腰痛でお困りなら整体院 三宝

ポリフェノールって体に良いの?

今回のテーマは「ポリフェノールって体に良いの?」です。

突然ですが、あなたはポリフェノールについて家族や友人に効果効能などを説明できますか?

恐らく2割程度の方しかできないと思います。

知人が健康に良いと言っていた・・・
TVで健康に良いと言っていた・・・
雑誌に健康に良いと書いてあった・・・

名前はよく聞くけど、ただ体に良いらしいよくらいの知識だけで、何が良いのか?などの詳細はそこまで知らない・・・。
そんな感じだと思います。

でも安心してください!

結論を先に言うと、ポリフェノールは体に良いんです!

では、何が良いのか?
種類や摂取目安、摂り方について解説していきますので、しっかり理解して家族や友人に教えてあげてください。

ポリフェノールって何?

ポリフェノールは植物が光合成によって生成する抗酸化物質のことです。紫外線や乾燥、害虫、塩分、周囲に生息する菌などのストレスから身を守るために生成されます。

ほとんど全ての植物に含まれていて、植物の色や苦味の元になっています。ポリフェノールのもつ抗酸化作用は人間にも有用で、人間の体内で生成される「活性酸素」を取り除いてくれます。

活性酸素は免疫機能の低下や老化を引き起こします。そのほか、動脈硬化の原因となったり、ガンなどの疾患を招いたりする可能性があることも報告されています。

また、皮膚の脂質を酸化させてシミやシワの原因を作ることもあり、いわば健康や美容の大敵といえる物質です。

ポリフェノールにはこれらの活性酸素の悪影響を防ぐことが期待できるので、ポリフェノールを豊富に含む食品や飲み物を摂ることは健康や美容に良いといえます。

人類全員が避けて通れない老化

シミ、シワ、白髪などはハッキリと表に出てくるので、「年を取った」と思い知らされて嫌になりますよね。

そんな老化現象に抗うため、化粧で覆ったり、黒染めしたり、化粧水をしたりと毎日一生懸命行なう。
このように対策を講じるのは良い事だと思います。

ただし、注意点があります。
主に体の外側からこういった対症療法を行っても体内にある活性酸素が増えると、シミ、シワ、白髪などは対策を講じても、講じても一瞬で元通り、あるいは更に悪化してしまいます。

ですから、活性酸素対策を行なって体の内側から変えていく必要性があるということですね。

その他効果が期待できるもの

・更年期症状の改善
・血圧や血糖値の正常化
・殺菌作用

ポリフェノールの種類

一言でポリフェノールと言っても、実はポリフェノールは約8000種類あると言われています。

今から8000種類全てをここで説明することはできませんので、代表的なポリフェノールを挙げていきます。

・お茶に含まれているカテキン
・大豆に含まれているイソフラボン
・ブルーベリーに含まれているアントシアニン
・チョコレートに含まれているカカオ
・蕎麦に含まれているルチン

この辺りは、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

意外と身近にポリフェノールがあると思いませんでした?もしかしたら「私は意図せずポリフェノール毎日摂れています!」なんて方もいるかも知れません。

ポリフェノールの摂取目安や摂り方のコツ

意外にも我々日本人の生活の中にポリフェノールがあることが判明しました。
ポリフェノールに関しては1日に推奨される目安摂取量はありません。

私は割とポリフェノールを1日の中で摂っていそうなので問題ないな!と、思ったあなた!!

だから、一度に大量摂取しても2~3時間後にはほとんど体内から消えてしまっている事になります。

だから、摂り方のコツとしては、毎日数回に分けてこまめに取り入れるようにする!これが何よりも重要です。

ポリフェノールを体内に効率よく取り入れる際に注意点があります。

それは、ポリフェノールを摂る際は牛乳と一緒に飲まないようにしてください。牛乳と一緒に摂取すると吸収が阻害されてしまいます。

せっかく、意識的にポリフェノールを摂取しているのに同時・もしくは直後に牛乳を飲むと、吸収が阻害されてしまうので、体内の活性酸素が増えることになります。

一方で、ビタミンCはポリフェノールの吸収を高めてくれる成分なので、一緒に摂取するのをお勧めします。

ポリフェノールは健康や美容の両方に良い効果をもたらします。以外にもポリフェノールは日本人の食卓の身近にあります。

沢山摂れば効果が倍増!という訳にはいきません。ポリフェノールを適切量摂っても、大量に摂っても効果は同じです。
逆に大量に摂った方が胃腸への負担がかかる可能性があります。

ですから、ポリフェノールは数回に分けて摂り、1日の中で満遍なく体内にポリフェノールがある状態を作ることで、活性酸素を少なくする事が可能になります。

その結果、動脈硬化やガン、関節痛、シミ、シワなどを防ぐことが可能になります。

もし、普段からポリフェノールを割と摂っているよ!という方は、1日で満遍なく摂る、数カ月~数十年と継続的に摂る事を意識して生活してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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○○っぱなしで死亡リスクUP

今回のテーマは「○○っぱなしで死亡リスクUP」です。

あなたはタイトルの 「○○っぱなしで死亡リスクUP」 って何のことか分かりましたか?

もし、分かったのであれば普段から健康意識が高く、感も鋭く、自身でも勉強されている素晴らしい方ですね!!

では、正解をお伝えします・・・

「座りっぱなしで死亡リスクUP」でした。

ここ3年は新型コロナウイルスの影響で自粛期間が長くありました。

そのため、働き方なども大きく変わり、出勤する必要性が無くなって、家から外出することなくお仕事をなさっている方もいると思います。

こんな環境の変化があった世の中で、増加してしまったある良くないことがあります。

それは、外出を自粛していた事により自宅で座っている時間が非常に長くなったという事です。
実は座りっぱなしは立っているよりも、座っている方が非常に大きなストレスを体に与えます。

今回はそんな座りっぱなしの死亡リスクについて解説していきます。

また、リモートワークで無くても、普段から仕事でやむを得ず座りっぱなしになってしまう。そんな方への簡単な対処法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

座りっぱなしは死亡リスクが上昇する

ある研究によると、座る時間が2時間長くなると死亡リスクが15%上昇すると発表されています。

この研究は日本人6万人を7.7年間観察した研究で日本人にとって参考になるデータといえます。

更にこの研究結果で個人的に非常に衝撃を受けた部分があります。

それは、死亡リスクの上昇は余暇の運動量を増やしても抑制されない

これ、本当に驚きでした。

これはどういうことか?
例えば平日は仕事で1日中座っているとします。普段座りっぱなしで体に負担掛けてるし、運動不足だし、週末の土日は健康のために運動をしよう!と考えて実行する。

一見、非常に良い事をしているように思えます。

しかし!!

運動自体は健康を維持する為に非常に重要ですし、何歳になってもぜひ実施するべき事なのですが、平日に長時間座っている人の体には大きなストレスが掛かっているため死亡リスクが上昇します。

それを解消しようとして、週末に運動をしても死亡リスクの上昇自体は解消できない!ということなのです。

座りっぱなしが良くない理由

座りっぱなしは何故駄目なのか?

それは、

・元々人間の体は長時間座るようには作られておらず、歩いたり走ったりするのに適した体の構造になっている
 だから、長時間座っていると関節や筋肉に非常に大きなストレスを与えてしまう

・長時間座ることで、お腹や鼡径部、太ももなどにある大きな血管が圧迫されて血流が悪くなる。
 更に筋肉を使うことが殆ど無いので更に血流が悪化する。

座りっぱなしが体に及ぼす影響

座りっぱなしによる体への影響を調べているのは日本だけではありません。
世界的にも以前から注目を浴びていました。
様々な機関が調査したデータを一部紹介します。

・1日9時間以上座りっぱなしの成人は7時間未満の人と比べて糖尿病リスクが2.5倍アップ(2018年・明治安田厚生事業団体力医学研究所の調査)

・1日11時間以上座る人は、4時間未満の人と比べて、死亡リスクが40%もアップ(2021年シドニー大学の研究)

・座り過ぎによる死亡が世界で200万人以上に登る死因になっている(2011年WHO)

デスクワークの座りっぱなし対処法

中には座りっぱなしは健康によくないと分かっていても、仕事の都合でやむを得ず座りっぱなしになってしまうという人もいると思います。
そんなデスクワークの人でも工夫すれば死亡リスクを下げられます。

そのたった一つの方法とは・・・・?

30分に1回は立つ

もうこれが全てです。
全然特別な事では無いですよね?

でも、この当たり前の事が仕事や趣味に集中すると出来ていないんです。それによって、死亡リスクが上がってしまうのに・・・

逆に言うと、これさえ気を付ければ腰痛になったり、死亡リスクを抑えることが可能なんです。

恐らく仕事中や趣味中の30分ってあっという間だと思います。

気がついたら、1~2時間経っていた・・。なんてこともザラだと思います。でも、これでは死亡リスクは抑えられません。

だから、お勧めの方法をお伝えします。

30分が経過したら強制的に気づかされるようにタイマーを近くに置いて下さい。

そして、どんなに切りが悪くても30分経ったら立ってください。

脳科学的には人間が最高に集中して作業できるのは15分が限界と言われています。
やや集中状態で作業できるのは30分が限界と言われています。

だから、脳科学的にも身体構造的にも30分で立つというのは理にかなっています。

職場の場合は難しいかもしれませんが、
自宅で仕事をされているのであれば、思い切って立って仕事が出来るスタンディングデスクに変えてしまうこともおすすめです。

既にデスクを購入してしまった人は、机の上に台を乗せる卓上スタンディングデスクを取り入れることもおすすめです。検討してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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運動は〇〇分するのが効果的

骨盤操作

今回のテーマは「運動は〇〇分するのが効果的」です。

健康のために運動をしよう!そうお考えの方は沢山いると思います。

ただ、運動経験があまり無い方は

「どの位の時間すれば良いの?」
「20分以上しないと意味がないと聞いたことがあるけどそんなにできない」

という所で躓くと思います。

自分で色々調べてみるけど、結局何が正しいのか分からなくなる。

その結果、当初の「やるぞ!」というやる気が失せてきて結局いつものダラダラ生活になってしまう。

こういった事って、運動に限らずよくありますよね。

忙しい毎日の中で、長時間の運動は中々続けられないもの。ダイエットや健康に良いと分かっていても、時間がかかる運動やハードな運動は抵抗がありますよね。

そんな方に朗報です!

短時間でも代謝への効果が期待できるという論文が発表されました。

運動といっても沢山種類がありますが、
今回は道具も要らず誰にでもできるウォーキングが短時間での体に及ぼす運動効果について解説していきたいと思います。

運動時間は何分が理想?

運動と聞くと、1時間とか2時間とか長時間行わないと効果がないと思っていませんか?

実は違うんです!!

12分程度の運動でも代謝アップ効果が期待できる

ということが研究結果で判明しました。

どうでしょうか?

1時間と言われると中々ハードルが高いですが、12分程度だったら頑張れそうな気がしませんか?

12分間でどんな効果があるの?

1日12分程度の軽い運動で、健康に関係のある代謝物80%に変化が現われることが判明しました。

2020年に米国心臓学会が発表した研究結果によると、

12分の運動で変化が見られた代謝物
・インスリン抵抗性
・酸化ストレス
・血管反応性
・炎症
・長寿にかかわる代謝物

つまり、糖尿病や心臓病などの発症リスクを低下させたり、体の老化現象を抑制して健康寿命が上昇させたり、炎症反応が起こりにくくなるので、怪我や病気の発症を抑制・回復スピードを短縮することが可能になるということが判明しましたということです。

12分の運動を継続する為に必要な事

運動は1日12分で体に良い結果を生むと解れば頑張れそう!

そう思って、早速運動を開始した!

しかし・・・

1ヶ月も続かなくて止めてしまった・・・

そうなる方が6~7割位いると思います。

そうなるのは仕方ないと思います。

なぜなら、

健康に良いよと聞いて何となく運動を開始しているから

それの何が駄目なの?と思われるかもしれません。

大事なのは、

なぜ健康になりたいのか?何を目標にするのか?

ここを明確にしなければいけません。

時間や距離を伝えず、
「私がストップというまで歩き続けてください」と言われるのと、
「今から1時間歩き続けてください」と言われるのでは、
どちらが頑張れそうですか?

1時間と言われた方が気持ち的に頑張れそうですよね?

人間誰しもゴールがないと頑張れません。

ですから、運動を始める前になぜ健康になりたいのか?何を目標にするのか?

ここをしっかりと決めてから運動を開始してください。

そうすれば、目標に向かって継続して運動を続けられるようになります。

また、目標を設定する際は達成しやすいものにしてください。

ダイエットであれば、

「1ヶ月で10㎏痩せる」となると中々ハードルが高いです。

「1ヶ月で3㎏痩せる」であれば少し頑張れば達成できそうですよね?

12分間の運動に慣れてきた場合

目標設定をしっかり行って12分間の運動が習慣化してきたら、
体の変化も出ているはずだし、もっとこうしたいなという欲も出てくると思います。

その場合、目標と運動強度の再設定を行ってください。

例えば、1日8000歩を20分間早歩きのように変えてみてください。

そうすることで、うつ病・寝たきり予防・動脈硬化・骨粗鬆症・糖尿病・生活習慣病の予防などに効果的です。

もちろん、無理なく続けられるレベルで構いませんので微調整はして下さい。

大事なのは小さな積み重ねを毎日続ける事です。その積み重ねが将来の不安解消に繋がります。

最近、体の衰えを感じていて運動をしないと駄目かな?と思われている方は是非、明日から先ずは5分でも構いませんので外に出て体を動かしてみてください。

5分が1週間続けられたのであれば、次は12分間を目標にしてみてください。
それも、1~2カ月続けられたのであれば更に時間と強度を上げて・・・
みたいな感じで行なってみてください。

運動は年齢を問わず実践すれば、体にとって多くの良い反応をもたらしますので、
無理の無い範囲内でやってみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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サルコペニアって知ってる?

今回のテーマは「サルコペニアって知ってる?」です。

あなたは「サルコペニア」という言葉を聞いたことがありますか?

恐らくほとんどの方が「何それ?」「病気?」と思われたかも知れません。

サルコペニアは簡単にいうと40代以降に起こる「老化現象」です。

誰にでも発症する可能性があり、放置していると寝た切り生活になってしまいます。

今回はそんな「サルコペニア」の原因や症状、予防法について解説していきます。

サルコペニアとは?

サルコペニアとは、主に加齢によって起こる全身の筋肉量減少とそれに伴う筋力低下、身体機能の低下のことを指します。診断、治療を行うべき1つの病気として国際的にも認識されており、医学界の中でも注目を集めています。

サルコペニアが進行すると、寝たきり、嚥下障害などに陥るため、生活の質が大幅に低下する可能性があります。

重症化して要介護状態になると、改善が容易では無くなるので早期での予防・治療が重要になってきます。

2016年に国際疾病分類に登録された疾患で、比較的最近の話なのでまだ世間一般的には周知されていないのだと考えられます。

サルコペニアの症状

サルコペニアでは筋肉量の減少によってさまざまな身体機能の低下がみられます。
具体的には日常生活で下記のような症状を自覚することが多いです。

  • 歩くのが遅くなる
  • ふらつく、転びやすい
  • 階段の上り下りが遅い
  • 握力が落ちる
  • 痩せる
  • 姿勢を保てない
  • 食事が飲み込みにくい・むせる
  • 重たい荷物を持ち上げにくい

など多岐に渡ります。
これらは年齢を重ねると誰にでも起こりうる症状ですが、早めに気づいて予防をすることで、できるだけ長く身体機能を維持することができます。

65歳以上の高齢者の約15%程度がサルコペニアに該当すると言われています。
筋肉は40代から萎縮スピードが上昇するため、老化現象が速い方だと40代後半~50代前半から自覚する方もいます。

コロナウイルスによる自粛期間が3年間ありました。
その影響もあり活動量が大幅に低下した人も多いと思います。

今は制限解除となっていますが、出るのが億劫になり現在も活動量が低下したままという方が多いのではないでしょうか?

その影響もあって、現在病院でサルコペニアと診断される人数が大幅に増えているそうです。

サルコペニアの原因

原因は下記のように分類されます。
これらの原因が重なることでサルコペニアが進行していくと考えられています。

  • 加齢
  • 低活動
  • 低栄養
  • 基礎疾患

サルコペニアか判断する方法

一番確かなのは、かかりつけのお医者さんの診断を受けてください。

でも、何か症状がある訳では無いし病院に行くまでは無いなとお考えの方は自身で出来る簡単な検査法がありますので、これで検査してみてください。

  • 握力計測
  • ふくらはぎの太さ計測
  • 椅子立ち座りテスト
  • 歩行速度テスト

これらはご自宅で簡単に自分で検査できるので非常に有効です。
それぞれ、方法について解説していきます。

握力計測

握力は上半身の筋力評価としても、全身の筋力評価としてもなるので使われています。

基準:男性28kg未満、女性18kg未満
上記に該当する場合、筋力低下が著しいと判断され、サルコペニアの可能性があります。

ふくらはぎの太さ計測

ふくらはぎは第2の心臓と言われるくらい重要で、下半身の筋力評価として使われています。
計測部位は、ふくらはぎの一番太い部分を計測するようにしてください。

基準:男性は34cm未満、女性は33cm未満
上記に該当する場合、 筋力低下が著しいと判断され、サルコペニアの可能性があります。

椅子立ち座りテスト

このテストは、椅子から立ったり座ったりする動作を5回行ない、その掛かった時間を元に筋力低下の有無を調べます。

基準:12秒以上
上記に該当する場合、 筋力低下が著しいと判断され、サルコペニアの可能性があります。

歩行速度テスト

このテストは、6メートル歩くのにどの位時間が掛かるかを測ることで筋力低下の有無を調べるテストになります。

基準:秒速1メートル以下
上記に該当する場合、 筋力低下が著しいと判断され、サルコペニアの可能性があります。

もし、1秒あたりに0.8メートルを下回る場合は信号を1回で渡り切れない可能性が高いです。

サルコペニアを防ぐには?

サルコペニアを防ぐには、30代から食事や運動習慣を見直すことが非常に重要になってきます。

もし現在、既にサルコペニアの可能性があるのであれば今すぐ下記の項目を実践していくことで生活の質向上が望めます。

運動
階段上り、かかと上げ、スクワットなどの特に下半身を使った運動がお勧め

食事
筋肉は約8割がたんぱく質からできています。ですから、筋肉量を増やす肉や魚、卵、大豆製品などを中心にたんぱく質が多く含まれている食品を意識的に摂取しながら、運動習慣を持つことがお勧め

以上が「サルコペニア」についてです。

加齢と共に筋力が低下するのはある程度は仕方が無い事です。

だからと言って「年だから、もうどうしようもない」と言って放置していると寝た切りや嚥下障害など生活の質が大幅に低下します。

そうならない為にも、運動や食事バランスを見直してみてはどうでしょうか?

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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また、こんなテーマについて知りたい!というのがあれば是非ご連絡ください。

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足がつるのは辛い!その原因と対策は?

こむら返り

今回のテーマは「足がつるのは辛い!その原因と対策は?」です。

あなたは過去にこんなことありませんでしたか?

・日常生活中、突然ふくらはぎに強い痛みが生じて足が動かせなくなった

・運動中や運動後にふともも裏やふくらはぎがピーンと筋が張って動けなくなった

・夜寝ている時、突然足の痛みで飛び起きた

これらは「こむら返り」と言われ、成人以降に発症しやすいと考えられています。

スポーツなどで足を酷使した場合に生じる一時的なこむら返りであれば心配はありません。

しかし、毎晩頻繁に足がつったり、普通に歩いているだけでも足がつるようであればそれは要注意です。

今回は、そんなこむら返りの原因と対策について解説していきます。

こむら返りとは?

こむら返り(足がつる)というのは簡単に言うと「筋肉がギューっと縮んでいる状態から伸びなくなった状態」のことを言います。

こむら返りの原因は?

頻繁に生じる場合は隠れた病気が潜んでいる可能性がありますが、それ以外に生じるこむら返りの原因は主に3つです。

・筋肉の問題

・神経の問題

・循環の問題

大まかに分けると、この3つになります。
順番に一つ一つ解説していきますね。

筋肉が問題の場合
スポーツや山登りなどで筋肉を酷使した場合は筋肉疲労が起こります。

そうすると、筋肉の柔軟性が大きく低下し、伸びにくくなります。酷使した筋肉は縮んでいる場合が多いです。そして、酷使した後にケアをしていなければ時間と共に更に筋肉が固くなり、自然と縮んでいく傾向にあります。

神経が問題の場合
神経は全身の筋肉に指令を送り、筋肉を伸ばしたり縮めたりという作業を24時間行っています。

しかし、何らかの理由によりその神経伝達が上手くいかなくなり、筋肉が縮んだ状態から「伸ばせ!」という指令が行かなくなってしまうため、こむら返りが生じると考えられます。

循環の問題
血流低下や栄養バランスの乱れにより循環不良に陥ると、神経や筋肉が機能低下を起こし
ます。

血流低下は冷えや運動不足などで生じやすくなっています。冷えに関しては特に食事管理が重要になってきます。

栄養素の中でもミネラルが不足すると、循環不良・脳・筋肉の機能低下が顕著になります。

ミネラルの中でも「カリウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「カルシウム」が重要になってくるのでこれらを意識的に摂取する必要性があります。

こむら返りを防ぐ為の対策
こむら返りを防ぐ為の重要なポイントは3つです。

「ミネラルを意識した食事」
「定期的な運動」
「神経伝達の活性化」

これを意識してください。

「ミネラルを意識した食事」「定期的な運動」に関しては特に説明は必要ないと思いますので、
「神経伝達の活性化」についてだけ解説します。

人間は習慣で生きています。
1つ1つの動作・判断などをその都度考えて行動していません。

車の運転で例えると教習所で運転の仕方を教えて貰った時は、
・ブレーキを踏んだ状態でエンジンをかける
・セレクトレバーをドライブモードにする
・ハンドブレーキを解除する

みたいな感じで教えて貰って、始めは1つ1つ思い出しながら運転したり、仮免や卒業試験受けてませんでしたか?

でも、今ではそんなことは考えなくても無意識でやってますよね?これが習慣化です。

習慣化は良い部分もありますが、悪い部分もあります。それは同じ神経回路しか使わないということです。
そうすると、習慣で毎日生活をし続けると神経伝達ができていない箇所が必ず生じます。
そこを起点として、不調や痛みがなどが生じるのです。

ですから、神経伝達の活性化が非常に重要になるのです。
その為に時には考えながら集中しないとできないような動作をして下さい。

例えば、
・利き手と反対側でお箸を扱う
・利き手と反対側でボールを投げる
・利き手と反対側で歯磨きをする

などなど、やる事としてはこの程度で構いません。習慣化されていない動作・判断を意識的にしてください。

注意が必要なこむら返り

殆どのこむら返りは一時的なものなので、大きな心配は必要ありません。
しかし、中には注意が必要なこむら返りもあります。それはどのような場合なのか?をお伝えします。

・「月に数回」ではなく、「週に数回」こむら返りが発症する
・足だけでなく、全身がこむら返りみたいになる

こういった場合は隠れた疾患がある可能性があります。

・熱中症
・甲状腺の異常
・抹消動脈疾患
・脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア

こういった問題が隠れている場合があります。
ですので、あまりにも頻繁に発症していたり足だけでなく全身がつるようであれば早急にお医者さんに診てもらって下さい。

こむら返りは多くの方が1度は経験する様な症状ではあります。こむら返りを起こすと強い痛みが生じて、身動きが取れなくなります。

夜間に頻繁に生じるようになると、睡眠の質が大幅に低下して2次健康被害が生じます。ですから、こむら返りを起こさないような生活習慣をするように心がけることが重要ですので、是非実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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「ウォーキング」と「ランニング」どっちが健康に良い?

運動

今回のテーマは「「ウォーキング」と「ランニング」どっちが健康に良い?」です。

あなたはこんなお悩みありませんか?

「健康の為にとりあえずウォーキングを始めたんだけ大丈夫?」

「健康の為にランニングをし始めたが膝を痛めてしまった。もうランニングはしない方が良いの?」

「運動しなさいと医者に言われた。とりあえず運動するには何をしたらいいの?」

もし、このようなことでお悩みなのであれば、今回の記事は参考になると思います。

・医者に言われたから
・ダイエットしようと思ったから
・健康の為に、、、

など運動を始めるキッカケは様々だと思います。

日本人の場合、運動習慣が全く無かった方が運動を始める場合に選ぶ種目として、

「ウォーキング」と「ランニング」この2つが大きな割合を占めるそうです。
恐らくこれらを選ぶ理由として、

・道具が何も要らない

・テニス、ヨガ、サッカー、水泳などと違って技術が必要ない

・歩く、走るという動作は人生で絶対に1度以上は経験しているから始めやすい

これらが大きな理由だと考えられます。

ウォーキングとランニングを選択される方の中では、ウォーキングとランニングだとどっちの方が良いのか?と迷ったり、迷われた方も多いと思います。

そこで、今回はウォーキングとランニングはどちらの方が良いのか?をお伝えします。

ウォーキングとランニングは共に有酸素運動と言われる運動になります。

有酸素運動はマラソンなどの、比較的低負荷の運動を長時間行なう運動の事を言います。それによって、心筋梗塞や糖尿病、高血圧や高脂血症などの発症リスクを減少させる効果が期待できます。

有酸素運動と対となる運動は無酸素運動と言います。

無酸素運動は短距離を走ったり、筋トレなどの短時間に高い負荷をかける運動の事を言います。それによって、筋肉を強く頑丈にすることが期待できます。

無酸素運動はどうしても負荷が高めの運動になりますし、機械を使用する場合は知識や技術が必要になります。

そういった事を含めると、運動習慣が全く無い方が始める運動としては有酸素運動がお勧めです。

では、タイトルにもあった内容になりますが「ウォーキング」と「ランニング」どちらの方が健康に良いのか?に対する私の見解をお伝えします。

私はランニングをお勧めします!

これが私の答えです。

誤解の内容にお伝えしておきますが、ウォーキングが駄目だ!という訳ではありません。

生活習慣病に対する2つの運動の予防効果を比較したデータによると、ウォーキングとランニングの運動効果に大きな有意差は無いとのデータが出ています。

つまり、「どっちをしてもそんなに変わりませんよ」と言う事になります。

では、なぜ私がランニングをお勧めするか?

それは、強度やバリエーションを簡単に変えれるからです。

どういうことか、説明していきますね。

ウォーキングはご存知の通り「歩く運動」です。ウォーキングはランニングに比べると元々運動強度は低いです。始めはしんどく感じても必ず慣れてきます。健康の為には運動強度が低すぎるとあまり効果が期待できません

その場合、運動強度を上げなければいけないのですが、ウォーキングの場合は「早歩き」これ位しか運動強度を上げる方法がありません。

一方、ランニングは「走る運動」です。
ウォーキングに比べれば運動強度は高めです。ただし、スピードを落としてジョギングにすれば運動強度を落とすことが簡単にできます。

逆に物足りない場合は全力ダッシュなどのようにして強度を簡単に上げることができます。


そして、ランニングの場合はバリエーションを色々組めるのも特徴です。

ジョギングしてランニングしてからダッシュするとか、ダッシュしてからジョギングしてダッシュの繰り返えしにする、などと色々なバリエーションを組むことができます。

人それぞれ、健康度や体力、精神力が違いますが、その人に合ったメニューを作りやすいのも特徴です。

また精神的にも肉体的にも飽きにくくすることも可能です。

これが、私が健康の為にランニングをお勧めする理由です。

運動習慣が全く無い方が運動を始めた場合、ウォーキングであろうと、ランニングであろうと始めは凄くしんどく感じると思います。

でも、安心してください!

継続することで、人間は必ず成長します。初めはあんなにしんどかった運動が同じ強度の運動では物足りなくなってきます。

子供であろうと、高齢者であろうと必ず体は成長します。年齢は関係ありません!

最後に注意点をお伝えします。
全く運動習慣の無い方で、膝や股関節等の関節や心臓などに持病がある方は必ず医師に相談してから開始するようにしてください。

許可が出た場合、できれば運動強度をお体の状態にあったものを作成してくれる専門の方に依頼してください。そうすることで、安全に短い期間で効果を得ることができます。

みなさんそうですが、意外と自分の身体の事を分かっているようで分かっていません。

何となくのイメージで運動強度の高い運動を急に始めると体を壊してしまったり、運動を継続しているけど運動強度が低すぎて体に変化が起こらず止めてしまうパターンがあります。

そうならないように注意して下さいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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スマホ依存で人生が狂う?!

スマートフォン

今回のテーマは「スマホ依存で人生が狂う?!」です。

あなたはこんな状況になっていませんか?

「スマホがないと不安」

「スマホが常に気になる」

もしこういった状態になっているのであれば、あなたは「スマホ依存症」だと思ってください。

自覚がある方もいると思いますが、意外と多いのが自覚が無いパターンです。

自分ではそんなにスマホを触っている感覚がないけども調べてみたら・・・みたいなパターンが意外と多いです。

スマホ依存症になることで様々なデメリットがあります。年齢を問わず、スマホ依存症に陥ることで人生が狂ってきてしまいます。

今回はそんな「スマホ依存」について解説していきます。

先ずはスマホ依存症どうかチェック!

先程もお伝えしたように自分でスマホ依存だと認識している方もいますが、自分では依存していると認識していない方も多いと思います。

ここでは、これに当てはまったら「スマホ依存」ですよ!という項目を挙げていきます。

もし、下記の項目に1つでも当てはまるものがあるのであれば依存症の可能性が高いと考え、早急に対策を講じてください。

・スマホをお風呂でも使用する
・トイレや信号待ちなど隙間時間は必ずスマホを見る
・起きたらまずスマホをチェックする

・スマホを使いながら寝落ちしている
・睡眠時間を削ってでもスマホを見てしまう
・家族や友人と会話しながらスマホを使用する
・通知がきたら何よりも優先してチェックする
・歩きスマホをしている
・手元にスマホがないとイライラや不安になる
・スマホを近くに置いておくと嫌な気持ちが消える
・毎月通信速度制限まで使用する

いかがでしょうか?
あなたは、1つでも当てはまるものがあったでしょうか?

ごく稀に該当するかな?くらいであれば問題ありませんが、頻繁に上記の項目に該当する行動を行なっているのであれば、あなたは間違いなく「スマホ依存症」ですよ!

平均スマホ利用時間

スマホを1日でどの位の時間利用しているのか?これは、個人差や年齢によっても大きく変わってきます。あるデータによると、

20代の1日のスマホ利用時間 → 4時間前後
30代の1日のスマホ利用時間 → 3時間前後
50代以降の1日のスマホ利用時間 → 2時間前後

このように年齢と共にスマホ利用時間は減少傾向にあります。
ただし、20代や30代はスマホは利用するがTVはあまり観なくなってきています。一方、50代以降などは年齢を重ねるにつれてTVの視聴時間が増加する傾向にあります。ですから、総合計すると20代や30代よりも映像を観ている時間は長くなる傾向にあります。

スマホで何をするのか?
これは年齢によって多少差はありますがこの3つが大きく締めていると考えられます。

➀LINE・インスタ・FB・ツイッターなどのSNS
②YouTube・Netflixなどの動画視聴
➂ゲーム

あなたもこの3つのどれかに当てはまりませんでしたか?

私の場合はYouTubeをついつい観てしまいます。これ良さそうだなーって観ているとおすすめが出てきて、それをピッと押して観てしまう、そしたらまたおすすめが出てきてピッと押して・・・これの繰り返しで気づけば数時間経過していた・・・なんてことも珍しくありません。
YouTubeの策略にまんまと乗っかってしまっています・・・(笑)

スマホ依存症によるデメリット

では、スマホ依存症になることでどんな悪影響があるのか?

・対人関係悪化
あなたが家族や友人・恋人と食事中に、相手がスマホをずっと触っていたり、話をしてもスマホ触りながら空返事をされていて良い気持ちになりますか?

相手が聞いていようが聞いてなかろうが関係なく言いたい事を言えたらそれでいいという方は別ですが、殆どの方が良い気持ちにはなりませんよね?

こんなことを続けていれば対人関係、家族・友人・恋人などとの関係性が希薄になるのは当たり前ですよね?

・集中力の低下
人間の脳はスマホの様に次々と切り替えて色々なタスクをこなすことはできません。
人間は集中した状態から何らかの理由で集中を解かれると、再び集中した状態に瞬時に切り替えることはできません

テスト勉強や資格試験対策で集中時にスマホに通知が来るごとにチェックしていては、注意力散漫になり集中力が低下して、時間の割には記憶が定着しないので効率が悪いのは明らかです。

・肥満や睡眠障害になりやすい
スマホの画面からはブルーライトが出ています。このブルーライトは空腹ホルモンを増加させ、満腹ホルモンを減少させるため暴飲暴食に陥りやすく、肥満になりやすくなります。

また、ブルーライトは睡眠ホルモンを減少させることも判明しています。睡眠ホルモンが減少することで寝つきが悪くなったり、たびたび目が覚めたりと睡眠の質が悪くなります。

睡眠障害は食欲異常を起こしやすいので相乗効果で肥満へとまっしぐらになってしまいます。

・体に様々な不調が生じる
スマホを操作をしている際の姿勢は間違いなく悪いと思います。

それが原因で、ストレートネックと言って首の骨が真っ直ぐになったり、肩こりや首こりが生じたり、猫背や巻き肩になったり、眼精疲労やドライアイになったりと様々な部位に様々な症状が生じる可能性が高いです。

スマートフォンの利用率は2010年には4.4%しかなかったが、2011年には21.1%と一気に拡大しました。その後も利用者は増え続け、2015年に51.1%と半数を超え、2022年は94%とのデータが出ています。
驚くべきスピードで性能やサービスが年々進化しています。

ですから、使い方によっては生活の質を向上させることが可能です。
しかしその反面、使い方によっては生活の質を低下させてしまい学業や仕事、家庭などに影響を及ぼし人生設計が狂ってしまう可能性が大きくなります

アルコール、ギャンブル、ゲーム、薬物など様々な依存症が世の中にはあります。これらの依存症同様に一度スマホ依存症に陥ってしまうと中々依存から抜け出せなくなります。

深い依存症に陥る前の早めの対策が重要になります。

自分でルールを決めてスマホに触れる時間を制限したり、周囲の助けを借りて依存から脱出する工夫をするなど、早めの対策を講じてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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体内〇〇が狂うと不調へまっしぐら?!

時計

今回のテーマは「体内〇〇が狂うと不調へまっしぐら?!」です。

あなたは最近こんなことでお悩みではありませんか?

・朝起きれない
・寝付きが悪い
・疲労が取れにくい
・集中力の低下
・食欲低下

これらは、体内〇〇が狂っているために起こっている可能性が高いです。

では、「体内〇〇」とは何なのか?

結論を言うと「体内時計」です。

体内時計が狂うことで上記に上げたような症状が発生するのです。

ということで、今回は「体内時計」について解説していきますね!

体内時計とは?
 体内時計とは人の体に生まれつき備わっている生体リズムのことです。
脳の視床下部という部分に存在し24時間周期でリズムを刻んでいます。

人間は意識しなくても日中は活動して、夜には自然と眠たくなるというリズムが保たれていますが、これは体内時計が働いているからおこる現象なのです。

体温調節やホルモン分泌など、人間の基本的な機能はほぼ24時間リズムで変化しています。

体内時計は2つある?
 実は体内時計と呼ばれるものは2つあります。

1つは先程述べた、脳の視床下部という部分にある「親時計」
もう1つは臓器や抹消組織などに多数ある「子時計」です。

この「親時計」と「子時計」の2つは役割に応じて体内時計制御を行っています。

つまり、体の中では「親時計」と「子時計」がそれぞれ24時間働くことで体内時計が正常に機能しているのです。

体内時計が狂うとどうなる?
 体内時計が狂うことで様々な症状が発生します。

・体内時計が狂うと起こる不調として広く知られている「時差ボケ」
・寝付きが悪くなったり、朝起きれなくなったりする「睡眠障害」
・睡眠障害を起こすことで、日中に強い眠気が起こることで引き起こす可能性が高い「集中力の低下」
・体内時計が狂うことでホルモン分泌が異常になり、食欲ホルモン過剰分泌・不足、血糖値上昇が起こる「肥満や糖尿病などの生活習慣病リスク上昇」

体内時計が狂う原因
 体内時計が狂う原因となるものは何か?それは複数あります。

・寝る直前までスマホなどのブルーライトを浴びている
・食事バランスの乱れ
・不規則な食事時間
・朝食を食べない

本来、光は朝方に浴びるものです。光を浴びることで脳は活動時間なんだ!と認識します。
しかし、ブルーライトのような特に脳の興奮性を高めるものを寝る前に浴びると、寝たくても寝れなくなってしまったり、寝れたとしても睡眠の質が低下してスッキリ感を得られなくなります。

食事バランスでは特に気をつけたいのは糖質過剰です。糖質過剰になると、インスリンというホルモンの影響で血糖値の上昇が起こることで、体内時計が狂いやすくななります。

食事時間も大事です。
あなたは食事の時間はだいたい同じ時間に摂っていますか?

脳はそろそろご飯の時間だな〜とか、この食事はそろそろ寝る時間だな〜と認識しています。

ところが、その食事時間がバラバラだと脳はパニックを起こし体内時計の乱れへと繋がるのです。特に朝食は1日のスタートを告げる大事な時間です。朝食を少しでも良いので体に入れることで体内時計をしっかりと調節してくれます。

体内時計を整えるには?
 では、体内時計を整えるにはどうしたら良いか?その答えは簡単です。
体内時計が狂う原因の反対のことをすれば良いだけです!

・寝る90分前にはブルーライトのような脳を興奮させるようなことはしない
・起床後直ぐに太陽の光を浴びる(曇や雨でもOK。外で自然の光を浴びる)
・5大栄養素を意識してバランスの良い食事を摂る
・食事の時間はなるべく毎日同じ時間にする
・朝食は少なくても良いので食べる

体内時計を整える際の注意点があります。
体内時計はキッチリ24時間ではありません。その為、1日の中で若干ズレが生じます。そのズレをリセットさせるのが上記に上げた方法です。

既に述べたように体内時計には「親時計」と「子時計」の2種類ありますが、リセットされる条件はそれぞれ違います。

「親時計」は「光」によってリセットされます。
「子時計」は「食事」によってリセットされます。

ですから、
・ブルーライト浴びない、起床後に太陽を浴びる → 「親時計」をリセットするのに必要
・朝食を食べる、バランスの良い食事、食事時間は一定 → 「子時計」をリセットするのに必要

となりますので、体内時計を整える為にはどちらかだけ整えるのではなく全て意識して実践することが必要なのです。

体内時計が狂うのには時間はそう必要ではありません。1週間もあれば体内時計は狂ってきます。

逆に体内時計を整えようと思っても、そう簡単には元に戻りません。2~3週間は少なくともかります。夏休みに朝起きる時間をゆっくりにしていると、9月は体が慣れるまで暫く辛くなりませんでした?

一度、狂ってしまったものを元に戻そうとすると必ず時間が必要になります。

勉強、筋トレ、健康は全て同じだと考えてください。1日頑張ったからといって、何かを成し得られる訳ではありません
普段からの小さな積み重ねが未来の成功を生み出します。

ですから、明日の健康の為に今日から体内時計リセット法実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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”暑くない”は危険なサイン?!

注意

今回のテーマは「”暑くない”は危険なサイン?!」についてです。

以前、熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!において、熱中症について解説しました。

熱中症は対策をしっかりと行なえば、確実に防げる病気です。

ただ、人間は加齢と共に自分の体の異常に気付きにくくなってきます。

お年寄りについて、こんな話を聞いたことはありませんか?

「家は全然暑くないから、クーラーは使っていない!」

「汗もかかないし、トイレに頻繁に行くのが嫌だから家では水分は殆ど摂っていない!」

こういった話は、直接だったりニュース等で間接的であったりで聞いたことは1度はあると思います。

消防庁の2018年のデータによると、56.5%の方が自宅で熱中症に罹り死亡に至ったというデータがでています。

ではなぜ、暑い状況下で暑くないと感じたり、喉が乾かないのか?この理由を簡単に解説していきます。

暑さを感じない・喉が乾かない状態になってしまうのか?の原因を一言で言うと、

「加齢」

これが結論です。

人間の体は、暑ければ熱を体に溜め込まないように体外に放出して体温を下げようとしますし、寒ければ熱を外に逃がさないように体内に溜め込もうとします。このような体温調節を必ず行っていま。

体温調節の方法は主に2つあります。

➀行動性体温調節
②自律性体温調節

行動性体温調節とは、寒ければ上着を着たりと厚着をしますし、暑ければ薄着になったりエアコンをつけたりします。これは、自らの意思で体温調節をしようと試みます。

自律性体温調節とは、無意識下で体温調節をしようとする反応です。
例えば、寒い時に体が震えることによって熱を生産させようとしたり、暑い時は汗をかいて熱を下げようと試みます。

この体温調節に重要な2つの内、
➀の自律性体温調節機能が加齢と共に低下してしまうことで、暑さを感じにくくなくなったり、喉が渇きにくくなるのです。

自律性体温調節機能の低下により、

・汗をかく機能が低下する
・血流調整機能が低下する
・皮膚の温度センサーが低下する

汗をかく機能が低下するので熱が体に蓄熱されて高体温状態になったり、

血流調整機能が低下するので熱が体に蓄熱された場合、血流を増やして熱を外に放出することができなくなったり、

皮膚の温度センサーが低下するので暑いのを暑いと感じにくくなってしまいます。

こういうった体の機能低下は、例外なく皆さんに起こります。
特にこういった機能低下が顕著なのが、65歳以上だというデータがでています。

ただし、あくまでも平均値なので個人差が非常に多いと考えてください。

20~30代で機能低下が起こる場合もありますし、70代になってから機能低下が顕著になる場合もあります。
20~30代の場合は自律神経の乱れなどで、一過性で起こるケースが多いです。

汗をかく機能が低下する
・血流調整機能が低下する
・皮膚の温度センサーが低下する

こういった機能低下は自身で気づくのは意外と難しい部分があります。
ですから、家族がいかに変化に早期に気づいてあげるか?ここが重要になってきます。

自身でできることとしては運動を習慣化させて、汗をかいたり、血流増加を強制的に促すようにしたり、

体温計や湿度計を設置して、数値と自分の感覚にズレがないか?を普段からチェックすることをお勧めします。

こういった対策をする事で、熱中症は勿論ですが様々な不調を防ぐことができます。

原因が何なのか?それをしっかりと理解していれば、しっかりとした対策が打てます。

ぜひ、あなた自身や家族の状態をチェックしてみてください!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!

今回のテーマは「熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!」についてです。

毎年、梅雨時期~夏にかけて熱中症になる方が後を絶ちません。

散々、熱中症の危険性をメディアで報じてはいますが、現状減少傾向には至っていません。

原因としては、気温自体が年々上昇傾向にあること、体の順応能力低下、対策不足が原因であると考えられます。

熱中症は最悪の場合、死に至る恐い病気です。

今回は、そんな恐い病気である「熱中症を防ぐ方法」を中心に解説していきます。

私は大丈夫!と油断せずに、熱中症に関しての正確な知識を得た上で対策を行ない、今年の暑い夏も乗り越えれるようにしてくださいね!

熱中症とは?
 体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして体温の上昇や、めまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことを言います。

重症度によって次の3つの段階に分けられます。

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症
 立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる)、筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り)・大量の発汗

Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症
 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症
 意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)

厚生労働省による人口動態統計月報[概数]によると、平成30年~令和4年過去5年間の6月~9月の熱中症による死亡者数が公表されており、

平成30年:1531人
令和元年:1144人
令和2年:1466人
令和3年:707人
令和4年:1387人

令和3年のみ半減していますが、これはこの年の平均気温が例年に比べて低かったことが要因であろうと言われています。

ですので、国民の熱中症対策がここ5年で向上したという訳ではありません。

熱中症は生命にかかわる病気ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます

日常生活における予防は、脱水と体温の上昇を抑えることが基本です。
体温の上昇を抑えるには、薄着になる、日陰に移動する、水浴びをする、冷房を使う等、暑さから逃れる行動性の体温調節と、皮膚血管拡張と発汗により熱を体の外に逃がす、自律性の体温調節があります。

しかし、皮膚表面温の上昇には限り(せいぜい35℃まで)があるため、高温環境では汗による体温調節に対する依存率が高くなり、汗の元となる体の水分量を維持することが重要になります。(周囲の温度が35℃以上になると、逆に熱が体に入ってきます)

日常生活では、からだ(体調、暑さへの慣れ等)への配慮と行動の工夫(暑さを避ける、活動の強さ、活動の時期と
持続時間)、および住まいと衣服の工夫が必要です。日常生活での注意事項を、6項目にまとめてみました。

  1. 暑さを避ける
    残念ながら、外気温が高いのを下げることは出来ません。ですから、外気温が高い場合はその暑さをいかに避けるか?が重要になってきます。
    その為、暑さを避ける工夫が大切になります。そんな工夫のアイデアを下記に纏めてみました。

 ①暑い日は無理な外出を控える。
 ②天気予報を参考にし、暑い日や時間を避けて外出や行事の日時を検討する。
 ③屋外では日向を避け日陰を選んで歩く。
 ④日向では積極的に日傘を使用する。
 ⑤涼しい場所に避難する。
 ⑥適宜休憩する、頑張らない、無理をしない。
 ⑦携帯型扇風機や保冷材などのグッズを活用する。

 室内で涼しく過ごす為の工夫
 ①風通しを利用する:屋根裏の換気口を開ける、玄関に網戸、向き合う窓を開ける
 ②窓から射し込む日光を遮る:ブラインドやすだれを垂らす、緑のカーテン、日射遮断フィルム
 ③空調設備を利用する:我慢せずに冷房を入れる、扇風機も併用する
 ④気化熱を利用する:夕方に打ち水をする
 ⑤外部の熱を断熱する:自宅の断熱性能を確認・改善する

 衣服の工夫
  衣服で日射の侵入を防ぎ、ゆったりした服装で、衣服の中や体の表面に風をとおし、体から出る熱と汗をできる  だけ早く逃がしましょう。
 ①ゆったりした衣服にする
 ②襟元をゆるめて通気性を良くする
 ③吸汗・速乾素材や軽・涼スーツ等を活用する
 ④炎天下では輻射(ふくしゃ)熱を吸収する黒色系の素材を避ける
 ⑤日傘や帽子を使う

2.こまめに水分補給をする
 体温を下げるためには、汗が皮膚表面で蒸発して身体から気化熱を奪うことができるように、しっかりと汗をかくことがとても重要です。

汗は血液中の水分や塩分ですから、体温調節のためには、汗で失った水分や塩分を適切に補給する必要があります。

暑い日には知らず知らずにじわじわと汗をかいていますので、身体の活動強度にかかわらずこまめに水分を補給しましょう。

特に湿度が高い日や風が弱くて皮膚表面に気流が届かない条件の下で、汗をかいても蒸発しにくくなり、汗の量も多くなります。その分、十分な水分と塩分を補給しましょう。

また、人間は軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じません。そこで、のどが渇く前、あるいは暑い場所に行く前から水分を補給しておくことが大切です。

なお、どのような種類の酒であっても、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、汗で失われた水分をビール等で補給しようとする考え方は誤りです。

一旦吸収した水分も、それ以上の水分とともに、後に尿で失われてしまいます。

入浴時、睡眠時も発汗していますので、起床時や入浴前後は水分を摂取する必要があります。

運動時や作業時に大量の発汗がある場合には、体重減少量(発汗量)の7 ~ 8割程度の補給が目安です。

日頃から体重を計り、汗の量の目安を確かめておくのは客観的に水分損失量を測る方法として非常に効果的です。

3.急に暑くなる日や継続する暑さに注意する
 熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。人間が上手に発汗できるようになるには、暑さへの慣れが必要です。

暑い環境での運動や作業を始めてから3 ~4日経つと、汗がより早くから出るようになって、体温上昇を防ぐのが上手になってきます。

さらに、3 ~ 4週間経つと、汗に無駄な塩分をださないようになり、熱けいれんや塩分欠乏によるその他の症状が生じるのを防ぎます。

このようなことから、急に暑くなった日に屋外で過ごした人や、久しぶりに暑い環境で活動した人、涼しい地域から暑い地域へ旅行した人は、暑さに慣れていないため熱中症になりやすいのです。暑いときには無理をせず、徐々に暑さに慣れるように工夫しましょう。

また、厳しい暑さが続くときは、不要な外出や屋外での作業は控え、積極的に冷房(室温が28℃を超えないよう)を使いましょう。

自宅に冷房装置がない場合は、空調の効いた公共施設や商業施設に避難しましょう。たとえ数時間でも涼しいところで体を休めることは有効です。

水シャワーや水浴びも体温を下げるのに有効です。夜間に気温があまり下がらない日には冷房をつけて寝ることも必要です。

4.暑さに備えた体作りをする
 暑い日が続くと、体がしだいに暑さに慣れて、暑さに強くなります(暑熱順化)。暑熱順化すると、暑熱環境での体温上昇や心拍数増加などの生理的ストレスを軽減できます。また循環血液量が増加し、汗のかき始めも早くなります。

そのため同一体温に対する汗の量も増え、より効果的な体温調節ができるようになり、熱中症の危険性も少なくなります。

暑熱順化は「やや暑い環境」において「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動(ウォーキング等)を継続することで獲得できます。

実験的には暑熱順化は運動開始数日後から起こり、2週間程度で完成するといわれています。そのため、日頃からウォーキング等で汗をかく習慣を身につけて暑熱順化していれば、夏の暑さにも対抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。

じっとしていれば、汗をかかないような季節からでも、少し早足でウォーキングし、汗をかく機会を増やしていれば、夏の暑さに負けない体をより早く準備できることになります。また生活習慣病の予防効果も期待できます。

5.各人の体力や体調を考慮する
 熱中症の発生には、その日の体調が影響します。暑さに対して最も重要な働きをする汗は、血液中の水分と塩分から作られます。脱水状態や食事抜きといった万全ではない体調のまま暑い環境に行くことは、絶対に避けなければなりません。

風邪等で発熱したり、下痢になったりしている場合は脱水状態と言えます。また深酒をして二日酔いの人も脱水状態であり、非常に危険です。体調が回復して、食事や水分摂取が十分にできるまでは、暑いところでの活動は控えなければなりません。

また、活動の後には体温を効果的に下げるように工夫します。そのためには、十分な水分補給(大量に汗をかいた場合は塩分も補給)とよい睡眠を取り、涼しい環境でなるべく安静に過ごすことが大切です。

肥満の人、小児や高齢の人、心肺機能や腎機能が低下している人、自律神経や循環機能に影響を与える薬物を飲んでいる人も、熱中症に陥りやすいので活動強度に注意しましょう。

6.集団活動の場ではお互いに注意する
 熱中症の予防には、個人ごとの努力とともに集団生活におけるお互いの配慮や注意も必要です。

まず、暑さが避けられない場所での運動や作業は、なるべく短時間で済ませるようにします。

責任者は集団活動のスケジュールを工夫したり、暑さや身体活動強度に合わせてこまめに休憩を入れたり、選手や作業者を交代させて
一人あたりの活動時間を短くしたりします。

暑い場所での集団活動で忘れてはならないものは、個人の体力や体調に合わせたペースを守らせ、無理をさせないことです。そして、水分と塩分(ナトリウム等)をいつでも補給できるように飲料を準備します。

のどの渇きの感覚に頼っているといずれも不足してしまいますから、活動を始める前から補給するよう指導するのがポイントです。

また、水分だけを補給していると血液中の塩分濃度が低下して、塩分欠乏によって筋けいれんなどの症状が生じることがあります。

特に沢山汗をかくような状況では塩分も補給するよう注意します。活動のスケジュールには、水分補給のための休憩を計画します。

以上が熱中症対策の為の6つのポイントになります。

熱中症は発症すると、命の危険性もある危険な病気です。しかし、対策をしっかりとすれば防げるものです。

私が解説してきた内容の中には、既に知っている部分も多くあったと思います。でも、知ってはいるけども実践はしていない。そんな部分も沢山あったと思います。

ぜひ、この機会に実践へと移して頂き、自身も家族も熱中症にならずに快適な夏を過ごせるようにしてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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免疫力が低下する9つの原因とは?!

DOWN

今回のテーマは「免疫力が低下する9つの原因とは?!」についてです。

前回、「免疫力を高める食事とは?!」の記事で免疫力を高める為の食事について解説しました。

免疫力が低下することで、

・疲れやすい、疲れが取れにくい
・口内炎がよくできる
・病気や怪我が治るのが遅くなった
・薬の効きが悪くなった
・肌荒れが目立つ

などの症状が生じます。
こういった症状を改善したい!とお考えの方は 「免疫力を高める食事とは?!」の 記事を読んでください。

今回は、そもそも免疫力がなぜ低下してしまうのか?この点について解説していきます。

原因を知っておかないと、免疫力を高める食事を行なっても十分な効果を得られません。
免疫力が下がる原因を知り、原因になりうるものを避けつつ免疫力を高める食事を摂る!これが理想の状態です。

では早速、免疫力が低下する原因は何なのか?を見ていきましょう!

免疫力が低下する9つの原因

  1. 加齢
    これは誰もが避けて通ることが出来ない現象です。
    加齢によって体全体の機能が衰えると免疫機能を作り出す働きや、皮膚などのバリア機能が低下します。
    免疫力のピークは10代~20歳前後と言われています。
    40代になると、ピーク時に比べて免疫力が50%低下するとも言われています。
  2. ストレス
    ストレスは免疫力を下げる大きな原因の1つになります。
    特に心理的ストレスは免疫力低下の大きな原因となります。
    精神的なストレスを受けると内臓などの働きを調節する働きがある自律神経が乱れます。
    すると、粘膜の表面でウイルスや病原体とくっついて無毒化し体内への侵入を防ぐ「IgA抗体」の分泌が下がってしまうため免疫力も弱まります。
  3. 睡眠不足
    免疫細胞は夜寝ているときに作られるため、睡眠不足は免疫力低下に直結します。
  4. 食生活の乱れ
    食生活が乱れると腸内環境が悪くなります。その結果、ウイルスや細菌と闘う菌を作れなくなるので免疫力が低下します。
  5. 運動不足
    自動車や電動自転車、インターネットの普及により、体を動かす機会が年々低下しています。運動をする事で血液循環が良くなりますが、運動不足になると血流が低下するので免疫系の働きが低下します。
    運動不足は駄目ですが、過剰な運動も要注意です。過剰なストレスにより免疫力が低下します。何事も適度が重要ですね!
  6. 身体の冷え
    身体が冷えると、血管が収縮するため血流が悪くなり、免疫細胞や栄養が身体の隅々まで運ばれにくくなるため、免疫力が下がってしまいます。代謝も悪くなり体温も上がりにくくなります。
  7. 過剰な飲酒
    大量飲酒の習慣は免疫力を低下させます。
    個々のアルコールの解毒作用によって違いますが、1日に日本酒2合以上を飲む方は健康を害しやすいと言われています。
  8. 喫煙
    タバコを吸うとニコチンによる血流の悪化、免疫を促進するリンパ球の減少、気管の粘膜を覆う線毛(異物を外へ吐き出す作用がある)の働きの低下、免疫力を高める働きがあるビタミンCの消費など、さまざまなデメリットがあり、結果的に免疫力を低下させてしまいます。免疫力を上げるためには禁煙は必須です。
  9. 生活習慣
    夜勤などによる、昼夜逆転の生活による睡眠リズムの乱れは体の不調を引き起こします。
    人間を含む生物は地球の自転による約24時間周期のリズムが存在し、それをサーカディアンリズムと呼びます。
    サーカディアンリズムによる睡眠・覚醒リズムは自律神経、ホルモンの分泌、免疫や代謝などにも影響を与えるので、生活リズムが悪いと免疫力が低下しやすくなります。

以上が免疫力が低下する9つの原因でした。

いかがでしたでしょうか?あなたは思い当たる部分ありましたか?

私は・・・・・・、

該当する部分ありました!!

偉そうに言っておきながら!と言われるかもしれませんね・・・。

ただ、言い訳をする訳ではありませんがもあなたにも覚えておいて欲しい大切なことがあります。

それは、

「完璧じゃなくても良い」

これ凄く重要です。

人間なんで、たまには夜更かししたり、偏食したり、一日中ゴロゴロしたり、お酒をグイッと飲みたくなることもあると思います。

私はそんな日もあって良いと思っています。

最初から完璧を目指すと途中で嫌になって辞めちゃいます。

途中で辞めちゃうくらいなら、多少ずぼらしてても1年間続けてる方がよっぽど良いです。(ずぼらのしすぎは駄目ですよ♪)

健康の為には「継続」が何よりも大切です。

そして、もう1つ。

「いつかやろう!では無く、今からやる」

これも大切です。

良い話聞いたな~、良い事知ったな~で終わってしまっては駄目です。

ぜひ、何か1つでも良いので体に良いこと今日から、今から始める!

この考え方も大切です。

ぜひ、この2つの事を頭に入れて日々生活してみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

過去の記事はこちら

免疫力を高める食事とは?!

今回のテーマは「免疫力を高める食事とは?!」についてです。

あなたは、最近こんなことでお悩みでは無いですか?

・ウイルスや細菌などに感染しやすくなった
・疲れやすい、疲れが取れにくい
・口内炎がよくできる
・病気や怪我が治るのが遅くなった
・薬の効きが悪くなった
・肌荒れが目立つ

もし、このような症状でお悩みなのであれば、あなたの「免疫力」低下している可能性大です!

免疫力が低下すると、インフルエンザや季節性の感染症に罹りやすくなったり、ガンの発症リスクも上昇します。

そういった事にならないように、今の内に免疫力を高めておきたいという方は先を読み進んでください。

免疫力とは? 

免疫とはウイルスや細菌、微生物などから身体を守る仕組みのことです。
人間の身体は数多くの細胞から成り立っており、健康で過ごすためにはこれらの細胞を傷つけるウイルスなどを取り除く必要があります。外部から入り込んできたウイルスなどの異物を攻撃し、自分自身を守るのが免疫の役割です。

実は私たちは日常的に口や鼻からさまざまな異物を取り込んでいます。しかし、自分の体内に異物が侵入していると意識することはほとんどないですよね。それは免疫機能が働いて自分の細胞と外部から侵入した異物を見分け、異物だけを攻撃し取り除いているからなのです。

免疫力を高める為に大切な事

では、免疫力を高める為に大切な事とは何なのか?それはたった1つです。

「1日3食バランスの良い食事を摂る」これに尽きます。

免疫の機能がきちんと働いて、健康な体を維持・増進するためには、1日3食バランスよく食べることが基本であり重要なことです。

不規則な食生活や偏食や欠食は避けて、なるべく様々な食品から、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく、腹八分目で食べるように心がける。

そして、1日3食バランスの良い食事を摂ることが何に好影響を与えるのか?というと・・・、
最近の記事で頻繁にお伝えしている事なので「また~?」となるかもしれませんが、 

「腸内環境が整う」

やはり、ここに行き着きます。

腸は口から食べた食べ物を消化・吸収する場所ですが、外界から体内に入ってきた食品と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所でもあります。

そのため、腸の壁の内側には免疫をつかさどっている免疫細胞が集中しており、体全体の免疫細胞の約7割が腸に集まっているのです。

さらに、小腸の壁に存在するパイエル板では、免疫細胞に体に有害な異物を学習させて訓練していることも明らかになっています。

訓練された免疫細胞は腸での免疫に関与するだけでなく、血液の流れに乗って体中に運ばれて、病原菌やウイルスを攻撃します。

そのため、免疫力を高めるためには腸の状態を良くすることが重要なポイントになります。

では、具体的にどんな食品が免疫力を高めてくれるのか?を見ていきましょう!

・きのこ類
 しいたけ、しめじ、えのき、舞茸、エリンギ、キクラゲなどのきのこ類は、低カロリーで食物繊維が豊富な食品です。中でもβ–グルカンといわれるタイプの食物繊維は、免疫力を高める作用が知られています。
 また、免疫機能を調節するビタミンDも多く含みます。特に天日干ししたものは、紫外線の作用でビタミンDが豊富です。スープや炒めもの、炊き込みご飯など、さまざまな料理に使えるので、冷蔵庫にストックしておきたい食品です。

・発酵食品
 納豆やヨーグルト、甘酒などの発酵食品は、腸内環境を整え免疫機能を調節する乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含みます。これらの菌は腸にたどり着いた後、長期間すみ着くことはないので、毎日続けて摂り続けるのがおすすめです。

・肉や魚類
 これらは、たんぱく質の摂取源になる食品です。たんぱく質は体を構成している細胞だけでなく、体を菌やウイルスなどから守る免疫物質のもとになります。
 肉なら、鶏のむね肉やささみ肉、魚なら、アジやサケなどにたんぱく質が多く含まれています。また、魚にはたんぱく質に加え、免疫機能を調整するEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった脂肪酸が豊富に含まれます。

・野菜や果物類
 野菜や果物は、ビタミンやミネラルの摂取源になる食品です。ビタミンやミネラルの中には、免疫が正常に機能するために欠かせないものがあるため、不足しないように注意が必要です。
 また、野菜や果物は大豆や、きのこ類と同様に食物繊維が豊富です。食物繊維は消化されずに大腸に届き、免疫機能を高める働きがある善玉菌を増やします。

・卵や乳製品、大豆製品
 卵や牛乳・ヨーグルトは、良質なたんぱく質を手軽に摂れる食品です。加えて、ヨーグルトの場合は乳酸菌やビフィズス菌も摂ることができます。
 また、大豆は植物性食品に由来するたんぱく質(植物性たんぱく質)を摂取できる食品です。肉や魚などに由来するたんぱく質(動物性たんぱく質)と植物性たんぱく質はバランス良く摂る必要があり、植物性たんぱく質を意識して摂りたいときなどにおすすめです。

以上が免疫力を高める為に必要な食品となります。

いかがでしょうか?あなたはこれらの食品をバランスよく摂れていましたか?

私は当院にお越しの患者さんに食事についてお話を聞いていくようにしています。

それを聞いた上での私の個人的な印象になりますが、「肉や魚」「卵や乳製品や大豆製品」が不足している人が多いなと感じています

皆さん食べていない訳ではありません。
しかし、1日に必要な量を満たしていないという感じです。

免疫力を高める上で、肉や魚、卵、大豆製品などに含まれるたんぱく質が非常に重要になります。しかし、このたんぱく質の量が不足しているが故に免疫力が低下してしまっている印象です。

ウイルスや細菌などを攻撃する「抗体」はたんぱく質から出来ています。それなのにたんぱく質が不足していれば、ウイルスや細菌と闘ってくれる抗体ができません。

但し、たんぱく質だけを大量に摂れば良いという訳ではありません。始めにもお伝えした通りバランスが重要です。

上記の5項目を見て、自分で不足しているなと思った食品をしっかりと摂るようにしてみてください。

そうすることで、免疫力が高まって病気・疲れ知らずで何歳になってもしたい事を全力でできる身体へと変貌を遂げることができるようになりますよ!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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”快腸”に必要な2つの習慣

今回のテーマは「”快腸”に必要な2つの習慣」についてです。

これまで、何回かに渡って腸内環境について解説してきました。

腸内環境が良く無ければ、ウォーキングや水泳などの運動をしようが、ストレッチをしようが、体操をしようが健康にはなれません。

ですから、いかに腸内環境を整えて快適な状態”快腸”にできるか?
これが最重要事項
になってきます。
過去の記事では腸内環境を整えるには食事が重要ですよ!ともお伝えしてきました。

今回は食事以外で重要な”生活習慣”について解説していきたいと思います。

人間は基本的に毎日”習慣”で生きています。
毎回毎回、その都度選択して行動するのは体も脳も疲れてしまいます。

例えば・・・、
・ご飯食べる時にお箸をどうやって持つか?
・お箸を持つ力加減は何割で持つか?
・食べ物を掴んで口に運ぶ際どの位のスピードにするか?
・口に運ぶ際にどの関節を動かすか?
・どこの筋肉を使うか?

などと、こんなことを毎回考えながらしていたら大変ですし、疲れますよね?

だから、人間は一度経験したことは次回から考えたり悩まなくても良いように習慣化して、体や脳に疲労が蓄積しないようにしているのです。

習慣化のメリットは毎回選択しなくていいので疲れないことですが、デメリットとしては延々と無意識に繰り返してしまうことです。
ですから、身体に負担が掛かっていたとしても延々と繰り返してしまうので、遅かれ早かれ身体に問題が生じてしまいます。

これって怖くないですか?
自分では身体を悪くしようとは全く考えていなくても、あなたの習慣化された行動が体に問題を生じさせてしまうんです。

そんな訳で今回は”快腸”に必要な正しい2つの習慣について解説していきます。

➀トイレ習慣

 特に現代の女性に多い傾向にありますが、あなたは下痢や便秘でお悩みではありませんか?もしそうなのであれば、あなたの腸は状態が悪い証拠です。

そんな状態から卒業して、毎日スッキリとした快便をもたらすトイレ習慣を実践してみてください。

毎日朝食を食べる
 起床したら食事を必ず摂るようにしてください。朝食で腸に食べ物が入ってくると、反射作用により腸を動かすスイッチが入り、S状結腸に溜まっていた便が肛門へと動き出す。

とりあえず5分間トイレに座る
 便が出なくても毎日5分間は必ずトイレに入るのをお勧めします。
座ることで排便リズムを習慣化させることができます。踵を上げて前屈みの姿勢にすると直腸から肛門までが真っ直ぐになり、便が出やすくなるのでお勧めです。

冷たい水をかける
 トイレに座っても便が出ない場合は、一度手や顔に水をかけてみましょう。冷たさを感じることで自律神経が反応し、腸の神経に作用して便意を催すことが期待できます。

たくさん水を飲む
 便秘気味の人の便は絞りかすのように水分が不足した状態です。
常温の水を飲むことで腸の血液量を増やすだけでなく、便を柔らかくして出しやすくする効果が期待できます。
理想としては一日2L程度の水分を摂ることを目標にしてみてください。

②お風呂習慣

 あなたのお腹に手を当ててみてください。冷たくありませんか?
腸が冷えると、血流が悪くなり、腸の蠕動運動(便を肛門に押し出す力)が低下します。
ですから、腸を温めて働きを活発にすることが可能な”入浴”がおすすめです。

温度設定
 入浴の際の温度設定は非常に重要です。
40℃以上の熱いお湯に浸かると交感神経が優位になります。そうすると、血管が収縮して血液量が減少し、腸の働きが悪くなってしまいます。ですから、入浴の際の理想の温度は38℃~40℃を目安にすることで副交感神経を優位にさせてください。

入浴時間
 入浴時間も非常に重要です。
お風呂でユーチューブや映画を見る方など長風呂の方は例外となりますが、基本的には10分~15分が理想です。
この時間を38℃~40℃のお湯に浸かることで全身の血流が大幅に増加して腸の働きが活性化されます。
最近はシャワーだけで済ませてしまう方が多いですが、シャワーの方は入浴による全身の血流増加の恩恵を受けれません。

どの程度お湯に浸かるか?
 入浴の際にどこまで浸かるかも非常に重要です。
胸の辺りまで浸かる方が多いと思いますが、肩がお湯の中に隠れるくらいまで浸かってください。
更に効果的なのは首も隠れるくらい浸かる方法です。肩や首が隠れるくらい浸かることで、血流が大幅に増加して腸の働きが活性化されます。

注意点として、この方法で15分以上浸かる方や息苦しさを感じる方は中止してください。この場合、のぼせてしまったり、息苦しさで交感神経が優位になってしまう可能性があります。

以上が”快腸”に必要な正しい2つの習慣になります。

1つ1つを見れば大したことではありません。

しかし、これらを毎日継続して実施して習慣化できれば、あなたの腸は”快腸”になり健康体へと変貌できます。

その上で運動・ストレッチ・体操などをすれば相乗効果で効果抜群です。

何歳になっても、自分がしたいことを全力で出来る身体になりたい方は絶対実践するべきです!

違和感・痛み・歪みなどは1日で急には形成されません。
例え、症状が突然出てきたとしてもそれは数日間や数週間、数年などの悪い習慣により形成されています。

その悪い習慣を変える為には”良い習慣の継続”です。

ローマは1日にして成らず

こんな有名な言葉がありましたよね?

ぜひ、あなたも今日から良い習慣作ってみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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しつこい疲れはここを疑え!

寝相

今回のテーマは「しつこい疲れはここを疑え!」です。

あなたはこんな症状でお悩みではありませんか?

「疲れやすい」

「疲れが取れない」

「病気や怪我が治りにくい」

「塩辛い物を異常に食べたくなる」

このような症状がある方は、

「副腎疲労」

の可能性があります!

疲労を取るために色々と試しているけど中々改善しないという方は、是非参考にしてください。

副腎疲労とは主にストレスと栄養失調、体内の炎症がキッカケでうつ病のような症状をもたらす病気です。

副腎は腎臓の上に位置する約2~3cmの小さな三角形の臓器で左右1対ずつあります。1つは約4~5g程度の小さな臓器ですが、人が生きるために必要なホルモンを分泌するとても大切な臓器です。

副腎は人が生きていく上で重要なホルモンを放出していますが、その中でも一番重要なのが、心身を元気にしたり、ストレスを打ち消したりする働きを持つ「コルチゾール」です。

コルチゾールの分泌量は一日の中で大きく変動します。

朝には多く分泌され、昼過ぎには減り始め、夜には殆ど出なくなります。

ところが、絶え間なくストレスが掛かったり、体のどこかに炎症が起きたりすると、副腎は体を守る為に一日中コルチゾールを出します。

このコルチゾールが絶え間なく出ている状態が長く続くと、徐々にコルチゾールの分泌が低下し、最終的には出すことが出来なくなってしまいます。この状態こそが「副腎疲労」なのです。

簡単にまとめると、
➀強いストレスや不規則な生活、慢性の炎症が脳に刺激を与える
②コルチゾールを出し過ぎて、副腎が疲れてくる
③副腎が疲れて、コルチゾールを出すことができなくなり、不調が発症する

一般的には副腎疲労かどうかを検査する場合は、唾液検査を行ないます。
唾液を採取して、主に唾液中のコルチゾールの分泌量と分泌パターンから判断するというものです。

しかし、自分は絶対副腎疲労だという確信が無い限り、検査を受けるのには少しハードルが高いと思います。

なので、私は唾液検査以上より簡便な主観的な症状から判断されることをお勧めしています。

下記の症状に当てはまるものがあれば、副腎疲労の疑いがあると考えてください。

  • 朝起きれない。起きるのが辛い
  • 一日中疲れが取れない
  • 塩辛いものを異常に食べたくなる
  • コーヒーや濃いお茶などカフェイン入りの飲み物が欲しくなる
  • 日常のことを何とかするので精一杯
  • 性欲の低下
  • 怪我や病気が治りにくい
  • 立ちくらみ
  • うつ症状。何をしても楽しくない
  • キレやすい
  • 記憶障害

いかがでしょう?当てはまるものはありましたか?

では、上記の項目に該当するものがあったイコール副腎に絶対問題があるか?と言うとそうとは限りません。

副腎だけの問題では無く、全身の異常から来ている可能性もあります。

副腎はネットワーク臓器とも言われ、様々な臓器と繋がっています。

その為、副腎が機能低下すると、繋がっている他の臓器も機能低下してしまいます。

その為、上記に挙げた症状以外の症状が出ることもあります。

逆に副腎を整えてあげると他の臓器も機能向上してお悩み改善へと向かいます。

本日のまとめです。

「疲れやすい」「疲れが取れない」「病気が治りにくい」「塩辛い物を異常に食べたくなる」

これらの症状でお悩みの方は「副腎疲労」の可能性があります。

副腎疲労が起こる過程は、
➀強いストレスや不規則な生活、慢性の炎症が脳に刺激を与える
②コルチゾールを出し過ぎて、副腎が疲れてくる
③副腎が疲れて、コルチゾールを出すことができなくなり、不調が発症する

副腎疲労が起こる原因の一番はストレスです。

ストレスとは精神的なストレスだけでなく、大気汚染、食品添加物、気温の変化、不規則な食生活、バランスの悪い食生活、持病や感染症など体内で炎症を起こす恐れのあるものすべてがストレスとなります。

今あるあなたの症状は急に出てきたものではありません。

長年の悪い生活習慣により、徐々に悪いものが蓄積されて発症したものです。

ですから、お悩みを解消する為には、この「悪い生活習慣」を変えていかなければいけません。

そうでないと、一時的に症状が落ち着いて治ったと思ったらまた症状が出てきた!

このような一進一退の戦いを何年も続けるのは辛いですよね?

先ずはこの機会にご自身の生活を見返してみてください。

過度にストレスを掛けているような行動をしていないかな?と探してみてください。

もし、ストレスをかけているような行動があるのであれば、今の自分にできるストレス解消法は何か?を考え、実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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こんな飲み物は疲労回復を邪魔する!

今回のテーマは「こんな飲み物は疲労回復を邪魔する!」です。

疲労回復には生活習慣や食べ物も重要ですが、それ以上に気をつけなければいけないのが「飲み物」です。

飲み物は食べ物と違い調理する必要性がないので気軽に手に取ることができ、どこでも直ぐに飲めるというメリットがあります。

しかし、その一方で食べ物と違い消化の必要性が殆どないので、腸にダイレクトに流れていきます。

その為、飲み物によっては飲んだ直後に体に悪影響を及ぼすことがあります。

その結果、疲労取りたくても飲み物の影響で回復できない身体へとなってしまいますので注意が必要です。

今回は、そんな体に悪影響を及ぼす「飲み物3つ」について解説していきます。

では、疲労を取りたい方が真っ先に止めて欲しい飲み物ナンバー1

「清涼炭酸飲料」

これを普段から頻繁に飲まれている方は直ぐに中止してほしいですね。

清涼炭酸飲料の問題は糖分です。

・ペットボトル1本にティースプーン山盛り10杯分の砂糖が入っている
・1日に取っていい砂糖の量を1本で超えてしまう

などと言われています。

メーカーによって多少量は違ってきますが、清涼炭酸飲料は胃を早く通り抜けて一気に吸収されるので、血糖値が急激に上昇しやすくなります。

喉がカラカラの時や暑い時期などは、ついつい甘い清涼炭酸飲料が欲しくなりますよね?

でも、「甘い清涼炭酸飲料は疲れと肥満を招く危険なドリンク」だという事を理解して欲しいです。

次に注意して欲しい飲み物2つ目

「お酒」

仕事帰りに一杯、寝る前に一杯、息抜きに一杯など、色々な機会で飲むことがあると思います。

お酒に関しては気分転換・ストレス発散などで飲む場合は良いですが、

疲労回復という観点から考えれば全く適していません

では、お酒は飲んではいけない!という事かと言うとそうではありません。

節度を保った量であれば構いません

1つのアイデアとしてはお酒と一緒に「水」を飲んでください

そうすることで、アルコール濃度を下げて身体への負担を減らすことが可能です。

また、水を一緒に飲むことで自然と飲酒量も減らすことが可能になります。

最後に注意して欲しい飲み物3つ目

「エナジードリンク」

近年、疲労回復には「エナジードリンク!」と言うようなCMが沢山流れて人気を呼んでいます。

その一方で、エナジードリンクの多量摂取によりさまざまな健康被害が生じています。
中には死に至った事例も見受けられます。

エナジードリンクとは、主にカフェイン、タウリン、グルクロノラクトン、ガラナ、ビタミンなどを添加した飲料を指します。

市場にはエナジードリンクとよばれる製品が数多く出回っており、含まれている成分の内容や量は多種多様です。

なかには、短時間のうちに多量に摂取すると体調に悪影響を及ぼす成分が高濃度で含まれているものもあります。

また、エナジードリンクには砂糖などの糖類も多く添加されている場合があるため摂取量には注意が必要です。

エナジードリンクを多量に摂取すると、主な含有成分であるカフェインによって健康を害することがあります。

カフェインを過剰摂取した場合の症状としては、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、血圧上昇、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等があげられます 。

欧州食品安全機関によると
望ましい1日あたりのカフェイン摂取量
1日400ミリグラムまで。
また1回の接種で200ミリグラムを超えないのが望ましい
とされています。

眠気覚ましや疲労回復にカフェインを取る際は含有量などをチェックしてから飲むようにしてください。

そもそも疲労は、1日中遊んでいた、1日中仕事していた結果に生じた疲労がその後も毎日続くというものではありません。

不摂生や不規則な生活を1週間、1ヶ月、1年と繰り返した結果に「慢性疲労」として出現します。

それを、1本や2本の飲み物だけで回復しよう!と考えるのは無理があります。

普段からの生活習慣を気にする事で、
疲労を蓄積させない・疲労を除去していく事が重要
になります。

これは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは大変だと思います。

でも、未来の健康の為には必ず避けては通れない道です。

是非、頑張ってみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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疲労溜まってる?セルフチェック法

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今回のテーマは「疲労溜まってる?セルフチェック法」です。

突然ですが、あなたは「疲労」溜まってますか?

「全然、感じてません」という方もいれば、「疲労困憊です」という方もいると思います。

しかし、疲労って骨折や切り傷などと違って見た目には見えません。

あくまでも自分の感覚的なことになってきます。

もちろん、「疲れた」という自身の感覚は大切にして欲しいですが自分で気づかないうちに疲労が蓄積している場合もありますし、意外と心が疲れているだけで体は元気な場合もあります。

そういった、自分の今の体を客観的にチェックする方法があれば疲労解消や予防的な観点からも非常に有効になります。

ですから、今回は「疲労が溜まっているか?」を客観的に判断する基準をお伝えしていきたいと思います。

今から述べる項目に一つでも当てはまったら「疲労が溜まっている可能性が高い」と思ってください。

➀脈がいつもと違う
 脈拍チェックは道具を使わず簡単に疲労度合いをチェックできる非常に有効な方法です。
 成人の正常脈拍数は60~90回/分になります。  
 それに比べて少ないのか?多いのか?を確認してください。
 
 運動中や運動直後は脈拍は高くなりますが、時間が経っても中々脈拍が落ち着かない。
 安静時に脈拍が高かったり、脈拍が50回/分以下
で以上に低い場合も要注意です。
 どちらの場合であっても、「疲労蓄積状態」「疲れやすい状態」になっている可能性が高いです。
 
 このように脈拍によって疲労度を簡単にチェックできます。
 普段の脈拍が解らないという方は普段から定期的に脈拍を測って平均値を把握するようにしてください。

②睡眠に問題を抱えている
 目が覚めてしまって睡眠時間が短い、睡眠時間が長い、朝起きてもスッキリしない、朝起きれない
 このような睡眠に問題を生じている方は、体からの疲労のサインだと思ってください。
 
 人間の体は一日の疲労を睡眠によって解消します。寝てる間に成長ホルモンが出たり、記憶の整理をしたり、免疫ホルモンが出たり、体の歪みをリセットしたり・・・。
 それが、上手く機能していない結果が上記の症状です。
 更に寝る時間や起きる時間が不規則になると自律神経のバランスが崩れ、更に睡眠の質は低下し「疲労」は蓄積していきます。

③腰周囲に痛みがある
 腰は体の中心部分に位置しており体の要となる部分です。
 腰、股関節、お尻などに痛みを生じるという事は腰周囲に過剰に負担がかかっているということです。


 本来であれば腰周囲はそこまで大きなストレスはかかりませんし、一時的に腰周囲に負担がかかったとしても寝て起きたら解消されているはずです。
 しかし、それが何らかの原因によって解消されないことで腰周囲が疲労困憊の状態になって痛みを生じているのです。

 つまり、腰周囲に痛みが生じている状態というのは体に大きなストレスがかかり、体が疲労困憊状態になってますよ!という体からのサインだということです。

④呼吸が浅い
 あなたは呼吸はどの部分でしていますか?
 呼吸は胸でするものじゃないの?という方は要注意です。

 呼吸の目的は酸素を体内に取り入れることです。それによって筋肉や内臓など全身に栄養を送り不要な物質を回収しています。
 本来、呼吸は胸呼吸と腹式呼吸両方で行なうものです。
 
 しかし、現代人は猫背や反り腰等の姿勢や環境の変化により胸呼吸が中心になってしまっています。
 その結果、呼吸自体が浅くなってしまっています。
 呼吸が浅いという事は、酸素が全身に行き渡りにくいので「脳・筋肉・内臓」などの器官が100%の状態で働けなくなっています。そうすると疲労がどんどん蓄積されてしまいます。

 一方、腹式呼吸が中心になれば酸素が全身に行き渡り「脳・筋肉・内臓」などの器官が良い状態で働けるようになります。
 また、腹式呼吸によって体幹部分も安定しやすくなるので姿勢が安定化して疲れにくい体を得ることができます。

以上が疲労が溜まっているか?を簡単に判断する為の基準となります。

これらに一つでも該当するのであれば、自覚が無くても体に疲労が蓄積している可能性が高いです。

疲労は感覚的な部分で目に見えません。

なので、自身でも見逃してしまったり他人からも気づかれにくい部分です。

気づいた時には疲労困憊になっており、回復までに多くの時間とお金を要することになります。

最悪の場合、仕事も趣味もできなくなって寝た切り生活になってしまう可能性があります。

そうならないように、普段から疲労が溜まっていないか?を定期的にチェックしてみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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