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体内〇〇が狂うと不調へまっしぐら?!

時計

今回のテーマは「体内〇〇が狂うと不調へまっしぐら?!」です。

あなたは最近こんなことでお悩みではありませんか?

・朝起きれない
・寝付きが悪い
・疲労が取れにくい
・集中力の低下
・食欲低下

これらは、体内〇〇が狂っているために起こっている可能性が高いです。

では、「体内〇〇」とは何なのか?

結論を言うと「体内時計」です。

体内時計が狂うことで上記に上げたような症状が発生するのです。

ということで、今回は「体内時計」について解説していきますね!

体内時計とは?
 体内時計とは人の体に生まれつき備わっている生体リズムのことです。
脳の視床下部という部分に存在し24時間周期でリズムを刻んでいます。

人間は意識しなくても日中は活動して、夜には自然と眠たくなるというリズムが保たれていますが、これは体内時計が働いているからおこる現象なのです。

体温調節やホルモン分泌など、人間の基本的な機能はほぼ24時間リズムで変化しています。

体内時計は2つある?
 実は体内時計と呼ばれるものは2つあります。

1つは先程述べた、脳の視床下部という部分にある「親時計」
もう1つは臓器や抹消組織などに多数ある「子時計」です。

この「親時計」と「子時計」の2つは役割に応じて体内時計制御を行っています。

つまり、体の中では「親時計」と「子時計」がそれぞれ24時間働くことで体内時計が正常に機能しているのです。

体内時計が狂うとどうなる?
 体内時計が狂うことで様々な症状が発生します。

・体内時計が狂うと起こる不調として広く知られている「時差ボケ」
・寝付きが悪くなったり、朝起きれなくなったりする「睡眠障害」
・睡眠障害を起こすことで、日中に強い眠気が起こることで引き起こす可能性が高い「集中力の低下」
・体内時計が狂うことでホルモン分泌が異常になり、食欲ホルモン過剰分泌・不足、血糖値上昇が起こる「肥満や糖尿病などの生活習慣病リスク上昇」

体内時計が狂う原因
 体内時計が狂う原因となるものは何か?それは複数あります。

・寝る直前までスマホなどのブルーライトを浴びている
・食事バランスの乱れ
・不規則な食事時間
・朝食を食べない

本来、光は朝方に浴びるものです。光を浴びることで脳は活動時間なんだ!と認識します。
しかし、ブルーライトのような特に脳の興奮性を高めるものを寝る前に浴びると、寝たくても寝れなくなってしまったり、寝れたとしても睡眠の質が低下してスッキリ感を得られなくなります。

食事バランスでは特に気をつけたいのは糖質過剰です。糖質過剰になると、インスリンというホルモンの影響で血糖値の上昇が起こることで、体内時計が狂いやすくななります。

食事時間も大事です。
あなたは食事の時間はだいたい同じ時間に摂っていますか?

脳はそろそろご飯の時間だな〜とか、この食事はそろそろ寝る時間だな〜と認識しています。

ところが、その食事時間がバラバラだと脳はパニックを起こし体内時計の乱れへと繋がるのです。特に朝食は1日のスタートを告げる大事な時間です。朝食を少しでも良いので体に入れることで体内時計をしっかりと調節してくれます。

体内時計を整えるには?
 では、体内時計を整えるにはどうしたら良いか?その答えは簡単です。
体内時計が狂う原因の反対のことをすれば良いだけです!

・寝る90分前にはブルーライトのような脳を興奮させるようなことはしない
・起床後直ぐに太陽の光を浴びる(曇や雨でもOK。外で自然の光を浴びる)
・5大栄養素を意識してバランスの良い食事を摂る
・食事の時間はなるべく毎日同じ時間にする
・朝食は少なくても良いので食べる

体内時計を整える際の注意点があります。
体内時計はキッチリ24時間ではありません。その為、1日の中で若干ズレが生じます。そのズレをリセットさせるのが上記に上げた方法です。

既に述べたように体内時計には「親時計」と「子時計」の2種類ありますが、リセットされる条件はそれぞれ違います。

「親時計」は「光」によってリセットされます。
「子時計」は「食事」によってリセットされます。

ですから、
・ブルーライト浴びない、起床後に太陽を浴びる → 「親時計」をリセットするのに必要
・朝食を食べる、バランスの良い食事、食事時間は一定 → 「子時計」をリセットするのに必要

となりますので、体内時計を整える為にはどちらかだけ整えるのではなく全て意識して実践することが必要なのです。

体内時計が狂うのには時間はそう必要ではありません。1週間もあれば体内時計は狂ってきます。

逆に体内時計を整えようと思っても、そう簡単には元に戻りません。2~3週間は少なくともかります。夏休みに朝起きる時間をゆっくりにしていると、9月は体が慣れるまで暫く辛くなりませんでした?

一度、狂ってしまったものを元に戻そうとすると必ず時間が必要になります。

勉強、筋トレ、健康は全て同じだと考えてください。1日頑張ったからといって、何かを成し得られる訳ではありません
普段からの小さな積み重ねが未来の成功を生み出します。

ですから、明日の健康の為に今日から体内時計リセット法実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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”暑くない”は危険なサイン?!

注意

今回のテーマは「”暑くない”は危険なサイン?!」についてです。

以前、熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!において、熱中症について解説しました。

熱中症は対策をしっかりと行なえば、確実に防げる病気です。

ただ、人間は加齢と共に自分の体の異常に気付きにくくなってきます。

お年寄りについて、こんな話を聞いたことはありませんか?

「家は全然暑くないから、クーラーは使っていない!」

「汗もかかないし、トイレに頻繁に行くのが嫌だから家では水分は殆ど摂っていない!」

こういった話は、直接だったりニュース等で間接的であったりで聞いたことは1度はあると思います。

消防庁の2018年のデータによると、56.5%の方が自宅で熱中症に罹り死亡に至ったというデータがでています。

ではなぜ、暑い状況下で暑くないと感じたり、喉が乾かないのか?この理由を簡単に解説していきます。

暑さを感じない・喉が乾かない状態になってしまうのか?の原因を一言で言うと、

「加齢」

これが結論です。

人間の体は、暑ければ熱を体に溜め込まないように体外に放出して体温を下げようとしますし、寒ければ熱を外に逃がさないように体内に溜め込もうとします。このような体温調節を必ず行っていま。

体温調節の方法は主に2つあります。

➀行動性体温調節
②自律性体温調節

行動性体温調節とは、寒ければ上着を着たりと厚着をしますし、暑ければ薄着になったりエアコンをつけたりします。これは、自らの意思で体温調節をしようと試みます。

自律性体温調節とは、無意識下で体温調節をしようとする反応です。
例えば、寒い時に体が震えることによって熱を生産させようとしたり、暑い時は汗をかいて熱を下げようと試みます。

この体温調節に重要な2つの内、
➀の自律性体温調節機能が加齢と共に低下してしまうことで、暑さを感じにくくなくなったり、喉が渇きにくくなるのです。

自律性体温調節機能の低下により、

・汗をかく機能が低下する
・血流調整機能が低下する
・皮膚の温度センサーが低下する

汗をかく機能が低下するので熱が体に蓄熱されて高体温状態になったり、

血流調整機能が低下するので熱が体に蓄熱された場合、血流を増やして熱を外に放出することができなくなったり、

皮膚の温度センサーが低下するので暑いのを暑いと感じにくくなってしまいます。

こういうった体の機能低下は、例外なく皆さんに起こります。
特にこういった機能低下が顕著なのが、65歳以上だというデータがでています。

ただし、あくまでも平均値なので個人差が非常に多いと考えてください。

20~30代で機能低下が起こる場合もありますし、70代になってから機能低下が顕著になる場合もあります。
20~30代の場合は自律神経の乱れなどで、一過性で起こるケースが多いです。

汗をかく機能が低下する
・血流調整機能が低下する
・皮膚の温度センサーが低下する

こういった機能低下は自身で気づくのは意外と難しい部分があります。
ですから、家族がいかに変化に早期に気づいてあげるか?ここが重要になってきます。

自身でできることとしては運動を習慣化させて、汗をかいたり、血流増加を強制的に促すようにしたり、

体温計や湿度計を設置して、数値と自分の感覚にズレがないか?を普段からチェックすることをお勧めします。

こういった対策をする事で、熱中症は勿論ですが様々な不調を防ぐことができます。

原因が何なのか?それをしっかりと理解していれば、しっかりとした対策が打てます。

ぜひ、あなた自身や家族の状態をチェックしてみてください!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!

今回のテーマは「熱中症対策!自分は大丈夫は危険!!」についてです。

毎年、梅雨時期~夏にかけて熱中症になる方が後を絶ちません。

散々、熱中症の危険性をメディアで報じてはいますが、現状減少傾向には至っていません。

原因としては、気温自体が年々上昇傾向にあること、体の順応能力低下、対策不足が原因であると考えられます。

熱中症は最悪の場合、死に至る恐い病気です。

今回は、そんな恐い病気である「熱中症を防ぐ方法」を中心に解説していきます。

私は大丈夫!と油断せずに、熱中症に関しての正確な知識を得た上で対策を行ない、今年の暑い夏も乗り越えれるようにしてくださいね!

熱中症とは?
 体温が上がり体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして体温の上昇や、めまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことを言います。

重症度によって次の3つの段階に分けられます。

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症
 立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる)、筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り)・大量の発汗

Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症
 頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症
 意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)

厚生労働省による人口動態統計月報[概数]によると、平成30年~令和4年過去5年間の6月~9月の熱中症による死亡者数が公表されており、

平成30年:1531人
令和元年:1144人
令和2年:1466人
令和3年:707人
令和4年:1387人

令和3年のみ半減していますが、これはこの年の平均気温が例年に比べて低かったことが要因であろうと言われています。

ですので、国民の熱中症対策がここ5年で向上したという訳ではありません。

熱中症は生命にかかわる病気ですが、予防法を知っていれば防ぐことができます

日常生活における予防は、脱水と体温の上昇を抑えることが基本です。
体温の上昇を抑えるには、薄着になる、日陰に移動する、水浴びをする、冷房を使う等、暑さから逃れる行動性の体温調節と、皮膚血管拡張と発汗により熱を体の外に逃がす、自律性の体温調節があります。

しかし、皮膚表面温の上昇には限り(せいぜい35℃まで)があるため、高温環境では汗による体温調節に対する依存率が高くなり、汗の元となる体の水分量を維持することが重要になります。(周囲の温度が35℃以上になると、逆に熱が体に入ってきます)

日常生活では、からだ(体調、暑さへの慣れ等)への配慮と行動の工夫(暑さを避ける、活動の強さ、活動の時期と
持続時間)、および住まいと衣服の工夫が必要です。日常生活での注意事項を、6項目にまとめてみました。

  1. 暑さを避ける
    残念ながら、外気温が高いのを下げることは出来ません。ですから、外気温が高い場合はその暑さをいかに避けるか?が重要になってきます。
    その為、暑さを避ける工夫が大切になります。そんな工夫のアイデアを下記に纏めてみました。

 ①暑い日は無理な外出を控える。
 ②天気予報を参考にし、暑い日や時間を避けて外出や行事の日時を検討する。
 ③屋外では日向を避け日陰を選んで歩く。
 ④日向では積極的に日傘を使用する。
 ⑤涼しい場所に避難する。
 ⑥適宜休憩する、頑張らない、無理をしない。
 ⑦携帯型扇風機や保冷材などのグッズを活用する。

 室内で涼しく過ごす為の工夫
 ①風通しを利用する:屋根裏の換気口を開ける、玄関に網戸、向き合う窓を開ける
 ②窓から射し込む日光を遮る:ブラインドやすだれを垂らす、緑のカーテン、日射遮断フィルム
 ③空調設備を利用する:我慢せずに冷房を入れる、扇風機も併用する
 ④気化熱を利用する:夕方に打ち水をする
 ⑤外部の熱を断熱する:自宅の断熱性能を確認・改善する

 衣服の工夫
  衣服で日射の侵入を防ぎ、ゆったりした服装で、衣服の中や体の表面に風をとおし、体から出る熱と汗をできる  だけ早く逃がしましょう。
 ①ゆったりした衣服にする
 ②襟元をゆるめて通気性を良くする
 ③吸汗・速乾素材や軽・涼スーツ等を活用する
 ④炎天下では輻射(ふくしゃ)熱を吸収する黒色系の素材を避ける
 ⑤日傘や帽子を使う

2.こまめに水分補給をする
 体温を下げるためには、汗が皮膚表面で蒸発して身体から気化熱を奪うことができるように、しっかりと汗をかくことがとても重要です。

汗は血液中の水分や塩分ですから、体温調節のためには、汗で失った水分や塩分を適切に補給する必要があります。

暑い日には知らず知らずにじわじわと汗をかいていますので、身体の活動強度にかかわらずこまめに水分を補給しましょう。

特に湿度が高い日や風が弱くて皮膚表面に気流が届かない条件の下で、汗をかいても蒸発しにくくなり、汗の量も多くなります。その分、十分な水分と塩分を補給しましょう。

また、人間は軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じません。そこで、のどが渇く前、あるいは暑い場所に行く前から水分を補給しておくことが大切です。

なお、どのような種類の酒であっても、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、汗で失われた水分をビール等で補給しようとする考え方は誤りです。

一旦吸収した水分も、それ以上の水分とともに、後に尿で失われてしまいます。

入浴時、睡眠時も発汗していますので、起床時や入浴前後は水分を摂取する必要があります。

運動時や作業時に大量の発汗がある場合には、体重減少量(発汗量)の7 ~ 8割程度の補給が目安です。

日頃から体重を計り、汗の量の目安を確かめておくのは客観的に水分損失量を測る方法として非常に効果的です。

3.急に暑くなる日や継続する暑さに注意する
 熱中症は、例年、梅雨入り前の5月頃から発生し、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。人間が上手に発汗できるようになるには、暑さへの慣れが必要です。

暑い環境での運動や作業を始めてから3 ~4日経つと、汗がより早くから出るようになって、体温上昇を防ぐのが上手になってきます。

さらに、3 ~ 4週間経つと、汗に無駄な塩分をださないようになり、熱けいれんや塩分欠乏によるその他の症状が生じるのを防ぎます。

このようなことから、急に暑くなった日に屋外で過ごした人や、久しぶりに暑い環境で活動した人、涼しい地域から暑い地域へ旅行した人は、暑さに慣れていないため熱中症になりやすいのです。暑いときには無理をせず、徐々に暑さに慣れるように工夫しましょう。

また、厳しい暑さが続くときは、不要な外出や屋外での作業は控え、積極的に冷房(室温が28℃を超えないよう)を使いましょう。

自宅に冷房装置がない場合は、空調の効いた公共施設や商業施設に避難しましょう。たとえ数時間でも涼しいところで体を休めることは有効です。

水シャワーや水浴びも体温を下げるのに有効です。夜間に気温があまり下がらない日には冷房をつけて寝ることも必要です。

4.暑さに備えた体作りをする
 暑い日が続くと、体がしだいに暑さに慣れて、暑さに強くなります(暑熱順化)。暑熱順化すると、暑熱環境での体温上昇や心拍数増加などの生理的ストレスを軽減できます。また循環血液量が増加し、汗のかき始めも早くなります。

そのため同一体温に対する汗の量も増え、より効果的な体温調節ができるようになり、熱中症の危険性も少なくなります。

暑熱順化は「やや暑い環境」において「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動(ウォーキング等)を継続することで獲得できます。

実験的には暑熱順化は運動開始数日後から起こり、2週間程度で完成するといわれています。そのため、日頃からウォーキング等で汗をかく習慣を身につけて暑熱順化していれば、夏の暑さにも対抗しやすくなり、熱中症にもかかりにくくなります。

じっとしていれば、汗をかかないような季節からでも、少し早足でウォーキングし、汗をかく機会を増やしていれば、夏の暑さに負けない体をより早く準備できることになります。また生活習慣病の予防効果も期待できます。

5.各人の体力や体調を考慮する
 熱中症の発生には、その日の体調が影響します。暑さに対して最も重要な働きをする汗は、血液中の水分と塩分から作られます。脱水状態や食事抜きといった万全ではない体調のまま暑い環境に行くことは、絶対に避けなければなりません。

風邪等で発熱したり、下痢になったりしている場合は脱水状態と言えます。また深酒をして二日酔いの人も脱水状態であり、非常に危険です。体調が回復して、食事や水分摂取が十分にできるまでは、暑いところでの活動は控えなければなりません。

また、活動の後には体温を効果的に下げるように工夫します。そのためには、十分な水分補給(大量に汗をかいた場合は塩分も補給)とよい睡眠を取り、涼しい環境でなるべく安静に過ごすことが大切です。

肥満の人、小児や高齢の人、心肺機能や腎機能が低下している人、自律神経や循環機能に影響を与える薬物を飲んでいる人も、熱中症に陥りやすいので活動強度に注意しましょう。

6.集団活動の場ではお互いに注意する
 熱中症の予防には、個人ごとの努力とともに集団生活におけるお互いの配慮や注意も必要です。

まず、暑さが避けられない場所での運動や作業は、なるべく短時間で済ませるようにします。

責任者は集団活動のスケジュールを工夫したり、暑さや身体活動強度に合わせてこまめに休憩を入れたり、選手や作業者を交代させて
一人あたりの活動時間を短くしたりします。

暑い場所での集団活動で忘れてはならないものは、個人の体力や体調に合わせたペースを守らせ、無理をさせないことです。そして、水分と塩分(ナトリウム等)をいつでも補給できるように飲料を準備します。

のどの渇きの感覚に頼っているといずれも不足してしまいますから、活動を始める前から補給するよう指導するのがポイントです。

また、水分だけを補給していると血液中の塩分濃度が低下して、塩分欠乏によって筋けいれんなどの症状が生じることがあります。

特に沢山汗をかくような状況では塩分も補給するよう注意します。活動のスケジュールには、水分補給のための休憩を計画します。

以上が熱中症対策の為の6つのポイントになります。

熱中症は発症すると、命の危険性もある危険な病気です。しかし、対策をしっかりとすれば防げるものです。

私が解説してきた内容の中には、既に知っている部分も多くあったと思います。でも、知ってはいるけども実践はしていない。そんな部分も沢山あったと思います。

ぜひ、この機会に実践へと移して頂き、自身も家族も熱中症にならずに快適な夏を過ごせるようにしてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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免疫力が低下する9つの原因とは?!

DOWN

今回のテーマは「免疫力が低下する9つの原因とは?!」についてです。

前回、「免疫力を高める食事とは?!」の記事で免疫力を高める為の食事について解説しました。

免疫力が低下することで、

・疲れやすい、疲れが取れにくい
・口内炎がよくできる
・病気や怪我が治るのが遅くなった
・薬の効きが悪くなった
・肌荒れが目立つ

などの症状が生じます。
こういった症状を改善したい!とお考えの方は 「免疫力を高める食事とは?!」の 記事を読んでください。

今回は、そもそも免疫力がなぜ低下してしまうのか?この点について解説していきます。

原因を知っておかないと、免疫力を高める食事を行なっても十分な効果を得られません。
免疫力が下がる原因を知り、原因になりうるものを避けつつ免疫力を高める食事を摂る!これが理想の状態です。

では早速、免疫力が低下する原因は何なのか?を見ていきましょう!

免疫力が低下する9つの原因

  1. 加齢
    これは誰もが避けて通ることが出来ない現象です。
    加齢によって体全体の機能が衰えると免疫機能を作り出す働きや、皮膚などのバリア機能が低下します。
    免疫力のピークは10代~20歳前後と言われています。
    40代になると、ピーク時に比べて免疫力が50%低下するとも言われています。
  2. ストレス
    ストレスは免疫力を下げる大きな原因の1つになります。
    特に心理的ストレスは免疫力低下の大きな原因となります。
    精神的なストレスを受けると内臓などの働きを調節する働きがある自律神経が乱れます。
    すると、粘膜の表面でウイルスや病原体とくっついて無毒化し体内への侵入を防ぐ「IgA抗体」の分泌が下がってしまうため免疫力も弱まります。
  3. 睡眠不足
    免疫細胞は夜寝ているときに作られるため、睡眠不足は免疫力低下に直結します。
  4. 食生活の乱れ
    食生活が乱れると腸内環境が悪くなります。その結果、ウイルスや細菌と闘う菌を作れなくなるので免疫力が低下します。
  5. 運動不足
    自動車や電動自転車、インターネットの普及により、体を動かす機会が年々低下しています。運動をする事で血液循環が良くなりますが、運動不足になると血流が低下するので免疫系の働きが低下します。
    運動不足は駄目ですが、過剰な運動も要注意です。過剰なストレスにより免疫力が低下します。何事も適度が重要ですね!
  6. 身体の冷え
    身体が冷えると、血管が収縮するため血流が悪くなり、免疫細胞や栄養が身体の隅々まで運ばれにくくなるため、免疫力が下がってしまいます。代謝も悪くなり体温も上がりにくくなります。
  7. 過剰な飲酒
    大量飲酒の習慣は免疫力を低下させます。
    個々のアルコールの解毒作用によって違いますが、1日に日本酒2合以上を飲む方は健康を害しやすいと言われています。
  8. 喫煙
    タバコを吸うとニコチンによる血流の悪化、免疫を促進するリンパ球の減少、気管の粘膜を覆う線毛(異物を外へ吐き出す作用がある)の働きの低下、免疫力を高める働きがあるビタミンCの消費など、さまざまなデメリットがあり、結果的に免疫力を低下させてしまいます。免疫力を上げるためには禁煙は必須です。
  9. 生活習慣
    夜勤などによる、昼夜逆転の生活による睡眠リズムの乱れは体の不調を引き起こします。
    人間を含む生物は地球の自転による約24時間周期のリズムが存在し、それをサーカディアンリズムと呼びます。
    サーカディアンリズムによる睡眠・覚醒リズムは自律神経、ホルモンの分泌、免疫や代謝などにも影響を与えるので、生活リズムが悪いと免疫力が低下しやすくなります。

以上が免疫力が低下する9つの原因でした。

いかがでしたでしょうか?あなたは思い当たる部分ありましたか?

私は・・・・・・、

該当する部分ありました!!

偉そうに言っておきながら!と言われるかもしれませんね・・・。

ただ、言い訳をする訳ではありませんがもあなたにも覚えておいて欲しい大切なことがあります。

それは、

「完璧じゃなくても良い」

これ凄く重要です。

人間なんで、たまには夜更かししたり、偏食したり、一日中ゴロゴロしたり、お酒をグイッと飲みたくなることもあると思います。

私はそんな日もあって良いと思っています。

最初から完璧を目指すと途中で嫌になって辞めちゃいます。

途中で辞めちゃうくらいなら、多少ずぼらしてても1年間続けてる方がよっぽど良いです。(ずぼらのしすぎは駄目ですよ♪)

健康の為には「継続」が何よりも大切です。

そして、もう1つ。

「いつかやろう!では無く、今からやる」

これも大切です。

良い話聞いたな~、良い事知ったな~で終わってしまっては駄目です。

ぜひ、何か1つでも良いので体に良いこと今日から、今から始める!

この考え方も大切です。

ぜひ、この2つの事を頭に入れて日々生活してみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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免疫力を高める食事とは?!

今回のテーマは「免疫力を高める食事とは?!」についてです。

あなたは、最近こんなことでお悩みでは無いですか?

・ウイルスや細菌などに感染しやすくなった
・疲れやすい、疲れが取れにくい
・口内炎がよくできる
・病気や怪我が治るのが遅くなった
・薬の効きが悪くなった
・肌荒れが目立つ

もし、このような症状でお悩みなのであれば、あなたの「免疫力」低下している可能性大です!

免疫力が低下すると、インフルエンザや季節性の感染症に罹りやすくなったり、ガンの発症リスクも上昇します。

そういった事にならないように、今の内に免疫力を高めておきたいという方は先を読み進んでください。

免疫力とは? 

免疫とはウイルスや細菌、微生物などから身体を守る仕組みのことです。
人間の身体は数多くの細胞から成り立っており、健康で過ごすためにはこれらの細胞を傷つけるウイルスなどを取り除く必要があります。外部から入り込んできたウイルスなどの異物を攻撃し、自分自身を守るのが免疫の役割です。

実は私たちは日常的に口や鼻からさまざまな異物を取り込んでいます。しかし、自分の体内に異物が侵入していると意識することはほとんどないですよね。それは免疫機能が働いて自分の細胞と外部から侵入した異物を見分け、異物だけを攻撃し取り除いているからなのです。

免疫力を高める為に大切な事

では、免疫力を高める為に大切な事とは何なのか?それはたった1つです。

「1日3食バランスの良い食事を摂る」これに尽きます。

免疫の機能がきちんと働いて、健康な体を維持・増進するためには、1日3食バランスよく食べることが基本であり重要なことです。

不規則な食生活や偏食や欠食は避けて、なるべく様々な食品から、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく、腹八分目で食べるように心がける。

そして、1日3食バランスの良い食事を摂ることが何に好影響を与えるのか?というと・・・、
最近の記事で頻繁にお伝えしている事なので「また~?」となるかもしれませんが、 

「腸内環境が整う」

やはり、ここに行き着きます。

腸は口から食べた食べ物を消化・吸収する場所ですが、外界から体内に入ってきた食品と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所でもあります。

そのため、腸の壁の内側には免疫をつかさどっている免疫細胞が集中しており、体全体の免疫細胞の約7割が腸に集まっているのです。

さらに、小腸の壁に存在するパイエル板では、免疫細胞に体に有害な異物を学習させて訓練していることも明らかになっています。

訓練された免疫細胞は腸での免疫に関与するだけでなく、血液の流れに乗って体中に運ばれて、病原菌やウイルスを攻撃します。

そのため、免疫力を高めるためには腸の状態を良くすることが重要なポイントになります。

では、具体的にどんな食品が免疫力を高めてくれるのか?を見ていきましょう!

・きのこ類
 しいたけ、しめじ、えのき、舞茸、エリンギ、キクラゲなどのきのこ類は、低カロリーで食物繊維が豊富な食品です。中でもβ–グルカンといわれるタイプの食物繊維は、免疫力を高める作用が知られています。
 また、免疫機能を調節するビタミンDも多く含みます。特に天日干ししたものは、紫外線の作用でビタミンDが豊富です。スープや炒めもの、炊き込みご飯など、さまざまな料理に使えるので、冷蔵庫にストックしておきたい食品です。

・発酵食品
 納豆やヨーグルト、甘酒などの発酵食品は、腸内環境を整え免疫機能を調節する乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含みます。これらの菌は腸にたどり着いた後、長期間すみ着くことはないので、毎日続けて摂り続けるのがおすすめです。

・肉や魚類
 これらは、たんぱく質の摂取源になる食品です。たんぱく質は体を構成している細胞だけでなく、体を菌やウイルスなどから守る免疫物質のもとになります。
 肉なら、鶏のむね肉やささみ肉、魚なら、アジやサケなどにたんぱく質が多く含まれています。また、魚にはたんぱく質に加え、免疫機能を調整するEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった脂肪酸が豊富に含まれます。

・野菜や果物類
 野菜や果物は、ビタミンやミネラルの摂取源になる食品です。ビタミンやミネラルの中には、免疫が正常に機能するために欠かせないものがあるため、不足しないように注意が必要です。
 また、野菜や果物は大豆や、きのこ類と同様に食物繊維が豊富です。食物繊維は消化されずに大腸に届き、免疫機能を高める働きがある善玉菌を増やします。

・卵や乳製品、大豆製品
 卵や牛乳・ヨーグルトは、良質なたんぱく質を手軽に摂れる食品です。加えて、ヨーグルトの場合は乳酸菌やビフィズス菌も摂ることができます。
 また、大豆は植物性食品に由来するたんぱく質(植物性たんぱく質)を摂取できる食品です。肉や魚などに由来するたんぱく質(動物性たんぱく質)と植物性たんぱく質はバランス良く摂る必要があり、植物性たんぱく質を意識して摂りたいときなどにおすすめです。

以上が免疫力を高める為に必要な食品となります。

いかがでしょうか?あなたはこれらの食品をバランスよく摂れていましたか?

私は当院にお越しの患者さんに食事についてお話を聞いていくようにしています。

それを聞いた上での私の個人的な印象になりますが、「肉や魚」「卵や乳製品や大豆製品」が不足している人が多いなと感じています

皆さん食べていない訳ではありません。
しかし、1日に必要な量を満たしていないという感じです。

免疫力を高める上で、肉や魚、卵、大豆製品などに含まれるたんぱく質が非常に重要になります。しかし、このたんぱく質の量が不足しているが故に免疫力が低下してしまっている印象です。

ウイルスや細菌などを攻撃する「抗体」はたんぱく質から出来ています。それなのにたんぱく質が不足していれば、ウイルスや細菌と闘ってくれる抗体ができません。

但し、たんぱく質だけを大量に摂れば良いという訳ではありません。始めにもお伝えした通りバランスが重要です。

上記の5項目を見て、自分で不足しているなと思った食品をしっかりと摂るようにしてみてください。

そうすることで、免疫力が高まって病気・疲れ知らずで何歳になってもしたい事を全力でできる身体へと変貌を遂げることができるようになりますよ!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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”快腸”に必要な2つの習慣

今回のテーマは「”快腸”に必要な2つの習慣」についてです。

これまで、何回かに渡って腸内環境について解説してきました。

腸内環境が良く無ければ、ウォーキングや水泳などの運動をしようが、ストレッチをしようが、体操をしようが健康にはなれません。

ですから、いかに腸内環境を整えて快適な状態”快腸”にできるか?
これが最重要事項
になってきます。
過去の記事では腸内環境を整えるには食事が重要ですよ!ともお伝えしてきました。

今回は食事以外で重要な”生活習慣”について解説していきたいと思います。

人間は基本的に毎日”習慣”で生きています。
毎回毎回、その都度選択して行動するのは体も脳も疲れてしまいます。

例えば・・・、
・ご飯食べる時にお箸をどうやって持つか?
・お箸を持つ力加減は何割で持つか?
・食べ物を掴んで口に運ぶ際どの位のスピードにするか?
・口に運ぶ際にどの関節を動かすか?
・どこの筋肉を使うか?

などと、こんなことを毎回考えながらしていたら大変ですし、疲れますよね?

だから、人間は一度経験したことは次回から考えたり悩まなくても良いように習慣化して、体や脳に疲労が蓄積しないようにしているのです。

習慣化のメリットは毎回選択しなくていいので疲れないことですが、デメリットとしては延々と無意識に繰り返してしまうことです。
ですから、身体に負担が掛かっていたとしても延々と繰り返してしまうので、遅かれ早かれ身体に問題が生じてしまいます。

これって怖くないですか?
自分では身体を悪くしようとは全く考えていなくても、あなたの習慣化された行動が体に問題を生じさせてしまうんです。

そんな訳で今回は”快腸”に必要な正しい2つの習慣について解説していきます。

➀トイレ習慣

 特に現代の女性に多い傾向にありますが、あなたは下痢や便秘でお悩みではありませんか?もしそうなのであれば、あなたの腸は状態が悪い証拠です。

そんな状態から卒業して、毎日スッキリとした快便をもたらすトイレ習慣を実践してみてください。

毎日朝食を食べる
 起床したら食事を必ず摂るようにしてください。朝食で腸に食べ物が入ってくると、反射作用により腸を動かすスイッチが入り、S状結腸に溜まっていた便が肛門へと動き出す。

とりあえず5分間トイレに座る
 便が出なくても毎日5分間は必ずトイレに入るのをお勧めします。
座ることで排便リズムを習慣化させることができます。踵を上げて前屈みの姿勢にすると直腸から肛門までが真っ直ぐになり、便が出やすくなるのでお勧めです。

冷たい水をかける
 トイレに座っても便が出ない場合は、一度手や顔に水をかけてみましょう。冷たさを感じることで自律神経が反応し、腸の神経に作用して便意を催すことが期待できます。

たくさん水を飲む
 便秘気味の人の便は絞りかすのように水分が不足した状態です。
常温の水を飲むことで腸の血液量を増やすだけでなく、便を柔らかくして出しやすくする効果が期待できます。
理想としては一日2L程度の水分を摂ることを目標にしてみてください。

②お風呂習慣

 あなたのお腹に手を当ててみてください。冷たくありませんか?
腸が冷えると、血流が悪くなり、腸の蠕動運動(便を肛門に押し出す力)が低下します。
ですから、腸を温めて働きを活発にすることが可能な”入浴”がおすすめです。

温度設定
 入浴の際の温度設定は非常に重要です。
40℃以上の熱いお湯に浸かると交感神経が優位になります。そうすると、血管が収縮して血液量が減少し、腸の働きが悪くなってしまいます。ですから、入浴の際の理想の温度は38℃~40℃を目安にすることで副交感神経を優位にさせてください。

入浴時間
 入浴時間も非常に重要です。
お風呂でユーチューブや映画を見る方など長風呂の方は例外となりますが、基本的には10分~15分が理想です。
この時間を38℃~40℃のお湯に浸かることで全身の血流が大幅に増加して腸の働きが活性化されます。
最近はシャワーだけで済ませてしまう方が多いですが、シャワーの方は入浴による全身の血流増加の恩恵を受けれません。

どの程度お湯に浸かるか?
 入浴の際にどこまで浸かるかも非常に重要です。
胸の辺りまで浸かる方が多いと思いますが、肩がお湯の中に隠れるくらいまで浸かってください。
更に効果的なのは首も隠れるくらい浸かる方法です。肩や首が隠れるくらい浸かることで、血流が大幅に増加して腸の働きが活性化されます。

注意点として、この方法で15分以上浸かる方や息苦しさを感じる方は中止してください。この場合、のぼせてしまったり、息苦しさで交感神経が優位になってしまう可能性があります。

以上が”快腸”に必要な正しい2つの習慣になります。

1つ1つを見れば大したことではありません。

しかし、これらを毎日継続して実施して習慣化できれば、あなたの腸は”快腸”になり健康体へと変貌できます。

その上で運動・ストレッチ・体操などをすれば相乗効果で効果抜群です。

何歳になっても、自分がしたいことを全力で出来る身体になりたい方は絶対実践するべきです!

違和感・痛み・歪みなどは1日で急には形成されません。
例え、症状が突然出てきたとしてもそれは数日間や数週間、数年などの悪い習慣により形成されています。

その悪い習慣を変える為には”良い習慣の継続”です。

ローマは1日にして成らず

こんな有名な言葉がありましたよね?

ぜひ、あなたも今日から良い習慣作ってみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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しつこい疲れはここを疑え!

寝相

今回のテーマは「しつこい疲れはここを疑え!」です。

あなたはこんな症状でお悩みではありませんか?

「疲れやすい」

「疲れが取れない」

「病気や怪我が治りにくい」

「塩辛い物を異常に食べたくなる」

このような症状がある方は、

「副腎疲労」

の可能性があります!

疲労を取るために色々と試しているけど中々改善しないという方は、是非参考にしてください。

副腎疲労とは主にストレスと栄養失調、体内の炎症がキッカケでうつ病のような症状をもたらす病気です。

副腎は腎臓の上に位置する約2~3cmの小さな三角形の臓器で左右1対ずつあります。1つは約4~5g程度の小さな臓器ですが、人が生きるために必要なホルモンを分泌するとても大切な臓器です。

副腎は人が生きていく上で重要なホルモンを放出していますが、その中でも一番重要なのが、心身を元気にしたり、ストレスを打ち消したりする働きを持つ「コルチゾール」です。

コルチゾールの分泌量は一日の中で大きく変動します。

朝には多く分泌され、昼過ぎには減り始め、夜には殆ど出なくなります。

ところが、絶え間なくストレスが掛かったり、体のどこかに炎症が起きたりすると、副腎は体を守る為に一日中コルチゾールを出します。

このコルチゾールが絶え間なく出ている状態が長く続くと、徐々にコルチゾールの分泌が低下し、最終的には出すことが出来なくなってしまいます。この状態こそが「副腎疲労」なのです。

簡単にまとめると、
➀強いストレスや不規則な生活、慢性の炎症が脳に刺激を与える
②コルチゾールを出し過ぎて、副腎が疲れてくる
③副腎が疲れて、コルチゾールを出すことができなくなり、不調が発症する

一般的には副腎疲労かどうかを検査する場合は、唾液検査を行ないます。
唾液を採取して、主に唾液中のコルチゾールの分泌量と分泌パターンから判断するというものです。

しかし、自分は絶対副腎疲労だという確信が無い限り、検査を受けるのには少しハードルが高いと思います。

なので、私は唾液検査以上より簡便な主観的な症状から判断されることをお勧めしています。

下記の症状に当てはまるものがあれば、副腎疲労の疑いがあると考えてください。

  • 朝起きれない。起きるのが辛い
  • 一日中疲れが取れない
  • 塩辛いものを異常に食べたくなる
  • コーヒーや濃いお茶などカフェイン入りの飲み物が欲しくなる
  • 日常のことを何とかするので精一杯
  • 性欲の低下
  • 怪我や病気が治りにくい
  • 立ちくらみ
  • うつ症状。何をしても楽しくない
  • キレやすい
  • 記憶障害

いかがでしょう?当てはまるものはありましたか?

では、上記の項目に該当するものがあったイコール副腎に絶対問題があるか?と言うとそうとは限りません。

副腎だけの問題では無く、全身の異常から来ている可能性もあります。

副腎はネットワーク臓器とも言われ、様々な臓器と繋がっています。

その為、副腎が機能低下すると、繋がっている他の臓器も機能低下してしまいます。

その為、上記に挙げた症状以外の症状が出ることもあります。

逆に副腎を整えてあげると他の臓器も機能向上してお悩み改善へと向かいます。

本日のまとめです。

「疲れやすい」「疲れが取れない」「病気が治りにくい」「塩辛い物を異常に食べたくなる」

これらの症状でお悩みの方は「副腎疲労」の可能性があります。

副腎疲労が起こる過程は、
➀強いストレスや不規則な生活、慢性の炎症が脳に刺激を与える
②コルチゾールを出し過ぎて、副腎が疲れてくる
③副腎が疲れて、コルチゾールを出すことができなくなり、不調が発症する

副腎疲労が起こる原因の一番はストレスです。

ストレスとは精神的なストレスだけでなく、大気汚染、食品添加物、気温の変化、不規則な食生活、バランスの悪い食生活、持病や感染症など体内で炎症を起こす恐れのあるものすべてがストレスとなります。

今あるあなたの症状は急に出てきたものではありません。

長年の悪い生活習慣により、徐々に悪いものが蓄積されて発症したものです。

ですから、お悩みを解消する為には、この「悪い生活習慣」を変えていかなければいけません。

そうでないと、一時的に症状が落ち着いて治ったと思ったらまた症状が出てきた!

このような一進一退の戦いを何年も続けるのは辛いですよね?

先ずはこの機会にご自身の生活を見返してみてください。

過度にストレスを掛けているような行動をしていないかな?と探してみてください。

もし、ストレスをかけているような行動があるのであれば、今の自分にできるストレス解消法は何か?を考え、実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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こんな飲み物は疲労回復を邪魔する!

今回のテーマは「こんな飲み物は疲労回復を邪魔する!」です。

疲労回復には生活習慣や食べ物も重要ですが、それ以上に気をつけなければいけないのが「飲み物」です。

飲み物は食べ物と違い調理する必要性がないので気軽に手に取ることができ、どこでも直ぐに飲めるというメリットがあります。

しかし、その一方で食べ物と違い消化の必要性が殆どないので、腸にダイレクトに流れていきます。

その為、飲み物によっては飲んだ直後に体に悪影響を及ぼすことがあります。

その結果、疲労取りたくても飲み物の影響で回復できない身体へとなってしまいますので注意が必要です。

今回は、そんな体に悪影響を及ぼす「飲み物3つ」について解説していきます。

では、疲労を取りたい方が真っ先に止めて欲しい飲み物ナンバー1

「清涼炭酸飲料」

これを普段から頻繁に飲まれている方は直ぐに中止してほしいですね。

清涼炭酸飲料の問題は糖分です。

・ペットボトル1本にティースプーン山盛り10杯分の砂糖が入っている
・1日に取っていい砂糖の量を1本で超えてしまう

などと言われています。

メーカーによって多少量は違ってきますが、清涼炭酸飲料は胃を早く通り抜けて一気に吸収されるので、血糖値が急激に上昇しやすくなります。

喉がカラカラの時や暑い時期などは、ついつい甘い清涼炭酸飲料が欲しくなりますよね?

でも、「甘い清涼炭酸飲料は疲れと肥満を招く危険なドリンク」だという事を理解して欲しいです。

次に注意して欲しい飲み物2つ目

「お酒」

仕事帰りに一杯、寝る前に一杯、息抜きに一杯など、色々な機会で飲むことがあると思います。

お酒に関しては気分転換・ストレス発散などで飲む場合は良いですが、

疲労回復という観点から考えれば全く適していません

では、お酒は飲んではいけない!という事かと言うとそうではありません。

節度を保った量であれば構いません

1つのアイデアとしてはお酒と一緒に「水」を飲んでください

そうすることで、アルコール濃度を下げて身体への負担を減らすことが可能です。

また、水を一緒に飲むことで自然と飲酒量も減らすことが可能になります。

最後に注意して欲しい飲み物3つ目

「エナジードリンク」

近年、疲労回復には「エナジードリンク!」と言うようなCMが沢山流れて人気を呼んでいます。

その一方で、エナジードリンクの多量摂取によりさまざまな健康被害が生じています。
中には死に至った事例も見受けられます。

エナジードリンクとは、主にカフェイン、タウリン、グルクロノラクトン、ガラナ、ビタミンなどを添加した飲料を指します。

市場にはエナジードリンクとよばれる製品が数多く出回っており、含まれている成分の内容や量は多種多様です。

なかには、短時間のうちに多量に摂取すると体調に悪影響を及ぼす成分が高濃度で含まれているものもあります。

また、エナジードリンクには砂糖などの糖類も多く添加されている場合があるため摂取量には注意が必要です。

エナジードリンクを多量に摂取すると、主な含有成分であるカフェインによって健康を害することがあります。

カフェインを過剰摂取した場合の症状としては、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、血圧上昇、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等があげられます 。

欧州食品安全機関によると
望ましい1日あたりのカフェイン摂取量
1日400ミリグラムまで。
また1回の接種で200ミリグラムを超えないのが望ましい
とされています。

眠気覚ましや疲労回復にカフェインを取る際は含有量などをチェックしてから飲むようにしてください。

そもそも疲労は、1日中遊んでいた、1日中仕事していた結果に生じた疲労がその後も毎日続くというものではありません。

不摂生や不規則な生活を1週間、1ヶ月、1年と繰り返した結果に「慢性疲労」として出現します。

それを、1本や2本の飲み物だけで回復しよう!と考えるのは無理があります。

普段からの生活習慣を気にする事で、
疲労を蓄積させない・疲労を除去していく事が重要
になります。

これは言葉で言うのは簡単ですが実践するのは大変だと思います。

でも、未来の健康の為には必ず避けては通れない道です。

是非、頑張ってみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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疲労溜まってる?セルフチェック法

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今回のテーマは「疲労溜まってる?セルフチェック法」です。

突然ですが、あなたは「疲労」溜まってますか?

「全然、感じてません」という方もいれば、「疲労困憊です」という方もいると思います。

しかし、疲労って骨折や切り傷などと違って見た目には見えません。

あくまでも自分の感覚的なことになってきます。

もちろん、「疲れた」という自身の感覚は大切にして欲しいですが自分で気づかないうちに疲労が蓄積している場合もありますし、意外と心が疲れているだけで体は元気な場合もあります。

そういった、自分の今の体を客観的にチェックする方法があれば疲労解消や予防的な観点からも非常に有効になります。

ですから、今回は「疲労が溜まっているか?」を客観的に判断する基準をお伝えしていきたいと思います。

今から述べる項目に一つでも当てはまったら「疲労が溜まっている可能性が高い」と思ってください。

➀脈がいつもと違う
 脈拍チェックは道具を使わず簡単に疲労度合いをチェックできる非常に有効な方法です。
 成人の正常脈拍数は60~90回/分になります。  
 それに比べて少ないのか?多いのか?を確認してください。
 
 運動中や運動直後は脈拍は高くなりますが、時間が経っても中々脈拍が落ち着かない。
 安静時に脈拍が高かったり、脈拍が50回/分以下
で以上に低い場合も要注意です。
 どちらの場合であっても、「疲労蓄積状態」「疲れやすい状態」になっている可能性が高いです。
 
 このように脈拍によって疲労度を簡単にチェックできます。
 普段の脈拍が解らないという方は普段から定期的に脈拍を測って平均値を把握するようにしてください。

②睡眠に問題を抱えている
 目が覚めてしまって睡眠時間が短い、睡眠時間が長い、朝起きてもスッキリしない、朝起きれない
 このような睡眠に問題を生じている方は、体からの疲労のサインだと思ってください。
 
 人間の体は一日の疲労を睡眠によって解消します。寝てる間に成長ホルモンが出たり、記憶の整理をしたり、免疫ホルモンが出たり、体の歪みをリセットしたり・・・。
 それが、上手く機能していない結果が上記の症状です。
 更に寝る時間や起きる時間が不規則になると自律神経のバランスが崩れ、更に睡眠の質は低下し「疲労」は蓄積していきます。

③腰周囲に痛みがある
 腰は体の中心部分に位置しており体の要となる部分です。
 腰、股関節、お尻などに痛みを生じるという事は腰周囲に過剰に負担がかかっているということです。


 本来であれば腰周囲はそこまで大きなストレスはかかりませんし、一時的に腰周囲に負担がかかったとしても寝て起きたら解消されているはずです。
 しかし、それが何らかの原因によって解消されないことで腰周囲が疲労困憊の状態になって痛みを生じているのです。

 つまり、腰周囲に痛みが生じている状態というのは体に大きなストレスがかかり、体が疲労困憊状態になってますよ!という体からのサインだということです。

④呼吸が浅い
 あなたは呼吸はどの部分でしていますか?
 呼吸は胸でするものじゃないの?という方は要注意です。

 呼吸の目的は酸素を体内に取り入れることです。それによって筋肉や内臓など全身に栄養を送り不要な物質を回収しています。
 本来、呼吸は胸呼吸と腹式呼吸両方で行なうものです。
 
 しかし、現代人は猫背や反り腰等の姿勢や環境の変化により胸呼吸が中心になってしまっています。
 その結果、呼吸自体が浅くなってしまっています。
 呼吸が浅いという事は、酸素が全身に行き渡りにくいので「脳・筋肉・内臓」などの器官が100%の状態で働けなくなっています。そうすると疲労がどんどん蓄積されてしまいます。

 一方、腹式呼吸が中心になれば酸素が全身に行き渡り「脳・筋肉・内臓」などの器官が良い状態で働けるようになります。
 また、腹式呼吸によって体幹部分も安定しやすくなるので姿勢が安定化して疲れにくい体を得ることができます。

以上が疲労が溜まっているか?を簡単に判断する為の基準となります。

これらに一つでも該当するのであれば、自覚が無くても体に疲労が蓄積している可能性が高いです。

疲労は感覚的な部分で目に見えません。

なので、自身でも見逃してしまったり他人からも気づかれにくい部分です。

気づいた時には疲労困憊になっており、回復までに多くの時間とお金を要することになります。

最悪の場合、仕事も趣味もできなくなって寝た切り生活になってしまう可能性があります。

そうならないように、普段から疲労が溜まっていないか?を定期的にチェックしてみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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