2022/03/21(月)
起床時の腰痛を無くすたった1つの習慣
カテゴリー:腰痛
本日、お伝えするのは・・・。
『起床時の腰痛を無くすたった1つの習慣』
このテーマについてお話していきます。
「朝起き上がる際に腰がズキッと痛む」
「目覚めて直ぐに起き上がれない」
あなたは、こんなお悩みありませんか?
前回、「腰痛の人が”失敗しない”寝具選び」についてお伝えしましたが、
寝具を整えても腰痛を生じる方もいます。
そんな方が対策もせず、目覚めて直ぐにパっと起きるという動作を繰り返すのはお勧めできません。
何故なら起床時に腰痛が生じるのは、体に負担が掛かっているから生じているのです。
だから、負担が掛かっている部分を解放してあげないと起き上がる度に腰痛が生じます。
さあ、今日も一日頑張ろう!という時に毎回「痛み」というストレスを生じるのって嫌じゃないですか?
私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。
治療家歴15年の経験と、延べ2万5千件以上の施術実績があります。
対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。
この記事では起床時の腰痛を無くすたった1つの習慣について解説しています。
この記事を読むことで、起床時の起き上がる際の腰痛が解消され、痛みのない充実した毎日を過ごすことができるようになります。
結論として言いたい事は、
「起床時に起き上がる前に足開き運動をして下さい」と言うことです。
起床時起き上がる前にこの一手間を入れて下さい!
それによって、起床時の腰痛を回避することが出来るんです。
これが今回お伝えしたい内容となります。
起床時の腰痛の原因
起床時の腰痛の原因は主に2つあります。
・反り腰
・寝返り不足
1つは反り腰です。
反り腰姿勢が体に定着していると、寝ている際も反り腰姿勢になっています。
そうすると、腰の筋肉が「ギュー」っと縮んている状態になります。
起床時に体を起こそうとする際には腰の筋肉を伸ばさないといけません。
でも、寝ている間中縮んでいる状態をしていたので急に伸ばそうとすると伸びなくて痛みが生じます。
もう1つは寝返り不足です。
寝返りが大切なのは以前お伝えしました。
特に仰向けに寝ている際は内臓が重力の関係性もあり、床方向に落ちてきます。
そうすると、内臓と床の間にある筋肉が圧迫を受けます。
寝返りをしていれば腰の筋肉への負担はそこまで掛かりませんが、寝返りが無いと、腰の筋肉が圧迫を受けてうっ血します。
その結果、筋肉への血流が悪くなり痛みを生じるのです。
対策法
では、起床時の腰痛を無くすためにはどうしたら良いのか?
体を整えたり、寝具を整える事も大切ですが少し時間がかかります。
でも、これは今すぐ今日から出来ることです。
それは、
「起き上がる前に足開き運動」をする!
という一手間を入れるだけです。
やり方は以下の通りとなります。
1.仰向けに足を伸ばして寝る
2.膝を曲げて膝を立てた状態にする
3.左右の足の裏を合わせながら膝を外側に開く
4.開いた膝を元に戻して膝を立てた状態に戻す
5.この開いて閉じての動作を2~3分繰り返します。
早いスピードでする必要はありません。開いた状態で2秒静止するイメージでゆっくりと実施して下さい。
痛みやストレッチ感を強く感じる場合は、心地いい程度にするなど無理のない程度に調整して実施して下さい。
この運動は仙腸関節や股関節という関節の運動になりますが、
大切なのは仙骨に刺激を入れるということです。
仙骨に刺激を入れることで、腰周囲を興奮性を抑えリラックスさせることが出来るのです。
実施中は仙骨が動いているのを意識して実施するとより効果的です。
もし意識するのが難しければ、仙骨の下に自分の両手を座布団のように敷いて実施すると意識しやすくなります。
起き上がり方
上記の足開き運動を2~3分してから起き上がるのですが、起き上がり方にも注意して下さい。
腹筋運動をするように真っ直ぐ体を起こそうとすると腰に大きな負担がかかります。
ですので、一旦横向きになってから手を使って状態を起こしてあげると腰への負担を大幅に減らすことが出来ます。
人間の体はチョットしたことで悪くなりますが、チョットした工夫をすることで良くもなります。
まとめ
今回は 『起床時の腰痛を無くすたった1つの習慣』 というテーマでお話しました。
「朝起き上がる際に腰がズキッと痛む」
「目覚めて直ぐに起き上がれない」
このような症状でお悩みの方は起床時に1つの習慣を入れてから起きるようにしてみて下さい。
起床時の腰痛の原因は「反り腰」「寝返り不足」です。
それらを解消するには、体を整える・寝具を整えるなどが大切ではあります。
しかし、これらは今日言いますぐに変える事は難しいです。でも、これは今すぐ今日から実践できることです。
それは、
「起き上がる前に足開き運動」をする!
という一手間を入れるだけです。
1.仰向けに足を伸ばして寝る
2.膝を曲げて膝を立てた状態にする
3.左右の足の裏を合わせながら膝を外側に開く
4.開いた膝を元に戻して膝を立てた状態に戻す
5.この開いて閉じての動作を2~3分繰り返します。
これを起きる前に実践することが重要です。
また、起き上がる姿勢も腹筋運動のように真っ直ぐに起きようとすると腰に大きな負担がかかります。
ですので、一旦横向きになってから手の力を利用して起き上がるようにすると腰痛を生じずに起き上がることが出来ます。
痛みや違和感などは全て、あなた自身の今までの習慣(生活習慣・食習慣)の結果生じている物です。
なので、今ある問題を改善する為にはそこを変える必要性があります。
どんなに最高の施術を受けたとしても、そこが変わらなければ元に戻ってしまう可能性が高いです。
朝一から腰痛が生じて、ストレスが溜まって嫌だ!!何とかしたい!
そんな方は是非、足開き運動を実践してみて下さい。
もっと詳しく知りたいという方やご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。
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