2023/02/03(金)
こんな体を温める食品摂ってますか?
カテゴリー:院長ブログ

今回のテーマは「こんな体を温める食品摂ってますか?」です。
体を温めると、体内のあらゆる臓器の血行がよくなり働きが活性化します。
内臓の働きが良くなると、腎臓や大腸の働きが促進されて便通や排尿などで余分な水分や老廃物を外へ排出することが可能になります。
しかし、現代の食習慣においては知らず知らずの間に体を冷やす食品を意外と多く摂っている方が多いです。
その結果、余分な水分が排出されず「冷え症」「便秘」「慢性痛」などの症状を作り出してしまいます。
ですので、何が体を温めるのか?何が体を冷やすのか?その辺りをしっかりと理解した上で状況に応じて食べ分けて欲しいのです。
今回は体を温める・冷やす食品や見分けるポイントを紹介していきたいと思います。
温める食品か冷やす食品かを見分けるポイント
・色
食品の色が「赤・黒・黄・オレンジ」などの暖色系の食品は体を温める作用があります。
逆に体を冷やす作用があるのは「白・青・緑・紫」などの寒色系になります。
ただし、暖色系でも、トマトや柿などは例外として体を冷やす作用がありますので注意して下さい。
・旬の時期
冬に旬な食品は体を温める作用があります。
逆に夏に旬な食品は体を冷やす作用があります。
判断が難しい場合は、原産国や収穫地を参考にしてください。
・育つ環境
寒い地方で育った食品は体を温める作用があります。
逆に南国などの温かい地方で育った食品は体を冷やす作用があります。
・発酵食品
発酵食品に入っている酵素は体の新陳代謝を促して体を温めてくれます。
大豆そのものは温める効果も冷やす効果もありませんが、発酵させて納豆や味噌、醤油などになると温める食べ物へと変わりますし、牛乳もチーズ変換させることで温める効果が期待できます。
体を温めたり、冷やしたりする食品一覧
温める食品
そば、りんご、ブドウ、さくらんぼ、プルーン
ごぼう、ニンジン、レンコン、ネギ、玉ねぎ、山芋、生姜
塩、醤油、味噌、ゴマ油、黒ごま、黒砂糖、唐辛子、漬物、明太子
ハチミツ、カボチャ、小豆、黒豆、納豆、いちじく、海藻類、チーズ
玄米、ゴマ、クルミ
赤みの肉、卵、エビ、カニ、イカ、タコ、貝、牡蠣
紅茶、ハーブティ、赤ワイン、日本酒
冷やす食品
バナナ、パイナップル、レモン、ミカン、メロン、スイカ、マンゴー、カレー、コーヒー、うどん
レタス、白菜、きゅうり、トマト、なす、ゴーヤ、ピーマン、水菜
マヨネーズ、白砂糖、洋菓子、豆乳、小麦、枝豆
バター、キノコ類、豆腐、白身の肉
牛乳、水、緑茶、清涼飲料水、白ワイン、ビール
※体を冷やす食品でも「熱・塩・発酵・圧力」等を加えることで温める食品に変わります。
・牛乳 → チーズ
・大根 → たくあんや切り干し大根
・緑茶 → 紅茶
・白米 → おにぎり、チャーハン
以上が体を温める食品、冷やす食品の一例となります。
いかがでしょうか?
あなたは傾向として普段どちらの食品を多く摂っていましたか?
多くの方が傾向としては冷やす食品を多く摂っていたのではないでしょうか?
そうすると、体が内側からどんどん冷えてきます。
そんな状態では、いくら外側からカイロや服などで温めようとしても意味がありません。
先ずは内側からしっかりと温めた上で、外側からも温めてあげると良いですね♪
それでは、本日はこの辺りで失礼します。
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