2022/10/21(金)
自分の呼吸をチェックしてみましょう!
カテゴリー:院長ブログ
今回のテーマは「自分の呼吸をチェックしてみましょう!」です。
前回、「正しい呼吸できていますか?」というテーマで呼吸に関してお伝えしました。
今回は自分の呼吸が良いのか?悪いのか?をチェックしてみましょう!という感じです。
呼吸は本来無意識下で行なうものです。
だから、現在呼吸の質が悪くてもそれを無意識下で続けているのです。
そこを改善していくには意識的に正しい呼吸の訓練をして改善へと誘導する必要性があります。
でも、無意識なので自分の呼吸が正しいか?悪いか?なんて解らないと思います。
だから、今回は現状の呼吸の状態を知る為の方法をお伝えしていきたいと思います。
今回、行なうのは”BOLTテスト(体内酸素レベルテスト)”という方法を使ってチェックしていきます。
BOLTスコアは数値が低ければ低い程呼吸過多の状態にあり、「倦怠感」「肥満」「睡眠障害」「喘息」「心臓病」などに陥りやすいということです。
BOLTテストの方法
*出来る限り正確なスコアを計測するために、テスト前の10分間は安静にしてから計測してください。
1.鼻から普通に息を吸い、鼻から普通に息を吐く
2.鼻をつまんで完全に空気が入るのを防ぐ
3.そのままの状態で「息をしたい」という最初の欲求を感じるまでの時間を測ります。息をしたいという欲求が良く解らないという方は、唾を飲み込みたくなったり、気管が縮むような感じになったり、腹筋がピクピクするような感じがサインだと思ってください。
4.欲求を感じた時点でストップウォッチを止めて鼻から手を離して鼻で呼吸を再開してください。
5.通常の呼吸に戻して終了。
注意点としては、これは今の呼吸状態をチェックするテストです。長さを競うものではありませんので無理はしないでください。
テストが終わった後に大きく息をしなければならないようなら、それは無理をして息を止めていたということです。その場合はもう一度無理のない程度でテストしなおしてみてください。
さて、あなたは何秒でしたか?
定期的に運動をされている方は、恐らく20秒前後ではないでしょうか?
しかし、BOLTテストの理想値は”40秒”です。
「え~!40秒も無理だよ」という方が多いと思います。
安心してください。今は無理に感じても繰り返し訓練すれば40秒も可能になります。
では、20秒以下だった。そんなあなたは要注意です。
なぜなら、20秒以下の方は恐らく「鼻づまり」「咳」「喘息」「睡眠障害」「いびき」「倦怠感」「息切れ」などの症状が現在あったり、今後発症する可能性があるからです。
BOLTスコアを向上させることで、運動能力・生活の質を向上させる事も可能です。
その為にも現状を知ることが大事になってきますので、先ずは自分の呼吸をチェックをしてみてくださいね!
それでは、本日はこの辺りで失礼します。
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