2022/10/07(金)
姿勢不良があなたの集中力を奪う
カテゴリー:院長ブログ
今回は「姿勢不良があなたの集中力を奪う」というテーマについて述べていきたいと思います。
あなたは集中力が持続せずにお悩みではありませんか?
・集中力が持続しないので仕事が定時で終わらず毎日残業
・勉強しようと机に座ったが直ぐに違うものに気を取られる
・子供が5分も座っていることができない
・さあ、用事をしようと座ったが意識がボーっとしたり、あくびが出てきてはかどらない
このような症状があるのであれば、姿勢を見直してみると改善される可能性が高いです。
集中力をコントロールしているのは「脳」であり、その脳の中の「前頭葉」という部分が中心として働いています。
ですので、前頭葉を活性化する事が重要になってきます。
脳は大きさ自体は全体重に占める割合の2%ほどです。
そんな小さな器官ではありますが、全血液の15%が脳へと集まっています。
脳がいかに沢山のエネルギーを求め、使っているかが解ると思います。
そんな脳と密接に関係しているのが「姿勢」なのです。
仕事中・自宅でこんな風になっていませんか?
・猫背姿勢
・片肘をついて体が斜めになっている
・足を組んでいる
・背もたれに背中だけ付けて座っている
先程も述べたように脳は沢山のエネルギーを必要とし、使っています。
エネルギーとなるのは、「ブドウ糖」「酸素」の2つです。
そして、この2つを脳や全身に運ぶのが「血液」になります。
なので、上記に挙げたような座り方をして姿勢が崩れると血流が悪くなります。
血流が悪くなるという事はエネルギー源となる「ブドウ糖」「酸素」が脳や全身に運ばれずエネルギー不足になります。
そうすると、エネルギー不足により思考・活動することができなくなってしまい、集中力が続かなくなってしまうのです。
では、これらを防ぐ為にはどうしたらいいか?
・15分に1回は立つ
同じ姿勢でいると脳への刺激が弱くなったり、筋肉が固くなってきて血流も悪くなります。ですので、立ったり座ったりと色々な刺激を脳や筋肉に入れることで集中力を持続させることができます。
・3つのポイントを意識する
「足裏を着ける」「骨盤の上に胸が乗っている」「首の上に頭が乗っている」の3つを意識してください。そうすることで、脳への刺激を入れたり筋肉が固くならないようにすることが可能になります。
最後に、ここまでは主に座っている場合のお話をしてきたのですが、実は私の本当のお勧めは別にあります。
それは・・・・「立って作業する」です。
立って勉強・仕事をすれば認知能力・集中力・判断力が上昇するという研究データも出ています。
日本では子供の頃からの教育で、勉強は座ってするものというイメージがあると思います。しかし、立って行なう事で体への負担軽減・集中力向上・想像力向上などが期待できます。
1度も試したことが無いよ!という方は是非1度試して見てください!
そして、やってみた感想を教えてくださいね。
それでは、本日はこの辺りで失礼します。
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