2023/03/24(金)
こんな飲み物は疲労回復を邪魔する!
カテゴリー:院長ブログ
今回のテーマは「こんな飲み物は疲労回復を邪魔する!」です。
疲労回復には生活習慣や食べ物も重要ですが、それ以上に気をつけなければいけないのが「飲み物」です。
飲み物は食べ物と違い調理する必要性がないので気軽に手に取ることができ、どこでも直ぐに飲めるというメリットがあります。
しかし、その一方で食べ物と違い消化の必要性が殆どないので、腸にダイレクトに流れていきます。
その為、飲み物によっては飲んだ直後に体に悪影響を及ぼすことがあります。
その結果、疲労取りたくても飲み物の影響で回復できない身体へとなってしまいますので注意が必要です。
今回は、そんな体に悪影響を及ぼす「飲み物3つ」について解説していきます。
では、疲労を取りたい方が真っ先に止めて欲しい飲み物ナンバー1
「清涼炭酸飲料」
これを普段から頻繁に飲まれている方は直ぐに中止してほしいですね。
清涼炭酸飲料の問題は糖分です。
・ペットボトル1本にティースプーン山盛り10杯分の砂糖が入っている
・1日に取っていい砂糖の量を1本で超えてしまう
などと言われています。
メーカーによって多少量は違ってきますが、清涼炭酸飲料は胃を早く通り抜けて一気に吸収されるので、血糖値が急激に上昇しやすくなります。
喉がカラカラの時や暑い時期などは、ついつい甘い清涼炭酸飲料が欲しくなりますよね?
でも、「甘い清涼炭酸飲料は疲れと肥満を招く危険なドリンク」だという事を理解して欲しいです。
次に注意して欲しい飲み物2つ目
「お酒」
仕事帰りに一杯、寝る前に一杯、息抜きに一杯など、色々な機会で飲むことがあると思います。
お酒に関しては気分転換・ストレス発散などで飲む場合は良いですが、
疲労回復という観点から考えれば全く適していません。
では、お酒は飲んではいけない!という事かと言うとそうではありません。
節度を保った量であれば構いません。
1つのアイデアとしてはお酒と一緒に「水」を飲んでください。
そうすることで、アルコール濃度を下げて身体への負担を減らすことが可能です。
また、水を一緒に飲むことで自然と飲酒量も減らすことが可能になります。
最後に注意して欲しい飲み物3つ目
「エナジードリンク」
近年、疲労回復には「エナジードリンク!」と言うようなCMが沢山流れて人気を呼んでいます。
その一方で、エナジードリンクの多量摂取によりさまざまな健康被害が生じています。
中には死に至った事例も見受けられます。
エナジードリンクとは、主にカフェイン、タウリン、グルクロノラクトン、ガラナ、ビタミンなどを添加した飲料を指します。
市場にはエナジードリンクとよばれる製品が数多く出回っており、含まれている成分の内容や量は多種多様です。
なかには、短時間のうちに多量に摂取すると体調に悪影響を及ぼす成分が高濃度で含まれているものもあります。
また、エナジードリンクには砂糖などの糖類も多く添加されている場合があるため摂取量には注意が必要です。
エナジードリンクを多量に摂取すると、主な含有成分であるカフェインによって健康を害することがあります。
カフェインを過剰摂取した場合の症状としては、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、血圧上昇、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等があげられます 。
欧州食品安全機関によると
望ましい1日あたりのカフェイン摂取量は
1日400ミリグラムまで。
また1回の接種で200ミリグラムを超えないのが望ましいとされています。
眠気覚ましや疲労回復にカフェインを取る際は含有量などをチェックしてから飲むようにしてください。
そもそも疲労は、1日中遊んでいた、1日中仕事していた結果に生じた疲労がその後も毎日続くというものではありません。
不摂生や不規則な生活を1週間、1ヶ月、1年と繰り返した結果に「慢性疲労」として出現します。
それを、1本や2本の飲み物だけで回復しよう!と考えるのは無理があります。
普段からの生活習慣を気にする事で、
疲労を蓄積させない・疲労を除去していく事が重要になります。
これは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは大変だと思います。
でも、未来の健康の為には必ず避けては通れない道です。
是非、頑張ってみてくださいね!
それでは、本日はこの辺りで失礼します。
何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。
また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。
過去の記事はこちら