2022/02/14(月)
座っていると起こる腰痛を防ぐ6つのポイント
カテゴリー:腰痛
本日、お伝えするのは・・・。
『座っていると起こる腰痛を防ぐ6つのポイント』
このテーマについてお話していきます。
「しばらく座っていると腰が痛くなる」
「どういう座り方が一番腰に負担を与えないのか?」
「在宅になってから腰痛になった」
「車を運転していると腰が痛くなる」
あなたは、このようなお悩みありませんか?
実は人間の体は構造上、立っている時よりも座っている時の方が腰に1.4倍のストレスがかかります。
たかが座り方、されど座り方。
在宅ワーク等で座ることが多くなった昨今、そのまま間違った座り方を続けていると慢性的な腰痛になってしまいますよ!
私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。
治療家歴15年の経験と、延べ2万5千件以上の施術実績があります。
対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。
この記事では正しい座り方を知り・実践することで腰痛や歪みが生じない方法について解説しています。
この記事を読むことで腰に負担を掛ける姿勢を避ける事は勿論、疲れにくい体を獲得することが可能になります。
また、普段から骨盤や肩の高さが違う等の体の歪みにも影響しますので気になる方には重要な内容です。
ストレッチや体操、マッサージ、整体など色々な事をして体のケアをしても直ぐに歪みや痛みが戻ってしまう!
そんな方は、座り方が悪い為に起こっている可能性があります。
しっかりと正しい座り方について理解することで再発を防ぎ、快適な状態で仕事やプライベートにうちこむ事が出来ます。
結論として言いたい事は、普段の座り方を見直しましょう!
在宅が多くなった昨今では「座る」という姿勢が多くなっています。運転中も座るという動作に該当します。
そのような日常生活で行なう「座る」際に6つのポイントである、「股関節と膝の角度」「肘の角度」「足裏を着ける」「背もたれに深く座る」「顎を引く」「足を置く位置」を意識実践することで、腰痛が生じない、歪みが生じない体になりますよ!という事がお伝えしたいことです。
あなたは普段どんな座り方をしていますか?
最近は在宅での仕事が増えているので「座る」という動作をする機会が多いと思います。
家で座ることはあまり無いよという方は「車の運転」はどうでしょうか?
これも座っていますので、仕事の関係やプライベートでよく長時間運転する方も「座る」動作をよくしているという事になります。
では、あなたは普段どんな座り方をしていますか?
- 足を組んで座っている
- 背もたれに背中を当てて座っている
- 背中が丸くなった猫背状態で座っている
- あぐらや正座をして座っている
多くの方が上記の何れかに該当する姿勢で座っているのではないでしょうか?
もしくは、もっと違った珍しい座り方をしている方もいるかも知れません。
腰痛や歪みを生じる悪い座り方!
元々、人間の体は構造上「座る」ための構造にはなっていません。
立ったり、歩いたり、走ったりには対応できますが「座る」という動作はあまり得意としていません。
立っている時に比べて、座っている時の腰へのストレスは1.4倍かかる。
立っている時に比べて、座って前屈みの時の腰へのストレスは1.8倍かかる。
立っている時に比べて、仰向けに寝た時の腰へのストレスは1/4に減る。
以上のような研究による結果が出ています。
つまり、立っているよりも座っている方が腰に大きなストレスがかかるということなのです。
そもそも、座るという動作が腰に負担をかけるのに、間違った座り方をすることで更に体に大きなストレスをかけるので、結果腰痛や歪みの原因となるのです。
では、間違った座り方とはどういったものなのか?
- 足が地面に接していない。
カウンターチェアの様な高い椅子のため足が浮いていたり、細い足置きに足を置いている状態 - 背もたれに寄りかかって横から見ると斜線「/」のようになって座っている。
- 椅子の手前に浅く座っている。
- 両足を椅子の真下に引いて座っている。
- 背中が丸く猫背姿勢になっている。
- 頭が前に突き出したような状態になっている。
- 足を組んで座っている。
挙げればキリがありませんが、上記が主な間違った座り方です。
どうでしょうか?あなたは普段こういう姿勢していませんか?
体に負担が掛からない良い座り方!
では、どういった座り方をすれば腰痛や歪みが生じにくいのか?
それは、これらの6つのポイントが重要になってきます。
- 足全体を地面に接して座る
- 股関節と膝は横から見た時に90度位に曲げた状態を保つ
- パソコン作業時などは、肘が横から見た時に90度位に曲げた状態を保つ
- 背もたれに深くもたれて座る
- 顎を引く
- 足を置く位置は椅子の下では無く椅子の前に置く
以上が腰痛や歪みを生じさせない6つのポイントです。
女性と男性での座り方の違い
上記で述べたポイントが体に負担を掛けない座り方ではありますが、女性と男性では特に外出時での座り方に違いがあります。
男性の場合
左脚と右脚の隙間は自分の肩幅程度に広げて座る。
特に男性に多いのが、両足は同じ位置にあるが両膝が大きく開いた「がに股」姿勢になっている。これは止めて下さい。
女性の場合
左脚と右脚の隙間は空けずに足と膝が引っ付けた状態で座る。
足と膝が引っ付いていれば、足の置く位置は右でも左でもどちらでも大丈夫です。
アナウンサーのように斜めに足を倒した座り方です。
この座り方であれば、体への負担は少ないですし見た目にも上品なので女性にはお薦めです。
まとめ
今回は「 座っていると起こる腰痛を防ぐ6つのポイント!」というテーマでお話しました。
「しばらく座っていると腰が痛くなる」
「どういう座り方が一番腰に負担を与えないのか?」
「在宅になってから腰痛になった」
「車を運転していると腰が痛くなる」
このような事が思い当たるのであれば、普段の座り方を見直す必要性があります。
元々、人間の体は構造上「座る」という姿勢に対応するようには作られていません。
そのため、座る動作を長時間していると体に大きなストレスがかかります。
その上、間違った座り方をしていると腰痛や体の歪みを生じる原因となります。
間違ってもこのような座り方はしないで下さい。
- 足が地面に接していない。
カウンターチェアの様な高い椅子の為足が浮いていたり、細い足置きに足を置いている状態 - 背もたれに寄りかかって横から見ると斜線のようになって座っている。
- 椅子の手前に浅く座っている。
- 両足を椅子の真下に引いて座っている。
- 背中が丸く猫背姿勢になっている。
- 頭が前に突き出したような状態になっている。
- 足を組んで座っている。
意識し実践して欲しい正しい座り方はこれら6つのポイントになります。
- 足全体を地面に接して座る
- 股関節と膝は横から見た時に90度位に曲げた状態を保つ
- パソコン作業時などは、肘が横から見た時に90度位に曲げた状態を保つ
- 背もたれに深くもたれて座る
- 顎を引く
- 足を置く位置は椅子の下では無く椅子の前に置く
座り方一つではありますが、これらを意識することで日常生活でのストレスが蓄積しにくくなります。
それによって腰痛などの痛みや、骨盤や肩の高さが違う等の歪みが生じにくくなったり、最近疲れが取れにくいなどの症状を解消する事が可能となります。
先ずは、自分が普段どんな座り方をしているのか?をチェックして下さい。
そして、正しい座り方をしていないのであれば、今すぐに実践して習慣化するようにしてみて下さい。
体をしっかりと整えた上で正しい座り方を実践し、今後もストレスの無い生活を過ごしたい!とお考えの方は今すぐご連絡下さい。
過去の記事はこちら