2022/11/25(金)
1週間元気に過ごす睡眠のポイントとは?
カテゴリー:院長ブログ
今回のテーマは「1週間元気に過ごす睡眠のポイントとは?」です。
当院には腰痛・肩こり・頭痛・膝痛など痛みでご来院される方が多いです。
しかしながら、痛い訳では無いけども「朝のスッキリ感が無くてしんどい」「週の始めは元気だけど中頃から疲労が強い」というお悩みでご来院される方も多数いらっしゃいます。
これは、子供も大人も関係ない傾向にあります。
休み最終日の夕方頃から憂うつな気持ちになったり、月曜日の朝に「また今日から仕事か」「仕事だるいな」「学校行きたくないな」と思いながらも無理やり出勤・登校している方もいます。
こうした休み明けの憂うつな気持ちのことを「ブルーマンデー症候群」とも呼ぶそうです。
今回はそんなスッキリ感を得られていない方、週の途中から疲労感が強い方、休み明けが憂うつな方にお勧めの内容となっています。
今回、月曜日~金曜日が出勤・登校で土日が休みの方をベースにお話しています。しかし、この考え方はご自身で応用は簡単に出来ますので安心してください。
ほとんどの方の睡眠は「平日パターン」と「休日パターン」の2通りになっている人が多いと思います。
平日であれば、○時に寝て○時に起きる。
休日であれば、平日より夜更かしして起きるのも昼前・・などとパターン化していると思います。
集計データによると、休日は平日に比べて平均1時間24分長いという結果が出ています。学生であればもっと差があるかもしれませんね。
しかし、この2つの睡眠パターンだけでは、スッキリ感や疲労感や憂うつ感を取り除くには不十分であり「曜日によって調整する」ことが大切になってきます。
考え方として最も大切なのが「月曜日の朝はスッキリ目覚めること」です。
これをしくじると、疲労感・だるい・やる気が出ない等のパフォーマンス低下は1週間続く事になります。
疲労感が強いからといって、昼寝を沢山したとしてもパフォーマンスを復活させるのは難しいです。
私は最近でこそ睡眠の重要性を理解したのでしていませんが、学生の頃や20代前半の頃は睡眠の質を自ら下げることをしていました。
あなたもこんな事してませんか?
・土日の休日はついつい夜更かしをして寝るのが遅くなる。
・深夜までスマホやタブレット、PC等で遊んでいる。
・翌日が休みだったら、お昼12時頃迄寝ている。
・最近寝不足気味でも、週末に寝溜めしたら大丈夫だと思っている。
私はこのような事をしょっちゅうしていました。
こんな事をしていると、睡眠の質が低下するのでスッキリ感が得られにくくなったり、週の中盤~後半にかけて疲労感が強く出たり、ふとした時に猛烈な睡魔が襲ってきたりとなるのは当然の結果です。
中にはここまでの事はしていないよ!睡眠時間は7~8時間は確保しているし土日もそこまで長時間寝ていない。
または、仕事の帰りが遅いのでどうしても毎日の睡眠時間を確保できない。
そんな方もいらっしゃると思います。
では、そのような方が睡眠の質を向上させる為に必要な事は何なのか?
それは、「月曜日の朝をスッキリ目覚められる週間設計を立てる事!」です。
基本的に1週間で最も疲労が蓄積するのは「木曜日」です。
もし、その疲労を無視していつも通りの睡眠を続けていると木・金曜日は疲労困憊の状態になりパフォーマンスも悪いので、集中力が持続せず仕事もはかどらないです。
そして、そんなボロボロの状態で休日を迎えます。
休日だから、夜更かししたり昼前まで寝たりと大きくリズムを変えがちです。
そうすると、月曜日は最悪のコンディションになります。
となると、その1週間は全滅ですよね?
そうならない為に「水曜日の夜~木曜日の朝の睡眠をしっかりと取る」事が大切になります。
水曜日の睡眠をしっかり取ることで1週間を元気に過ごすことが可能になりますし、休日の土曜日に夜更かしをすることも大きな問題にはならなくなってきます。
水曜日の夜はどんなに忙しくても、早めに就寝したり、飲み会には参加しない、宅飲みも控えるなどの工夫をしてください。
たったそれだけの工夫で1週間を元気に過ごせるんです。
今まで、平日パターンと休日パターンの2通りの睡眠パターンで過ごしてこられた方は 「月曜日の朝をスッキリ目覚められる週間設計を立てる事!」 これを意識してみてください。
仕事や体力によって疲れのピークが違っては来ますが、基本は木曜日が一番疲労が蓄積します。その為、水曜日にしっかりと睡眠を取る事をお勧めします。
それでは、本日はこの辺りで失礼します。
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