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ポリフェノールって体に良いの?

今回のテーマは「ポリフェノールって体に良いの?」です。

突然ですが、あなたはポリフェノールについて家族や友人に効果効能などを説明できますか?

恐らく2割程度の方しかできないと思います。

知人が健康に良いと言っていた・・・
TVで健康に良いと言っていた・・・
雑誌に健康に良いと書いてあった・・・

名前はよく聞くけど、ただ体に良いらしいよくらいの知識だけで、何が良いのか?などの詳細はそこまで知らない・・・。
そんな感じだと思います。

でも安心してください!

結論を先に言うと、ポリフェノールは体に良いんです!

では、何が良いのか?
種類や摂取目安、摂り方について解説していきますので、しっかり理解して家族や友人に教えてあげてください。

ポリフェノールって何?

ポリフェノールは植物が光合成によって生成する抗酸化物質のことです。紫外線や乾燥、害虫、塩分、周囲に生息する菌などのストレスから身を守るために生成されます。

ほとんど全ての植物に含まれていて、植物の色や苦味の元になっています。ポリフェノールのもつ抗酸化作用は人間にも有用で、人間の体内で生成される「活性酸素」を取り除いてくれます。

活性酸素は免疫機能の低下や老化を引き起こします。そのほか、動脈硬化の原因となったり、ガンなどの疾患を招いたりする可能性があることも報告されています。

また、皮膚の脂質を酸化させてシミやシワの原因を作ることもあり、いわば健康や美容の大敵といえる物質です。

ポリフェノールにはこれらの活性酸素の悪影響を防ぐことが期待できるので、ポリフェノールを豊富に含む食品や飲み物を摂ることは健康や美容に良いといえます。

人類全員が避けて通れない老化

シミ、シワ、白髪などはハッキリと表に出てくるので、「年を取った」と思い知らされて嫌になりますよね。

そんな老化現象に抗うため、化粧で覆ったり、黒染めしたり、化粧水をしたりと毎日一生懸命行なう。
このように対策を講じるのは良い事だと思います。

ただし、注意点があります。
主に体の外側からこういった対症療法を行っても体内にある活性酸素が増えると、シミ、シワ、白髪などは対策を講じても、講じても一瞬で元通り、あるいは更に悪化してしまいます。

ですから、活性酸素対策を行なって体の内側から変えていく必要性があるということですね。

その他効果が期待できるもの

・更年期症状の改善
・血圧や血糖値の正常化
・殺菌作用

ポリフェノールの種類

一言でポリフェノールと言っても、実はポリフェノールは約8000種類あると言われています。

今から8000種類全てをここで説明することはできませんので、代表的なポリフェノールを挙げていきます。

・お茶に含まれているカテキン
・大豆に含まれているイソフラボン
・ブルーベリーに含まれているアントシアニン
・チョコレートに含まれているカカオ
・蕎麦に含まれているルチン

この辺りは、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

意外と身近にポリフェノールがあると思いませんでした?もしかしたら「私は意図せずポリフェノール毎日摂れています!」なんて方もいるかも知れません。

ポリフェノールの摂取目安や摂り方のコツ

意外にも我々日本人の生活の中にポリフェノールがあることが判明しました。
ポリフェノールに関しては1日に推奨される目安摂取量はありません。

私は割とポリフェノールを1日の中で摂っていそうなので問題ないな!と、思ったあなた!!

だから、一度に大量摂取しても2~3時間後にはほとんど体内から消えてしまっている事になります。

だから、摂り方のコツとしては、毎日数回に分けてこまめに取り入れるようにする!これが何よりも重要です。

ポリフェノールを体内に効率よく取り入れる際に注意点があります。

それは、ポリフェノールを摂る際は牛乳と一緒に飲まないようにしてください。牛乳と一緒に摂取すると吸収が阻害されてしまいます。

せっかく、意識的にポリフェノールを摂取しているのに同時・もしくは直後に牛乳を飲むと、吸収が阻害されてしまうので、体内の活性酸素が増えることになります。

一方で、ビタミンCはポリフェノールの吸収を高めてくれる成分なので、一緒に摂取するのをお勧めします。

ポリフェノールは健康や美容の両方に良い効果をもたらします。以外にもポリフェノールは日本人の食卓の身近にあります。

沢山摂れば効果が倍増!という訳にはいきません。ポリフェノールを適切量摂っても、大量に摂っても効果は同じです。
逆に大量に摂った方が胃腸への負担がかかる可能性があります。

ですから、ポリフェノールは数回に分けて摂り、1日の中で満遍なく体内にポリフェノールがある状態を作ることで、活性酸素を少なくする事が可能になります。

その結果、動脈硬化やガン、関節痛、シミ、シワなどを防ぐことが可能になります。

もし、普段からポリフェノールを割と摂っているよ!という方は、1日で満遍なく摂る、数カ月~数十年と継続的に摂る事を意識して生活してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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お正月太りしやすい理由

肥満

今回のテーマは「お正月太りしやすい理由」です。

お正月は家族や友達で集まって食事をする機会が増えますよね。

おせち料理やお餅、甘いお汁粉やお酒など……お正月ならではのご馳走が多くて楽しいイベントです。

しかし、お正月が終わると「お正月太り」に悩まされる人が多いのではないでしょうか?

お正月で一気に太ると体重が戻りにくく、肥満による生活習慣病のリスク増加につながります。

今回はそんな、お正月太りしやすい理由について解説していきます。

お正月太りしやすい理由➀

運動量が減る

普段、通勤や立ち仕事、重労働の作業など仕事のために身体を動かしている人は、お正月休みで消費カロリーが減ってしまいます。

消費カロリーが減るので、いつも通りの量しか食べなくても太ってしまいます。

せっかくのお休みなのでゆっくり休むことも大切ですが、外でも自宅でも構いませんし、5分~10分でも構いませんので体を動かす時間を作るのが大切です。

お正月太りしやすい理由

座っている時間が長い

お正月休みはテレビを見ながら長時間座っていることが増えると思います。

こたつに入りながらミカンを食べたり、お菓子を食べたり、お酒を飲んだり・・・
こんな風景はどの家庭でもあると思います。

目の前に食べ物や飲み物が置いてあると、お腹が空いていなくても、つい手が伸びてしまうのが人間の性です。

座り続けることで、カロリー消費量が低下して太りやすくなりまし、下半身への長時間の圧迫による血行不良、座りっぱなしによる胃腸の動きの低下も太りやすさの原因となります。

お正月太りしやすい理由

用意された食事を食べすぎる

親戚が集まるときのご馳走は多めの量が用意されている傾向があります。

おもてなしを受ける側は、せっかく作ってくれた料理を残すのは失礼だと感じます。レストランなどでは、自分で注文したものなら残すのはもったいないと感じるでしょう。

「残したらいけない」
「申し訳ない」
「もったいない」

という気持ちからお腹いっぱいなのに食べすぎてしまう傾向があります。

本当にお腹が空いているのであれば食べても問題ありませんが、結構お腹膨れてきたな~と思っているのにも関わらず食べるのは避けてください。

体が限界サインを送ってくれているのにそれを無視して食べてしまうことで、太ったり不健康になってしまうのです。

お正月太りしやすい理由

運動習慣が中断する

日常的にウォーキングやジョギングなどの運動を続けていた人も、お正月をきっかけにやめてしまう場合があります。

いつもと違う生活パターンになると、人は習慣を一旦中断してしまいます。
それをきっかけにこれまで体型を維持するために行っていた運動習慣が途切れがちになります。

1日~2日位大丈夫!と考えてお休みしているうちに、運動習慣が頭に浮かぶこともなくなってしまうかもしれません。

こうならない為にも、事前に「この日は休んで、この日から再開する!」などと決めて起きましょう。

お正月太りしやすい理由

お酒を飲む機会が増える

アルコールは脂肪を肝臓に蓄積させます。
肝臓に脂肪が蓄積すると、代謝が低下してさまざまな臓器の障害をきたしてしまいます。

最近の事で注意が必要なのが糖質オフビールです。
糖質オフのお酒なら太らないと思っている人がいますが、糖質オフでもアルコール自体が中性脂肪や内臓脂肪を増やす原因になりますので飲み過ぎればもちろん肥満の原因になります。

寝る前の飲酒も要注意です。
寝る直前にお酒を飲むと睡眠の質が低下します。睡眠の質が低下することで、代謝が低下して太りやすくなります。

お正月太りしやすい理由

お正月料理は太りやすい

おせち料理は日持ちさせるために塩や砂糖を多く使っています。
塩分は水分を血管に引き込む性質があるため、食べすぎると身体がむくみやすくなります。

糖分をとりすぎると血糖値を安定させるためにインスリンが多く分泌され、中性脂肪の蓄積に繋がってしまうのです。

さらに、インスリンは塩分を体内に取り込みやすくする性質があります。おせち料理の塩辛いもの・甘いものを交互に食べていると、むくみと脂肪蓄積が起こりやすくなってしまいます。

これら6つがお正月に太りやすい理由です。

人間の体は年齢と共に必ず変化していきます。

昔はこれしたら痩せたのに・・・
昔は同じ位食べても太らなかったのに・・・
昔は、、、

みたいな事って多々ありますよね?
どんな健康な人でも、年齢と共に身体は老化していきます。

過去にできたことが、現在ではできなくなるような事は誰でもあります。

ですから、現在の自分を否定せずにしっかりと認めた上で、今の自分の体に合う食生活や運動習慣を日々探してみてください。
そうすることで、あなたの理想とする体型を維持できるようになりますよ。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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「人工甘味料は体に悪い」は本当か?

添加物

今回のテーマは「人工甘味料は体に悪いは本当か?」です。

人工甘味料という言葉は聞いたことがあると思います。
でも、それがどんなものなのか?までは分からないという方が多いと思います。

「人工」っていう文字が付いてるし、何となく体に悪そうだな?というイメージありませんか?

正直、私は非常に体に悪いものだと思っていました。

砂糖やオリゴ糖など日常的に使用している甘味料とは違い、人工甘味料は加工品やダイエットを目的とされる方に使用される傾向が強い甘味料です。

今回はそんな人工甘味料について解説していきます。

人口甘味料とはどんなもの?

人口甘味料とは自然界には存在しない物質であり、文字通り科学的に合成された物質です。

人工甘味料が使われているのは、清涼飲料水やカロリーオフの商品で砂糖の代替として使用されていることが多いです。

人工甘味料は、ダイエットや体重増加から起こる生活習慣病の予防や改善に役立ちます。

私と同じように「人工」と言葉が入っているので自然のものでは無いし、体に害がある物という風に考えてしまう方が多いと思います。

しかし、使い方や使用頻度などを調整することで甘い物を食べたいけど、体重が気になるというような方にはストレスコントロールの一助にもなります。

人口甘味料のデメリット

人工甘味料と聞くと、発がん性があるのではないか?と考える方もいると思います。

これは、1960年代に人工甘味料のサッカリンが動物実験の結果、発がん性リスクが高まるという研究から来ています。

しかしその後、サッカリン自体には発がん性は無いという事が解っています。

人工甘味料は習慣的に摂取することで、このインスリンの働きが鈍くなり血糖値をコントロールする力が弱まると考えられています。その為、糖尿病発症のリスクがあります。

人工甘味料を摂取すると、甘いものを食べているのに血糖値が上がらないため脳が異常に反応してしまい、より甘いものを欲して食べ過ぎてしまい太りやすくなるとも言われています。

また、人工甘味料は砂糖よりも非常に微量で甘さを感じられるため、日常的に使用し続けると甘味に対する感覚が鈍ってきてしまう可能性があります。

人工甘味料のメリット

メリットとしては、カロリーが低いことです。

砂糖を沢山使用することなく、微量で砂糖と同じ甘さになるのが大きなメリットです。

また、血糖の上昇が起こらないため糖尿病の患者さんなどで血糖値の上昇を抑えたい方などには効果的な物となっています。

また、人工甘味料は虫歯の予防にも適しています。

どの人の口の中には、ミュータンス菌という虫歯の原因となる菌が潜んでいます。

食べ物を食べると、砂糖などの糖が歯にくっつき、この糖をミュータンス菌が分解し、歯の表面に菌の住み家である歯垢を作ります。

歯垢は1mg中に1億個以上の菌が存在しており、歯垢の中では菌が糖を分解して酸を作っています。この酸によって歯の表面のエナメル質が溶かされてしまい、虫歯ができます。

しかし、人工甘味料にはミュータンス菌が分解できない成分が含まれており、虫歯の原因となる酸が生成されません。そのため、人工甘味料は虫歯予防に効果があると考えられています。

注意点

スーパーやコンビニなどでもよく見かける「ノンカロリー」「カロリーゼロ」表示のある食品や飲料。

人気商品にもなると、砂糖を使用したオリジナル製品とカロリーゼロバージョンの同商品とが並べて販売されていることも珍しくありません。

この場合「カロリーゼロの方が太らないだろう」と、カロリーゼロ製品に手が伸びる人も少なくないでしょう。

しかし、考えてみてください。甘い飲み物なのにカロリーゼロ。砂糖を使っていたら、カロリーはゼロにはならないはずです。

一体、何を使ってあれだけの甘味をつけているのか?そうです!今回説明した人工甘味料です。

ですから、 「ノンカロリー」「カロリーゼロ」表示 だからと言って過剰に摂取していると、糖尿病・肥満・味覚異常になる可能性がありますので、十分気をつけて下さいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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足がつるのは辛い!その原因と対策は?

こむら返り

今回のテーマは「足がつるのは辛い!その原因と対策は?」です。

あなたは過去にこんなことありませんでしたか?

・日常生活中、突然ふくらはぎに強い痛みが生じて足が動かせなくなった

・運動中や運動後にふともも裏やふくらはぎがピーンと筋が張って動けなくなった

・夜寝ている時、突然足の痛みで飛び起きた

これらは「こむら返り」と言われ、成人以降に発症しやすいと考えられています。

スポーツなどで足を酷使した場合に生じる一時的なこむら返りであれば心配はありません。

しかし、毎晩頻繁に足がつったり、普通に歩いているだけでも足がつるようであればそれは要注意です。

今回は、そんなこむら返りの原因と対策について解説していきます。

こむら返りとは?

こむら返り(足がつる)というのは簡単に言うと「筋肉がギューっと縮んでいる状態から伸びなくなった状態」のことを言います。

こむら返りの原因は?

頻繁に生じる場合は隠れた病気が潜んでいる可能性がありますが、それ以外に生じるこむら返りの原因は主に3つです。

・筋肉の問題

・神経の問題

・循環の問題

大まかに分けると、この3つになります。
順番に一つ一つ解説していきますね。

筋肉が問題の場合
スポーツや山登りなどで筋肉を酷使した場合は筋肉疲労が起こります。

そうすると、筋肉の柔軟性が大きく低下し、伸びにくくなります。酷使した筋肉は縮んでいる場合が多いです。そして、酷使した後にケアをしていなければ時間と共に更に筋肉が固くなり、自然と縮んでいく傾向にあります。

神経が問題の場合
神経は全身の筋肉に指令を送り、筋肉を伸ばしたり縮めたりという作業を24時間行っています。

しかし、何らかの理由によりその神経伝達が上手くいかなくなり、筋肉が縮んだ状態から「伸ばせ!」という指令が行かなくなってしまうため、こむら返りが生じると考えられます。

循環の問題
血流低下や栄養バランスの乱れにより循環不良に陥ると、神経や筋肉が機能低下を起こし
ます。

血流低下は冷えや運動不足などで生じやすくなっています。冷えに関しては特に食事管理が重要になってきます。

栄養素の中でもミネラルが不足すると、循環不良・脳・筋肉の機能低下が顕著になります。

ミネラルの中でも「カリウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「カルシウム」が重要になってくるのでこれらを意識的に摂取する必要性があります。

こむら返りを防ぐ為の対策
こむら返りを防ぐ為の重要なポイントは3つです。

「ミネラルを意識した食事」
「定期的な運動」
「神経伝達の活性化」

これを意識してください。

「ミネラルを意識した食事」「定期的な運動」に関しては特に説明は必要ないと思いますので、
「神経伝達の活性化」についてだけ解説します。

人間は習慣で生きています。
1つ1つの動作・判断などをその都度考えて行動していません。

車の運転で例えると教習所で運転の仕方を教えて貰った時は、
・ブレーキを踏んだ状態でエンジンをかける
・セレクトレバーをドライブモードにする
・ハンドブレーキを解除する

みたいな感じで教えて貰って、始めは1つ1つ思い出しながら運転したり、仮免や卒業試験受けてませんでしたか?

でも、今ではそんなことは考えなくても無意識でやってますよね?これが習慣化です。

習慣化は良い部分もありますが、悪い部分もあります。それは同じ神経回路しか使わないということです。
そうすると、習慣で毎日生活をし続けると神経伝達ができていない箇所が必ず生じます。
そこを起点として、不調や痛みがなどが生じるのです。

ですから、神経伝達の活性化が非常に重要になるのです。
その為に時には考えながら集中しないとできないような動作をして下さい。

例えば、
・利き手と反対側でお箸を扱う
・利き手と反対側でボールを投げる
・利き手と反対側で歯磨きをする

などなど、やる事としてはこの程度で構いません。習慣化されていない動作・判断を意識的にしてください。

注意が必要なこむら返り

殆どのこむら返りは一時的なものなので、大きな心配は必要ありません。
しかし、中には注意が必要なこむら返りもあります。それはどのような場合なのか?をお伝えします。

・「月に数回」ではなく、「週に数回」こむら返りが発症する
・足だけでなく、全身がこむら返りみたいになる

こういった場合は隠れた疾患がある可能性があります。

・熱中症
・甲状腺の異常
・抹消動脈疾患
・脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア

こういった問題が隠れている場合があります。
ですので、あまりにも頻繁に発症していたり足だけでなく全身がつるようであれば早急にお医者さんに診てもらって下さい。

こむら返りは多くの方が1度は経験する様な症状ではあります。こむら返りを起こすと強い痛みが生じて、身動きが取れなくなります。

夜間に頻繁に生じるようになると、睡眠の質が大幅に低下して2次健康被害が生じます。ですから、こむら返りを起こさないような生活習慣をするように心がけることが重要ですので、是非実践してみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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食べたい衝動を抑えるには?

今回のテーマは「食べたい衝動を抑えるには?」です。

あなたはこんな事でお悩みでは無いですか?

・イライラした時にについ甘い物を食べてしまう

・口が寂しいのでついお菓子を食べてしまう

・気づけば常に口に食べ物が入っている

こんな経験がある方!

これは「エモーショナルイーティング」と言われる状態であり、至急改善が必要です。

エモーショナルイーティングとは「衝動食い」「やけ食い」などの、食べたい衝動の事を言います。

今回はエモーショナルイーティングとは何か?
なぜ起こるのか?避ける為にはどうすべきなのか?を解説していきます。

エモーショナルイーティングは感情に任せて食事をすること、あるいは感情を満たす為に食事をする事を指します。

例えば、
・気分が落ち込んだから甘い物を食べた
・暇だからおやつを食べる
・テレビを見ていたらいつの間にかスナック菓子が空になっていた

これらがエモーショナルイーティングです。

つまり、暇だから・寂しいから・食事の時間が来たからなど、空腹を満たしてエネルギー補充をするという本来のタイミング以外での食事がエモーショナルイーティングとなります。

エモーショナルイーティングが起こる4つの理由

エモーショナルイーティングが起こる理由は、
・空腹
(お腹が空き過ぎていて、食べるスピードが早くなって食べ過ぎに繋がる)

・暇
(暇で手持無沙汰な時に、テレビを見ながら何気なくスナック菓子に手を伸ばす)

・寂しさ
(寂しさを紛らわすために、食べて自分を癒す)

・怒り
(怒りでむしゃくしゃして、そのストレス発散の為に食べてしまう)

人間の脳は美味しい物を食べると快楽中枢が働くようにできています
これによって、人間は食べるという行動を忘れないようにする元々人間に備わっている仕組みです。

ところが、怒りや寂しさなどのストレスを感じた時にも、何かを食べれば幸せを感じてストレスが和らぐということを脳が覚えてしまい、チョットしたストレスでも、何か食べるようになります。

そのうち、空腹やストレスが無くてもおいしそうな物を見ただけで、食べて快楽中枢を刺激しようという行動を繰り替えすようになります。

自分の感情をコントロールできる人は、気分が落ち込んだ時に運動したり、自分を癒す方法を見つけて気分転換をします。

しかし、気分の落ち込みを解消する正しい方法を客観的に考えられないと、お腹が空いていないのに食事を摂って誤魔化そうとしてしまうのです。

エモーショナルイーティングを避けるには?

エモーショナルイーティングを避けるには、あなたが感じている食欲の「食べたい理由は何?」を考える事です。

食欲は2つに分けられます。

・体の細胞がエネルギー不足に陥っており、そのエネルギー不足を解消するためにエネルギー補給を求めている

・体の細胞が求めている訳では無く、感情的な理由により「食べたい」という欲求がでている。

ですから、食べたいという強い衝動が生まれた際に「エネルギー補給の為の食事」なのか「感情の為の食事」なのか、どちらなのかを自分でしっかりと観察する必要性があります。

殆どの方はそんな事を考える前に、食べたいという衝動が湧いたら即食べてしまいます。

そんな事をしていると、自分がエモーショナルイーティングを行なっている事にすら気づけなくなってしまいます。

今後は食べる前に一旦手を止めて、自分自身と一度向き合ってください。

例えば、「今なぜ食べようとしているのか?」と自分に問いかけてください。「今は本当にお腹が空いている訳では無く、悲しい思いをしているのを食事で誤魔化そうとしているな」と気づいたら、お腹を満たすより別の方法で自分を癒すことができないか?と考えてみてください。

考えた上で「食べる」と決めたのなら、ゆっくりと一口ずつ味わいながら食べてください。そうすることで、衝動的に食べてしまうよりも量が抑えられるだけでなく、気持ちもだんだん落ち着いてくるはずです。

エモーショナルイーティングになりやすい人

エモーショナルイーティングになりやすい人には類似点があると言われています。

それは「自分への優しさ・思いやり」を向けられていない人です。
こういった人は、一度エモーショナルイーティングに陥ると中々抜け出せない傾向にあります。

つまり、自分自身の心と体の状態に気づけていないので、エモーショナルイーティングを繰り返してしまう。
エモーショナルイーティングから抜け出すには、自分を大切にして自分に優しさを向けること。
自分と向き合い、自分を俯瞰できるようになると、感情に任せて食べてしまう事も減っていきます。

エモーショナルイーティングに陥ると、胃に負担がかかったり、脂肪が蓄積したり、罪悪感に陥ったりします。悪い事ずくめです。


人間の欲求は良くも悪くも強い力を持っています。その強い欲求を跳ね返すためには、非常に大きなエネルギーを必要とします。


中にはその欲求を跳ね返す為に強い決意をもって抗える人もいますが、殆どの方は難しいと思います。
ですから、欲求を跳ね返す為の工夫をしたり、思考を変えなければいけません。

習慣が人を作ります。
始めは自分自身と向か合うのは、面倒だし時間もかかるかも知れまん。
でも、未来の健康の事を考えれば非常に重要な事なんです。

だから、ぜひ今日から実践してみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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イライラや落ち込みの原因はこれ!

今回のテーマは「イライラや落ち込みの原因はこれ!」です。

あなたはこんなお悩みありませんか?

「最近、気分の落ち込みが激しい」

「最近、何かとイライラしてしまう」

もし、このような症状があるのであれば「ナイアシン」が不足している可能性があります!

不健康な食生活や運動不足、睡眠不足など、生活習慣の乱れはメンタルの不調に影響します。

中でも特に注目されているのは「ナイアシン」という栄養の不足による気分の落ち込みです。

今回はそんな「ナイアシン」について解説していきます。

ナイアシンとは?
ナイアシンとは、ビタミンB3と呼ばれているビタミンB群の一種です。
ナイアシンは糖質・たんぱく質・脂質の代謝に関わっています。

糖質・たんぱく質・脂質を代謝するためには「酵素」が必要ですが、全酵素の約20%は「ナイアシン」がないと働くことができません。

つまり、どんなに糖質を減らして高たんぱく・低脂質などと三大栄養素のバランス調整だけをしても、それらをスムーズに体内に消化・吸収させる働きがある「ナイアシン」が無いと意味を成しません。

ナイアシンが不足するとどうなる?
では、ナイアシンが不足すると体にどういった問題が起きるのか?


一番の問題は「セロトニン」が不足するということです。

セロトニンとは脳内の神経伝達物質のひとつで、ドーパミン・ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをします。

他の神経伝達物質であるドパミン(喜び、快楽など)やノルアドレナリン(恐怖、驚きなど)などの情報をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。

セロトニンが低下すると、これら2つのコントロールが不安定になりバランスを崩すことで、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック症などの精神症状を引き起こすといわれています。

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の合成には、アミノ酸の一種である「トリプトファン」が必要です。

ところが「ナイアシン」が不足すると、体は「トリプトファン」を使って「ナイアシン」を合成します。

「トリプトファン」は「セロトニン」の合成に必要なのに「ナイアシン」の合成を優先的に行ってしまうのです。

「セロトニン」の合成が後回しになると、心が不安定になってしまいます。
セロトニン」は睡眠にも関わるホルモンなので、睡眠の質が悪くなることで余計にメンタルが落ち込んでしまうこともあります。

ナイアシン不足で起こりえる症状
ナイアシンが不足することで様々な不調が生じます。

・集中力の低下
・幻覚
・片頭痛
・冷え性
・めまい
・血糖の上昇
・皮膚炎
・舌炎
・口臭
・日光過敏症
・アルコール代謝の阻害
・肥満

などが一例として挙げられます。

ナイアシンが豊富に含まれる食品は?
では、様々な不調が起こり得る「ナイアシン不足」を解消する為に、普段から意識して摂取する為に何を摂れば良いのか?

・たらこ
・カツオ
・マグロ
・ブリ
・サバ
・鶏胸肉
・牛レバー
・豚レバー
・豚ロース
・まいたけ
・しめじ

これらは、あくまでも豊富に含まれている食品の一例です。

他にもナイアシンが含まれる食品はありますので、自身が継続して摂取できそうな食品を探してみて下さい。

ナイアシンをしっかりと摂取する為には普段の食生活で魚を積極的に食べる!という簡単なイメージを持っておいてください。

魚には「ビタミンD」も多く含まれており、強い骨を維持したり、免疫力を高めたりする効果があります。
更に筋肉に必要な「タンパク質」や血液に必要な「鉄分」中性脂肪を減らして老化を防ぐ「オメガ3脂肪酸」も摂取できる優秀な食材です。

注意点
ナイアシンは非常に重要なので積極的に摂取して欲しいのですが、1点だけ注意点があります。

それは、大量摂取しない!

ナイアシンを錠剤のようなもので大量摂取すると、顔が赤くなったり、皮膚が痒くなったり、下痢になったりすることがあります。
食材で「ナイアシン」を摂取する範囲ではそのようなことは起こりません。

ですから、ナイアシンを摂取する場合は基本的にはサプリではなく、食事から摂取するようにしてください。

どうしても、食事から摂取することが全くできない!と言う場合は、サプリメントを適量を守って摂取するようにしてください。

イライラや落ち込みなどは、年齢的なものや環境的なものだと思われがちですが、食事の影響も大きく関係してきます。

もし「最近、イライラや気分のこち込みが激しいなー」と感じるのであれば、先ずは自身の食事バランスをチェックしてみてくださいね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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その「健康ドリンク」本当に健康?

飲み物

今回のテーマは「その健康ドリンク、本当に健康?」です。

あなたはこんな事でお悩みでは無いですか?

「そこまで食べて無いはずなのに痩せない」
「食事には気を使っているはずなのに体調を崩したり、健康診断の結果がよくない」

こういったお悩みを持っている方の中で、30代以降の方に多いのが、健康の為にと「野菜ジュース」を定期的に飲まれてる方が多いということです。

これは、当院にお越しの方にお話を今まで聞いてきた私の個人的な印象になります。

実はこの「野菜ジュース」が上記に挙げたようなお悩みに影響している可能性が高いんです。

今回はそんな「野菜ジュース」について解説していきます。

一般的に「健康ドリンク」と言われている飲み物にはほとんどの商品に糖が多く含まれています。

飲み物の糖は食べ物より直ぐに吸収されてしまうので注意が必要です。飲み物で糖を大量摂取するのは、パンやご飯を液体にして胃に流し込んでいるようなものです。

例えば、伊藤園の野菜ジュース200mlには、10.8gの糖質が含まれています。1個3gの角砂糖に換算すると、3.6個分の糖質量です。

野菜ジュースを飲まれる方に飲んでいる理由を聞くと多くの方がこう答えます。

「普段野菜を摂れてないから野菜ジュースで補おうと思って・・・」

確かに野菜は非常に重要です。野菜をしっかりと摂ることによって腸内環境を整えるには最適です。

しかしながら、野菜ジュースには野菜も含まれていますが、それを帳消しにしてしまう程の糖質量が含まれているのです。

他には、ヤクルト1000の乳酸菌飲料100mlには、14.1gの糖質が含まれています。1個3gの角砂糖に換算すると、4.7個分の糖質量です。

最近、ヤクルトを飲むことで睡眠の質が改善する!という噂で話題になり、購入困難にもなりました。

これには注意が必要で睡眠前に多量の糖質を摂ると中途覚醒が起こりやすくなる可能性があります。ですから、1本飲むことで睡眠の質が向上するのであればOKですが、2~3本など大量に飲むのは注意が必要です

最後に、サントリーのボス贅沢微糖185mlには、4.9gの糖質が含まれています。1個3gの角砂糖に換算すると、1.6個分の糖質量です。

今回はサントリーの缶コーヒーを挙げましたが、基本的にどのメーカーでも同じような糖質含有量です。ですから、健康の為を思うなら缶コーヒーは避けた方がいいと考えておいてください。

では、「糖質は悪だ!、糖質を摂るな!」かと言うとそうではありません
糖質は身体を動かすエネルギー源になりますので、決して悪者ではありません。過剰摂取が問題なのです。

糖質の過剰摂取によるデメリット
・肥満
・高脂血症
・慢性疲労

・肌荒れ
・頭痛
・睡眠障害

糖質を過剰摂取することで、このような症状が起こり得る可能性があります。

ですから「健康ドリンク」を飲む時は、

「普段から糖質管理をしていて、多少多めに糖質を摂取しても大丈夫。それ以上に野菜不足が顕著だからそっちを優先しよう!」

などと目的を明確にしたり、状況を把握した上で「野菜ジュースなどの健康ドリンク」を飲むようにしてください。

普段から意識する必要性あること

野菜やフルーツなどは、加工していない状態が一番栄養素が高いです。

野菜ジュースではなく、生の野菜をそのまま食べる。フルーツをミキサーにかけてミックスジュースにするのではなく、単品をそのまま食べる。などと、加古していないそのままの状態で体に入れるのが一番理想です。

みなさんは「いつまでも健康でいたいと」と心の底では思っていると思います。勿論、私も常にそう考えています。

辛い、痛いなどの差し迫った症状が出ている方は直ぐ行動します。

しかし、差し迫ったものが無いと、どうしても「楽して健康になれたらいいな」という思考になります。

私もそういった考えがあります。
でも、ハッキリと言わせて頂きます。

楽して健康にはなれません!

じゃあ、どうするか?

それは、

「コツコツと継続する」

これしかありません。

猛勉強したら賢くなります、運動を必死にやったら痩せます。でも、これらは決して楽にこなせる事ではありません。苦しいけども続ける事で結果がでます。

健康も同じです。

これを飲むだけで!とか、これを食べるだけで!に飛びつきがちですが、これでは健康は作れません。

手間はかかるし、簡単ではないけど「コツコツと継続して」これが重要になります。

野菜ジュースではなく、お水をしっかりと摂って野菜を食べる。

是非、今日から始めてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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間食止めたらこんな効果が?!

喜び

今回のテーマは「間食止めたらこんな効果が?!」です。

あなたはこんな事でお悩みでは無いですか?

「間食をどうにも止められない」

「ここ数年で体重が3㎏~4㎏増えた」

「最近肌トラブルが多い」

このようなお悩みはあなただけでなく、多くの方が悩んでいます。

人間の体は食べたり、飲んだりした物を栄養素として体を作っています。

飲食物を少なく摂っていれば痩せていきますし、飲食物を多く摂っていれば太っていきます。多く摂っていても、体を動かす習慣があれば消費されるので問題無いです。

しかし、3食の食事もしっかりと摂るし、間食も摂っている。だけど、運動習慣は無い・・・のではないでしょうか?

これは、あなただけでなく上記の様なお悩みがある方に共通しています。

特に気が付けば間食をしているような状態の方は今回の記事を読んで、間食を控えるキッカケにしてもらえればと思います。

今回は「間食を止める」ことでどんなメリットがあるのか?そして、間食を止める方法について解説していきたいと思います。

間食を止める事で起こる体の変化

・味覚が鋭くなる
・体重減少
・肌トラブルの回避
・お金の節約

以上が間食を止める事で起こるメリットです。もう少し詳しく一つ一つ見ていきましょう!

・味覚が鋭くなる
チョコレートやケーキ、アイス、カステラなどを間食として常食していると味覚の低下が起こります。

なぜなら、栄養バランスが乱れてしまうからです。特に味覚に大きな影響を及ぼすのが亜鉛不足と言われています。この亜鉛は上記に挙げたような間食には含まれておらず、糖質や脂質が多くなり味覚の低下に繋がるのです。

ですから、これらの間食を止める事で本来の味覚が戻ってくるので、3食の食事がより一層美味しく感じられるようになります。

・体重減少
間食として常食している食べ物は、基本的に糖質、脂質、カロリーなどが非常に高いです。しかも、中毒性が強く1つ食べると気が付けば何個も食べてしまっている・・・なんてこともよくあると思います。

そんな事をしている上に運動習慣が無いとなると、そりゃー当然太りますよね。
ですから、間食を止めて3食だけをしっかりと食べる習慣にすれば自然と体重は落ちていきます。

但し5㎏以上落とそうと考えているのであれば他にも工夫は必要になりますよ。

・肌トラブル減少
間食として甘い物を常食していると肌トラブルを生じやすくなります。

なぜなら、甘い物には糖質、脂質が多く含まれており、ビタミンなどの肌の新陳代謝を促す栄養素が少ないからです。そうなると、腸内環境も悪くなるのでニキビなどの肌荒れが起こりやすくなるのです。

肌トラブルを減少させるには間食を止めることや睡眠、運動などの生活習慣を整える必要性がありますが、手っ取り早いのは間食を止めることではないでしょうか?

・お金の節約
間食を食べるという事は、それを購入する必要性があるということです。お店で購入するのは勿論ですし自分で作るにしても材料を買う必要性があるのでお金が必要になります。

間食を摂ることでお腹は満たされますが、それ以外で体にプラスになるようなことはありません。財布からお金が無くなっていくというデメリットの方が大きいです。間食を止める事で体は健康へと向かいますし、余計な出費をすることも無くなるので良い事しかないのではないでしょうか?

間食を防ぐためにはどうしたらいい?

間食を止める事でのメリットは解った。

でも、そうは言っても無性に食べたくなることもあるよね?そんな時はどうやって防いだら良いの?という方に対して対策法をお伝えしていきます。

・バナナ、ゼリー、ヨーグルト、ナッツ類など低カロリーで栄養素がバランスよく含まれている物を摂取する

水や炭酸水等を飲む
飲み過ぎは厳禁ですが口が寂しくなった場合に摂取することで食欲を抑えられる。

・没頭できることを行なう。
一番の理想はヨガやピラティス、ウォーキング、スイミングなどの運動です。それが難しい場合は読書、音楽を聞くなど何かに没頭できるものを探して行ってください。

・目の前に間食を置かない。
目の前にケーキがあったら普通は食べたくなりますよね。ですから、目の前に置かない工夫が必要になります。

例えば、間食を取り出すのに手間がかかるような場所に置くことで目の前にあるよりは面倒くさくなって間食を防ぐ効果が期待できます。

・間食を買うコーナーに行かない。
食べ物でも、服でも、バックでも何でもそうですが、お買い物に行った際に予定では買うつもりは無かったけど、何となく買ってしまった!なんて経験は皆さんあるのではないでしょうか?

人間目に入るとその気が無くても欲しくなってしまう動物なんです。ですから、スーパーなどに行って間食コーナーの前を通らない!これを徹底してください。初めて行くお店であれば難しいかも知れませんが、行き慣れたお店であればどこに何があるかはだいたい把握してますよね?

継続のヒントは無理せず行なう事

間食を止めることでのメリットをお伝えしてきましたが、あなたはできそうですか?

頭では解ってるけど中々できそうにない・・・と思っていませんか?

そんなあなたに朗報です!

間食を一切摂るな!という訳ではありません。

いきなり間食を一切断つというやり方で始めた場合、9割の方がストレスで途中で挫折してしまいます。

大事なのはコツコツと継続することです。

そのコツを最後にお伝えします。

毎日間食を摂っているのであれば、間食を1週間に1回か2回だけにする。そして、慣れてくれば徐々に頻度を減らしていくという計画的に行なうと継続しやすい。

可能な方はそのまま間食を無くす方向性にしていけばいいですし、間食を完全に断つのが難しいのであれば1週間に1回だけ甘い物などの間食OKな日を作るという形でも大丈夫です。

今回の間食に関しては、間食が駄目という訳では無く間食で栄養バランスが悪い甘い物などが良くないという話です。ですから、間食を摂るけども栄養バランスの良い物を摂るという形であれば全く問題ありません。

こういった形で、継続して実施して行く為には「無理はしない」ことが重要になります。

ぜひ、できそうな事から少しずつ実施してみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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むくみの原因は?その解消法や予防法は?

今回のテーマは「むくみの原因は?その解消法や予防法は?」です。

あなたはこんな事でお悩みでは無いですか?

「朝起きたら、顔がパンパンになってる」

「夕方になると足がパンパンになってる」

「指がパンパンで指輪が抜けない・入らない」

このような症状でお悩みの方は非常に多いと思います。

そこで今回は、

「むくみはどうして起こるのか?」・「むくみの解消法や予防法はあるのか?」

について解説していきたいと思います。

むくみとは?
 人間の体は60%が水分でできているということは聞いたことがあると思います。
その内40%は細胞内液と言い、20%は細胞外液と言います。しかし、このバランスが何らかの原因により崩れて細胞外液が増えた状態が「むくみ」です。

注意が必要なむくみ
 むくみの多くは一過性のものです。ですから、時間と共に解消されるはずなので寝て覚めたら改善している程度であれば心配は不要です。

しかし、むくみが何日も続いて日に日に悪化していく、むくみのケアをしているが全く改善が見られない。などの場合は心臓・腎臓・肝臓などに重大な疾患が隠れている可能性がありますので、早急に医療機関を受診してください。

今回は重大な疾患ではない事を前提にお話をしていきますのでご注意ください。

むくみの原因
 むくみの原因を一言で言うのであれば「日常生活の乱れ」です。具体的に言うと下記となります。

・塩分の摂りすぎ
・運動不足
・長時間同じ姿勢
・アルコール
・体の冷え
・ホルモンバランスの乱れ
・妊娠、出産
・薬の副作用

これらを行なった結果、一過性のむくみが生じてきます。一つ一つ簡単に解説していきます。

・塩分の摂りすぎ
 人間の体は塩分濃度を常に一定に保とうと働いています。そこに、塩分の高い食品を沢山摂ることで体内の塩分濃度が高くなります。そうすると、体はこのままでは危険だと判断して塩分を薄める為に体に水分を沢山溜め込もうとします

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」では、 1日当たりの塩分摂取量を食塩相当量として男女ともに6g未満にすることを推奨しています

参考までに食品の塩分含有量の一例を挙げます。
・ラーメン:6~8g
・カップそば:6g
・牛丼:5g
・寿司:4g

これでも、日本は塩分に対する基準は低い方です。世界保健機関(WHO)では全ての成人に対して摂取量を食塩相当量で1日当たり5.0g未満にすることを強く推奨しています

これだけ見ると、結構塩分抑えるのって難しいと思いませんか?

・運動不足
 足のむくみでお悩みの方が多いと思いますが、運動不足により脚の筋力が低下した時にもむくみが現れやすくなります。

脚の筋肉、特にふくらはぎの筋肉は心臓に血液を送り返すポンプの役割を果たしているため、筋力が低下すると血液がうまく戻らず、血液中の水分が停滞して脚のむくみが起こるのです。

・長時間の同じ姿勢
 長時間同じ姿勢でいると、むくみが起こりやすくなります。デスクワークで座りっ放しの場合や、長時間立ち仕事をしている場合などが該当します。

これは血液の循環が悪くなることで、血管から水分が多く流出してしまうためです。流れ出した水分は重力の影響によって下半身に溜めるので脚がむくんでしまうのです。

・アルコール
 飲み過ぎた翌朝、顔がパンパンにむくんだという経験のある方がいると思います。

アルコールを摂取し過ぎると、血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張します。それによって静脈やリンパ管などでの水分の処理が間に合わなくなり、血管から染み出す水分の量が増えてむくみが起こってしまうのです。

・体の冷え
 体が冷えると血行が悪くなって血管から水分が染み出し、むくみが起こりやすくなるのです。

また、体が冷えると筋肉が硬くなり、血液の循環を助ける働きが弱くなります。そのため、体が冷えてしまってむくみやすくなってしまうのです。

・ホルモンバランスの乱れ
 女性の場合は生理周期に伴う女性ホルモンの変動によって、むくみが起こることがあります

排卵期の後、プロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる女性ホルモンの分泌量が増加します。プロゲステロンは体内に水分を蓄える作用があるので、その作用によって、生理前の時期はむくみやすくなってしまうのです。

・妊娠、出産
 妊娠や出産を原因としてむくみが起こることもあります。妊娠でお腹が大きくなると、下半身の血液を集める「下大静脈」という静脈を圧迫するため、血行が悪くなって足がむくみやすくなります

また、出産すると羊水が一気になくなり、母乳をつくるために水分が必要なことから母体は水分不足の状態になりやすくなります。その際に体が水分を蓄えようとするため、むくみが起こってしまうこともあります。

・薬の副作用
 病気の治療のために服用している薬の副作用でむくみが起こることがあります

むくみの原因となる薬としては、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、血圧を下げる薬、細菌を壊したり増殖を抑えたりする抗生剤、抗がん剤などが知られています。

以上が、特にむくみの原因となる一例になります。

むくみの解消法
 むくみが発生した場合にむくみを解消する方法をお伝えしていきます。

・マッサージ
・ストレッチ
・入浴
・足を心臓より高く上げる

むくみは心臓や腎臓、肝臓、甲状腺などの基礎疾患がない場合以外は「血流不足」により生じています。ですから、血流を改善させるようなことを実践すれば良い訳なのです。

ですから、上記に挙げたようなことを実践して血流促進を促して下さい。

むくみの予防法
 そもそも、むくみ自体を予防する方法をお伝えしていきます。
ですが、実は既に予防方法については述べているんです・・・・


むくみの原因については既にお伝えしましたよね?

・塩分の摂りすぎ
・運動不足
・長時間の同じ姿勢
・アルコール
・体の冷え
・ホルモンバランスの乱れ
・妊娠、出産
・薬の副作用


上記のことと逆の事を行ない、「日常生活の乱れを正した状態にする」ことが重要になります。

・塩分を控える
・1日15分~でも良いので運動を定期的に行う
・長時間同じ姿勢にならないようにこまめに姿勢を変える
・アルコールはビールは1日1本までのように決めて飲み過ぎないようにする
・体が冷えないように運動や入浴を行なう
・ホルモンバランスが崩れないように食事や運動管理を行う
・妊娠中や産後は循環不良に陥らないように定期的に体のケアをしておく
・薬の副作用があるのであれば、医師と相談して薬を変えてもらう

こういった事を意識して行なう事で、むくみを予防することが可能です。

始めにもお伝えしたように、これらを実践したけど駄目、すでに実践していたけども解消へと向かわない場合は、心臓や肝臓、腎臓、甲状腺などに問題がある可能性がありますので、医療機関を受診してくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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秋にオススメの食品

秋

今回のテーマは「秋にオススメの食品」です。

あなたは秋といえば何をイメージしますか?

「食欲の秋」・「スポーツの秋」・「読書の秋」・「睡眠の秋」

などイメージするのは様々だと思います。因みに私は秋といえば「食欲の秋」です!

秋は美味しい食べ物が豊富です。

「さんま」「さつまいも」「松茸」「栗」など、特に秋は食べる楽しみを堪能できる季節ではないでしょうか?

今年の暑い夏から一転、一雨ごとに急激に気温が下がったり、空気の乾燥などで風邪を引いたり肌荒れを起こす方が非常に多い季節とも言えます。

そこで!!

今回は夏バテ気味のあなたが、風邪などのトラブルを避ける為にオススメの秋の食品をお伝えしていきます!

免疫力アップの為の秋の食品

1.さつまいも
 秋の代表的な食べ物の一つ「さつまいも」。さつまいもには、ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2・カリウムなどが豊富に含まれています。特に風邪の予防に効果があるビタミンCを効率的に摂取することができます。

また、食物繊維も豊富なので腸の動きを活性化させて便通を良くしたり、腸内環境の整える一助となります。免疫力を上げるには腸内環境が非常に重要になりますので、そういった意味ではさつまいもは非常に効果的です。

2.キノコ類
 秋には「しいたけ・松茸・しめじ」などの美味しいキノコ類が旬を迎えます。キノコ類は抗酸化作用が高い食べ物です。体内で細胞を酸化させる活性酵素が増えると、免疫力が低下して体に様々なトラブルを起こす原因となります。そこで、抗酸化作用が高いキノコ類を摂取することで活性酵素を減らして免疫力の向上へと繋がります。
キノコ類もさつまいも同様、食物繊維を豊富に含んでいるので、腸内環境の向上に役立ちます。

3.かぼちゃ
 ハロウィンで主役となる「かぼちゃ」。かぼちゃには、βカロチン・ビタミンC・ビタミンE・カリウムなどが豊富に含まれています。特にβカロチンは粘膜を強化して風邪やウイルスに負けない体を作ってくれます。
また、かぼちゃは体温上昇効果も期待できます。体温が1℃下がると免疫力が30%低下するとも言われています。ですから、かぼちゃを摂取して体温上昇を目指しましょう!

4.れんこん
 れんこんは昔から生薬として用いられてきた食材です。れんこんには、ビタミンC・タンニンなどが豊富に含まれています。これらの栄養素は咳・淡・鼻づまりなどの風の初期症状や喘息、アレルギーの症状を抑える効果が期待できます。

5.里芋
 里芋のネバネバとした成分には胃壁や腸壁を守り、善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。先程から度々お伝えしているように、免疫力を高めるには腸内環境を整えるのが非常に重要です。秋に腸内環境を整える食品として是非メニューに組み込んでほしいですね。

乾燥から肌を守る秋の食品

1.栗
 秋になると栗のスイーツがケーキ屋さんに沢山並んでいますね。栗にはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは肌を若々しく保つのに欠かせないコラーゲンの生成に不可欠です。シミ予防にも効果があると言われていますので、透明感があり弾力ある肌の為に栗を意識して摂ってみては?

2.柿
 柿は栄養価が高い食べ物と言われています。柿には、ビタミンC・βカロチン・タンニンが含まれています。これらの栄養素は美肌作りに欠かせません。シミ、ソバカスの予防、ニキビなどの肌荒れ予防に効果的です。コラーゲンの生成を促し、若々しい肌を保ってくれますよ。

以上が夏バテ気味のあなたが、風邪や乾燥などのトラブルを避ける為にオススメの秋の食品となります。

過去・現在・未来に何を飲み食いしてきたか?今後何を飲み食いするか?で体の状態が決まります。
あなたの決断や行動に全てはかかっています

でも、明日から完璧にしようと思っても人間なので、何年も毎日完璧を求めるのは非常に難しいと思います。だから、たまには手抜きになっても構いません。先ずは自分が継続できそうなペースで秋の食品を摂ってみてください。そして、気づいたら当たり前のように継続していた!?となっていると理想的ですね!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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体内〇〇が狂うと不調へまっしぐら?!

時計

今回のテーマは「体内〇〇が狂うと不調へまっしぐら?!」です。

あなたは最近こんなことでお悩みではありませんか?

・朝起きれない
・寝付きが悪い
・疲労が取れにくい
・集中力の低下
・食欲低下

これらは、体内〇〇が狂っているために起こっている可能性が高いです。

では、「体内〇〇」とは何なのか?

結論を言うと「体内時計」です。

体内時計が狂うことで上記に上げたような症状が発生するのです。

ということで、今回は「体内時計」について解説していきますね!

体内時計とは?
 体内時計とは人の体に生まれつき備わっている生体リズムのことです。
脳の視床下部という部分に存在し24時間周期でリズムを刻んでいます。

人間は意識しなくても日中は活動して、夜には自然と眠たくなるというリズムが保たれていますが、これは体内時計が働いているからおこる現象なのです。

体温調節やホルモン分泌など、人間の基本的な機能はほぼ24時間リズムで変化しています。

体内時計は2つある?
 実は体内時計と呼ばれるものは2つあります。

1つは先程述べた、脳の視床下部という部分にある「親時計」
もう1つは臓器や抹消組織などに多数ある「子時計」です。

この「親時計」と「子時計」の2つは役割に応じて体内時計制御を行っています。

つまり、体の中では「親時計」と「子時計」がそれぞれ24時間働くことで体内時計が正常に機能しているのです。

体内時計が狂うとどうなる?
 体内時計が狂うことで様々な症状が発生します。

・体内時計が狂うと起こる不調として広く知られている「時差ボケ」
・寝付きが悪くなったり、朝起きれなくなったりする「睡眠障害」
・睡眠障害を起こすことで、日中に強い眠気が起こることで引き起こす可能性が高い「集中力の低下」
・体内時計が狂うことでホルモン分泌が異常になり、食欲ホルモン過剰分泌・不足、血糖値上昇が起こる「肥満や糖尿病などの生活習慣病リスク上昇」

体内時計が狂う原因
 体内時計が狂う原因となるものは何か?それは複数あります。

・寝る直前までスマホなどのブルーライトを浴びている
・食事バランスの乱れ
・不規則な食事時間
・朝食を食べない

本来、光は朝方に浴びるものです。光を浴びることで脳は活動時間なんだ!と認識します。
しかし、ブルーライトのような特に脳の興奮性を高めるものを寝る前に浴びると、寝たくても寝れなくなってしまったり、寝れたとしても睡眠の質が低下してスッキリ感を得られなくなります。

食事バランスでは特に気をつけたいのは糖質過剰です。糖質過剰になると、インスリンというホルモンの影響で血糖値の上昇が起こることで、体内時計が狂いやすくななります。

食事時間も大事です。
あなたは食事の時間はだいたい同じ時間に摂っていますか?

脳はそろそろご飯の時間だな〜とか、この食事はそろそろ寝る時間だな〜と認識しています。

ところが、その食事時間がバラバラだと脳はパニックを起こし体内時計の乱れへと繋がるのです。特に朝食は1日のスタートを告げる大事な時間です。朝食を少しでも良いので体に入れることで体内時計をしっかりと調節してくれます。

体内時計を整えるには?
 では、体内時計を整えるにはどうしたら良いか?その答えは簡単です。
体内時計が狂う原因の反対のことをすれば良いだけです!

・寝る90分前にはブルーライトのような脳を興奮させるようなことはしない
・起床後直ぐに太陽の光を浴びる(曇や雨でもOK。外で自然の光を浴びる)
・5大栄養素を意識してバランスの良い食事を摂る
・食事の時間はなるべく毎日同じ時間にする
・朝食は少なくても良いので食べる

体内時計を整える際の注意点があります。
体内時計はキッチリ24時間ではありません。その為、1日の中で若干ズレが生じます。そのズレをリセットさせるのが上記に上げた方法です。

既に述べたように体内時計には「親時計」と「子時計」の2種類ありますが、リセットされる条件はそれぞれ違います。

「親時計」は「光」によってリセットされます。
「子時計」は「食事」によってリセットされます。

ですから、
・ブルーライト浴びない、起床後に太陽を浴びる → 「親時計」をリセットするのに必要
・朝食を食べる、バランスの良い食事、食事時間は一定 → 「子時計」をリセットするのに必要

となりますので、体内時計を整える為にはどちらかだけ整えるのではなく全て意識して実践することが必要なのです。

体内時計が狂うのには時間はそう必要ではありません。1週間もあれば体内時計は狂ってきます。

逆に体内時計を整えようと思っても、そう簡単には元に戻りません。2~3週間は少なくともかります。夏休みに朝起きる時間をゆっくりにしていると、9月は体が慣れるまで暫く辛くなりませんでした?

一度、狂ってしまったものを元に戻そうとすると必ず時間が必要になります。

勉強、筋トレ、健康は全て同じだと考えてください。1日頑張ったからといって、何かを成し得られる訳ではありません
普段からの小さな積み重ねが未来の成功を生み出します。

ですから、明日の健康の為に今日から体内時計リセット法実践してみてくださいね!

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理解してる?栄養の基本的な事

今回のテーマは「理解してる?栄養の基本的な事」についてです。

突然ですが、あなたは「5大栄養素」って知っていますか?

恐らく、全員の方が人生で1度は聞いたり、学んだことはあるはずなので知っていると思います。

では、知っているはずのあなたに問題です!

「5大栄養素」それぞれの働きは何ですか?例え話を使って説明してください!

さて、あなたはこの問題を上手に説明することができましたか?

恐らく、殆どの方が説明できなかったと思います。

こういった質問をすると「別にそんな事説明できなくても、今まで生きてこれてるから良いんじゃない?」

そう言われる方もいらっしゃいます。

確かにただ、今を生きていくだけであれば問題無いかも知れません。

しかし、

・何歳になってもしたい事を全力でしたい!
・何歳になっても健康でいたい!
・周囲から若いねと言われたい!

こういった希望がある方には大いに関係あります。

人間の体は食事から成り立っています。

皮膚・筋肉・骨・内臓・神経など全ての細胞は食事を元に生成されています。

その食事をおざなりにしていれば、上記の希望は叶いません。

では、上記の希望を叶えられるようにする為には何が必要か?

私は「栄養の基本的な事を理解する事」これが重要だと考えています。

これさえ理解していれば、

・健康であり続ける為には何を食べたらいいのか?
・筋肉を付ける為には何を食べたらいいのか?
・ダイエットの為には何を食べたらいいのか?

こういった状況に陥った時に迷う事は無くなります。

では、前置きが長くなりましたが今回は栄養素の基礎について解説していきたいと思います。

5大栄養素とは?

5大栄養素とは「糖質」「脂質」「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」これら5つの事を言います。

これら5大栄養素は、エネルギー源になるものとエネルギー源にならないものに分かれます。

エネルギー源になるもの:糖質・脂質・たんぱく質
エネルギー源にならないもの:ビタミン・ミネラル

エネルギー源になるものはカロリー計算できるものであり、エネルギー源にならないものはカロリー計算できないものになります。

栄養素の3つの働き

栄養素には3つの働きがあります。

➀体を動かすエネルギー源になるもの
②体の材料になるもの
③体調を整えるもの

この3つの働きを5大栄養素を振り分けるとこうなります。

➀体を動かすエネルギー源になるもの → 糖質・脂質・たんぱく質
②体の材料になるもの → たんぱく質・ミネラル
③体調を整えるもの → ミネラル・ビタミン

このように栄養素は種類によって働きが違ってきます。

現代人が食べる頻度が高い➀ばかり摂って②や③をおざなりにしているのは問題だし、➀や②だけ摂って③をおざなりにしているのも問題です。

➀・②・③全てが揃ってこそ、人間は健康体を築けるのです。

3つの働きを車で例えると?

では、この3つの働きを分かりやすくイメージできるように車を使って説明します。

この例えは、普段私が説明する時に使っている表現ですが、この例えの方が分かりやすくイメージが付きやすいと好評?!を頂いております。

➀の体を動かすエネルギー源になるものである、糖質・脂質・たんぱく質車で例えるのであれば「ガソリン」です。人間が頭を使って考えたり、体を動かしたりする為のエネルギー源は、糖質・脂質・たんぱく質の3つです。

②の体の材料になるものである、たんぱく質・ミネラル車で例えるのであれば「車体本体」です。人間の筋肉や骨や皮膚はたんぱく質やミネラルによって作られています。これが少ないと、骨や筋肉や皮膚が薄く脆くなってしまいます。

③の体調を整えるものである、ミネラル・ビタミン車で例えるのであれば「エンジンオイル」です。自動車はガソリンだけでは走りません。人間の身体も同様で免疫力向上や内臓、脳を整えるために重要になります。

このように、車は「ガソリン」「車体本体」「エンジンオイル」全てが揃って運転することが可能になります。どれか一つでも欠けてしまっては車は動きません。万が一、動いたとしても直ぐに故障してしまいます。

人間も同じです。➀②③全てが揃って健康体になれます。

あなたが、
・健康であり続ける為には何を食べたらいいのか?
・筋肉を付ける為には何を食べたらいいのか?
・ダイエットの為には何を食べたらいいのか?

それに関連する栄養素を摂取すればいいだけです。

私見にはなりますが目的に合った栄養素が含まれているのであれば、正直何を摂っても良いと思います。

徹底的に行なっていくのであれば、たんぱく質は糖質が低めでたんぱく質量が多いこの食品を摂取して・・・・

みたいな感じで取捨選択していく必要性がありますが、始めは知識や手間がかかるので少しハードルが高いです。

その結果、効果が出る前に止めてしまう・・・それでは意味がありません。

それならば、始めは大まかな形で始めて構いません。”継続”する事が何よりも重要になるからです。

ぜひ、この栄養の基本的な事を覚えて普段から意識して自身に必要な栄養素を摂取するようにしてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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自分にはどの位たんぱく質必要?

今回のテーマは「自分にはどの位たんぱく質必要?」についてです。

以前、「免疫力を高める食事とは?!」の記事で免疫力を高める為の食事について解説しました。

その際、私が2万人以上のお客様の食事を聞いていった結果、たんぱく質不足の方が非常に多い印象があるとお話をしました。

殆どの方が、

「たんぱく質が含まれる、肉や魚とかは摂ってますよ」

「毎食は肉や魚は食べれません」

などと言われます。

そこで、今回はたんぱく質がどの位摂取する必要があるのか?また、肉や魚だけに限らずどんな食品にたんぱく質が含まれるのか?その2点を中心に解説していきます。

この記事を読むことで、意外とたんぱく質が不足しているという事実に気づいたり、こんな食品だったら取り入れやすいという発見をすることができます。

たんぱく質の摂取量が増えることで健康や美容にも好影響を及ぼし快適な毎日を送れるようになりますよ。

1日にどの位たんぱく質が必要?

厚生労働省の2020年の「日本人の食事摂取基準」によれば、推奨量は男性なら1日65g、女性なら50gとなっています。

とはいえ、この数値はあくまで平均値。体格や活動量によって当然、必要量は変わってくるので、一般的には体重当たりで必要なたんぱく質量を割り出すのが妥当です。

デスクワークや座っていることが多くて特別な運動はしないという人の場合 → 体重1㎏当たり1gのたんぱく質が必要。
 例えば、体重60㎏なら1日60gのたんぱく質が必要となり、1回の食事で20g摂る必要性がある。

重りを使った筋トレをしたり、普段から運動習慣がある人の場合 → 体重1㎏当たり1.6gのたんぱく質が必要。
 体重60㎏なら1日96gのたんぱく質が必要となり、1回の食事で32g摂る必要性がある。

大よそのイメージになりますが、掌全体に乗る大きさの肉や魚で20gのたんぱく質が含まれていると考えてください

ですから、運動習慣がある方に関しては掌に乗るくらいの肉や魚にプラスで卵や大豆製品を摂ってください。

では、あなたはこれを聞いた上で自分の食習慣思い返してみてください。自分に必要なたんぱく質量を摂れていますか?

恐らく、殆どの方が不足しているのではないでしょうか?

あなたの食事は普段こんな感じになっていませんか?
朝は食パン、昼はラーメン、夜はステーキ。

これで、たんぱく質が足りると思いますか?
とんでもない!!たんぱく質は全く足りていません。

ですから、あなたはたんぱく質をもっと意識して摂取しなければいけないのです。

たんぱく質はどんな食品にどの位含まれている?

たんぱく質不足が判明した所で「じゃあ朝から肉や魚を食べよう!」と決めて実行できる方は殆どいないと思います。

朝から肉は食べれない・・・。
朝から準備する余裕が無い・・・。
この様な事情で食べれない方が多いのではないでしょうか?

ですから、ここでは肉や魚以外でたんぱく質が含まれている食品と、その商品にどれだけたんぱく質が含まれているのか表記していきます。

・ごはん(200g) → 5g
・牛乳(コップ1杯) → 7g
・トースト → 5.6g
・卵 → 6g
・バナナ → 1g
・グラノーラ → 14.9g
・ヨーグルト → 7.6g
・納豆 → 8.3g
・ロースハム → 3.3g
・スライスチーズ(1枚) → 4.4g
・サラダチキン → 27.4g
・ビーフジャーキー → 16.4g
・カニ缶 → 17.9g
・ツナ缶 → 14.2g

これ以外にも多数ありますが、挙げたらきりがないのでこの程度にしておきます。

意外と少ないと思うものから、意外と多いなと思うものまで色々だと思います。

これらを参考にして、たんぱく質が不足しがちな朝食や昼食にプラスアルファしてみてください。

肉や魚はたんぱく質が多く含まれますが、だからと言って肉や魚を毎食食べるのは難しいです。

でも、上記の食品を組み合わせることで一見難しそうに感じた、

主にデスクワークで特別な運動はしないという人の場合 → 体重1㎏当たり1gのたんぱく質が必要。

重りを使った筋トレをしたり、普段から運動習慣がある人の場合 → 体重1㎏当たり1.6gのたんぱく質が必要。

これらも比較的楽に達成することが可能になります。

もし、私は胃袋が小さくて今以上は食べれない、という方はプロテインなどの飲み物を使う事をお勧めします。

たんぱく質は筋肉・皮膚・髪・爪・内臓・神経伝達など重要な部分の栄養素です。

ですが、現代の食習慣ではたんぱく質が不足しがちです。しっかりとたんぱく質を意識して摂取することが非常に大切になります。

最後にお伝えしたいことがあります。

今回の記事を読んで、早速たんぱく質を摂ろう!となるのは非常に良い事です。

但し、摂取したからと言って直ぐに何らかの効果が現われる訳ではありません

少なくとも、3ヶ月は継続して摂取しないと効果は生じません。

何事も「継続は力なり」です。

ぜひ、今日から継続して自分に必要なたんぱく質量を計算して毎日摂るようにしてみてください!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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免疫力が低下する9つの原因とは?!

DOWN

今回のテーマは「免疫力が低下する9つの原因とは?!」についてです。

前回、「免疫力を高める食事とは?!」の記事で免疫力を高める為の食事について解説しました。

免疫力が低下することで、

・疲れやすい、疲れが取れにくい
・口内炎がよくできる
・病気や怪我が治るのが遅くなった
・薬の効きが悪くなった
・肌荒れが目立つ

などの症状が生じます。
こういった症状を改善したい!とお考えの方は 「免疫力を高める食事とは?!」の 記事を読んでください。

今回は、そもそも免疫力がなぜ低下してしまうのか?この点について解説していきます。

原因を知っておかないと、免疫力を高める食事を行なっても十分な効果を得られません。
免疫力が下がる原因を知り、原因になりうるものを避けつつ免疫力を高める食事を摂る!これが理想の状態です。

では早速、免疫力が低下する原因は何なのか?を見ていきましょう!

免疫力が低下する9つの原因

  1. 加齢
    これは誰もが避けて通ることが出来ない現象です。
    加齢によって体全体の機能が衰えると免疫機能を作り出す働きや、皮膚などのバリア機能が低下します。
    免疫力のピークは10代~20歳前後と言われています。
    40代になると、ピーク時に比べて免疫力が50%低下するとも言われています。
  2. ストレス
    ストレスは免疫力を下げる大きな原因の1つになります。
    特に心理的ストレスは免疫力低下の大きな原因となります。
    精神的なストレスを受けると内臓などの働きを調節する働きがある自律神経が乱れます。
    すると、粘膜の表面でウイルスや病原体とくっついて無毒化し体内への侵入を防ぐ「IgA抗体」の分泌が下がってしまうため免疫力も弱まります。
  3. 睡眠不足
    免疫細胞は夜寝ているときに作られるため、睡眠不足は免疫力低下に直結します。
  4. 食生活の乱れ
    食生活が乱れると腸内環境が悪くなります。その結果、ウイルスや細菌と闘う菌を作れなくなるので免疫力が低下します。
  5. 運動不足
    自動車や電動自転車、インターネットの普及により、体を動かす機会が年々低下しています。運動をする事で血液循環が良くなりますが、運動不足になると血流が低下するので免疫系の働きが低下します。
    運動不足は駄目ですが、過剰な運動も要注意です。過剰なストレスにより免疫力が低下します。何事も適度が重要ですね!
  6. 身体の冷え
    身体が冷えると、血管が収縮するため血流が悪くなり、免疫細胞や栄養が身体の隅々まで運ばれにくくなるため、免疫力が下がってしまいます。代謝も悪くなり体温も上がりにくくなります。
  7. 過剰な飲酒
    大量飲酒の習慣は免疫力を低下させます。
    個々のアルコールの解毒作用によって違いますが、1日に日本酒2合以上を飲む方は健康を害しやすいと言われています。
  8. 喫煙
    タバコを吸うとニコチンによる血流の悪化、免疫を促進するリンパ球の減少、気管の粘膜を覆う線毛(異物を外へ吐き出す作用がある)の働きの低下、免疫力を高める働きがあるビタミンCの消費など、さまざまなデメリットがあり、結果的に免疫力を低下させてしまいます。免疫力を上げるためには禁煙は必須です。
  9. 生活習慣
    夜勤などによる、昼夜逆転の生活による睡眠リズムの乱れは体の不調を引き起こします。
    人間を含む生物は地球の自転による約24時間周期のリズムが存在し、それをサーカディアンリズムと呼びます。
    サーカディアンリズムによる睡眠・覚醒リズムは自律神経、ホルモンの分泌、免疫や代謝などにも影響を与えるので、生活リズムが悪いと免疫力が低下しやすくなります。

以上が免疫力が低下する9つの原因でした。

いかがでしたでしょうか?あなたは思い当たる部分ありましたか?

私は・・・・・・、

該当する部分ありました!!

偉そうに言っておきながら!と言われるかもしれませんね・・・。

ただ、言い訳をする訳ではありませんがもあなたにも覚えておいて欲しい大切なことがあります。

それは、

「完璧じゃなくても良い」

これ凄く重要です。

人間なんで、たまには夜更かししたり、偏食したり、一日中ゴロゴロしたり、お酒をグイッと飲みたくなることもあると思います。

私はそんな日もあって良いと思っています。

最初から完璧を目指すと途中で嫌になって辞めちゃいます。

途中で辞めちゃうくらいなら、多少ずぼらしてても1年間続けてる方がよっぽど良いです。(ずぼらのしすぎは駄目ですよ♪)

健康の為には「継続」が何よりも大切です。

そして、もう1つ。

「いつかやろう!では無く、今からやる」

これも大切です。

良い話聞いたな~、良い事知ったな~で終わってしまっては駄目です。

ぜひ、何か1つでも良いので体に良いこと今日から、今から始める!

この考え方も大切です。

ぜひ、この2つの事を頭に入れて日々生活してみてくださいね。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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免疫力を高める食事とは?!

今回のテーマは「免疫力を高める食事とは?!」についてです。

あなたは、最近こんなことでお悩みでは無いですか?

・ウイルスや細菌などに感染しやすくなった
・疲れやすい、疲れが取れにくい
・口内炎がよくできる
・病気や怪我が治るのが遅くなった
・薬の効きが悪くなった
・肌荒れが目立つ

もし、このような症状でお悩みなのであれば、あなたの「免疫力」低下している可能性大です!

免疫力が低下すると、インフルエンザや季節性の感染症に罹りやすくなったり、ガンの発症リスクも上昇します。

そういった事にならないように、今の内に免疫力を高めておきたいという方は先を読み進んでください。

免疫力とは? 

免疫とはウイルスや細菌、微生物などから身体を守る仕組みのことです。
人間の身体は数多くの細胞から成り立っており、健康で過ごすためにはこれらの細胞を傷つけるウイルスなどを取り除く必要があります。外部から入り込んできたウイルスなどの異物を攻撃し、自分自身を守るのが免疫の役割です。

実は私たちは日常的に口や鼻からさまざまな異物を取り込んでいます。しかし、自分の体内に異物が侵入していると意識することはほとんどないですよね。それは免疫機能が働いて自分の細胞と外部から侵入した異物を見分け、異物だけを攻撃し取り除いているからなのです。

免疫力を高める為に大切な事

では、免疫力を高める為に大切な事とは何なのか?それはたった1つです。

「1日3食バランスの良い食事を摂る」これに尽きます。

免疫の機能がきちんと働いて、健康な体を維持・増進するためには、1日3食バランスよく食べることが基本であり重要なことです。

不規則な食生活や偏食や欠食は避けて、なるべく様々な食品から、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をバランスよく、腹八分目で食べるように心がける。

そして、1日3食バランスの良い食事を摂ることが何に好影響を与えるのか?というと・・・、
最近の記事で頻繁にお伝えしている事なので「また~?」となるかもしれませんが、 

「腸内環境が整う」

やはり、ここに行き着きます。

腸は口から食べた食べ物を消化・吸収する場所ですが、外界から体内に入ってきた食品と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所でもあります。

そのため、腸の壁の内側には免疫をつかさどっている免疫細胞が集中しており、体全体の免疫細胞の約7割が腸に集まっているのです。

さらに、小腸の壁に存在するパイエル板では、免疫細胞に体に有害な異物を学習させて訓練していることも明らかになっています。

訓練された免疫細胞は腸での免疫に関与するだけでなく、血液の流れに乗って体中に運ばれて、病原菌やウイルスを攻撃します。

そのため、免疫力を高めるためには腸の状態を良くすることが重要なポイントになります。

では、具体的にどんな食品が免疫力を高めてくれるのか?を見ていきましょう!

・きのこ類
 しいたけ、しめじ、えのき、舞茸、エリンギ、キクラゲなどのきのこ類は、低カロリーで食物繊維が豊富な食品です。中でもβ–グルカンといわれるタイプの食物繊維は、免疫力を高める作用が知られています。
 また、免疫機能を調節するビタミンDも多く含みます。特に天日干ししたものは、紫外線の作用でビタミンDが豊富です。スープや炒めもの、炊き込みご飯など、さまざまな料理に使えるので、冷蔵庫にストックしておきたい食品です。

・発酵食品
 納豆やヨーグルト、甘酒などの発酵食品は、腸内環境を整え免疫機能を調節する乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含みます。これらの菌は腸にたどり着いた後、長期間すみ着くことはないので、毎日続けて摂り続けるのがおすすめです。

・肉や魚類
 これらは、たんぱく質の摂取源になる食品です。たんぱく質は体を構成している細胞だけでなく、体を菌やウイルスなどから守る免疫物質のもとになります。
 肉なら、鶏のむね肉やささみ肉、魚なら、アジやサケなどにたんぱく質が多く含まれています。また、魚にはたんぱく質に加え、免疫機能を調整するEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった脂肪酸が豊富に含まれます。

・野菜や果物類
 野菜や果物は、ビタミンやミネラルの摂取源になる食品です。ビタミンやミネラルの中には、免疫が正常に機能するために欠かせないものがあるため、不足しないように注意が必要です。
 また、野菜や果物は大豆や、きのこ類と同様に食物繊維が豊富です。食物繊維は消化されずに大腸に届き、免疫機能を高める働きがある善玉菌を増やします。

・卵や乳製品、大豆製品
 卵や牛乳・ヨーグルトは、良質なたんぱく質を手軽に摂れる食品です。加えて、ヨーグルトの場合は乳酸菌やビフィズス菌も摂ることができます。
 また、大豆は植物性食品に由来するたんぱく質(植物性たんぱく質)を摂取できる食品です。肉や魚などに由来するたんぱく質(動物性たんぱく質)と植物性たんぱく質はバランス良く摂る必要があり、植物性たんぱく質を意識して摂りたいときなどにおすすめです。

以上が免疫力を高める為に必要な食品となります。

いかがでしょうか?あなたはこれらの食品をバランスよく摂れていましたか?

私は当院にお越しの患者さんに食事についてお話を聞いていくようにしています。

それを聞いた上での私の個人的な印象になりますが、「肉や魚」「卵や乳製品や大豆製品」が不足している人が多いなと感じています

皆さん食べていない訳ではありません。
しかし、1日に必要な量を満たしていないという感じです。

免疫力を高める上で、肉や魚、卵、大豆製品などに含まれるたんぱく質が非常に重要になります。しかし、このたんぱく質の量が不足しているが故に免疫力が低下してしまっている印象です。

ウイルスや細菌などを攻撃する「抗体」はたんぱく質から出来ています。それなのにたんぱく質が不足していれば、ウイルスや細菌と闘ってくれる抗体ができません。

但し、たんぱく質だけを大量に摂れば良いという訳ではありません。始めにもお伝えした通りバランスが重要です。

上記の5項目を見て、自分で不足しているなと思った食品をしっかりと摂るようにしてみてください。

そうすることで、免疫力が高まって病気・疲れ知らずで何歳になってもしたい事を全力でできる身体へと変貌を遂げることができるようになりますよ!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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”快腸”に必要な2つの習慣

今回のテーマは「”快腸”に必要な2つの習慣」についてです。

これまで、何回かに渡って腸内環境について解説してきました。

腸内環境が良く無ければ、ウォーキングや水泳などの運動をしようが、ストレッチをしようが、体操をしようが健康にはなれません。

ですから、いかに腸内環境を整えて快適な状態”快腸”にできるか?
これが最重要事項
になってきます。
過去の記事では腸内環境を整えるには食事が重要ですよ!ともお伝えしてきました。

今回は食事以外で重要な”生活習慣”について解説していきたいと思います。

人間は基本的に毎日”習慣”で生きています。
毎回毎回、その都度選択して行動するのは体も脳も疲れてしまいます。

例えば・・・、
・ご飯食べる時にお箸をどうやって持つか?
・お箸を持つ力加減は何割で持つか?
・食べ物を掴んで口に運ぶ際どの位のスピードにするか?
・口に運ぶ際にどの関節を動かすか?
・どこの筋肉を使うか?

などと、こんなことを毎回考えながらしていたら大変ですし、疲れますよね?

だから、人間は一度経験したことは次回から考えたり悩まなくても良いように習慣化して、体や脳に疲労が蓄積しないようにしているのです。

習慣化のメリットは毎回選択しなくていいので疲れないことですが、デメリットとしては延々と無意識に繰り返してしまうことです。
ですから、身体に負担が掛かっていたとしても延々と繰り返してしまうので、遅かれ早かれ身体に問題が生じてしまいます。

これって怖くないですか?
自分では身体を悪くしようとは全く考えていなくても、あなたの習慣化された行動が体に問題を生じさせてしまうんです。

そんな訳で今回は”快腸”に必要な正しい2つの習慣について解説していきます。

➀トイレ習慣

 特に現代の女性に多い傾向にありますが、あなたは下痢や便秘でお悩みではありませんか?もしそうなのであれば、あなたの腸は状態が悪い証拠です。

そんな状態から卒業して、毎日スッキリとした快便をもたらすトイレ習慣を実践してみてください。

毎日朝食を食べる
 起床したら食事を必ず摂るようにしてください。朝食で腸に食べ物が入ってくると、反射作用により腸を動かすスイッチが入り、S状結腸に溜まっていた便が肛門へと動き出す。

とりあえず5分間トイレに座る
 便が出なくても毎日5分間は必ずトイレに入るのをお勧めします。
座ることで排便リズムを習慣化させることができます。踵を上げて前屈みの姿勢にすると直腸から肛門までが真っ直ぐになり、便が出やすくなるのでお勧めです。

冷たい水をかける
 トイレに座っても便が出ない場合は、一度手や顔に水をかけてみましょう。冷たさを感じることで自律神経が反応し、腸の神経に作用して便意を催すことが期待できます。

たくさん水を飲む
 便秘気味の人の便は絞りかすのように水分が不足した状態です。
常温の水を飲むことで腸の血液量を増やすだけでなく、便を柔らかくして出しやすくする効果が期待できます。
理想としては一日2L程度の水分を摂ることを目標にしてみてください。

②お風呂習慣

 あなたのお腹に手を当ててみてください。冷たくありませんか?
腸が冷えると、血流が悪くなり、腸の蠕動運動(便を肛門に押し出す力)が低下します。
ですから、腸を温めて働きを活発にすることが可能な”入浴”がおすすめです。

温度設定
 入浴の際の温度設定は非常に重要です。
40℃以上の熱いお湯に浸かると交感神経が優位になります。そうすると、血管が収縮して血液量が減少し、腸の働きが悪くなってしまいます。ですから、入浴の際の理想の温度は38℃~40℃を目安にすることで副交感神経を優位にさせてください。

入浴時間
 入浴時間も非常に重要です。
お風呂でユーチューブや映画を見る方など長風呂の方は例外となりますが、基本的には10分~15分が理想です。
この時間を38℃~40℃のお湯に浸かることで全身の血流が大幅に増加して腸の働きが活性化されます。
最近はシャワーだけで済ませてしまう方が多いですが、シャワーの方は入浴による全身の血流増加の恩恵を受けれません。

どの程度お湯に浸かるか?
 入浴の際にどこまで浸かるかも非常に重要です。
胸の辺りまで浸かる方が多いと思いますが、肩がお湯の中に隠れるくらいまで浸かってください。
更に効果的なのは首も隠れるくらい浸かる方法です。肩や首が隠れるくらい浸かることで、血流が大幅に増加して腸の働きが活性化されます。

注意点として、この方法で15分以上浸かる方や息苦しさを感じる方は中止してください。この場合、のぼせてしまったり、息苦しさで交感神経が優位になってしまう可能性があります。

以上が”快腸”に必要な正しい2つの習慣になります。

1つ1つを見れば大したことではありません。

しかし、これらを毎日継続して実施して習慣化できれば、あなたの腸は”快腸”になり健康体へと変貌できます。

その上で運動・ストレッチ・体操などをすれば相乗効果で効果抜群です。

何歳になっても、自分がしたいことを全力で出来る身体になりたい方は絶対実践するべきです!

違和感・痛み・歪みなどは1日で急には形成されません。
例え、症状が突然出てきたとしてもそれは数日間や数週間、数年などの悪い習慣により形成されています。

その悪い習慣を変える為には”良い習慣の継続”です。

ローマは1日にして成らず

こんな有名な言葉がありましたよね?

ぜひ、あなたも今日から良い習慣作ってみてください。

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腸に良いはずの4大食品の落とし穴

今回のテーマは「腸に良いはずの4大食品の落とし穴」です。

前回は「健康な腸の為にはこの4大食品を摂れ!」で健康な腸の為に必要な事について解説しました。

健康な腸になるためには腸内細菌のバリエーションが多いことが重要。

その為には善玉菌が育ちやすく腸の強い味方となる4大食品

➀発酵食品
②水溶性食物繊維
③オリゴ糖
④EPA・DHA

これらを意識的に摂取することが重要であるとお伝えしました。

しかし!!

なかには発行食品や食物繊維を摂るとかえってお腹が張ってしまい、便秘や下痢を引き起こし、調子が悪くなる人がいます。

前回、健康な腸になる為に必要な4大食品を摂っているけど逆に調子が悪くなった!という方は今回の記事を必ず読んでください。

では早速、健康な腸になる為に4大食品を摂っているけども、逆に調子が悪くなる理由を解説していきます。

その理由は、SIBO(小腸内細菌増殖症)だと考えられます。

SIBOと言われても全く解らないと思いますので簡単に説明します。

SIBOは、加齢による機能低下や小腸の出口であるバウヒン弁(回盲口)が緩むことで起こります。

本来、大腸にいるべき細菌が小腸内に流入してしまい大増殖してしまう状態です。

すると、小腸内でガスが充満してしまいます。小腸は本来、ガスに耐えるような構造をしていません。その為、炎症を起こしたり、腸粘膜が壊されるなどが起きる病気です。

その結果、便秘・下痢・お腹の張りなどが症状として発生すると考えられています。

小腸の中で細菌が増えすぎると、代謝産物が過剰に産生されます。そこに、4大食品に含まれる発酵食品や食物繊維を細菌に与えると火に油状態。小腸の中で細菌が増殖し大量のガスが発生して、更なる不調を招くことに繋がります。

過剰に菌が増えた小腸の中では、4大食品は味方では無く敵になりうるのです。

SIBOや過敏性腸症候群などに該当する方は、食物繊維や発酵食品を避けるようにしてください。
一方、そういった病気が無い場合は積極的に摂り入れることをお勧めします。

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健康な腸の為にはこの4大食品を摂れ!

今回のテーマは「健康な腸の為にはこの4大食品を摂れ!」です。

前回は「腸からのSOSサインはこれ!」で腸の状態が悪い時の症状について解説しました。

では、腸が悪い状態だった場合どうしたら腸が良い状態になるか?

それは「腸に良い食品を摂り入れる」という至極当たり前の事になります。

「腸に良い食品とは?」と思われたあなた!安心してください。

今回は健康な腸にするための4大食品をお伝えしていきます。

腸の状態が悪いあなたは、是非今日からこの4大食品を意識して摂取するようにすることで健康で快適な毎日を過ごすことができるようになりますよ!

「良い腸内環境ってどんな状態?」

こんな風に聞かれたらあなたは何と答えるでしょうか?

「善玉菌が沢山ある状態」

こんな風に答える方が多数だと思います。

もちろん、これは間違いではありません。

しかし、ただ善玉菌が悪玉菌よりも多いだけでは不十分なんです。

健康な腸の条件は腸内細菌のバリエーションが多いこと。

これが重要になります。

腸内細菌の種類が多い程、腸の粘膜のバリア機能が高まり、外から入る細菌やウイルスに対しての免疫力がアップします。

一方、似たような種類の腸内細菌ばかりでは腸粘膜のバリア機能が衰え免疫力が低下すると言われています。

ですから、健康な腸を目指すなら1日に摂る食品の数を増やすことが重要になります

では、善玉菌が育ちやすく腸の強い味方となる食品4つを紹介していきます。

➀発酵食品
②水溶性食物繊維
③オリゴ糖
④EPA・DHA

これらの食品を摂取することで腸内細菌のエサとなる栄養素の種類が増え、さまざまな腸内細菌が活発に働くようになります。

順番にもう少し詳しく解説していきます。

➀発酵食品
 発酵食品は善玉菌を刺激して、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活性化させます。納豆やヨーグルトなどには、善玉菌のエサになるだけでなく、腸内を弱酸性にして悪玉菌が増えるのを防ぐ効果も期待できます。

 主な食品:ヨーグルト、味噌、納豆、キムチ、醤油、酢、塩麹、ピクルス、チーズ、鰹節など。

②水溶性食物繊維
 食物繊維は加齢と共に乱れがちな腸内環境のバランスを整えます。善玉菌が水溶性食物繊維を分解した時に作りだされる短鎖脂肪酸の脂肪燃焼効果にも注目が集まっています。
 
 主な食品:海藻、ごぼう、もち麦、ブロッコリー、オクラ、モロヘイヤ、かぼちゃ、アボガド、キウイなど。

③オリゴ糖
 オリゴ糖には、ビフィズス菌などの乳酸菌のエサとなって善玉菌を増やす効果が期待できます。悪玉菌のエサにはならない為、効率よく善玉菌だけを増やすことができるのが特徴。

 主な食品:バナナ、玉ねぎ、はちみつなど。

④EPA・DHA
 EPAやDHAは体内で産生できないため食事から摂る必要性があります。腸の中の炎症を鎮め、善玉菌が増えやすい腸内環境に整えるだけでなく、潤滑油として便の通りをよくする効果も期待できます。
 
 主な食品:青魚、鮭、アマニ油など。

以上が健康的な腸内環境に整える為に必要な4大食品となります。

中にはあなたが普段から摂っている食品もあったかもしれません。

でも、大事なのはこれら4大食品を継続して全ての食品を1日の中で摂取できているか?ここが重要です。

ときどき、海藻類食べています。バナナは毎朝食べています。EPA・DHAはサプリで摂っています・・・。

これ自体は悪くはありません。
しかし、それだけでは不十分なんです。

毎日、4大食品を1日の中で摂取する!

これが理想の状態であり、その位の意識で実践してみてください。

その生活を短くても2~3ヶ月続けてください。

そすれば、あなたの腸内環境は必ず良くなりますよ。

腸内環境は筋肉と同じです。

筋肉が衰えるのは早いですが、逆に筋肉を付けようと思うと少なくとも2~3ヶ月はかかりますよね?

健康の為に大事なことは「何を食べるか?」と「いかに継続するか?」

これが大事です。

明日の健康の為に、是非今日から4大食品摂ってみてください。

※4大食品を摂って不調になる場合は直ぐに中止してください。不調になる原因については次回解説します。

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腸からのSOSサインはこれ!

今回のテーマは「腸からのSOSサインはこれ!」です。

前回、腸内環境(腸内細菌)が大事だよというお話をしました。

未だ見て無い方は先に「腸内環境を左右するものとは?」をご覧ください。

明らかにお腹の調子が悪いと自覚している場合は話は別です。

しかし、自分は腸内環境が良いのか?悪いのか?が分からない・・・。

そんな方も多いと思います。

そこで、今回はそんな自分では判断が難しいよ!

という方が自分で判別出来るよう「腸からのSOSサイン」について解説していきます。

これを知ることで、普段なら気づかないような不調に今後気づけることができるようになります。

腸からのSOSサイン9つ

順番に解説していきます。

➀便秘・下痢
 これは最も代表的なものであり自覚しやすい症状ですね。腸内細菌のバランスの乱れ、食生活や生活習慣の乱れ、精神的なストレス、感染症やアレルギーなど、心と体のあらゆる問題への反応として、下痢や便秘という症状が現われます。

②おならの増加
 腸内の悪玉菌が増えると、ガスの量が増えて匂いも臭くなる。便秘や過敏性腸症候群のほか、大腸癌やSIBO(小腸内細菌増殖症)などの病気に起因する場合もある。

③お腹の張り
 おならの増加と同様に、悪玉菌の増加によるガスの過剰発生が原因。便秘と併発することが多く、食欲不振などを招く。

④腹痛
 便秘や下痢と併発することが多いが、痛みの感じ方や位置などで原因も変わってくる。激しい痛みや長引く場合は医師の診断を受けてください。

⑤お腹がゴロゴロ
 腸の動きが激しい時に鳴る音。空腹時に鳴るのは問題無いが、食事直後にも音が激しいようなら注意が必要。

➅体重の急な増減
 腸内フローラのバランスが崩れ、消化・吸収の機能が上手く働いていない状態。体重増加は吸収し過ぎ、体重減少は吸収せずに流してしまっている。

⑦肌つやの低下
 腸内フローラのバランスが崩れ、悪玉菌による代謝物が肌に悪影響を与えている。栄養吸収の機能が低下したり、病気に起因することも。

⑧ゲップ・胸やけ
 お腹の張りやおならの増加と併発することが多い。ガスの過剰発生で胃腸の内圧が上がり、胃液などが食道へ逆流してしまうことで起こる。

⑨便の状態
 便の色や形によって、腸内環境の状態を量るパロメーターになる。

以上が腸からのSOSサイン9つになります。

どうだったでしょうか?結構思い当たる部分があったのではないでしょうか?

便秘やお腹の張りがある方は当院にも多数いらっしゃいます。

そういった方は症状があるのが当たり前。いつも通りだから特に対策はせずそのまま放置、もしくは自分はこういうタイプだからと諦めています。

あなたの体の当たり前は、一般的には当たり前では無く、そのまま放置していると危険な結果を招くことが多いです。

上記に挙げた9つのSOSサインの中でも、便の色や形をチェックするのは、普通見ることの出来ない腸内の状態をチェックすることが出来るので非常に有効的です。

私は排便後、毎回便をチェックします。

しかし、排便後は便を見ずに紙で拭いて水を流す。という方もいると思います。

先程も述べたように、便は普通見ることの出来ない腸内の状態をチェックできます。

ですから、自覚症状が無かろうとも是非、今日から便をチェックして欲しいです。

理想的な便
 表面が滑らかでバナナのような形をしている。やや黄色っぽい茶色の便。

便秘時になりやすい便
 ・ウサギのフンのようにコロコロと固い便
 ・お団子のようにコロコロ便が合体した便
 ・やや硬めで表面にヒビが入った便

下痢時になりやすい便
 ・細切れの断片のような柔らかい便
 ・形を留めず、ドロリとした便
 ・ほぼ液状の便

注意が必要な便
 ・灰白色(かいはくしょく)便:十二指腸や膵臓、胆管のガンが胆汁の出口を塞ぎ、胆汁が流れない状態で出る白い便
 ・赤色マーベル便:赤い血が便内部まで混ざった便で、大腸の出血が原因。表面だけが赤ければ痔のこともある。
 ・黒色タール便:黒いタールのような便で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの出血が原因。

このように便の状態をチェックする事で、体の健康状態を色々と推測することができます

食生活や生活習慣が一時的に乱れて、一時的に便秘や下痢になるのであればまだOKです。

しかし、便秘や下痢が1ヶ月以上と慢性的に続いており、便の状態が悪いのであれば早急に対策を講じる必要性があります。

そのまま放置していると、遅かれ早かれ辛い症状が現われます。

もし、上記に挙げた注意が必要な便に該当したという方は非常に緊急性を要します。今すぐ、近くの病院を受診してください。

どこに行ったらいいか分からないという方は、消化器内科、胃腸科、肛門科、一般内科などを早急に受診してください

健康を維持する為には、これらに注意を向ける「傾腸」の習慣を持つことが大切です。

今日から身体からのSOSサインにしっかりと耳を傾けてみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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腸内環境を左右するものとは?

今回のテーマは「腸内環境を左右するものとは?」です。

私達の腸内の環境を左右するもの。
それは約100兆個も存在すると言われる「腸内細菌」です。

近年は「腸内細菌」という言葉を知っている方は非常に多くなってきました。
健康に意識を向けるという事は非常に重要なので喜ばしいことですね。

しかし、

「腸内細菌という言葉は知ってるよ!詳しくは知らないけどお腹の環境を整えるのに関係するやつでしょ?」

その位の認識で終わってしまっている方が多いのではないでしょうか?

これで終わってしまわないでください。

「いま便秘も無いし、別にお腹の状態悪くないし別に良いんじゃない?」と思われるかもしれません。

でも、腸内環境は今日大丈夫でも1週間後には悪くなり得る場所なんです。

ですから、しっかりと腸内環境について理解して将来の健康に備えてください。

腸内細菌は宿主である人と共生関係にあり、食物から得る栄養素をエサに発酵する事で増殖していきます。

また、さまざまな代謝物を生成することで、人体の機能に大きな影響を与えています。

腸壁の粘膜にびっしり生息しているため、まるでお花畑(フローラ)のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれ、総重量は約1.5kgにもなります。

腸内細菌は大きく3つに分けられます。

  • 善玉菌
  • 日和見菌
  • 悪玉菌

この3つには理想的なバランスがあります。

  • 善玉菌:2割
  • 日和見菌:7割
  • 悪玉菌:1割

腸内環境が上記のように善玉菌が優勢であれば健康を保てます。

一方、

  • 善玉菌:1割
  • 日和見菌:7割
  • 悪玉菌:2割

などのように悪玉菌が優勢になると不調を生じやすくなります。

それぞれの細菌の働きについて簡単に説明すると、

  • 善玉菌:代謝物が消化・吸収機能に役立ち、人体に良い影響を与える細菌
  • 日和見菌日和見菌は腸内において数的に優位な方に加勢をする細菌
  • 悪玉菌便秘や下痢を招いたり、代謝によって有害な毒素を作ったりする人体に悪影響を及ぼす細菌

上記の事からも、いかにして善玉菌が悪玉菌よりも優勢な状態に常日頃からしておくのか?が重要になってきます。

腸内細菌は遺伝との関連性も言われていますが確実ではありません。

どちらかと言うと、
・生まれてから接触する周囲の人の影響
・日常生活動作
・何を食べ、何を飲んでいるか?などの食習慣

ここの影響が大きいと考えられています。

特に幼児期に上記の環境が悪いと腸内細菌のバランスは崩れます。

そして、幼児期に形成された腸内環境(細菌バランス)はその後の人生に影響を与えます

腸内洗浄や便移植でもしない限り、腸内細菌の割合が良い方向に大きく変更することはありません

但し、日常生活動作や食生活を変える事によってある程度、腸内細菌の割合を変える事が出来ると考えられています。

良い方向に大きく変更することはありませんが、悪い方向に大きく変更するタイミングがあります。

今は腸内環境が悪い認識は無いし大丈夫!と油断しているあなた!しっかり覚えておいてください!!

その悪くなるタイミングとは・・・、

「加齢」です。

60歳を過ぎた頃から腸内細菌の組成に大きな変化が訪れます

善玉菌が徐々に減り始め、悪玉菌が増え始めるのです。

人間は食べた物を材料にして体を作っています。

その際に消化・吸収の為に中心になって働くのが腸です。

その腸内環境が悪いと、上手く消化・吸収が出来なくなります。

健康の為に一生懸命歩いたりと運動をしても健康に近づいていない気がする

それは、腸内環境が悪いからかもしれません。

腸内環境は幼児期に形成されます。

ですから、自分が苦しむだけでなく子供にも苦しみを与える可能性があります。ひいては孫にまで影響を与える可能性もあります。

自分の為、家族の為にも今日から「腸内環境」意識してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

また、こんなことについて書いて欲しい!というテーマがあれば是非ご連絡ください。

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こんな油を摂っているあなたはヤバイ!

今回のテーマは「こんな油を摂っているあなたはヤバイ!」です。

突然ですがクイズです!

「油は体に良いものですか?それとも悪いものですか?」

考えてみてください

正解は「油は体に良いものにもなるし、悪いものにもなる」です。
(ずるい回答ですみません・・)

恐らくあなたは、「油は体に悪い物」と考えたのではないでしょうか?

「油=肥満」

そんな連想をされる方も多いと思います。
だから、体には悪い物というイメージがついちゃうのだと思います。

しかし、油は適量摂らなければ体の様々な機能に悪影響を及ぼします。

今回はそんな「油」について解説していきますが、油の中でも特にこの油はヤバイ!というものがあります。

でも、このヤバイ油は皆さんが気づいていないだけで、日本では至る所に存在しています。

ですから、ヤバイ油についてしっかりと理解して自分でヤバイ油を避ける習慣を付けるようにしてください。

その結果、動脈硬化や心疾患などの重大な将来の病気を防ぐことが可能になります。

油(脂質)の役割は多岐に渡ります。
・細胞膜の形成
・脳や神経の機能を保つ
・ホルモンの材料になる
・胆汁を作る材料になる
・皮膚や髪に潤いを与える

などが主な役割となります。

ただし、一口に「油」といっても種類は様々で、体にどの様な影響を及ぼすかは種類によって異なります。

ですから、積極的に摂りたい油もあれば、できるだけ控えたい油もあります。

油の種類は主成分である脂肪酸の構造で決まります。

先ず脂肪酸は大きく「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分かれます。

それぞれの脂肪酸についてもう少しだけ説明を追加すると、

飽和脂肪酸
飽和脂肪酸は常温では固体である事が多く、酸化しにくいという特徴があります。
肉類、バター、乳製品、パーム油などに含まれる脂肪酸です。
現代人はこの油を摂りすぎる傾向にあると言われています。

不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は常温では液体であることが多く、空気や熱で酸化しやすい性質があります。
不飽和脂肪酸は構造上の違いから、「多価不飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」の2つに大きく分けられます。

多価不飽和脂肪酸
・オメガ3系脂肪酸:青魚、えごま油、アマニ油、などに含まれる。
・オメガ6系脂肪酸:コーン油、綿実油、ゴマ油などに含まれる。

一価不飽和脂肪酸
・オメガ9系脂肪酸:オリーブオイル、キャノーラ油などに含まれる。

オメガ3とオメガ6は別名必須脂肪酸とも呼ばれ、体内で作る事ができません(オメガ9は体内で作ることが可能)。ですから、意識的に必須脂肪酸を摂取する必要性があります。ただし、バランスが重要になります。

現代人はオメガ6を多く摂取する傾向にあります。オメガ6とオメガ3の割合が5(オメガ6):1(オメガ3)になっていると言われています。

これではバランスが非常に悪い為、2(オメガ6):1(オメガ3)の割合が健康の為には理想的だと考えられています。

お待たせしました。

では、本日のタイトルにもあったこんな油はヤバイ!は何なのか?

それは・・・

「トランス脂肪酸」です。

これを知っている!という方は栄養に関しての勉強されたことがある方ですね!

でも、殆どの方が初めて聞いたかもしれません。

トランス脂肪酸は本来体内に不要な脂肪酸であり、長期間の過剰摂取により心臓血管系に重大な問題を起こすと言われています。

WHO(世界保健機関)が「心臓血管系の健康増進のため、食事からトランス脂肪酸の摂取を極めて低く抑えるべきだ」と勧告しています。

トランス脂肪酸の大きな問題は細胞の機能を阻害することです。細胞一つひとつが健康であるかどうかのカギは細胞膜にかかっています。

それは、細胞膜が酸素や栄養素の受け渡しをする、情報伝達の信号を送る、老廃物を排泄するなどの重要な役割を担っているからです。

トランス脂肪酸はこの細胞の機能を阻害し、上記の様な働きが弱体化するので可能な限り避けるべきだと言われています。

では、どんな物にトランス脂肪酸が含まれているか?

それは、マーガリンやショートニングに多く含まれています。

アメリカでは2018年からトランス脂肪酸の食品への添加禁止が決まりました。
また諸外国では規制が広がる一方で、日本では何も規制がありません。

ですから、店舗に並ぶ様々の物にトランス脂肪酸が含まれています。

菓子、パン、ケーキ、揚げ物、クリーム、バター・・・。

このように、枚挙にいとまがないです。

日本ではトランス脂肪酸を含んだ食品は多数あります。

ですから、一切口にしないというのは難しいかも知れません。

しかも、トランス脂肪酸を多く含んでいる食品に限ってフワサクで美味しくて病みつきになってしまいがち・・・。

だから、出来る限り摂取を控える!という認識で良いと思います。

意外とこの食品に入っているんだ!という食品も沢山あります。

ですから、普段から商品の裏面にある原材料が示された食品表示を必ずチェックする習慣を付けてください。

食事は精神的な安定の為に重要ですし、体を作る栄養素ともなります。

1日2日体に悪いものを食べた位であれば大きな問題は生じません。

しかし、毎日、毎月、何年も悪い食事を続けていると、気づいた時には体はボロボロになっています。

一度ボロボロになってしんどくて辛い状態になってしまうと、回復するには時間が掛かるので辛い期間が長くなります。急には無くならないのです。

普段からの意識や行動が未来の自分に跳ね返ってきます。

ぜひ、未来の健康の為に今日から「油」に注目してみてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

何かご質問などございましたら、LINE・メールでお問い合わせ下さい。

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糖質の摂りすぎはなぜ危険なのか?

質問

今回のテーマは「糖質の摂りすぎはなぜ危険なのか?」です。

最近は糖質の危険性については色々な所で言われているので年齢を問わず多くの方が糖質の摂りすぎは良くないと知っていると思います。

糖質は効率よく細胞のエネルギーを生み出す貴重な栄養素です。

しかし、現代社会はあまりにも利便性が高まり、いつでもどこでも簡単に糖質を食べることができるようになりました。

その結果、ほとんどの現代人が糖質摂取過剰の状態に陥っています。

朝にパン、昼にパスタ、午後にお菓子を楽しむ・・・。

健康の為にと野菜ジュースを飲んで、夜はビールを飲んだり会食でワインをを飲みながらフルコース・・・。

こんな高糖質な食生活も珍しくはないことでしょう。

あなたはこんな風に思ったことはありませんか?

「糖質の摂りすぎが良く無いことは頭では理解できる。でも、美味しい食べ物や飲み物に限って糖質が沢山入っているから止めたくても止められないんだよね~」

その気持ち・・・、良く解ります。

「やめられない♪、とまらない♪、○○えびせん♪」

昔こんなCM流行りましたね・・・

それはさて置き、今回はそんな止められない方に知っておいて欲しい糖質過剰摂取の危険性についてお伝えしていきます。

多くの方は、なぜ危険なのか?それをしっかりと理解できていないからどこか他人事になってしまっています

だから、こんな危険性があるという事を理解できていれば多少なりとも抑止力になると考えています。

糖質の摂りすぎは良くないと分かっているけど止められない

そんな方は、是非続きを読んでみてください。

糖質過剰摂取によるリスクは主に2つあります。

リスク➀
 糖質過剰摂取による高血糖状態が長く続くと、糖質とタンパク質が化合して生じる「糖化タンパク質」が増えてしまう。
 これは様々な細胞障害を引き起こすことが知られており、体に炎症を促進させてシミ・しわ・くすみなどを発生させたり、動脈硬化を引き起こしたり、骨が脆くなるなどと最強の老化促進物質とも言われています。

リスク②
 精製された穀類や砂糖類などの摂りすぎによって、血糖値の乱高下を引き起こし体調不良の原因となる。
 血糖値が急激に上昇すると、血糖値を下げる為に大量のインスリンが分泌されます。インスリンは血糖値を下げる働きがありますが、大量に出たインスリンの影響で血糖値が必要以上に下がってしまい低血糖状態になります。
 その結果、集中力や思考力の低下、だるさなど様々な症状を伴うと考えられています。

では、高血糖や低血糖になることで体にどんな悪影響を与えるのか?をお伝えしていきます。

➀糖尿病
 現代人の20~30%が罹患すると言われています。糖尿病はそれ自体は直接命に関わるような病気ではありません
しかし、糖尿病の恐い所はその合併症にあります。
 血糖値が高い状態が持続することで、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、末梢神経障害といった深刻な合併症を生じます。
最悪の場合、失明・人工透析・足の壊疽による切断などの可能性があります。
 近年の研究で糖尿病はアルツハイマー型認知症の発症率が高くなるということも明らかにされ、脳の機能にも悪影響を及ぼすことが判明しています。

②動脈硬化
 高血糖の状態が続くと、血中インスリン濃度が常に高い状態が生まれます。
高血糖、高インスリン血症が持続すると動脈の変性が起こりやすくなるので、心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなります。

③肥満
 高血糖が持続すると、インスリンは糖を脂肪細胞に送り込み血糖値を下げようとします。その結果、脂肪細胞の中でも特に内臓脂肪が増える結果となります。内臓脂肪が増えると、高血圧や更なる肥満の原因になると考えられています。

④脳機能への影響
 低血糖状態に陥ると、眠気に襲われたり体がだるくなったり、落ち着かずに集中が途切れて仕事が手に付かないだけでなく、イライラしてしまったりするなど精神症状を呈することがあります。
 運転中に突然の強い睡魔に襲われ・・・、仕事や家事中に急に体がだるくなって何も手に付かず・・・、いつもならそんなこと無いのにチョットしたことでイライラして人や物にあたったり・・・。

このように血糖値の変動は様々な悪影響を及ぼします。これらの事をしっかりと頭に置いておいてください。

もし、

「今日既に糖分高めの物を結構食べたり、飲んだりしてるけど、これ今から食べよう(飲もう)かなー?」

みたいな状況になった場合は今回の事を思い出してください。

少しくらい大丈夫でしょ!というその選択が、未来の自分に悪影響として跳ね返ってくるということを・・・。

こんな感じでお伝えすると、「じゃあ、糖質は全く摂らない方が良いんだ!」と考える方がいます。

これは間違いなので止めてください!

極端な糖質制限をしてしまうと、それはそれで悪影響を及ぼしますので、ほどほどにしてください。

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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カロリーと肥満は関係ない

今回のテーマは「カロリーと肥満は関係ない」です。

今回は肥満と診断されて痩せようと決意し今から行動をしようと考えている方に是非読んでほしいです。

肥満で悩んでいる方が思いつく方法として、先ず「カロリー制限」をしようとしていませんか?

カロリーが高いと肥満になりやすい。

カロリーが低いから沢山食べても大丈夫

そんな考えになることがあると思います。

そうすると、肥満の方は一生懸命カロリー制限をして痩せようと頑張ります。

しかし、これを守っていても空腹に苦しむだけで効果は期待できません

カロリーが肥満の原因説だと訴える方は、

「消費カロリーよりも摂取カロリーを減らせば痩せる」

と言われますが、体はそんな単純なものではありません。

もしそれが本当なら酒飲みは漏れなく全員肥満になっているはずです。

何てったって、アルコールはどれも高カロリーですから・・・。

毎日お酒を飲んでいるのに痩せている人はあなたの周囲にもいると思います。

なぜ、高カロリーな物を毎日飲んでいるのに肥満にならないのか?

これには理由があります。

ここであなたに一つ質問です。

想像してみてください。

今日はお出かけして沢山歩きました。

夜の良い時間帯になった事もあり、あなたのお腹はペコペコです。

今日の晩御飯は何を食べよう?

お店を探し歩いていました。

その中から何とか2つに絞りました。

食べ放題のステーキランチと1枚のざるそば

さあ、あなたであればどちらを選びますか?

お腹いっぱい食べたいけど医者から痩せなさいと言われているし、自分でも痩せたいなと思っているから今日は我慢!

その結果、1枚のざるそばを選びます。

実はこれが間違いなのです。

我慢してざるそば1枚にしても体重は減りません

一方、ステーキランチを選択し、肉とサラダをお腹いっぱいになるまで食べた方は・・・、

お腹いっぱいに食べているけど、実は太りません。

何となくお気づきだと思いますが、

肥満(太る)原因は「糖質(炭水化物)」なんです。

食事で糖質を摂ると血糖値が上がり、膵臓から血糖値を下げる為にインスリンというホルモンが分泌されます。

実はこのインスリンには血中の糖分を脂肪に変えて体に溜め込む働きがあります。

血糖値が緩やかに上昇するのであれば問題ありませんが急激に上昇するとインスリンは過剰に分泌され、体に脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。

更に血糖値の急激な変動は、眠たくなったり、気持ちがイライラしたりするなど、精神を不安定にすることもあります。

イライラすれば脳は更に糖分を欲するという心身の悪循環を招いてしまい、頭では駄目だと分かってはいるけども止められない「ドカ食い」に走ってしまうのです。

痩せる為に運動などを頑張っているけど、なかなか結果に繋がらないという方は自身の食事を一度チェックしてみてください。

自身が口に入れている成分は何なのか?

糖質?脂肪?タンパク質?ビタミン?ミネラル?

意外と偏った食事バランスになってる!!

と驚き、新たな気づきが得られるかもしれません。

普段から習慣として、食べ物を購入する際に裏面にある栄養成分表を必ず見る癖をつけてください。

肥満は外見の問題だけでなく、

糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞・痛風・肝炎などの健康被害を生じます。

何歳になっても、全力でしたいことができる体である為には日々の意識付けが重要です!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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健康に何を食べるかは重要でない?

注意

今回のテーマは「健康に何を食べるかは重要でない?」です。

現在では栄養に関する情報は山のようにあります。

TVや書籍等で頻繁に取り上げられるので自然と目に入ると思います。

そうなると、「健康にはあの食べ物が良いらしいよ!」「あの食べ物食べたら痩せるらしいよ!」などの情報にどうしても直ぐ目が行ってしまいます。

あなたはこんな驚きの現象を聞いたり、見たりした事がありませんか?

ある日、TVの健康番組で「バナナはダイエットに良い」「豆腐は健康に良い」「豆乳は自律神経に良い」と放送されます。

すると翌日、スーパーの棚からバナナ・豆腐・豆乳などが消えてしまう・・・。

こんなことって現代では珍しく無いと思いませんか?

個人的には体に良い物を摂ろうとする事は悪い事だとは全く思いません。

しかし、体に良い物を摂るのと同じ位大切な事を忘れてませんか?

それは、「何を避ける(食べない)か?」

これが凄く大切だと考えています。

どんなに体に良い物を食べていたとしても、
体に悪いものを日常的に食べていたら
台無しになるか、健康どころか不健康になってしまいます。

ですから、「避けるべきもの」は何か?という知識を得た上で「摂るべき食べ物」を摂りる事が重要になります。

そういう訳で本日は、
「避けるべきものは何か?」について解説していきます。

避けるべきものは何か?をお伝えしていこうと考えていたら、どんどん出てきちゃいました。

その数なんと11項目!

挙げだしたら11項目以上出てきますが、今回は11項目に抑えています。

細かく説明していると長文になってしまうので、各項目を簡単に説明していきますね。

1.甘い飲料は飲まない

甘い飲料は短時間で大量の糖質を体に取り込むことになるため、血糖値への悪影響は大きいです。

甘い飲料には大量に砂糖が含まれています。砂糖は煙草やアルコールと同じく、中毒性の強い食品です。

手元にあるとついつい飲んでしまい、気がついたらこんなにも・・・となってしまいます。

こんなことにならないよう、甘い飲料は「買わない」「家に置かない」「口にしない」これを心がけてください。

2.糖度の高い果物や野菜は避ける

現代の店頭で販売されている果物は、昔と比べると品種改良でどんどん糖度が高くなり甘くなっています。

甘い果物ほど人気が出て売れる為、どんどん甘くなっているのです。
当たり前ですが甘ければ甘い程、糖質は多くなります。

糖質が多すぎると細胞障害を引き起こすため注意が必要です。
糖度の高い食品は少量を楽しむ程度にしておいてください。

3.白い主食に別れを告げる

白米ごはんや食パン、うどんなど白い炭水化物は精製の過程で本来あるはずのビタミン、ミネラル、食物繊維を失い、ほぼ糖質だけになっています。

ビタミンやミネラル、食物繊維ががないと栄養失調状態になります。
すると、脳がもっと栄養を取れと指令を出すので食欲が増します。
白いご飯やパン、麺類が食べ過ぎになるのはこの為です。

4.食べる時間に注意する

深夜に食べると太りやすいというのは皆さんもご存知のことだと思います。

胃腸などの消化器の働きは時間によって変わってくることが解っています。

午前中は排泄などのリセットをする時間。
午後は消化力が高まってエネルギー消費がスムーズになる時間。
夜間は栄養素を吸収し、溜め込みやすい時間帯。

朝食はあっさり系、午後は栄養たっぷり系、夜間は軽め系
このくらいの簡単なイメージを持っておいてください。

5.トランス脂肪酸

トランス脂肪酸とは「食べるプラスチック」とも呼ばれています。
自然界には微量しか存在しない特殊な脂肪酸です。

マーガリン、ショートニング、植物性油脂と表記されている時は高濃度のトランス脂肪酸が含まれていると考えてください。

トランス脂肪酸は細胞膜の変形の原因となり、善玉コレステロールを減少させ、悪玉コレステロールを増加させると言われています。

6.揚げ物など高温調理された食べ物

高温で調理された揚げ物や焼き物には「AGEs(終末糖化産物)」という物質が含まれており、体内の炎症の原因になります。

アンチエイジングの世界では最強の老化促進物質とも言われています。

唐揚げやコロッケ、パンケーキなどのキツネ色系のものは 「AGEs(終末糖化産物)」 という糖化の産物を発生させています。

7.食品添加物

日本は添加物王国などども言われています。
諸外国では使用を禁止されているのに、日本では認可を得ている事がとても多いです。
果糖やトランス脂肪酸などは、その典型です。

8.有害金属をなるべく避ける

現代人は知らず知らずの内に体何に有害金属を取り込み、じわじわと蓄積をしています。

有害金属には「ヒソ、水銀、カドミウム、鉛、アルミニウム、ニッケル」などが挙げられます。

これらは少量ずつだとしても、毎日摂取することで健康被害を生じる可能性があります。

9.過度な飲酒を卒業する

アルコールは大量摂取による発がんが注目されているという報告があります。

飲酒による発がんの原因は「アセトアルデヒド」という有害物質にあります。

このアセトアルデヒドは遺伝子に直接作用して発がん性を促進する働きがあり、活性酸素の生産量を増やして炎症反応を起こしやすくするとも考えられています。

10.煙草を卒業する

食べ物ではありませんが、口に入れる物と言う事で挙げています。

煙草は例え一本でも健康被害が高まることが分かっています。

更に喫煙は骨格筋を損傷することも研究で明らかにされました。
米国の軍人を対象に行った研究によると、
非喫煙者に比べて身体トレーニング中の骨格筋損傷のリスクが男女ともに20~30%上昇することも分かっています。

喫煙の本数や頻度が高い人ほどそのリスクも増える傾向にあります。

11.ファスティングを習慣化する

ファスティングとは一定の期間食べ物を断つ行為です。
多くは、固形の食べ物を半日~数日間摂取しないことを指します。

食べていない時間を意識的に取ることで、胃腸や肝臓などの消化器系統の修復時間も長くなり、調子が整いやすいと考えられています。

ファスティングは永遠に続けなければいけないという訳では無く、
一定期間ファスティングを行なうだけでも排泄機能を高めたり、老廃物を出しきることができます。

以上が「健康の為に避けるべきもの11選」でした。

中には中々実践するのを難しく感じてしまうものもあったかもしれません。

しかし、初めにも述べたように、いくら体に良いとされるものを摂っていても、上記のようなものを摂っていると健康体は作れません。

最悪の場合、健康どころか不健康になってしまいます。

筋肉、骨、内臓、髪の毛、皮膚などは食べ物や飲み物から成り立っています。

健康の為に何を摂るのか?も大切です。

しかし、それと同等くらいに「何を避けるか?」が大切になります。

いきなり11個全てを実践する事は出来ないと思いますが、1個だけでも構いませんので、是非今日から実践してみてください!

それでは、本日はこの辺りで失礼します。

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