘息」「心臓病」などの症状改善に向けて頑張って行きましょう!という感じです。

大切なのは、「二酸化炭素のロスを無くす」ことと「二酸化炭素への耐性を高める」ことです。

・起きている時も寝ている時も常に鼻呼吸をする
・ため息をつかない(つきそうになったら、飲み込むか、息を止める)
・あくびをする時や話す時に大きく呼吸をしない
・1日の自分の呼吸を観察する
・呼吸の質が悪いと、二酸化炭素が少ないのが普通になってしまう。それを二酸化炭素が適切量あるのが普通になるように耐性をつける

上記のポイントが日常生活において呼吸の質を改善する為に大切なことです。

上記のポイントは普段気をつける事ですが、より直接的に呼吸に関与して質を改善するためのエクササイズ法を今からお伝えしていきますね。

➀背筋を伸ばして座り、肩の力は抜く

②片方の手の平を胸に当て、もう片方の手の平はお臍の上に当てる

③息を吸う時はお腹がゆっくり膨らむのを感じ、息を吐くときにはお腹がゆっくり凹むのを感じる

④次に息をしながら胸とお腹を手でやさしく押して、呼吸への抵抗を作る

⑤手を押し返すように呼吸し、息をするたびに呼吸を小さくしていく

➅1回の呼吸で吸い込む空気の量をいつもより少なくする

⑦呼吸のペースを落として呼吸の量を少なくし、我慢できるレベルの息苦しさにする

⑧更にゆっくりと息を吐き出し、肺と横隔膜の自然な伸縮にまかせて呼吸をする

⑨吸う息が少なくなって吐く息がリラックスしてくると、傍目からは呼吸の動きは目で見えなくなる

以上が呼吸の質を改善する為のエクササイズ法になります。

このエクササイズは一日5分×2セットを目標に実践してみてください。

注意点として無理は厳禁ということです。

このエクササイズの目的は二酸化炭素の量を増やすことにあります。

ですので、エクササイズ実践中は息苦しさを少し感じることがあります

でも、「我慢できるくらいの息苦しさ」までにしてください。

エクササイズ中にお腹の筋肉が収縮(ピクピクと動く)、唾をのみ込みたくなる、全身が緊張してくる、呼吸のリズムが大きく乱れるようであれば、それは我慢し過ぎです。

早く良くしようと思う気持ちは理解出来ますが、我慢して頑張っても効果は得られません。

また、エクササイズ中に「ふらふらする」「不安な気持ちになる」などの反応が出た場合は直ちに中止するようにしてください。

あくまでも「我慢できるくらいの息苦しさ」までに留めてください。

このエクササイズにより二酸化炭素の量を増やして人間本来の呼吸を取り戻せるようにしていきましょうね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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自分の呼吸をチェックしてみましょう!

今回のテーマは「自分の呼吸をチェックしてみましょう!」です。

前回、「正しい呼吸できていますか?」というテーマで呼吸に関してお伝えしました。

今回は自分の呼吸が良いのか?悪いのか?をチェックしてみましょう!という感じです。

呼吸は本来無意識下で行なうものです。

だから、現在呼吸の質が悪くてもそれを無意識下で続けているのです。

そこを改善していくには意識的に正しい呼吸の訓練をして改善へと誘導する必要性があります。

でも、無意識なので自分の呼吸が正しいか?悪いか?なんて解らないと思います。

だから、今回は現状の呼吸の状態を知る為の方法をお伝えしていきたいと思います。

今回、行なうのは”BOLTテスト(体内酸素レベルテスト)”という方法を使ってチェックしていきます。

BOLTスコアは数値が低ければ低い程呼吸過多の状態にあり、「倦怠感」「肥満」「睡眠障害」「喘息」「心臓病」などに陥りやすいということです。

BOLTテストの方法

*出来る限り正確なスコアを計測するために、テスト前の10分間は安静にしてから計測してください。

1.鼻から普通に息を吸い、鼻から普通に息を吐く

2.鼻をつまんで完全に空気が入るのを防ぐ

3.そのままの状態で「息をしたい」という最初の欲求を感じるまでの時間を測ります。息をしたいという欲求が良く解らないという方は、唾を飲み込みたくなったり、気管が縮むような感じになったり、腹筋がピクピクするような感じがサインだと思ってください。

4.欲求を感じた時点でストップウォッチを止めて鼻から手を離して鼻で呼吸を再開してください。

5.通常の呼吸に戻して終了。

注意点としては、これは今の呼吸状態をチェックするテストです。長さを競うものではありませんので無理はしないでください。

テストが終わった後に大きく息をしなければならないようなら、それは無理をして息を止めていたということです。その場合はもう一度無理のない程度でテストしなおしてみてください。

さて、あなたは何秒でしたか?

定期的に運動をされている方は、恐らく20秒前後ではないでしょうか?

しかし、BOLTテストの理想値は”40秒”です。

「え~!40秒も無理だよ」という方が多いと思います。

安心してください。今は無理に感じても繰り返し訓練すれば40秒も可能になります。

では、20秒以下だった。そんなあなたは要注意です。

なぜなら、20秒以下の方は恐らく「鼻づまり」「咳」「喘息」「睡眠障害」「いびき」「倦怠感」「息切れ」などの症状が現在あったり、今後発症する可能性があるからです。

BOLTスコアを向上させることで、運動能力・生活の質を向上させる事も可能です。

その為にも現状を知ることが大事になってきますので、先ずは自分の呼吸をチェックをしてみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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正しい呼吸できてますか?

今回は「正しい呼吸できてますか?」というテーマについて述べていきたいと思います。

あなたは、自身を持って正しい呼吸ができていると言えますか?

多くの方が、呼吸なんて意識しなくても勝手にちゃんとできているでしょ?と言われると思います。

しかし、現代社会は正しい呼吸を忘れさせてしまうような環境になってしまっているのです。

慢性的なストレスにさらされ、座りっぱなしの生活、偏食、運動不足・・・。

これらは、正しい呼吸をする機会を妨げています。

その結果、「倦怠感」「肥満」「睡眠障害」「喘息」「心臓病」等を発症しやすくしてしまいます。

現代の生活習慣では、呼吸量がどんどん増えていってしまいます。

一見すると呼吸量が増えているのであれば、体に良いんじゃない?と思われるかもしれません。

しかし、実際は逆なんです。

呼吸量が増えれば増えるほど不健康になっていくのです。

大抵の人は自分で気づかないうちに呼吸量がどんどん増えて、通常よりも2~3倍になっています。

体操やリラックスをする際に「大きく息を吸って深呼吸しましょう~♪」と言われることってよくありますよね?

あれは呼吸過多の状態になってしまい、すればするほど不健康になっていくんです・・・。

呼吸とは酸素を吸って、二酸化炭素を排出することを言います。

ここで詳しく解説しようとすると非常に時間がかかるので割愛しますが、正しい呼吸をする為には酸素では無く二酸化炭素の方が重要になります。

二酸化炭素が体内にしっかりと存在しないと、いくら酸素を体に吸い込んでも意味がありません。

吸い込んだ酸素は使われずにそのまま外に排出されてしまい、更に二酸化炭素も一緒に排出されてしまうのです。

重要なのは二酸化炭素を体内に多く留めることであり、その為に呼吸量を減らすことが最も重要になります。

では、あなたが正しい呼吸では無く呼吸過多になっていないか?を今からチェックしてみましょう!

・日常生活で口呼吸をしていることがある
・眠っている時に口呼吸をしていることがある(朝起きた時に口の中が乾いている)
・眠っている時にいびきをかく、または呼吸が止まっている
・安静時に自分の呼吸の動き(胸やお腹が大きく動く)が目で見える
・自分の呼吸を観察すると、お腹よりも胸の方が良く動いている
・ため息が多い
・安静時に自分の呼吸音が聞こえる
・鼻づまり、倦怠感、ふらつき、めまいなど、呼吸過多が原因と考えられる症状がある

以上の項目のいくつか、または全てが当てはまるなら、呼吸過多の傾向があると考えられます。

水や食べ物は適度に摂取するのは健康に良いですが、飲み過ぎ・食べ過ぎが良くないのは良く知られたことです。それと同様、呼吸のしすぎは不健康になってしまい様々な症状を生む原因となります。また、顔の変形・歯並びが悪くなると考えられており、良いことは全くありません。

呼吸は誰かに教えてもらうものではありませんので、環境がその人の呼吸の癖を作ります。良い癖であれば問題ありませんが、殆どの方が悪い呼吸の癖がついています。

体がだるい、疲労が取れないなどの症状がある方は正しい呼吸ができていない可能性があります。

一度、上記のチェックをしてみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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姿勢不良があなたの集中力を奪う

頭のバランス

今回は「姿勢不良があなたの集中力を奪う」というテーマについて述べていきたいと思います。

あなたは集中力が持続せずにお悩みではありませんか?

・集中力が持続しないので仕事が定時で終わらず毎日残業
・勉強しようと机に座ったが直ぐに違うものに気を取られる
・子供が5分も座っていることができない
・さあ、用事をしようと座ったが意識がボーっとしたり、あくびが出てきてはかどらない

このような症状があるのであれば、姿勢を見直してみると改善される可能性が高いです。

集中力をコントロールしているのは「脳」であり、その脳の中の「前頭葉」という部分が中心として働いています。

ですので、前頭葉を活性化する事が重要になってきます。

脳は大きさ自体は全体重に占める割合の2%ほどです。

そんな小さな器官ではありますが、全血液の15%が脳へと集まっています。

脳がいかに沢山のエネルギーを求め、使っているかが解ると思います。

そんな脳と密接に関係しているのが「姿勢」なのです。

仕事中・自宅でこんな風になっていませんか?

・猫背姿勢
・肩肘をついて体が斜めになっている
・足を組んでいる
・背もたれに背中だけ付けて座っている

先程も述べたように脳は沢山のエネルギーを必要とし、使っています。

エネルギーとなるのは、「ブドウ糖」「酸素」の2つです。

そして、この2つを脳や全身に運ぶのが「血液」になります。

なので、上記に挙げたような座り方をして姿勢が崩れると血流が悪くなります。

血流が悪くなるという事はエネルギー源となる「ブドウ糖」「酸素」が脳や全身に運ばれずエネルギー不足になります。

そうすると、エネルギー不足により思考・活動することができなくなってしまい集中力が続かなくなってしまうのです。

では、これらを防ぐ為にはどうしたらいいか?

・15分に1回は立つ
同じ姿勢でいると脳への刺激が弱くなったり、筋肉が固くなってきて血流も悪くなります。ですので、立ったり座ったりと色々な刺激を脳や筋肉に入れることで集中力を持続させることができます。

・3つのポイントを意識する
「足裏を着ける」「骨盤の上に胸が乗っている」「首の上に頭が乗っている」の3つを意識してください。そうすることで、脳への刺激を入れたり筋肉が固くならないようにすることが可能になります。

最後に、ここまでは主に座っている場合のお話をしてきたのですが、実は私の本当のお勧めは別にあります。

それは・・・・「立って作業する」です。

立って勉強・仕事をすれば認知能力・集中力・判断力が上昇するという研究データも出ています。

日本では子供の頃からの教育で、勉強は座ってするものというイメージがあると思います。しかし、立って行なう事で体への負担軽減・集中力向上・想像力向上などが期待できます。

1度も試したことが無いよ!という方は是非1度試して見てください!

そして、やってみた感想を教えてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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あなたはこれが出来ますか?(肩編)

今回は「あなたはこれが出来ますか?(肩編)」というテーマについて解説していきたいと思います。

人間の脳は非常に優秀です。

体に異常を来たせば直ぐにセンサーが反応して教えてくれます。

それは、痛み・違和感・だるさなどといった形で教えてくれます。

しかし、その知らせを無視してその状態を暫く続けているとその不快な状態から脳は何とか抜け出そうとします。

ではどうするか?

それは・・・今ある症状を感じなくさせてしまうのです。

異常が無くなった訳ではありません。不快な状態が正常であると無理やり認識してしまうのです。

もちろん、根本的な問題は解決されていないので体には問題は残ったままです。

だから、筋肉が異常に緊張していたり関節の動きが固くなっています。

でも、その異常が常態化しているので自分では問題無いと認識してしまいます。

では、本題の「あなたはこれが出来ますか?(肩編)」に入ります。

座った状態でも立った状態でも構いませんので、腕を前えならえの状態からバンザイしてみてください。

その際、肘を曲げずにピンと伸ばした状態で腕を耳の真横まで挙げることができましたか?

もし、真横では無く、選手宣誓のような斜め前までしか挙がっていないのであれば異常です。

人間の体は普段から定期的に使っていれば機能向上or現状維持が出来ますが、使わないでいると機能低下していきます。

思い返してみてください。
あなたの日常生活の中で腕を肩よりも上に挙げる動作ってしていますか?

子供の頃って何だかんだで肩より上に腕を上げる動作を無意識のうちにしています。

鉄棒・逆立ち・水泳・バレーボールなどのスポーツと無意識のうちに肩をしっかりと動かしています。

ところが、大人になるにつれてそういった動作はしなくなります。

なんなら、肩を上げる動作をなるべくしなくて済むように生活環境を整えます。

更に現代はスマホ・パソコンなど下を向く時間が非常に長いです。その結果、下を向いた状態が当たり前になってしまい猫背姿勢が定着します。

今、実験して頂くと解ると思いますが猫背姿勢で肩をバンザイするのと、自然な姿勢で肩をバンザイするのでは肩の挙げやすさが全く違ってきます。

猫背姿勢では構造的に肩関節が動きにくくなります。

その状態で無理に肩を動かそうとすると負担がかかり「ピキっと」痛めてしまう可能性があります。

肩が耳の横までバンザイ出来ないという事は肩関節及び肩甲骨に問題が生じています。

肩関節や肩甲骨に問題が生じていると、骨盤に影響が出て腰痛を生じます。

骨盤に問題が生じると、股関節・膝関節・足首に影響が出て痛みを生じます。

下半身に問題があると、上半身が不安定でグラグラになります。

その為、肩こり・首痛・頭痛などの症状が発生します。

こんな感じで悪循環に陥ります。

ここまでなると、全身調整が必要になりますので回復までには時間も費用もかかります。

そうなる前にご自身での健康チェックが重要になります。

前回お伝えしたお伝えしたあなたはこれが出来ますか?(首編)も踏まえて普段からご自身の体を自分でチェックしてください。

そこまで酷く無ければセルフケアだけで解消することが可能でしょう。

もし自分だけでは解消が難しそうであれば早急に専門の機関で身体を整えてもらう事が今後の健康の為には重要です。

我慢を重ねて、後になってからもっと早めにしておけば・・・とならないように注意して下さいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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マッサージは慢性症状を改善するには効果なし?

マッサージ

今回は「マッサージは慢性症状を改善するには効果なし?」というテーマについて個人的見解を述べていきたいと思います。

腰痛、肩こり、足がしんどい、全身疲労・・・。
そんな時にマッサージを自分でしたり、してもらったりする事ってよくあると思います。

しかし、マッサージは慢性症状でお悩みの方にとっては効果を発揮できませんので注意が必要です。

人間が体を動かす際には必ず決まった順序があります。

➀脳
②神経
③筋肉
④関節

この順番で指令が伝達されています。

これが④→➀になる事は基本的にありません。

慢性症状でお悩みの方は➀~④の指令伝達が上手く出来ていません。

ですので、③筋肉や④関節をマッサージしても症状は改善されません

なぜなら、③筋肉や④関節に指令を出しているのは➀脳や②神経だからです。そこが改善されないと駄目なのです。

その為、③筋肉・④関節が動きやすくなっても➀脳や②神経が再び動きにくくする指令を出すため、時間と共に症状が元に戻ってしまうのです。

➀と②にはマッサージでは全く刺激が行かない訳ではありませんが、刺激が届きにくいのです。

ですから、いかに➀脳と②神経にしっかりと刺激を入れて再発しない状態を作るか?が重要になってきます。

このように記載するとマッサージが駄目なように聞こえますがそういう訳ではありません。勿論、マッサージが効果的な場合もあります。

それは、スポーツや旅行・ハイキングなどで一時的に③筋肉・④関節に負担を掛けた場合です。

この場合は➀脳・②神経からの指令で筋肉や関節の動きが悪くなっているのではなく、③筋肉や④関節に疲労が蓄積しているだけです。

こういった場合であれば、マッサージをする事で筋肉の動きが活性化され、それによって関節の動きもスムーズになります。

マッサージは一時的な使い過ぎでの痛みや疲労等の症状には非常に効果的です。

一方、悪い生活習慣など間違った使い方を長い期間(半年以上)行った結果生じている慢性症状の痛みはマッサージでは改善しません

この場合は、筋肉や関節を調整するのではなく脳や神経へのアプローチが重要になります。

これらを理解した上で、単純に一時的に使い過ぎでの症状であればマッサージ。

一時的な使い過ぎではなく半年以上などの長期的な使い過ぎによる慢性的な症状であれば、脳や神経へのアプローチ。

というような形で使い分けてください。

そうすることで、痛みなどのストレス無く自分のしたい事を全力で出来る身体になる事が可能になりますよ。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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あなたはこれが出来ますか?(首編)

今回は「あなたはこれが出来ますか?(首編)」というテーマについて書いていきたいと思います。

人間の脳は非常に優秀です。

体に異常を来たせば直ぐにセンサーが反応して教えてくれます。

それは、痛み・違和感・だるさなどといった形で教えてくれます。

しかし、その知らせを無視してその状態を暫く続けているとその不快な状態から脳は何とか抜け出そうとします。

ではどうするか?

それは・・・今ある症状を感じなくさせてしまうのです。

異常が無くなった訳ではありません。不快な状態が正常であると無理やり認識してしまうのです。

もちろん、根本的な問題は解決されていないので体には問題は残ったままです。

だから、筋肉が異常に緊張していたり関節の動きが固くなっています。

でも、その異常が常態化しているので自分では問題無いと認識してしまいます。

では、本題の「あなたはこれが出来ますか?(首編)」に入ります。

座った状態でも立った状態でも構いませんので、頭を目一杯後に反らしてみてください。

その際に真上を見る事ができましたか?

もし、真上では無く斜め上が見えていたのであれば異常です。

ここ大事な部分です。

真上が見えるのが正常です。

しかし、現代はスマホ・パソコンなど下を向く時間が非常に長いです。

その結果、下を向いた状態が当たり前になってしまうので筋肉や関節も固まってしまいます。

だから、真上を向くことができなくなってしまうんです。

この状態は非常に悪い状態です。

頭痛・肩こり・首こり・浅い呼吸・腕の痺れ・自律神経の乱れ等々挙げだしたらキリがないくらい色々な症状が出現してしまう可能性が高くなります。

そんなことにならない為にも、スマホに熱中して下ばかり見ずに夜空を見る時間も作って上を見る機会を作ってみてください。

もうすでに真上を向けなくなってしまっている方は、しっかりとケアをして貰えるところに早めに相談に行ってください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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ストレッチは体のバランスが崩れる?!

開脚

今回は「ストレッチは体のバランスが崩れる?!」というテーマについて個人的な見解を述べたいと思います。

ストレッチは子供から高齢者まで幅広い年齢層の方が色々な状況で実践している・実践していたと思います。

今まで1回もストレッチをした事が無い!という方は恐らくいないとは思います。

ストレッチは何となく体に良さそうだなと思って実践されている方が殆どだと思います。しかし、実はストレッチの方法やタイミングによっては体のバランスが崩れて痛み等の問題が生じることがあります。

ストレッチは主に3つに分類されます。
・スタティック(静的)ストレッチ
・ダイナミック(動的)ストレッチ
・バリスティックストレッチ

スタティックストレッチは恐らく皆さんが一番実践されている方法です。勢いや反動を使わずにじっくりと伸ばす方法です。

ダイナミックストレッチは勢いや反動を使って行なう方法です。イメージとしてはアキレス腱を上下に軽く反動を付けながら伸ばすやつです。

バリスティックストレッチは体を動かしながら行う方法です。イメージとしてはラジオ体操が挙げられます。

この中でも最も使用頻度の高いスタティックストレッチを起床時、仕事中、運動前、疲れた時・・・などで実勢するケースが多いと思います。

しかし、これはお勧めしません。

何故ならスタティックストレッチをする事で脳から筋肉への神経伝達が低下します。

神経伝達が低下すると、筋肉のスイッチが入りにくくなります。ですので、自分の体を支えられなくなるのです。

これが寝る前ならOKですが、それ以外のタイミングで実施すると体のバランスが崩れます。

バランスが崩れるので一部の部分に負担が掛かってしまい、疲れやすくなってしまいます。

なので、今から運動をしようとしている方がスタティックストレッチを実施すると神経伝達が低下するので筋肉に力が入らなくなってしまい、余計に体に負担が掛かってしまうのです。

「イヤイヤ、ストレッチやってそんなことならないでしょ?」って思われた方もいると思います。

そんな方は、自身の体で実験をしてみて欲しいです。

以前、あなたの立ち方は大丈夫?!の記事において体のバランスチェックテスト法を載せていますので、ストレッチ前のバランス度合いとストレッチ後のバランス度合いをチェックしてみて下さい。

ストレッチをするのはどの部位でも構いませんので30秒程度実施してからテストしてみて下さい。殆どの方がバランスが崩れているので明らかに不安定になると思います。

私も含めてですが、みなさん体にとって良いと思って実践していることが実は体にとってマイナスに働いている事はよくあります。

昔は良いと思われていた事が今は駄目!みたいなことはよくありますよね?

ストレッチの場合は起床時・仕事中・運動魔・疲れた時などはスタティックストレッチをするのは避けてください。

実施するのであれば、バリスティックストレッチのように身体全体を少しダイナミックに動かすようにしてください。

スタティックストレッチが駄目な訳ではありません。このストレッチは寝る前にするのは効果的だと考えられます。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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サポーターは必要?!

今回は「サポーターって本当に必要?!」というテーマについて個人的な見解を述べたいと思います。

先日、当院に来られている患者様からこんな質問がありました。

「膝のサポーターを着けると更に凄く痛くなるんですけど、そんなことってあるんですか?」

この患者様の主訴は脊柱管狭窄症による太ももからスネにかけての痺れ
他にも変形性膝関節症による膝の痛みにより杖を突いて歩くのもやっとの状態、という患者様でした。

病院では医師から狭窄症も変形性膝関節症も「手術をするしかないですね」と言われていました

先ず5年ほど前に膝が痛くなり変形性膝関節症と診断を受けていました。そして、昨年狭窄症の診断を受けていました。

昨年までは膝の痛みは、膝のサポーターを着用して杖をついてであればましになるので歩けていたそうです。

しかし昨年、狭窄症の症状が出始めた辺りから膝のサポーターを着用すると、逆に膝の痛みが悪化して歩くのもままならなくなったそうです。

さて、患者様からの質問に対する私の回答はこうです。

「膝のサポーターを着用することで痛みが悪化する事は、十分起こり得ると思います」

サポーターのメリットとしては、
・保温
・関節の過度の動きを制限
・関節へのストレスを緩和
・関節を安定させる

以上がサポーターのメリットだと考えられます。

一方、デメリットとしては、
・うっ血による循環不良
・圧迫痛
・筋力低下

以上がデメリットして考えられます。

今回のケースでは下記の要素が原因となってサポーター着用時に痛みを生じていたのではないかと考えられます。

・サポーターのサイズが以前の体には合っていたけども、状態の変化により今の体には合わなくなってしまった。

・変形性膝関節症の進行、狭窄症の併発により体の循環不良が進行していた。そこにサポーターを着用することで更に循環不良を起こし、痛みが生じていた。

・膝の痛みが生じてからの5年間は常にサポーターを着用し、杖に頼り、家でも外でも殆ど歩かなくなったことによる筋力低下

これらが合わさって起こっていたと考えられました。

勿論、サポーターがあることで助かる部分もあります。

しかし、私は将来的な事を考えるのであれば一生このままだからとサポーターに依存せず、無くても大丈夫な状態に何歳であろうと持っていくことが大切だと考えています。

膝痛や腰痛のせいで自分の足で歩けなくなる、というのは絶対避けて欲しいです。

因みに上記で質問を頂いた方は、現在は杖を必要とせずに痛み無く歩けるように改善してきており、今は長時間歩けるように頑張っている最中です。

歩けなくなると、活動量の低下による筋力低下・生活の質の低下・日常生活動作の低下等により脳機能の低下が顕著になります。健康寿命を高める為には幾つになっても皆が自分の足で歩ける世界になって欲しいなと思っています。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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休診日のお知らせ

休診日のお知らせ

月27日(土)は勉強会出席のため終日休診とさせていただきます。

ご予約・ご相談などご用件がある方は、LINE・メール・留守番電話などでメッセージを残してください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。

ご迷惑をお掛けしますがご理解の程宜しくお願い致します。

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休診日のお知らせ

月20日(土)は勉強会出席のため終日休診とさせていただきます。

ご予約・ご相談などご用件がある方は、LINE・メール・留守番電話などでメッセージを残してください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。

ご迷惑をお掛けしますがご理解の程宜しくお願い致します。

体を整える為に大切な1つのポイント

重要

当院には色々な症状でお悩みの方がご来院されます。

・5年以上の慢性腰痛
・脊柱管狭窄症
・腰椎椎間板ヘルニア
・坐骨神経痛
・肘の痛み
・肩の痛み
・五十肩
・手首の痛み
・股関節痛
・変形性膝関節症
・捻挫

などと症状は多岐に渡ります。

これらの症状が発生した要因は色々あると思います。

しかし、個人的には原因は1つだと考えています。

それは、「習慣」です。

私たち人間の行動は毎回その場で考えて行動している訳ではありません。

考える・選択するというストレスから逃れるために、過去の経験から考えたり選択するストレスが掛からない方法を無意識に選んで行動を行なっています。

・生活習慣
・職場での習慣
・運動習慣
・食習慣

これらの習慣はどうしても毎日同じになりやすいです。

実はこの「習慣」が痛み等の症状を生じる原因なのです。

つまり、あなたの腰痛・肩こり・膝痛の原因は

「あなた自身の悪い習慣」

だということです。

勿論、自分で体を悪くしようと思ってしている方はいないと思います。

しかし、様々な習慣が気づかない内にストレスとして体に蓄積され、それが溢れた時に症状として体に表れているのです。

私が今回一番伝えたい事

いま痛みや歪みなどの症状があって悩んでいる方は普段の習慣に問題があると考えてください。

それを改善する為には整体などで整えてもらうことも大事ですが、

あなたの普段の習慣を見直して変える必要性あるということです。

「体の不調は何かを変えないと、変わらない」

これをしっかりと覚えておいて欲しいなと思います。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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あなたは口と鼻どちらで息してますか?

あなたは「口呼吸」「鼻呼吸」どっちがメインになっていますか?

今でも日本人のマスク着用率は非常に高いですね。

マスクを着用した方が良いのか?外した方が良いのか?その是非は意見が分かれ難しい所です。

私はコロナによりマスク着用が当たり前になる前はマスクをすることが全くありませんでした。幸いにも風邪を引く事もなかったですし、花粉症もありませんでしたので・・・。

しかし、ここ数年間は外に出ている時は基本常にマスクを着用しています。

私がマスクの常時着用で一番気になる事は「呼吸の質が悪くなる」ことです。

マスクを着用していると、口呼吸がメインになります。

普段のあなたの呼吸は「口呼吸」「鼻呼吸」どちらか解りますか?

あるデータでは現代の日本人の7割が「口呼吸」であると言われています。

口呼吸かどうかの簡単なチェック法として、
・気づいたら口が開いている
・歯並びが悪い
・口内炎ができやすい
・唇が乾燥しやすい
・朝起きたら喉が痛い
・口を閉じると顎に梅干し状のシワができる

これらに該当するものが多い程「口呼吸」になっている可能性が高いです。

口呼吸のデメリットとして、
・虫歯
・歯周病
・口臭
・歯並びが悪くなる
・免疫力の低下
・顔のたるみ、しわ、二重顎

挙げだしたらきりがないですね。

元々「口は消化器官」「鼻は呼吸器官」です。

でも、消化も呼吸も「口」で行ってしまっている人が多いのが現状です。

呼吸は一日3万回~4万回程度していると言われています。

ストレスやスポーツ中や後に一時的に口呼吸になる事はあります

ですので、100回や200回位程度口呼吸になったくらいでは全く問題ありません。

でも、2万回や3万回口呼吸をしている状態は非常に危険です。

体調を崩す原因となったり、見た目の変貌によりコミュニケーションに悪影響を与える可能性もあります。

マスクを常時着用している方、鼻炎などで鼻の通りが悪い方は特に注意が必要ですし、早急に対策を講じることをお勧めします。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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足を組むのは悪くない?!

先日、患者さんより質問がありました。

その方は50代女性で慢性的な腰痛でお悩みでした。

その方からこんな質問を頂きました。

「お陰様で今はもう腰痛は無いですけど、家とかでよく足を組んじゃうんです。そんなことしてたら、腰痛再発しますよね?足を組むのは良くないですよね?良くないと解っていても組んでしまうんです。」

これは、皆さまからよく聞かれる質問でもあります。

私の個人的な見解ではありますが結論をお伝えします。

「別に足を組んでもいいと思いますし、腰痛が再発することも無いと思います。」

実際、患者さんにもそう伝えました。

「えっ!良いんですか?体が歪んじゃって腰痛になりませんか?」と更に質問されました。

確かに長時間足を組むのはよくありませんし、足を組むことを推奨している訳でもありません

これには補足があるんです。

人間の体はどんなに良い姿勢であろうと、どんなに良い椅子であろうと、長時間同じ姿勢でいるのには向いていません

ですから、普通に座っている場合であれば30分に1回は体勢を整える必要性があります。そうしなければ、体の歪みが定着したり、血行不良により腰痛などが生じる可能性が高くなります。

なので、足を組んでも構わないですが頻繁に足を組み替えるのであれば問題無いと考えています。

理想としては普通に座っている場合よりも短く15分に1回は足を組み替えてください。

そうすれば、歪みが定着したり腰痛の再発を心配する必要性はありません

これが、私が実際に患者さんにお伝えした内容です。

例え、痛みや違和感・歪みが生じたとしても、体が整った状態で睡眠をしっかりと取れれていれば朝起きた際にはリセットされているのが普通です。

毎日、仕事・家事・スポーツなど何をしていようが、体には必ずストレスが掛かっています。でも、寝て起きたらリセットされているんです。

子供なんかそうですよね?

全力で遊んで疲れ果てても、寝て起きたら元気100%でまた全力で走り回る。

これが「自然治癒力」です。

でも、「自然治癒力」が備わっていないのであれば大問題です。

回復力が無い、自律神経が乱れている、歪みが全身に生じている、生活・食習慣が乱れている・・・。

そんな方が、長時間足を組んだりしていれば歪みが更に悪化したり、腰痛も悪化します。

でも、あなたの体はしっかりともう整っていますので大丈夫です。

心身共に健康状態であるならば、多少無理をしても大丈夫なんです。

大切なのは体に問題が起こってから対処をするのではなく、普段から心身ともに健康を作ること。

それを自分で管理するのも良し!自分で出来ないのであれば誰かに頼るのも良し!

勉強でも、スポーツでも、貯金もそうですが、毎日コツコツと積み重ねることが大切になります。

ぜひ、今日から何でも良いので1つ健康の為に何か始めてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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休診日のお知らせ

休診日のお知らせ

7月23日(土)は勉強会出席のため終日休診とさせていただきます。

ご予約・ご相談などご用件がある方は、LINE・メール・留守番電話などでメッセージを残してください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。

ご迷惑をお掛けしますがご理解の程宜しくお願い致します。

車の運転で腰を痛めない方法

本日、お伝えするのは・・・。

『車の運転で腰を痛めない方法』

このテーマについてお話していきます。

「運転をすると腰が痛くなる」
「長時間の運転で全身がバキバキになる」
「運転中の姿勢が悪いと言われる」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、運転中の座り方が間違っている可能性があります。

車の運転中は状況的に体を動かすことが出来ません。ですので、座り方を間違えると体に大きな負担がかかります。

そうすると、慢性的な腰痛を生じたり、腰が痛くて運転に集中出来ない!なんて事になり非常に危険です。

私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。

対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。

この記事では車の運転で腰を痛めない方法について解説しています。

この記事を読むことで車を運転する際の腰痛を回避し、仕事での長時間運転を苦痛なく出来たり、家族ともっと一緒にお出かけに行くことが出来るようになります。

結論として言いたい事は、

車の運転の際は
「背筋は真っ直ぐで背もたれと腰の間に隙間を作らない」
「肘は若干曲がる程度でハンドルを持つ」
「左足は軽く曲げる程度で置く」

の3つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに車の運転をする事が可能になりますよ!という事がお伝えしたいことです。

あなたはこんな姿勢で車の運転をしていませんか?

今、この記事を読んでいるあなたに聞きたい事があります。

車の免許取得時に教わった姿勢で現在も運転しています!と自信を持って言える方はいますか?

人間誰しも慣れてくると自身特有の癖が出てきます。

・肘を付いての運転
・片手での運転
・ハンドルにしがみ付くような前屈み
・大きく後に倒した椅子にもたれる

などなど、色々な癖で運転している方を散見します。

中には「その姿勢が一番楽だから」と言われる方もいます。

ここは大事なところなので覚えておいてください。

楽な姿勢 ≠ 腰に負担が掛からない姿勢

では無いということです。

腰を痛めずに車の運転をするためのポイント

チェックリスト

では、腰を痛めずに車の運転をするためにはどうしたら良いのか?そのポイント3つをお伝えします。

「背筋は真っ直ぐで背もたれと腰の間に隙間を作らない」
「肘は若干曲がる程度でハンドルを持つ」
「左足は軽く曲げる程度で置く」

これらが車の運転で腰を痛めない為のポイントになります。

では、もう少し詳しく一つ一つ解説していきたいと思います。

1.背筋は真っ直ぐで背もたれと腰の間に隙間を作らない

運転で腰を痛める人で多いのが、背もたれに全くもたれない人・背もたれを大きく倒してダレ~っとだらけた姿勢を取っているパターンです。

この2つに共通することは、腰と背もたれの間にスペースが生じているということです。腰と背もたれにスペースがあると腰の筋肉を多く使って頑張って体を支える必要性が生じます。

逆に腰と背もたれが密着していると、腰の筋肉はそこまで頑張らなくて大丈夫になります。

対策としては、

・背筋は出来る限り真っ直ぐになるように背もたれを調整して隙間を作らない
・どうしても隙間が出来てしまう場合は、クッションやタオルなどを腰と背もたれの間のスペースに挟む

以上のような対策を講じることで腰痛を防ぐことが可能となります。

2.肘は若干曲がる程度でハンドルを持つ

あなたは、ハンドルを握る腕は肘が伸びきっていますか?それとも若干曲がっていますか?

これは、若干肘が曲がっているのが正解です。

肘が完全に伸びた状態で運転を続けると、腕や肩、肩甲骨周りに負担がかかります。

若干肘が曲がる事によって、腕・肩・肩甲骨周りがゆったりした状態になるので負担が掛かりにくくなります。

上半身がガチガチになって動かなくなってしまうと、その分腰を頑張って動かそうとします。その結果、腰痛を生じてしまうのです。

腰は会社で言うと「社長」です。肩や股関節が「部下」になります。
普段腰は基本的にそんなに頑張って働かないのです。

それが、急に頑張って働かないといけない状況になると無理が祟って倒れちゃう・・・。
こんなことってよくありますよね。

更にハンドルを握る為のポイントとして意識して欲しいことは、

「ハンドルを握る位置」

これが意外と重要になってきます。

ハンドルを握る位置の理想は時計でいうと、

「10時と2時の位置」「9時と3時の位置」

これを意識してみて下さい。

そうすることで自然と肘が曲がった状態になりやすくなり、腕・肩・肩甲骨周囲に負担が掛かりにくくなり、腰痛を生じにくくする事が可能となります。

3.左足は軽く曲げる程度で置く

現代においては仕事の関係でMT車を利用されている方もいるとは思いますが、殆どの方がAT車だと思います。

ミッション車と違い、オートマ車は右足だけの操作だけでOKなので操作は楽ちんになりました。

しかし、その分左右の足の置く位置が違う事で腰痛を生じる方が多く発生するようになりました。

ポイントとして「左足の置く位置」が重要になってきます。

左足はフットレストにしっかりと載せる!

これが非常に重要になります。

フットレストに載せないで座席の方に大きく膝を曲げたり、あぐらを組むような感じにしないでください。

こういったことをすると、左荷重になり左腰への負担が大きくかかります。

理想は「左右均等に腰に荷重がかかる」ことです。

その為には、左右の足は同じような姿勢を取らなければいけません

その為、右足は膝を軽く曲げる程度でアクセルやブレーキを踏んでいると思われますので、左足も同じように軽く膝を曲げた状態にすればいいのです。


それを自然と出来るのがフットレストなのです。

ですので、左足はフットレストに足を置いて左膝が自然と軽く曲がった状態にして腰に左右均等に圧力が掛かるようにすることで、腰痛を生じにくくする事が可能となります。

まとめ

施術

本日は車の運転で腰を痛めない方法

このテーマについてお話してきました。

「運転をすると腰が痛くなる」
「長時間の運転で全身がバキバキになる」
「運転中の姿勢が悪いと言われる」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、車の運転中の座り方に問題がある可能性が高いです。

車の運転中は状況的に体を動かすことが出来ません。
ですので、座り方を間違えると体に大きな負担がかかります。

そうすると、慢性的な腰痛を生じたり、腰が痛くて運転に集中出来ない!なんて事になり非常に危険です。

では、今後そういった腰痛にならない為にはどうすればいいか?

車の運転の際は
「背筋は真っ直ぐで背もたれと腰の間に隙間を作らない」
「肘は若干曲がる程度でハンドルを持つ」
「左足は軽く曲げる程度で置く」

の3つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに車の運転をすることが可能になりますよ!という事がお伝えしたかったことです。

今回の内容に関してご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。

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腰が疲れない自転車の乗り方

本日、お伝えするのは・・・。

『腰が疲れない自転車の乗り方』

このテーマについてお話していきます。

「自転車に乗っていると腰がしんどくなる」
「自転車に乗ると足がパンパンになる」
「自転車に乗ると直ぐに疲れる」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、自転車の乗り方が間違っている可能性があります。

歩いては無理だけど、自転車なら目的地に行ける!だから、移動はもっぱら自転車で毎日乗っている。でも、最近は自転車に乗っててもしんどいんだよなー。

最近は電動自転車の普及、自転車自体の性能向上などもあり楽に移動出来るようになってきています。

しかしながら、自転車の性能が向上しているのに間違った乗り方をしていると、自転車の性能を100%活かしきることが出来ず、痛み・疲労などを生じてしまいます。

私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。

対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。

この記事では腰が疲れない自転車の乗り方について解説しています。

この記事を読むことで体に負担を掛けずに、より長い距離を、より少ない疲労感で、スムーズに自転車に乗ることが出来るようになります。

結論として言いたい事は、

自転車に乗る際は
「サドルに坐骨を当てる」
「サドルの高さははやや高め」
「腰を丸めて座る」
「手首は甲側に反らせない」

の4つのポイントを意識して自転車に乗ることで腰が疲れることなく運転することが可能になりますよ!という事がお伝えしたいことです。

あなたはこんな姿勢で自転車に乗っていませんか?

目

自転車に乗っていて腰痛を生じたり、疲れやすかったり、足がパンパンになる方は下記のような乗り方をしている方が多いです。

・サドルの前方に恥骨が当たっている(股間・骨盤の前側)
・サドルの高さが低い(座った時に両足全体が共に地面に着く)
・腰を反らせている
・ハンドルに体重をかけて手首が反り返っている

これらの自転車の乗り方をしていると疲れやすかったり、痛みを生じやすくなります。

自身を思い出してチェックしてみると「普段やっているかも?!」という項目もあると思います。

腰が疲れずに自転車に乗るためのポイント

YES

では、腰が疲れずに自転車に乗るためにはどうすれば良いのか?そのポイント4つあります。

サドルに坐骨を当てる」
「サドルの高さははやや高め」
「腰を丸めて座る」
「手首は甲側に反らせない」

これらが腰が疲れずに自転車に乗る為のポイントになります。

では、もう少し詳しく一つ一つ解説していきたいと思います。

1.サドルに坐骨を当てる

坐骨

あなたは普段サドル後方に坐骨を当てて座っていますか?それとも、恥骨がサドルに当たるような姿勢で座っていますか?

恥骨がサドルに当たるということは骨盤が前傾(前に倒れている)しています。

この状態のままだと体が前に倒れてしまいますので、上半身を起こそうとして腰が反ってしまいます。

また、体が前に倒れているのでそれを支えるためにハンドルを手首を大きく反らせて体を支えようとします。

その結果、腰や腕周囲に大きな負担がかかるので腰痛を生じたり、腰が疲れたり、腕がパンパンになって上半身がガチガチになった結果腰に負担をかけしまうのです。

ですので、理想の座り方としてはサドルの後方に坐骨が当たるようにしてください。恥骨がサドルに当たっていないか?をチェックしてください。

これは平地であろうと坂道であろうと変わりません。常に坐骨がサドルの後方に当たるように意識して見てください。

そうすることで、自転車を漕ぐのに無駄なエネルギーを使わずに済みますので、疲れにくくなります。

2.サドルの高さはやや高めに設定

サドルの高さが低すぎると足に負担がかかります。

サドルが低いと、足首が大きく脛の方に曲げないといけなくなります。一方、サドルが高い場合は足首を脛の方に大きく曲げる必要性がありません。

足首が脛の方に大きく曲げなければいけないときは、ふくらはぎの筋肉に大きなストレスがかかります。それをペダルを漕ぐ度に行なっているとふくらはぎの筋肉がパンパンになってしまうので足が疲れてしまうのです。

ですから、サドルの高さはやや高めに設定してあげてください。自転車を少し傾けたら足先が地面に着くくらいが理想になります。傾けていないのに両足全体が地面に着いているのは低すぎると思ってください。

3.腰を丸めて座る

猫背姿勢になるのを嫌って、自転車に乗っている時も姿勢を正そうとする方がいます。

しかし、自転車に乗っている時に姿勢を正そうとすると腰が反りやすくなってしまいますので注意が必要です。

その状態で、長時間自転車を漕いでいると腰を痛めてしまいます。

理想としては、腰は反らさずに丸めた状態にしてください。

サドルの後方に坐骨を当てて座ると自然と腰が丸まるような状態になると思います。そこで自然な流れに抗って腰を反らそうとしないでください。

腰は英語の「C」のように丸まった状態が一番良いのです。

腰を反らす方向にもっていくと、サドルに恥骨が当たる感覚が生じると思います。そうなると、体が前傾状態になり腰だけでなく腕がパンパンになり疲れや痛みを生じます。

4.手首は甲側に反らせない

これは意識して見ないと気づかないかもしれません。

多くの方が手首が甲側に反った状態でハンドルを握っています

手首は本来、前腕(肘から手首にかけて)と手が一直線上になった状態で動作を行うのが一番理想です。

その状態であれば、関節や筋肉に負担がかかりにくいのです。

しかし、手首が甲側に反った状態だと関節や筋肉に大きなストレスを与えてしまいます。

その状態で自転車を漕ぎ続けると、手首を痛めたり腕がパンパンになり疲れてしまいます。

ですから、できる限り手首は前腕〜手が一直線上になるように意識してハンドルを握ってください

まとめ

施術

本日は『腰が疲れない自転車の乗り方

このテーマについてお話してきました。

「自転車に乗っていると腰がしんどくなる」
「自転車に乗ると足がパンパンになる」
「自転車に乗ると直ぐに疲れる」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、自転車の乗り方が間違っている可能性が高いです。

歩いていくにはちょっとしんどいけど、自転車なら行ける!だから、自転車重宝してます!という方は多いと思います。

最近は電動自転車の普及や電動でなくても自転車自体の性能も向上しています。しかし、その性能を100%活かしきれていない方が多いです。

正しい自転車の乗り方を知って、行きたい所に疲れず・痛みを生じず・スイスイと行けるようになってくださいね。

では、正しい乗り方とはどういったことなのか?

自転車に乗る際は
「サドルに坐骨を当てる」
「サドルの高さははやや高め」
「腰を丸めて座る」
「手首は甲側に反らせない」

の4つのポイントを意識して実践することで腰が疲れずに自転車に乗ることが可能になりますよ!という事が今回お伝えしたかったことです。

そもそも、自転車は後輪駆動の乗り物です。自転車が漕ぐのが疲れるという方は前輪駆動の乗り物の使い方をしているのです。

後輪駆動なので後ろ側のタイヤにいかに重心を持ってくるか!が重要になってきます。

でも、安心してください。上記に述べたポイントを実践すれば自然と後輪駆動になり、疲れずにスイスイと自転車に乗ることができるようになりますからね。

今回の内容に関してご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。

過去の記事はこちら

腰を痛めない抱っこの仕方

本日、お伝えするのは・・・。

『腰を痛めない抱っこの仕方』

このテーマについてお話していきます。

「抱っこをすると腰が辛い」
「抱っこをすると直ぐに疲れてしまう」
「抱っこをするのが億劫になる」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、抱っこをする際の体の使い方が間違っている可能性があります。

愛する我が子を抱っこするのは至福の時ですよね。

自分の胸の中でスヤスヤと寝ている寝顔を見るだけで癒されます。「抱っこしてポーズ」を取ってきたり、「抱っこ~!」と言われると疲れていてもついついしちゃいますよね?

生まれたての赤ちゃんの頃であれば未だ軽いのでそこまで負担はかかりません。

しかし、子供の日々急成長を遂げます。数カ月も経てば5㎏程度になります。それを長時間抱っこするのは正直しんどいですよね?

個人差はありますが、5歳~6歳くらいまで抱っこをする機会があると思います。
そうなると、体重はもっと増えていますのであなたの体への負担は相当増えてきます。

スキンシップとして出来る限り抱っこはしてあげたいけども、腰が痛くなったり、辛くなるので抱っこが出来ないという方は抱っこの仕方を変えるだけで痛みや辛さを回避できる可能性が高いです。

間違った抱っこの仕方を続けていると、腰痛が生じたり・悪化したり・慢性化して立つ・歩くなどの他の日常生活動作がスムーズに出来なくなってしまう可能性があります。

それは、あなたも辛いですがお子さんもスキンシップ出来なくて悲しくなってしまうのでお互いにとってデメリットとなります。

私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。

対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。

この記事では腰を痛めない抱っこの仕方について解説しています。

この記事を読むことで抱っこをする際の腰痛を回避し、抱っこの頻度や時間が長くなっても体に負担を掛けずにする事が可能になり、お子さんとのスキンシップを測ることが出来ます。

結論として言いたい事は、

子供を抱っこする際は
「一直線の立ち方を意識」
「子供の頭が胸元から首の辺りにくる」
「脇をしっかりと締める」

の3つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに抱っこをする事が可能になりますよ!という事がお伝えしたいことです。

あなたはこんな姿勢で抱っこをとしていませんか?

抱っこをして腰痛を生じる方に多いのは腰を反って抱っこしている方です。

お腹や骨盤が前に出っ張る状態になり、横から見ると「弓状」「Cの字」のようになっています。

意外と自分では気づいていない場合が多いですが、他人が見たら一発でわかります。

結構な割合で反った状態で抱っこをしている方が多いです。

反った状態は抱っこをしていなくても腰に大きな負担がかかります。
そこに子供を抱っこするので、更に負荷がかかり腰を痛めてしまうのです。

腰を痛めずに子供を抱っこするためのポイント

YES

では、腰を痛めずに子供を抱っこするためにはどうしたら良いのか?そのポイント3つをお伝えします。

「一直線の立ち方を意識」
「子供の頭が胸元から首の辺りにくる」
「脇をしっかりと閉める」

これらが腰を痛めずに抱っこをする為のポイントになります。

では、もう少し詳しく一つ一つ解説していきたいと思います。

1.一直線の立ち方を意識

基本的には人間の体は横から見た時に「耳」「肩」「骨盤」が一直線上に揃っている状態が理想です。

過度に神経質になる必要性はありませんが、だいたい「耳」「肩」「骨盤」が揃っていれば腰や肩など一部分に負担が掛かりませんし、無駄な力を必要とせず骨で立つ事ができます。

しかし、抱っこで痛める方は肩がやや前方へ、骨盤は更に大きく前方に移動しています。

この状態は一直線ではありませんので非常に腰に負担がかかります。

ですので、抱っこをする際は一直線になっているか?を意識してみて下さい。

自分の感覚で解らなければ、鏡を見たり他人にチェックしてみてもらって下さい。

過去に姿勢に関して解説していますので下記も参考にしてみて下さい。
あなたの立ち方は大丈夫?!

2.子供の頭が胸元から首の辺りにくる

抱っこをしている方を見ていて、子供も親もしんどそうだなーと感じることがあります。

それは、抱っこをしている子供の頭が「みぞおち辺り」にある場合です。

この抱っこでは重心が下に落ちます。

そうすると、抱っこしている親は重心が下に下がっている物を上に引き上げないと駄目なので余計に力を要します。

そして、抱っこされている子供は頭が垂直or後に倒れるような姿勢になり、親とのフィット感が低下します。

そうなると、フィット感が無いのでフィット感がある所を探そうとしてモゾモゾと動くので余計に抱っこしている方は辛くなる・・・という悪循環に陥ります。

そうしない為には、子供の頭が親の胸元から首の辺りにくるようにして下さい。こうすることで重心が上がり、子供の頭も前に倒れるような形になるので親とのフィット感がアップし子供がモゾモゾすることもありません。

3.脇をしっかりと締める

抱っこの際は脇をしっかりと締めて下さい。

脇が空いた状態で抱っこをしている方は、腕がパンパンになるはずです。

脇を締めた状態だと体全体で抱っこすることが出来るのですが、脇が空いていると腕が主体になって子供を支えようとします。

腕や肩周りがパンパンになると、上半身がガチガチに固まって動かなくなります。

そうすると、上半身が動かない分腰が頑張って動こうとして腰痛を生じてしまいます。

直ぐに腕がパンパンニなって抱っこ出来なくなる、腰が痛くなるのであれば脇がしっかりと締まっているか?チェックしてみて下さい。

まとめ

施術

本日は腰を痛めない抱っこの仕方

このテーマについてお話してきました。

「抱っこをすると腰が辛い」
「抱っこをすると直ぐに疲れてしまう」
「抱っこをするのが億劫になる」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、抱っこをする際の体の使い方に問題がある可能性が高いです。

悪い抱っこの仕方を続けていると、腰痛が生じたり・悪化したり・慢性化して立つ・歩くなどの他の日常生活動作がスムーズに出来なくなってしまう可能性があります。

何よりも愛する可愛い我が子を抱っこできないこれほど辛い事はありませんよね。勿論、親も辛いですが子供も悲しくなってしまいます。抱っこが全てではありませんが、抱っこは親子のスキンシップの大切な部分です。

でも、腰が痛かったり直ぐに疲れてしまうと億劫になりますよね?
それらを解消して、しっかりとスキンシップを取れるようになってください。

では、今後そういった腰痛にならない為にはどうすればいいか?

子供を抱っこする際は
「一直線の立ち方を意識」
「子供の頭が胸元から首の辺りにくる」
「脇をしっかりと締める」

の3つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに抱っこすることが可能になりますよ!という事がお伝えしたかったことです。

今回の内容に関してご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。

過去の記事はこちら

休診日のお知らせ

休診日のお知らせ

6月25日(土)は勉強会出席のため終日休診とさせていただきます。

ご予約・ご相談などご用件がある方は、LINE・メール・留守番電話などでメッセージを残してください。
こちらから折り返しご連絡させていただきます。

ご迷惑をお掛けしますがご理解の程宜しくお願い致します。

腰を痛めない掃除機のかけ方

本日、お伝えするのは・・・。

『腰を痛めない掃除機のかけ方』

このテーマについてお話していきます。

「掃除機をかけると腰が痛い」
「掃除機をかけるのが辛い」
「腰が辛いから掃除が出来ない」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、掃除機をかける際の体の使い方が間違っている可能性があります。

掃除はプライベートでも仕事でもよく行なう動作です。その動作が出来ないと色々と支障が出てくると思います。

身体的にも掃除機をかけるだけで腰痛になるという事は非常に悪い状態です。


そのまま放置していると腰痛が悪化したり慢性化して立つ・歩くなどの他の日常生活動作がスムーズに出来なくなってしまう可能性があります。

私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。

対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。

この記事では腰を痛めない掃除機のかけ方について解説しています。

この記事を読むことで掃除機をかける時の腰痛を回避し、日常生活や仕事をテキパキとスムーズにできるようになります。

結論として言いたい事は、

掃除機をかける際は
「掃除機は体の後ろ横側で持つ」
「手に力を入れない」
「前屈みにならない」
「ファイティングポーズを取る

の4つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに掃除機をテキパキとスムーズにかける事が可能になりますよ!という事がお伝えしたいことです。

あなたはこんな姿勢で物を運ぼうとしていませんか?

指差す

腰痛を生じる方にどんな時に痛みが生じるか?と質問をすると

・屈んだ時
・歩いていると
・長時間座っていると

などの回答が多いですが、

・掃除をしている時に生じる

という回答も結構多いです。

思い出して欲しいのですが、掃除機をかける時にあなたはこんな姿勢を取っていませんか?

・「くの字」に腰を曲げている
・体よりだいぶ前に掃除機のホースを持ってきて操作する
・両手で掃除機を握ってデッキブラシの様に力を込めてゴシゴシとかける
・両足を平行に横に開いた状態

私も小・中・高校の時のトレイ掃除の時によくデッキブラシ使いましたねー。


あの時の感覚で綺麗にしようとしてゴシゴシと前かがみになって力一杯磨いていました。

でも、あの体勢が駄目なんです。これを続けているから腰痛を生じたり悪化してしまうのです。

腰を痛めずに掃除機をかけるためのポイント

重要

では、腰を痛めずに掃除機をかけるためにはどうしたら良いのか?そのポイント4つをお伝えします。


「掃除機は体の後ろ横側で持つ」
「手に力を入れない」
「前屈みにならない」
「ファイティングポーズを取る

これらが腰を痛めずに掃除機をかける為のポイントになります。


では、もう少し詳しく一つ一つ解説していきたいと思います。

1.掃除機は体の後ろ横側で持つ

ほとんどの方が掃除機をかける際、持ち手の部分が自分の体より前にある状態でかけていると思います。

これは駄目なパターンですので、直ぐに止めて下さい。

では、どうすれば良いか?

「持ち手の部分が自分の骨盤の横辺りに持ってくるようにする」

これが正しい持ち方です。

こうすることで、前屈みにならず腰に負担がかからない姿勢を自然に取ることが出来ます。

2.手に力を入れない

掃除機をかけて綺麗にしようという意識が強い方は特に顕著になります。


ゴシゴシと力をかけて掃除機をかけようとするので、両手で掃除機をギュッと握っている傾向があります。


そうすると、腕や肩や背中などに負担がかかります。それによって上半身がガチガチになってしまい動かなくなります。


その結果、腰が上半身の分も頑張って働こうとして腰痛を生じたり、悪化させてしまうのです。

ですので、掃除機の持ち手の部分を持つ時は軽く握って下さい。


卵が手の中にあると思って割れない位の強さで握って下さい。

研究結果でも証明されていますが、掃除機をゴシゴシと力強くかけた場合と軽く握って押し引きをした場合のごみ吸引率は変わらないそうです。

それならば、腰や上半身に負担をかけない軽握りの方が良いのは明白ですよね?

3.前屈みにならない

椎間板へのストレス割合

実際に実践してみたら一目瞭然ですが前屈みの状態は腰に非常に負担がかかります。

上記のデータを見て頂いても解るように、立っている時に比べて前屈みで動作をしようとすると1.5~2倍腰への負担が上昇します。

ですので、掃除の時間が長くなったり頻度が増えると腰が悲鳴をあげるのは当然なのです。

ですから、如何に直立に近い姿勢で掃除機を操作するか?が非常に重要になってきます。

どうしても掃除機の長さが自分に合っていないと前屈みになってしまいます。ですから、自分に合った掃除機の長さに調整する必要性があります。

4.ファイティングポーズを取る

ファイティングポーズ

掃除機をかけている際の足の位置も非常に重要になってきます。

人間の体は正対の状態で物事を行なうのは苦手です。詳しくはあなたの立ち方は大丈夫?!を見て下さい。

ボクシングのファイティングポーズのように半身姿勢になり足を前後にずらすのが重要になります。

こうすることで、腰への負担を大幅に減らすことが可能となります。

まとめ

施術

本日は腰を痛めない掃除機のかけ方

このテーマについてお話してきました。

「掃除機をかけると腰が痛い」
「掃除機をかけるのが辛い」
「腰が辛いから掃除が出来ない」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、掃除機をかける際の体の使い方に問題がある可能性が高いです。

身体的にも掃除機をかけるだけで腰痛になるという事は非常に悪い状態です。


そのまま放置していると腰痛が悪化したり慢性化して立つ・歩くなどの他の日常生活動作がスムーズに出来なくなってしまう可能性があります。

では、今後そういった腰痛にならない為にはどうすればいいか?

掃除機をかける際は
「掃除機は体の後ろ横側で持つ」
「手に力を入れない」
「前屈みにならない」
「ファイティングポーズを取る

の4つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに掃除機をテキパキとスムーズにかけることが可能になりますよ!という事がお伝えしたかったことです。

最近の掃除機は非常に性能が上がっています。コードレス・軽量化・吸引力アップなど以前と比べると格段と便利になっています。

ですので、コードレスなのでスイスイと移動出来たり、吸引力アップしているのでデッキブラシのように力を入れて掃除機をかける必要性は無くなり、軽量化されたことで身体への負担が掛かりにくくなっています。

ですので、それらの利点を最大限活かす為にも正しい体の使い方をするようにしてみて下さいね。

今回の内容に関してご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。

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「睡眠の質」を梅雨時期に落とさない為の1つのアイテム

あなたは、1年で最も疲れやすいのは何月か知ってますか?

正解は

「6月」!

そうなんです。実は6月が意外と一番心身に負担がかかるんです。

その理由としては気圧が最も下がる月だからです。人は気圧が低くなればなるほど体調不良を起こすことが解っています。

5月~6月にかけて1年で最も気圧が急激に低下し、6月~7月最も気圧が低い時期になります。

日照時間もダントツに短く、日照時間の短さによるメンタルの不調も上がります。

この難しい時期をしっかりと乗り越えれれば、その後にくる夏も乗り切ることが出来ますが、上手く乗り切れなかった場合、夏バテなどに陥ります。


そうすると、誰でも体調が整いやすくなってくる10月頃まで不調が続くと言われています。

更に6月は湿度も上がります。
湿度が上がれば不快指数が上昇します。
そうなると、体調不良に拍車がかかったり、睡眠の質が大幅に低下します。

日本の7~9月の平均湿度は70%前後です。
人にとって不快指数が生じない快適な湿度の目安は40~60%の範囲内ですので、
70%は大きく外れてしまっていますよね。

ただし、7~9月はクーラーをつける方が多くなってきていますので湿度の問題はあまり問題にはならないと言われています。

でも、6月はどうでしょうか?
6月はまだ気温もそこまで高くありませんし、クーラーをつけるにはまだ早いかな?と思い、クーラーはつけずに過ごしている方が多いのではないでしょうか?

では、この梅雨の6月を上手に乗り越え、暑い夏も乗り越えるためにはどうしたらいいのか?

それは「湿度計を使いましょう!」

これが、あなたが先ずすべきことです。

高機能な湿度計は必要ありません。
今の時代、湿度計は100円ショップでも売っています。その程度の物で大丈夫です。

用意したら自分が寝る寝室に設置して下さい。寝る前に湿度を確認して、60%を超えていたら迷わずクーラーをつけてください。


これをしないと「睡眠の質」が大幅に低下します。

今年は電力問題なども言われています。
確かに節電も大事なのですが体の方がもっと大事だと思っています。

朝方や日中のクーラー使用をなるべく節電して、睡眠時は快適な状態で寝れるようにして「睡眠の質」を落とさないようにしてください。


でないと、6月から10月にかけて体調不良に陥ってしまう可能性があるからです。

この時期は日によって湿度の変化が大きいです。また地域や間取りによっても変わってきます。

肌感覚で判断すると間違ってしまう事もあります。湿度計を使ってしっかりと数値を見て判断して対策を講じてみて下さい。

5~6月になってから体調が思わしくないという方は、夏と秋を元気に乗り越える為にも早めにご相談くださいね。

過去の記事はこちら

腰を痛めない重い物の持ち運び方

物を運ぶ

本日、お伝えするのは・・・。

『腰を痛めない重い物の持ち運び方』

このテーマについてお話していきます。

「段ボールを移動させようとしたらぎっくり腰に・・」
「重たい物を運ぼうとすると腰が辛い」
「重い物をスムーズに持ち運びたい」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、物を運ぶ際の体の使い方が間違っている可能性があります。

以前、「腰を痛めない物の運び方」の記事において体の使い方のポイントをお伝えしました。

今回は更にプラスアルファで体の使い方をお伝えしていきます。

特に重たい物を持ち運ぶ際には腰に大きな負担がかかります。


しかし、今回お伝えする体の使い方を知ることで腰に負担をかけず、スムーズに持ち運ぶことが出来ます。

私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。

治療家歴15年の経験と、延べ2万5千件以上の施術実績があります。

対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。

この記事では腰を痛めない重い物の持ち運び方について解説しています。

この記事を読むことで、季節の変わり目に多く発生する「ギックリ腰」を防いだり、段ボール2個や大量の洗濯物など、重たい物を腰を痛めずにスムーズに運ぶことができるようになります。

結論として言いたい事は、

重い物を持ち運ぶ際は
「荷物を体の正面で持たない」
「骨盤のでっぱりに乗せる」
「手の位置を荷物の対角線上に置いて持つ」
「重たいものは上に重ねて持つ

の4つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに重たい物をスムーズに持ち運ぶことが可能になりますよ!という事がお伝えしたいことです。

あなたはこんな姿勢で物を運ぼうとしていませんか?

疑問

以前 、「腰を痛めない物の運び方」でも書きましたが、あなたはこんな姿勢や方法で重い物を持ち運ぼうとしていませんか?

・物と自分の体との距離が開いた状態
・肘をピンと伸ばした状態で運ぶ
・体を大きく後に反らせて運ぶ
・物を下から両手で抱え込むようにして持つ
・物を体の正面に抱えこんで持つ
・2個以上運ぶ時は、重い物を下・軽い物を上に乗せて持つ

この様な持ち運び方だと腰や腕に大きな負担がかかりますますので、腰が痛くなったり、しんどくなったり、腕がパンパンになったりします。

その結果、時間をかけて体が辛いのも我慢してやった割にはあまり作業が進んでいない・・・。

なんて事にもなりかねません。

特に筋肉量が少ない女性は運ぶ物が重たくなればなるほど、体に大きなストレスがかかりますので、余計に正しい運び方やコツを学び・実践する必要性があります。

腰を痛めずに重たい物を持ち運ぶためのポイント

重要

では、重たい物を持ち運ぶ際に腰を痛めずスムーズにするにはどうしたら良いのか?そのポイントをお伝えしていきます。

1.荷物を体の正面で持たない
2.骨盤のでっぱりに乗せる

3.手の位置を荷物の対角線上に置いて持つ
4.重たいものは上に重ねて持つ

これらが重い物を運ぶ際に腰を痛めずにスムーズに持ち運ぶ際のポイントになります。


では、もう少し詳しく一つ一つ解説していきたいと思います。

荷物を体の正面で持たない

違う

以前、あなたの立ち方は大丈夫?!の記事に置いて述べましたが、
実は人間の体は真っ直ぐに正対した状態で動作を行なおうとすると力学的に負担がかかります。

キッチンに立つ時、洗濯物を干す時、スポーツ時など少し斜に構えたファイティングポーズをすることで力学的に負担をかけずに小さな力で大きな力を発揮することが可能になります。

重い物を腰に負担を掛けずにスムーズに持ち運ぶ際も同様です。


体の正面に荷物を持つよりも、斜めに持つ方が無理なく運べるのです。

正面に持つ際のデメリットとして、

・腰が反りやすい
・物が邪魔をして骨盤や股関節に制限がかかり歩き方が乱れる。

これらを解消する為に荷物を正面では無く、斜め前に持つことで痛み無くスムーズに持ち運べます。

骨盤のでっぱりに乗せる

斜め前に荷物を持つ際のポイントとして、
左右どちらでも構いませんが、右側だったら右の骨盤のでっぱりに荷物を乗せて下さい。

そうすると、骨に乗っかっている状態なので余計な筋肉を使わずに済みます。


また、骨盤や股関節が荷物による制限を受けないので足をスムーズに動かすことが可能となります。

手の位置を荷物の対策線上に置いて持つ

物を運ぶ

荷物を斜め前に持ってきて持ち、骨盤のでっぱりに乗せますが、そのままでは不安定なので手で支える必要性があります。

その際、普通であれば両手を荷物の下や側面から抱えるようにして持つと思います。


でも、このままだと未だ不安定な状態なので腕に負担がかかってしまいます。そうすると、腕がパンパンになってしんどくなってしまいます。

では、どうするか?

それは、手を対角線上に置いて荷物を持ってください。

荷物が右前にあると仮定します。
荷物は右の骨盤のでっぱりに乗っているはずです。左手は荷物左側の手前を下から持ち、
右手は荷物右側の奥を上から持ちます。

そうすると、手の位置が対角線上に来ていると思います。

こうすることで荷物の安定性が向上し、手で荷物を持たなくていいので腕がパンパンになることもありません。

重たいものは上に重ねて持つ

バランス

あなたは2個以上の荷物を持つ時、どうやって持ちますか?

ほとんどの方は、重ねて荷物を持とうとしますよね?重い物を下にして、軽い物を上に乗せて持ち運ぼうと。

実はこれ、よくありません。
この運び方だと余分なパワーを要するので腰や腕などに負担がかかります。

ですので荷物を持ち運ぶ際は、

軽い物を下にして、重い物を上に乗せる。

これを実践するようにしてみて下さい。

基本的なこととして覚えておいて欲しいのですが、物を運ぶ時、荷物と自分の距離が空けば空くほど負担がかかります。


また、荷物と自分との重心がずれるほど負担がかかります。

人間の体の重心はおへその辺りになります。

重い荷物を下にして持つ場合、重心はおへそよりも下に行ってしまいます。
ですので、重心の位置がずれてしまい負担がかかるのです。

一方、重い荷物を上に乗せて持つ場合、重心がおへその辺りに来ます。
ですので、自分と荷物の重心位置が近くなるので負担がかかりにくくなるのです。

まとめ

施術

本日は腰を痛めない重い物の持ち運び方

このテーマについてお話してきました。

「段ボールを移動させようとしたらぎっくり腰に・・」
重たい物を運ぼうとすると腰が辛い
重い物をスムーズに持ち運びたい

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、物を運ぶ際の体の使い方に問題がある可能性が高いです。

そんな悪い持ち運び方を続けていると、
慢性的な腰痛を生じたり、腕がパンパンになって肩こり、首こりを生じます。

腕や肩甲骨などの上半身が原因となって、腰痛を起こすことは多々あります。


腰を一生懸命マッサージしたり、湿布を貼ったり、電気治療をしたりしても一向に改善しない方は、

日常生活での体の使い方の間違いにより腰以外の部分に負担をかけ、そこが原因となっているから改善されないのです。

では、そういった慢性的な腰痛や肩こりなどを防ぐためにはどうすればいいか?

重い物を持ち運ぶ際は
「荷物を体の正面で持たない」
「骨盤のでっぱりに乗せる」
「手の位置を荷物の対角線上に置いて持つ」
「重たいものは上に重ねて持つ

これら、4つのポイントが重要になってきます。

このポイントを実践することで、
痛みを避けることも可能になりますし、スムーズに荷物を運ぶことが可能になりますので一石二鳥ですね!


初めはやりにくいかも知れませんが、練習すれば直ぐに慣れると思いますので頑張って続けてみて下さいね。

今回の内容に関してご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。

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腰を痛めない風呂掃除の3つのポイント

本日、お伝えするのは・・・。

『腰を痛めない風呂掃除の3つのポイント』

このテーマについてお話していきます。

「風呂掃除をすると腰が痛い」
「風呂掃除の中腰が辛い」
「風呂掃除をするとドッと疲れが出る」

あなたは、こんな症状でお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、風呂掃除時の体の使い方が間違っている可能性があります。

風呂掃除は家事の中でも腰に負担がかかりやすい動作の一つです。

間違った方法で掃除をしていると腰痛を生じたり、掃除が満足に出来なくなったり、休み休みでするので時間がかかったりします。

そうすると、日常生活、仕事、趣味などに全力を注ぐことができず悪影響を及ぼします。
そうならない為にも、正しい体の使い方を理解・実践することが重要になってきます。

私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。

治療家歴16年の経験と、延べ2万5千件以上の施術実績があります。

対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。

この記事では腰を痛めない風呂掃除の3つのポイントについて解説しています。

この記事を読むことで、風呂掃除をすると腰が痛い、中腰が辛い、掃除後にドッと疲れが出ることで、日常生活・仕事・趣味などに悪影響を及ぼしている方のお悩み解消に期待できます

結論として言いたい事は、

風呂掃除の際は
「立った状態か膝立ちで行なう」
「2点支持より3点支持」
「利き腕の空間を磨く」

の3つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに風呂掃除をすることが可能になるという事がお伝えしたいことです。

あなたはこんな姿勢で風呂掃除をしていませんか?

あなたは、風呂掃除の際にこんな姿勢をしていませんか?

・中腰で磨く
・しゃがんでつま先重心の状態で磨く
・利き腕で上下左右全体を磨く

多くの方がこれらの姿勢で風呂掃除をしていると思います。
実はこれらの姿勢は腰に大きなストレスが掛かりやすくなります。

風呂掃除は基本的には毎日する方が多いと思います。1日くらいであればストレスがかかる姿勢でも問題無いかもしれません。

でも、風呂掃除は家事の一つであり基本的には毎日するものになります。
ですから、ストレスがかかる動作を毎日していれば、自ずと腰痛を生じてしまいます。

ですから、如何にして毎日の風呂掃除を体に負担を掛けずに行なうのか?が大切になってきます。

腰を痛めない風呂掃除の3つのポイント

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では、風呂掃除の際に腰を痛めないためにはどうしたら良いのか?そのポイントをお伝えしていきます。

1.立った状態か膝立ちで行なう
2.2点支持より3点支持
3.利き腕側の空間を磨く

これらが、風呂掃除の際に腰を痛めない為のポイントとなります。
では、もう少し詳しく一つ一つ解説していきたいと思います。

1.立った状態か膝立ちで行なう

椎間板へのストレス割合

風呂掃除の際に一番してはいけない姿勢・・・・。

それは「前屈みの姿勢」です。

上記の図を見て頂いても解ると思いますが、


普通に立っている時に比べて、立って前傾(中腰の状態)時は腰へのストレスが1.5倍かかります。


更にその状態で手で壁を磨いたりするとそのストレスもかかりますので余計に大きな負担となります。

ですから、風呂掃除の際は真っ直ぐ立った状態を基本姿勢とします。


下の方を磨く際は立ったままでは出来ませんので、膝を床に付けた膝立ち状態で磨くようにして下さい。

間違っても、「くの字」や「への字」の姿勢で磨かないで下さい。

2.2点支持より3点支持で行なう

2点支持より3点支持とは?

これは、カメラの三脚をイメージして頂くと分かりやすいと思います。


カメラの三脚が二脚だったら、少し力を加えると前後左右に動いてしまうのは何となくイメージできませんか?

でも、これが三脚だったら、少し力を加えたくらいであれば前後左右にそこまでは動かないはずです。

これと同じで、風呂掃除の際も3点支持にする事で腰への負担を減らすことが出来るのです。

例えば、床を磨く際に両膝を着いて磨く場合だと基本的な支持点は両膝の2点です。
この状態だと下半身はある程度固定されているので安定していますが、上半身はどこも固定していないので不安定な状態になります。

不安定な状態になると、それを補うために腰が頑張ってしまいます。

では、腰が頑張らなくてもいいようにするには?

それは、両膝を着いて片手を床や壁に当てて下さい。そうすることで、三脚と同じく3点支持になるので上半身も下半身も安定し腰への負担が少なくなります。


ちょっとした事ではありますが、これをやるか?やらないか?で腰へのストレスは大きく変わります。

3.利き腕側の空間を磨く

壁や床などを磨く際は利き腕側の空間をするようにして下さい。

例えば、右利きの方であれば右腕を前ならえにした部分を中心点にして、
中心点から半径約50cmを磨くようにして下さい。

これが、左側100㎝の辺りを磨こうとすると体を左斜めに倒した状態で磨かなければなりません。


この状態は不安定な姿勢なのでより体に負担が掛かりやすくなり、直ぐにしんどくなったり、腰痛を生じたりします。

体の左右のバランスを整える意味でも、
左側空間の場合は無理に右手で磨こうとせず左手を使って磨く練習をしてみて下さい。

初めはぎこちなくてやりにくいかもしれませんが、体のバランスを整えるためや、無理に右手で左空間を磨くことで無理な体勢にして腰を痛めるのであれば、継続して慣らす価値はあると思います。

まとめ

施術

本日は腰を痛めない風呂掃除の3つのポイント

このテーマについてお話してきました。

「風呂掃除をすると腰が痛い」
「風呂掃除の中腰が辛い」
「風呂掃除をするとドッと疲れが出る」

あなたは、こんな症状でお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、風呂掃除の際に体の使い方が間違っている可能性が高いです。

風呂掃除を週に1日だけ行なうのであれば、多少無理な体勢であっても問題無いかも知れません。でも、風呂掃除は毎日行う家事の一つです。

毎日負担のかかる姿勢で行なっていると、その蓄積疲労はいつか爆発して問題を生じます。


それが「腰痛」として生じる場合が多いですが、腰痛以外にも「肩こり」「首こり」「背部痛」「肘痛」「手首痛」「膝痛」「倦怠感」などと多岐に渡って症状として出てきます。

そういった症状は一度発生すると慢性化しやすいので、日常生活・仕事・趣味に悪影響を及ぼし、本当にやりたい事に全力で取り組むことが出来なくなります。

それを防ぐためには、

風呂掃除の際は
「立った状態か膝立ちで行なう」
「2点支持より3点支持」
「利き腕側の空間を磨く」

上記3点のポイントを意識・実践してみてください。

これらを意識するだけでも、
家事の中でも体に大きなストレスを与える風呂掃除をストレスなく快適に行なう事が出来るようになります。

もし、既に腰痛などの症状が出ているのであれば体のバランスが崩れてしまっていると考えられます。


その場合は、先ず体のバランスをある程度整えてもらってから3つのポイントを意識・実践することで、再発防止に努めることが出来ますよ!


今回の内容に関してご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。

過去の記事はこちら

腰を痛めない物の運び方

本日、お伝えするのは・・・。

『腰を痛めない物の運び方』

このテーマについてお話していきます。

「段ボールを移動させようとしたらぎっくり腰に・・」
「物を運ぼうとすると腰が辛い」
「食器を重ねて運びたいけど数枚ずつ運んでいる」

あなたは、こんな症状でお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、物を運ぶ際の体の使い方が間違っている可能性があります。

季節の変わり目は体にダメージが蓄積しやすいです。

間違った方法で物を運んでいると疲労が蓄積して、ある時に「ギクッと」腰を痛めるぎっくり腰になってしまいます。

ぎっくり腰になると、日常生活や趣味、仕事も満足に出来なくなります。
そうならない為にも、正しい体の使い方を覚えておいて下さい。

私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。

治療家歴15年の経験と、延べ2万5千件以上の施術実績があります。

対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。

この記事では腰を痛めない物の運び方について解説しています。

この記事を読むことで、季節の変わり目に多く発生する「ギックリ腰」やぎっくり腰には至っていないが、物を運ぶときに腰が辛いなどのお悩み解消が期待できます

結論として言いたい事は、

物を運ぶ際は
「肘を胴体に密着させる」
「出来るだけゆっくりと運ぶ」

の2つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに物を運ぶことが可能になるという事がお伝えしたいことです。

あなたはこんな姿勢で物を運ぼうとしていませんか?

質問

物を運ぶ際に腕の力で運ぼうとしていませんか?

・物と自分の体との距離が開いた状態
・肘をピンと伸ばした状態で運んでる
・体を大きく後に反らせて運んでいる

筋肉量が多い男性であればまだしも、
筋肉量が基本的に少ない女性がこの運び方をしようとすると体に非常に大きなストレスがかかります。

腕がしんどくなるのは勿論ですが、
間違った物の運び方をしているので通常以上の力を要するので、体を大きく後に反らせて腰の筋肉も沢山動員して持とうとするので腰に大きな負担がかかるのです。

腰を痛めないための運び方のポイント

では、物を運ぶ際に腰を痛め無いためにはどうしたら良いのか?そのポイントをお伝えしていきます。

1. 肘を胴体に密着させる
2.出来るだけゆっくりと運ぶ

これらが物を運ぶ際に腰を痛めない為のポイントになります。
では、もう少し詳しく一つ一つ解説していきたいと思います。

1.肘を胴体に密着させる

よくあるパターンとして、肘をピンと伸ばした状態で持つパターンです。


例えば、段ボールを運ぶ際であれば肘をピンと伸ばして上体を後に大きく反らせ、太ももの辺りで段ボールをボンボンと蹴るような形になりながら物を運んでいる光景がよく見られます。

この状態は、支点・力点・作用点の関係から物と自分の体との距離が遠くなるので余計に重たくなり大きなパワーを要します。

では、これを避けるために必要なことは何なのかと言うと、


「肘を軽く曲げて胴体に密着させた状態で持つ」

たったこれだけのことです。
たったこれだけで体への負担度が大きく下がります。

肘を伸ばした状態と肘を軽く曲げた状態を比べると、ちょっとした違いの様にしか思えないかもしれませんが、このちょっとした距離の違いが体への負担を大きく軽減してくれます。

2.出来るだけゆっくりと運ぶ

もう一つは、物を運ぶ際に出来るだけゆっくり運ぶことです。

えっ?!

重くてしんどいのにゆっくり運ぶの?!
と言われそうですが、そうなんです。

但し、ある条件下においてゆっくりと運んで欲しいんです。それは、運ぶ物が不安定な物の場合です。

例えば、
・お皿を重ねて運ぶ場合
・夕食をお盆に載せて運ぶ場合
・鍋にたっぷりとスープが入っている場合
・段ボールの内容物が中で動く物

など、運ぶ物が不安定な場合はゆっくりと運んで欲しいのです。

なぜなら、早く運ぼうとすると不安定性が増すので余計に大きな力を要してしまうからです。最悪の場合、積み上げた荷物を落としたり、スープをぶちまけたり・・・。

一方、運ぶ物が不安定性が生じない物なのであれば、肘を胴体に引っ付けてスピードが早くても構いません

まとめ

施術

本日は腰を痛めない物の運び方

このテーマについてお話してきました。

「段ボールを移動させようとしたらぎっくり腰に・・」
「物を運ぼうとすると腰が辛い」
「食器を重ねて運びたいけど数枚ずつ運んでいる」

あなたは、こんな症状でお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、物を運ぶ際の体の使い方に問題がある可能性が高いです。

季節の変わり目や連休明けは気温や湿度の変化に体が追い付いていません。
ですので、いつもであればそこまで負担にならないストレスであっても大きなストレスとなって体に蓄積されます。

そんなストレスを蓄積していると、何かの拍子で我慢の限界が来て「ドンッ」と症状が出てきます。
それが、ぎっくり腰のような急性症状となるのです。

多くの方が、物を運ぶ際に肘を「ピンッ」と伸ばして上体を後に反らせて運んでいます。

この姿勢は、自分の体と運ぶ物の距離が遠くなるので支点・力点・作用点の関係上より大きなパワーを必要とします。

物を持っている腕の力はそんなに強くありませんので、その分腰が頑張らないといけません。だから、腰に負担が掛かってしまうのです。

では、これらを解消するためにはどうしたら良いのか?

それには、2つのポイントがあります。

1.肘を胴体に密着させる
2.出来るだけゆっくりと運ぶ

この2点だけ意識してみて下さい。

ちょっとした違いではありますが、そのちょっとした違いが大きな違いを生みます。

ぎっくり腰は一度症状が出てしまうと、大きく日常生活に支障を来します。
だから、ならないための体の使い方を知り実践する必要性があります。

なってから対策を講じるのではなく、なる前に予防できると後々後悔せずに済みますのでぜひ実践してみて下さい。

今回の内容に関してご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。

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チョットした気づき

突然ですが、あなたは「脱力」出来ていますか?

頭痛・肩こり・首がガチガチ・肘痛・手首が痛い・腕がパンパン

こんな症状はあなたが「脱力」出来ていない事が原因の可能性があります。

「脱力」って言葉で言うと簡単ですが実は殆どの方が出来ていないんです。

ここで一つ実験をしてみましょう!

➀親指、人差し指、中指だけを握って首を左右に動かしてみて下さい。
②小指、薬指、中指だけを握って首を左右に動かしてみて下さい。

さて、どちらの方がスムーズに首を動かせましたか?多くの方が②のパターンの方がスムーズに動かせたと思います。

現代人は普段から親指・人差し指・中指に力を入れ過ぎの傾向があります。スマホやタブレット、パソコン利用時などがその典型です。

他にもペンやお箸、歯ブラシ、ハサミ、包丁、ハンドルなど。これらを使っている時に、親指・人差し指・中指で力強く握っていませんか?

今まで意識していなかったから気づかなかったと思いますが、意識してチェックしてみると、多くのお方が過剰に力が入っていると思います。

こういった日常生活動作においての過剰に力を入れる動作を毎日何回も繰り返すことで「脱力」が出来なくなってしまいます。

もはや自分で力が入っていることを認識出来なくなり、力が入っている状態が正常だと認識してしまうのです。

その結果、指の緊張がどんどん頭の方に昇っていくことで、頭痛・肩こり・首がガチガチ・肘痛・手首が痛い・腕がパンパンなどの症状が生じるのです。

これらの症状を無くすためには、いかに「脱力」するか?が重要になります。


本来、 ペンやお箸、歯ブラシ、ハサミ、包丁、ハンドル操作などに過剰な力は必要ありません。


逆に脱力した方が、上手に文字を書いたり、食べ物を掴んだり、歯垢を取り除いたり、切ることが出来ますよね?

スポーツ選手や施術家もそうです。
「脱力」が上手い人ほど一流と呼ばれ、結果を残し続けています。

あなたは今日、チョットした自身の癖に気づいたと思います。だから、今日から「脱力」を意識してみて下さい。

正直、これは簡単では無いです。意識していても出来ない事もあります。

でも、意識して「脱力」しようとすることで体は変化していきます。
何もしなければ体は何も変わりません。

だからこそ、今すぐ「脱力」意識してみませんか?

 

 

 

通常初回施術費10,000円のところ

初回限定特別価格2,980円
(税込)

初回割引は1日1名様限定

【完全予約制】
施術のご予約は今すぐお電話

080-7651-4199

【受付時間】9時~20時 
【定休日】不定休

※施術中は電話に出られませんので留守番電話にお名前と電話番号を伝言下さい。後ほどおかけ直しいたします。

※営業時間は9時~20時までですがメールフォームからのご予約は24時間・年中無休で承っております。
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