2022/12/23(金)
寝室温度問題の解決策とは?
カテゴリー:院長ブログ
今回のテーマは「寝室温度問題の解決策とは?」です。
一人暮らしの時は全く悩まなかったけど、夫婦・家族で同じ寝室で寝る場合に悩む事。
その中の1つとして思い浮かぶこととして、寝室の温度問題ありませんか?
あなたはこんな事を感じた事ありませんか?
・夫がクーラーの温度を低く設定するので私は寒くて寝れない
・妻が寒いと言ってクーラーの温度を高めに設定するので暑くて寝れない
・子供が暑がりなのでクーラーの温度を低めに設定しているので寒い
・子供は掛け布団を掛けずに寝るから温度を高めに設定しているので暑い
このような事はありませんか?
恐らく、殆どの家庭で全員が快適に感じる温度で寝れている方は少ないのではないでしょうか?
その位、寝室の温度設定で多くの方の悩み事になっています。
ある調査によると、寝る時に最適だと思える室温は男女において平均3℃の差があるそうです。
基本的には男性が女性よりも低い温度を最適に感じる傾向にあります。
あなたは3℃差と聞いてどう感じますか?
私は非常に大きな差だなーと感じました。
27℃と30℃、17℃と20℃
文字で見ても過去の実体験としてもこの差は大きいなと感じました。
しかもこれが、外出時とか活動時であれば未だしも、寝ている時なので余計に温度差を感じやすくなると考えられます。
室温が自分にあってないと、暑く感じる場合も寒く感じる場合も両方ともに睡眠の質は低下します。
睡眠時間は確保してるのに温度が原因で睡眠の質が低下。なんて非常に勿体無いです!
では、この問題に対する解決策を先にお伝えします。
・夫婦、家族で話し合って快適な温度を探す
・寝具や寝間着で調整する
・冷暖房機を使用する
・別部屋で寝る
以上が私がお勧めする解決策となります。
では、もう少し詳しく1つ1つ解説していきますね。
夫婦、家族間で話し合って快適な温度を探す
家族と言えど感覚は千差万別です。どこまでが許容範囲内かを色々試して見て話し合って決めてみてください。
寝具や寝間着で調整する
特に寒く感じる場合の対応になります。
夏であろうと自分だけ冬用の掛け布団を利用したり、冬に自分だけ夏用の掛け布団を利用したりと掛け布団で暑い、寒いを調整する。
寝間着も同様に夏に冬服、冬に夏服のように寝間着で温度調整してみてください。
冷暖房機を使用する
夏に男性が暑く感じる場合、クーラーは女性の快適温度に設定して扇風機を男性側だけに当たるように設定する。
冬に女性が寒く感じる場合、エアコンは男性の快適温度に設定してヒーターを女性側だけに当たるように設定する。
このようにエアコンだけで室温を設定しようとせず、扇風機やヒーターなどの機器を補助で使用することでそれぞれの快適温度に近づけることが可能です。
別部屋で寝る
上記のように対策を講じたが、どうしてもお互いが感じる温度差に開きがある場合は別部屋で寝るようにしてください。別部屋で寝るのは寂しいですが、睡眠の質確保が最優先です。
既に上記で掛け布団調整に関して述べましたが、一般的に快適温度の差が3℃までなら掛け布団で調整できます。しかし、3℃以上開きがある場合は掛け布団だけでは調整が難しくなります。その場合は別々に寝る事を検討してください。夫婦、家族間でよく相談して判断してください。
以上が寝室温度問題の解決法となります。
睡眠の質は非常に大切です。
成長ホルモンの放出、記憶の整理、疲労回復、免疫力向上、自律神経の安定
これらが活発になるのが睡眠中です。
睡眠の質を高める事で、
・子供がすくすくと成長
・運動能力のアップ
・学習効率アップ
・毎日仕事をバリバリこなせる
・何歳になっても行きたい所に自分の足で行ける
こういった事が可能になります。
多くの家庭で、寒く感じている女性側が我慢している傾向があります。
家族の為に自分は我慢!
その気持ちは立派ですが、そんなことを続けていては睡眠の質低下でいつか限界が来て倒れてしまいます。
そうなる前に早速、今日家族としっかりと相談して寝室温度問題解決に取り組んでみてください。
それでは、本日はこの辺りで失礼します。
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