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2022/07/15(金)

車の運転で腰を痛めない方法

カテゴリー:腰痛

 

本日、お伝えするのは・・・。

『車の運転で腰を痛めない方法』

このテーマについてお話していきます。

「運転をすると腰が痛くなる」
「長時間の運転で全身がバキバキになる」
「運転中の姿勢が悪いと言われる」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、運転中の座り方が間違っている可能性があります。

車の運転中は状況的に体を動かすことが出来ません。ですので、座り方を間違えると体に大きな負担がかかります。

そうすると、慢性的な腰痛を生じたり、腰が痛くて運転に集中出来ない!なんて事になり非常に危険です。

私はどこに行っても改善しないような慢性腰痛の方を専門に施術を行なっています。

対象は未就学児~90歳台の方までと様々な年齢層や様々な症状の方を施術してきました。

この記事では車の運転で腰を痛めない方法について解説しています。

この記事を読むことで車を運転する際の腰痛を回避し、仕事での長時間運転を苦痛なく出来たり、家族ともっと一緒にお出かけに行くことが出来るようになります。

結論として言いたい事は、

車の運転の際は
「背筋は真っ直ぐで背もたれと腰の間に隙間を作らない」
「肘は若干曲がる程度でハンドルを持つ」
「左足は軽く曲げる程度で置く」

の3つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに車の運転をする事が可能になりますよ!という事がお伝えしたいことです。

あなたはこんな姿勢で車の運転をしていませんか?

今、この記事を読んでいるあなたに聞きたい事があります。

車の免許取得時に教わった姿勢で現在も運転しています!と自信を持って言える方はいますか?

人間誰しも慣れてくると自身特有の癖が出てきます。

・肘を付いての運転
・片手での運転
・ハンドルにしがみ付くような前屈み
・大きく後に倒した椅子にもたれる

などなど、色々な癖で運転している方を散見します。

中には「その姿勢が一番楽だから」と言われる方もいます。

ここは大事なところなので覚えておいてください。

楽な姿勢 ≠ 腰に負担が掛からない姿勢

では無いということです。

腰を痛めずに車の運転をするためのポイント

チェックリスト

では、腰を痛めずに車の運転をするためにはどうしたら良いのか?そのポイント3つをお伝えします。

「背筋は真っ直ぐで背もたれと腰の間に隙間を作らない」
「肘は若干曲がる程度でハンドルを持つ」
「左足は軽く曲げる程度で置く」

これらが車の運転で腰を痛めない為のポイントになります。

では、もう少し詳しく一つ一つ解説していきたいと思います。

1.背筋は真っ直ぐで背もたれと腰の間に隙間を作らない

運転で腰を痛める人で多いのが、背もたれに全くもたれない人・背もたれを大きく倒してダレ~っとだらけた姿勢を取っているパターンです。

この2つに共通することは、腰と背もたれの間にスペースが生じているということです。腰と背もたれにスペースがあると腰の筋肉を多く使って頑張って体を支える必要性が生じます。

逆に腰と背もたれが密着していると、腰の筋肉はそこまで頑張らなくて大丈夫になります。

対策としては、

・背筋は出来る限り真っ直ぐになるように背もたれを調整して隙間を作らない
・どうしても隙間が出来てしまう場合は、クッションやタオルなどを腰と背もたれの間のスペースに挟む

以上のような対策を講じることで腰痛を防ぐことが可能となります。

2.肘は若干曲がる程度でハンドルを持つ

あなたは、ハンドルを握る腕は肘が伸びきっていますか?それとも若干曲がっていますか?

これは、若干肘が曲がっているのが正解です。

肘が完全に伸びた状態で運転を続けると、腕や肩、肩甲骨周りに負担がかかります。

若干肘が曲がる事によって、腕・肩・肩甲骨周りがゆったりした状態になるので負担が掛かりにくくなります。

上半身がガチガチになって動かなくなってしまうと、その分腰を頑張って動かそうとします。その結果、腰痛を生じてしまうのです。

腰は会社で言うと「社長」です。肩や股関節が「部下」になります。
普段腰は基本的にそんなに頑張って働かないのです。

それが、急に頑張って働かないといけない状況になると無理が祟って倒れちゃう・・・。
こんなことってよくありますよね。

更にハンドルを握る為のポイントとして意識して欲しいことは、

「ハンドルを握る位置」

これが意外と重要になってきます。

ハンドルを握る位置の理想は時計でいうと、

「10時と2時の位置」「9時と3時の位置」

これを意識してみて下さい。

そうすることで自然と肘が曲がった状態になりやすくなり、腕・肩・肩甲骨周囲に負担が掛かりにくくなり、腰痛を生じにくくする事が可能となります。

3.左足は軽く曲げる程度で置く

現代においては仕事の関係でMT車を利用されている方もいるとは思いますが、殆どの方がAT車だと思います。

ミッション車と違い、オートマ車は右足だけの操作だけでOKなので操作は楽ちんになりました。

しかし、その分左右の足の置く位置が違う事で腰痛を生じる方が多く発生するようになりました。

ポイントとして「左足の置く位置」が重要になってきます。

左足はフットレストにしっかりと載せる!

これが非常に重要になります。

フットレストに載せないで座席の方に大きく膝を曲げたり、あぐらを組むような感じにしないでください。

こういったことをすると、左荷重になり左腰への負担が大きくかかります。

理想は「左右均等に腰に荷重がかかる」ことです。

その為には、左右の足は同じような姿勢を取らなければいけません

その為、右足は膝を軽く曲げる程度でアクセルやブレーキを踏んでいると思われますので、左足も同じように軽く膝を曲げた状態にすればいいのです。


それを自然と出来るのがフットレストなのです。

ですので、左足はフットレストに足を置いて左膝が自然と軽く曲がった状態にして腰に左右均等に圧力が掛かるようにすることで、腰痛を生じにくくする事が可能となります。

まとめ

施術

本日は車の運転で腰を痛めない方法

このテーマについてお話してきました。

「運転をすると腰が痛くなる」
「長時間の運転で全身がバキバキになる」
「運転中の姿勢が悪いと言われる」

あなたは、こんなことでお悩みではありませんか?

こんな症状がある方は、車の運転中の座り方に問題がある可能性が高いです。

車の運転中は状況的に体を動かすことが出来ません。
ですので、座り方を間違えると体に大きな負担がかかります。

そうすると、慢性的な腰痛を生じたり、腰が痛くて運転に集中出来ない!なんて事になり非常に危険です。

では、今後そういった腰痛にならない為にはどうすればいいか?

車の運転の際は
「背筋は真っ直ぐで背もたれと腰の間に隙間を作らない」
「肘は若干曲がる程度でハンドルを持つ」
「左足は軽く曲げる程度で置く」

の3つのポイントを意識して実践することで腰を痛めずに車の運転をすることが可能になりますよ!という事がお伝えしたかったことです。

今回の内容に関してご質問のある方は、LINE・メールからお問い合わせ下さい。

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